KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

今年はちょっとハッピーバースデー

今年もまた誕生日がやってきて、ついに45歳になってしまいました・・・四捨五入すると遂に50ですし、もう一回四捨五入したら100ですよそんなバカなことを言い続け、人生とっくに折り返し地点を過ぎています・・・

毎回誕生日の際には風邪を引いたりしてロクなことが無いのですが、今年は大統領選挙そっちのけで母の傘寿のお祝いと私の誕生祝いを兼ねて宇奈月温泉に行ってきましたまあ予約がたまたまこの日しか取れなかったので、私の誕生日祝いを便乗させただけなのですが・・・

45歳になっての抱負は、昨年と同様にとにかく子育てを無事乗り切ること娘はまた強烈な「イヤイヤ期」と「ワガママ期」が訪れ、絶対に折れようとしません最近は「鬼が来るよ」と近年のブームに乗ったような脅しの力を借りて、何とか乗り切っていますありがとう、鬼

ともあれ、まだまだ現状に満足することなく日々流されることもなく、更に一段上のおっさんになれるよう頑張って参りますので(?)、皆さんまた応援並びにご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します

選挙前のポジション調整でバリュー株買い戻し

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日経平均は月曜反発。朝方から買い先行で始まると、WTI原油先物が33ドル台まで急落したもののお構いなしにその後もスルスルと買われる動き。重要イベントを控えたポジション調整による買い戻しが入ったと見られました。その後も中国財新の製造業PMIが予想を上回ったことなどから買いに弾みが付いて、先週金曜の急落分をそっくり取り返す動きになりました。

後場はやや戻り待ち売りに押されたものの、13時以降は再度買い気を強める動き。引けにかけてしっかりした展開が続きました。売買代金は2.2兆円台と低調。


投資判断は「中立」。月曜のNYは選挙前のポジション調整から3指数共に堅調。景気敏感株のバリュー株に買い戻しが入る一方、AmazonAppleが売られNASDAQの上昇率は弱めでした。WTI原油は37ドル台を回復し、エネルギーセクターが上昇率トップ。VIX指数は37.2ポイントまで低下。それらを受けた日経平均先物は23410円となっています。

アメリカでは先週VIX指数が6月以来の40ポイント超えになる場面がありましたが、大統領選挙後を見据えてそれだけオプションで保険をかけようという投資家が多い証左です。そして前回6月の時と同様、VIX指数が40を超えた辺りが結果的に良い押し目だった・・・というパターンなのかも知れません。

VIX指数の上昇自体は不気味ですが、基本的には先般示したようにFRBがジャブジャブの資金を提供していて、株が無下に下落し続けるようには思えません(GAFAM辺りはちょっと厳しいかも知れません)。
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-VIX/

注目の大統領選挙に関しては私は投票率が上がれば上がる程バイデン氏に有利になってくると思うので、(フィラデルフィアの暴動などを見ると私には余計にトランプ氏有利と思えるのですが)やっぱりバイデン氏なのかなと思ったりします。

選挙に関しては本当に水ものなので、こればかりは蓋を開けてみるまでわかりません。期日前投票のうち2/3程は民主党側と見られていますが、1/3程は共和党とも言われていますし、アメリカ独特の選挙制度がある以上得票数だけの問題でもありませんから。

ただ大統領選挙という期限付きのイベントが原因ならば、どういう結果になるにせよ、11/4を過ぎれば一定のアク抜け感は出てくるはずです。

トランプ大統領が敗北宣言を出さない、ごねる、などという決まらないリスクは確かにあり、こちらも結果を見てみるまではなんとも言えませんが、それは一旦アク抜けの後に結果を見ながら考えていく段階になると思います。

実体経済は当然良くは無いものの、春先に懸念されていた程は酷くなっておらず、上方修正銘柄が相次いでいます。特にアジア圏でのコロナ再拡大の明確な傾向は見られておらず、中国を筆頭に回復傾向は顕著です。イベントが終われば、ようやく個別の決算を織り込んで行く流れになるでしょう。

日本株のチャート的には200日前が年初に当たり、現値との比較感で200日線の傾きが決まる計算になってきています。ただ日経平均TOPIX共に年初よりも株価水準が下にあるので、日経平均の方はまだマシとしてもTOPIXの方はもう2ヶ月程下落が続く感触があります。

近年1月、4月、7月、10月末の四半期毎に株価が一旦凹みやすい傾向があります。実際チャートを見てもらえばわかりますが、直近では7/28~7/31まで高安で日経平均は1000円下がりました。その前の4月は4/30~5/7まで同じく1000円下がり、更に前の1/24~2/3までも1000円下がり・・・というパターン。前年は10月こそあまり下がりませんでしたが、7月、4月は急落。

これにはハッキリとした理由があります。ズバリこのタイミングで決算があるからです。特に月末は主要企業の決算が増えるので、一旦は警戒感が上値を押さえるようです。それに合わせて機関投資家のポジション変更なども重なって振れやすいのでしょう。

ですから今回もそのパターンと考えると、まず1000円安は覚悟すべきで、決算が出始める直前10/23の高値23587円から1000円下がる22600円辺りまではまず覚悟しておく必要があるのではないかと見ています。

しかし、毎回これを抜けるとその後は一定の戻りがあります。他方、今回は大統領選挙など様々なイベントがありますから、1000円安で済まない可能性も見ておく必要は当然あります。ただ本日の底堅さなどを見る限り、少なくともバリュー株が主体の日本株は下がり辛いとも思います。

特に出てくる決算を見ていると上方修正が相次いでいます。SONY(6758)やファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)など軒並み上方修正ですし、日本の得意とする自動車の各社の9月の世界生産はホンダ(7267)が過去最高となり13ヶ月ぶりの前年同月比プラスにに転じるなど、中国景気回復を背景に復調傾向が鮮明です。

先々週の裁定残高は売り残1.88兆円に対して買い残0.43兆円の差し引き1.4兆円の売り長。前週に比べると280億円だけ減りました。まあ毎週の繰り返しになりますが、引き続き高水準であるのは確かです。

また先々週の投資主体別売買動向では、外国人投資家が現物を26億円の売り越し。先物は742億円の売り越しということで、額は程々ながらもまた売り越しとなりました。


新興市場は「やや買い」。月曜は両指数共に軟調。投資主体別売買動向の中身を見ると東証1部銘柄は現物に関しては160億円分買っているのですが、マザーズを104億円売っているので、先々週のマザーズの崩れを演出したのは外国人投資家という感じです。

逆に個人の信用買いが増えているのは、マザーズを信用買い建てしているということでしょうか。そう考えるとマザーズの需給はちょっと厳しいかも知れません。特に信用買い残2.6兆円は、18年以来の高水準でもあります。
https://www.traders.co.jp/margin/transition/transition.asp


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は堅調で上場来高値更新。金曜の日経新聞一面で「地域間送電網を複線化し、再生エネルギー普及後押し」と報じられました。送電供給網の飽和を理由にインフラファンドの太陽光発電設備などは出力制限を度々要請されていますが、それが解消されるということで益々追い風になっています。


日本KFCHD(9873)は反発。引け後に10月月次を発表。既存店売上高は前年同月比12.2%増ということで、9月に一旦落ち着いたところからまた加速してきました。前年は消費増税があった月ですが、持ち帰りが主体の同社にとっては元々影響が軽微ですから、特に前年のハードルが低かったわけでもありません。素直に好調さを評価しても良いでしょう。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 バドミントン

防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20201026.html


話が入学前まで遡りますが、私が防衛大学校入校を決めてから一枚のハガキが届きました差出人は「防衛大学校バドミントン部」。「防衛大学校に入校したら、是非校友会は我がバドミントン部へ皆でお待ちしています」と。

入学時の履歴書に「得意なスポーツ」を二つ書く欄があり、私はバドミントンと持久走と書いておきました。まあ得意といっても、単に中学時代に3年間バドミントンをやっていただけの話「強いて言えば」得意なのはバドミントンであって、それ以外のスポーツに取り組んだことが無かったからです中学時代には試合にもロクに出ませんでしたし、決して上手ではありません。むしろ下手くそ

ところが、私が住んでいる富山県高岡市と言えば、トナミ運輸(トナミHD(9070)傘下)や三協アルミ(三協立山(5932))のバドミントン部が社会人の強豪今でもバドミントンが盛んで強豪校も多く、知る人ぞ知る地域です。

というわけで「おいおい、高岡でバドミントンが強いヤツが入校してくるぞこれは是非採らなければ」とバドミントン部では大いなる勘違いで色めき立ったそうですそれで青田買いの勧誘ハガキを送ってきたようなのですね。

しかし実際来てみたら「とんでもない大ハズレクジ」だったとは、後日の笑い話そんなにも期待されていたとは当時つゆ知らず私は「勧誘ハガキも貰ったし、とりあえず校友会はバドミントン部で決まりだな。高校は帰宅部だったけど」と思っていました。(つづく)

10月の成績発表

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本日は10月の成績発表です。10月はアメリカ株が中盤から崩れる中で、日本株は前半上がらなかった分、後半はしっかりしていました。たださすがに最後の最後で崩れました。そんな中で私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
121700円→129800円(20営業日保有 上昇率6.7%)

結果的に今月元気だったのはこの銘柄だけでした。バイデン氏再選を見込んだソーラー株の強調や、国内でも菅首相所信表明演説で見せた再生可能エネルギーへの注力から、インフラファンドが軒並みひっそりと買われる動き。恐らく証券各社でインフラファンドを組み込んだ投信の設定が相次いでくると思うので、ちょっとしたバブルになってくると思います。


MTG(7806)
1558円→1479円(20営業日保有 下落率5.1%)

こちらが木曜までは良かったのですが、金曜に急落で月間マイナス。25日線を割り込んでしまいました。同期入社(IPO)のメルカリ(4385)は前四半期から黒字転換し、今1Qも黒字。であれば同社も2四半期連続黒字で来期は通期で黒転&疑義注記解消・・・というシナリオは楽観過ぎるでしょうか。メディア受けする商品を展開する力は確かにあります。


クレステック(7812)
926円→907円(20営業日保有 下落率2.1%)

こちらも今週までは調子が良かったのですが、27日寄りで1万株のクロス取引があってから失速。長期チャート的には3月、7月の安値を結ぶ下値支持線に沿った展開になっており、11月はここをキープできるかどうかの正念場と言えます。


日本KFCHD(9873)
2604円→2487円(20営業日保有 下落率4.5%)

今月も弱い動きが続きました。確かにGo Toイートの開始でケンタッキー率は下がってしまうでしょうし、今までは昔に比べて変化したケンタッキーを第二の手軽なファーストフード店として楽しむ新規需要がありましたが、今はもう慣れ(飽き)が少しずつ出ているのも確かでしょう。ただ他の外食が引き続き苦しむ中で新規出店余地がある稀少なタイプであり、成長余力はあると思います。


サニックス(4651)
245円→245円(20営業日保有 変わらず)

環境関連株ということで少しだけ盛り上がる場面がありましたが、金曜に急落してキレイに行って来い。三角持ち合い上放れが見えたところだっただけに残念でした。こうなったら期待されていない決算できちんと実績を出すしかありませんね。太陽光、廃プラといったテーマ性は、火が付けば一気に行けると思っています。


ホクト(1379)
2230円→2197円(10営業日保有 下落率1.5%)

雪国まいたけ(1375)の再上場や、少しずつ冬が近づいてきて鍋シーズンに入りますが、食品系ポートフォリオが多いのもあって一旦外すことにしました。値動きに妙味が出てきたらまた取り上げる機会があると思います。


はごろもフーズ(2831)
3195円→3125円(20営業日保有 下落率2.2%)

地味に結構盛り上がってきたのですが、やはり今週値を崩してしまいました。引き続きペット需要の増加で、ペットフードという観点からも面白いと思っています。サンマが一時高騰したことなどもあり、安い時に大量に仕入れて缶詰にして保存しておくと需要期を分散できるメリットもあります。


JKHD(9896)
10/19より 799円→777円(10営業日保有 下落率2.8%)

アメリカで住宅建材株が好調なことからポートフォリオ入れ。国内でもコロナ禍によるリフォーム需要、郊外物件需要などが少しずつ現れてきており、好業績なところが目立ちます。中でも同社はM&Aを使って着実に業容を拡大しています。ここからの持ち直しに期待です。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.10(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 10/2終値 23029円→22977円(20営業日 下落率0.2%) △0.01(%/営業日) 
TOPIX  10/2終値 1609  →1579 (20営業日 下落率1.9%) △0.09(%/営業日)

今月はベンチマークに惜敗・・・。29日までは余裕勝ちだったのですが、金曜にMTGサニックスを始めとして小型に売りが出たので沈んでしまいました・・・。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1042.8ポイント
11月の波乱を乗り切って、再度高値更新を目指します。


投資判断は引き続き「中立」としています。また得意の後講釈で最近の相対的な日本株の強さを考えると、そもそも欧米の株安原因であるコロナの拡大や政治を巡る不透明感にほぼ無縁なので、売られる筋合いが無いというところでしょうか。

何より外国人投資家がもう売りに売ってしまっているので、海外の要因に振り回され辛くなっています。ドル円円高基調ではあるものの、大きく円安に振れたり円高に振れたりしないので安定的だったという点があります。

足元ではNT倍率が上昇。14.5倍になり、8月のバブル崩壊後の高値に並ぶ形。ファーストリテイリング(9983)が最高値圏にあることからも、日経平均採用銘柄というより指数寄与度の高い銘柄の強調さと、他の銘柄との温度差が広がりそうです。
https://nikkei225jp.com/data/nt.php

先週末時点の信用倍率は前週の3.08倍→3.03倍と微減。この辺りはもう少し低下して欲しいところです。

個別では中間決算がたくさん出始めましたが、引き続き全体的に上方修正は相次いでいるものの、翌日それを材料に買われたとしても更にその翌日以降に続くかどうかが微妙です。大統領選挙前ですから。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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VIX指数は40ポイント超え

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日経平均は本日続落。前日のNYは欧米でのコロナ再拡大に対する懸念や大統領選挙に対する警戒感が拡がり大幅安。3指数揃って3%超の急落となりました。VIX指数は40.6ポイントとまた台替え。原油を始めとする商品市況も揃って軟化。一方、長期金利は0.77%と安定的で、ドル円は104円台前半で返ってきました。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ最近のパターンで安寄りとなると、その後は次第に下げ幅を縮小。時間外のNYダウ先物が上昇していることで安心感が拡がりました。

昼には日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わったこと、また前引けのTOPIXが△0.48%だったものの、TOPIXの続落が続いていることで日銀ETF買いが入っていると見られることから、一段と下げ幅を縮小する動きになっています。売買代金は13時時点で1.2兆円台と低調。


投資判断は「中立」。足元ではユーロが売られる動きになっています。イギリスとEUの交渉に乖離が大きいということで、ポンドが売られてユーロも引っ張られている感じです。またスペインなどの再ロックダウンも警戒され、ドイツDAXなどは連日3%レベルの下落率になっています。まあこの辺りは相場の本筋ではないので、そんなに懸念する必要は無いと思いますが。

今週のスケジュールとして本日は10月期決算銘柄の権利落ち日で実質11月相場入り。またEUでもECB理事会があります。アメリカでは7-9月期GDP速報値の発表。また決算はAppleFacebookと、重要イベント目白押しです。

30日(金)は月末なので最初の決算集中日。現状421社の決算が予定されています。ユーロ圏の7-9月期GDP速報値の発表。なお、翌31日(土)は月末なので中国でPMIの発表があります。またEUが主張するイギリス離脱協定交渉の期限になります。

先週の日本株は本当に方向感がありませんでした。16日金曜からマイナス、プラスを繰り返し、前日のダウやS&Pのプラスマイナスをなぞっているだけという感じでした。売買代金2兆円割れが続いたことで、方向感が出ないのも致し方無し。

ちなみに前回2兆円割れが続いたのは去年の8月。8/14~ずっと2兆円割れが続き、8月末にギリギリ2兆円回復があったものの、その後3営業日一段と売買代金が細りました。その間実に15営業日2兆円割れとなったのですが、9/5に売買代金2.4兆円水準に回復して大陽線を付けると、3ヶ月続く上昇相場になりました。

ただ当時は空売り比率45%程度の高水準を保ちながら2万円の株価水準をキープして、その後は売り方の我慢の限界を誘って上昇相場になりました。今回は株価水準が高位で、かつ空売り比率も40%程度と近年では落ち着いている方。裁定売り残こそ高水準で悪くは無いのですが、当時ほど需給の状況はよくありません。それでも大統領選挙という重要イベントを通過すれば、少なくともアク抜け感は出そうですけれど。

需給バランスを考えると引き続き上に行きたがっている感じはあります。たださすがに今年最大のイベントを控える前で脳天気に買い上がり続ける投資家は少ないと言えます。

チャート的には200日線が緩やかに下がっていく日柄で、上値を重くしているような印象です。TOPIXに至っては上値に25日線が控えることも大きい感じ。日柄調整は進んでいるので、きっかけ一つで上放れることは可能ですが、そのきっかけが掴めるのは少なくとも来月に入ってからということでしょう。

最近の注目決算では日本電産(6594)は相変わらずの巧みな経営センスで上方修正。またキヤノン(7751)も上方修正するなど、保守的な見通しを修正する動きが相次いでいます。こういった上方修正を本当に評価するには大統領選挙というイベントを通過する必要がありそうです。

いよいよ大統領選挙も来週に迫ってきている中で、マスコミはバイデン勝利一色ですが、株式市場関係者はトランプ勝利の二極化。どっちもバイアスがかかっているので正直わからないですし、雰囲気的に私もトランプ勝利じゃないかと思っているのですが、カギは投票率が握ってくると思います。

卑近な話ですが、私の地元富山で先日知事選挙がありまして、超保守の田舎県でまさかの現職完敗。麻生さんや岸田さんなど、自民党の要人が相次いで応援に来たのでどうせ現職の圧勝だろうと高をくくっていたのですが、超意外な結果になりました。選挙は本当にわからないものです。4年前の知事選は投票率が過去最低の35.3%だったのに対して、今回は保守分裂ということもあって60.7%と関心の高さがありました。それが今回の大逆転劇を招きました。

アメリカの大統領選挙も前回の投票率は55.7%。あれだけ盛り上がっても有権者の約半分しか投票していません。マスコミの報道で「どうせヒラリーが勝つだろう」と考えていた人も多かったのではないでしょうか。それだけトランプ氏が規格外でしたから。実際、得票数ではヒラリー氏の方が上回っていたのですが、アメリカの選挙システム的にはトランプ氏の勝利となりました。

隠れトランプの存在もあって油断できない・・・という声もありますが、4年前と違って今更隠れる必要があるのかとも思います。ともあれ、コロナの影響もあって今回期日前投票が前回の4倍に増えているという報道もあり、投票率は恐らく前回を上回ってくるでしょう。そうなった時にトランプ大統領が4年前より支持を伸ばせるかどうか。

まあ確かに4年前のトランプ氏と比べて今回は様々な実績がありますから、逆にトランプ支持に回った人も一定数居るとは思います。この辺りはアメリカ、特に田舎に住んでも居ないので肌感覚的にはわかりようもありません。ただまたアメリカでは銃が売れているらしいので、今回の選挙どちらが勝っても分断が進みそうですね。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。先週はマザーズの急落が嫌気された形でした。マザーズに関してはどうやら今のところ個人投資家の負けのようですね。外国人が買って吊り上げ、売りを個人投資家が掴まされる。やはり先物市場があるので、仕掛けが入りやすいです。ただ個人的にはまだマザーズ市場が完全に終わったとは思っておらず、年内まだしばらく上は目指せるのではないかと思いますが。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は堅調。昨日もアメリカではソーラー株が強かったように、市場的には環境関連株に買いが入りやすい地合になっています。相場が混乱した時も、インフラファンドの安定性はピカイチ。国策にもなってきており、この辺りはしばらく追い風が続きそうです。


MTG(7806)は反落。昨日大幅高の反動が出ています。ただチャート的には25日前の遅行線と実線の関係に沿っただけの値動きになっているようで、そう考えると目先は緩やかな下落があるかも知れませんが、現在の水準から大きく下押すような感じもありません。その間に本決算の発表を受けて果たして疑義注記が外れるかどうかという当たりも注目点になりそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

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そして次回は10月の成績発表です。お楽しみに!

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枯れざくら~昔の防衛大学校物語 校友会よもやま話

防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20201026.html


防衛大学校には色々な校友会がありますが、これまでに挙げた他、特殊なところでは応援団があります。応援団はまあ早稲田にしろ慶応にしろ、学ラン(制服)で硬派な感じは共通しています。

が、やはり防衛大学校の応援団は一層特殊です。対番などからも「応援団だけはやめろよ」「危険だぞ」「変人の集まりだ」などと色々と警告されます(応援団の方すみません・・・)。昨年の開校祭で見た現在の応援団も、目が「いってる」感じで、やはり十分異様さを感じましたが、その集団に遂に女子学生が入って居たのは皆ビックリしていました時代ですね・・・

後日わかってくることですが、基本的に校友会の上下関係は隊舎の上下関係に比べると全然緩いです。やはり上級生も同じ校友会だと別の仲間意識みたいなものも働いてきます

話が逸れますが県人会というのもあって、活動は年に一回集まるくらいしか無くてほとんど動きが無いのですが、同郷は特に仲間意識が強いですね富山県人会なんて全学年で10人くらいしか居なかったので、仲間意識は特に強いですが、数が少な過ぎるので効果は薄いです・・・他方、福岡県人会は無茶苦茶多かったので、逆に仲間意識が薄かったかも知れません

一方、校友会は自由に選べるわけなので、中には「シバかれないために敢えて○○さんと同じ校友会に入った」とかいう不純な(?)動機もあります同期のG君もそのパターン。つまり応援団の上級生にシバかれないようにするために応援団に入った、と。

G君は元々「こいつ応援団の見込みアリだな」と思われたのもあったでしょう。ある日、部屋に帰るとG君の机の上に突然ケーキが置いてあったのだそうです同部屋に聞いてみたら「応援団の○○さんが「G君、食べて」と置いていった」と。G君はその禁断の果実を食べてしまったがために、応援団への入団が決まりました(もっとも、どうせ断れなかったのでしょうけれど・・・)。

入団すると応援団の練習は過酷です常にグラウンドを黒い独特の衣装(練習着)を纏いながら大声を張り上げつつ走っている印象しかありませんその対価としてシャトレーゼのケーキ1個はあまりにも軽過ぎる・・・というのは、第三者の素直な感想

ある時、私は血を吐きながら鬼のような形相で走っている応援団員を見て「今から人が死に行く瞬間を見ているのではないか」とかなりドキドキしたことがありましたが、一応この人は無事でした単に叫び過ぎて喉が切れてしまっただけのようです(・・・って、十分大ゴト)。(つづく)

↓そんな血の滲むような練習を続ける応援団の勇姿をとくとご覧ください
https://www.youtube.com/watch?v=TqCagjqS-iQ

欧米株大幅安も下値頑強

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日経平均は本日続落。前日のNYは追加経済対策の協議について、ペロシ下院議長とムニューシン財務長官が合意に至らなかったことや、欧州のロックダウンなどによる株安を受けて3指数揃って軟化。VIX指数は32.5ポイントで、一時約7週間ぶりの高値まで上昇。WTI原油価格も38ドル台前半まで落ち込みました。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。一時250円以上下げる場面がありましたが、間も無く下値に買いが入ると下げ渋り。その後もドル円円高方向に進む中で、下げ幅を縮小していきました。後場ドル円が円安方向に向く中で、一旦下げ幅を拡げたものの、13時以降改めて買い戻しの動き。他の韓国や台湾市場同様に小幅な下げに止まっています。売買代金は14時15分時点で1.3兆円台と低調。


投資判断は「中立」。先週はアメリカの株価も全般的に方向感の無い週となりました。日々の市況解説が「追加景気刺激策が決まる」「いや決まらない」の繰り返しで、皆本当は大統領選挙前に決まるはずが無いとわかっているのに、承知の上でそれを材料にし、売り買いしているという具合。

とりあえずFRBのバランスシートを確認すると、10/19時点で遂に最高値更新。引き続きコロナ感染が拡大し、大統領選挙も控え財政政策もままならない不安定な環境下、FRBだけが孤軍奮闘しお金を捲き続けています。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

先週動きがあったのはビットコイン。年初来高値更新となりました。そういったリアルマネーの膨張が仮想通貨の価値を相対的に高めているというのもありますが、直接的な原因としてはPaypalが仮想通貨の取り扱いを開始すると伝わったことで、仮想通貨の普及に弾みが付くという流れになりました。

まあこれは必然的な流れにも思いますし、そうやって勢力が拡大していったら中央銀行などの当局から睨まれるのも必然でしょう。ただ仮想通貨はじわりと力を付けていくのでしょうね。

長期金利も動きがあり、先週一週間で0.75%→0.87%まで急騰する形になりました。民主党が大統領と上下院を制する「トリプルブルー」となった場合、巨額の財政政策を行うことによる財務体質の悪化を見越した形になっています。少なくとも債券市場は民主党の完勝にベッド(賭け)している模様。

一方、ドルインデックスの方は長期金利の上昇とは裏腹に下落が続きました。このところ短期筋のユーロ買いドル売りポジションは少しずつ減っているので、本来はドル買いに向かいやすい流れのはず。にも関わらず10月から逆の動きが続いていて、実需的にドル資産からお金が逃げている格好です。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

つまりアメリカは「債券売り、ドル売り」という非常に厳しい状況になっていて、普通ならば「株売り」も合わせてトリプル安になるべきところです。ただ上述のようなFRBの資金ジャブジャブ策に支えられ、また決算シーズンであることに対する期待感も相まって、株安は阻止できている、という格好。もっとも「債券売り、ドル売り」もFRBの大量資金供給策とは整合性があり、究極的には全てFRBのやったことの結果として動いている形です。

その資金ジャブジャブの影響を受けているのは株以外にも住宅価格。アメリカは中古住宅の市場が大きいところですが、その中古住宅の9月販売件数が年率換算で654万戸と14年ぶりの最高を更新。むしろリーマンショック前よりも活況になっています。勿論価格も上昇しており、コロナで職を失う人、住宅を郊外に買い換える人、といったそれぞれの人生の大きな転機を迎える人が多いことを表しています。

原油に関しては案外40ドル前後をしっかりキープしていますが、じわり下がっている感じはあります。コロナの再拡大が世界的な需要減少に繋がるという見方もありますが、一方で銅やニッケルといった別の商品市況は中国の景気回復やドル安も背景にしっかりしています。原油OPECの減産縮小懸念、更にまた増えてきたアメリカのシェールリグ数が重石になっている感じ。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

冷静に考えてみると、トランプ大統領の再選が株価にはプラスという見方はおかしいようにも思います。というのは、トランプ大統領がどんなに株高を望んでアレコレ画策したとして、議会が民主党で多数派を占めていたら結局実行できませんから。

ただトランプ大統領は立候補前に元々は民主党に寄付していた経緯がある通り、大きな政府を志向しているので、巨額財政政策は受け入れられやすい土壌があるのも確かです。

あと、最近のアメリカの報道では、期日前投票が随分と進んでいて直近で6,000万人が投票を済ませているのだとか。これは16年に投票した有権者数(投票率55.3%)の4割に当たるそうで、今後も増えることを考えると、結構早めに決着が付く可能性もありそうですね。それは株式市場にとってはプラスと言えます。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/10/6000-5.php


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に堅調。ここまで先んじて売られて来た新興株に、ひとまず一服の買い戻しが入っています。メルカリ(4385)が強く、やはり先物の値動きを動かすために使われた面もあるのかも知れません。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は反発。昨日はこの銘柄にしては大きめの陰線を付け、一相場終わった雰囲気がありました。本日この調子で終われば高値圏で「陰の陽はらみ」足になり、トレンドの転換を示唆するかも知れません。ただ菅政権の所信表明における環境面での脱炭素を強調。ESG投資の要として注目度合いが益々高まりやすい地合です。


クレステック(7812)は反落。ただ朝方は謎の1万株超のクロス取引があり、この地合の中で1000円に接近する場面がありましたが間も無く失速。ただ長期的には3月、8月、10月安値を結ぶ下値支持線を割らずに切り返しの動きになったので、ひとまず1000円超えは実現できそうです。その後は決算の出来次第でしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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