KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

さらば遠き日 その3

友人との思い出話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210115.html


彼は普通の会社勤めが性に合わず、何か自分の道は無いかと模索していたところ、たまたま地元姫路のカルチャースクールで陶芸に出会い、それにどっぷりとハマってしまったのだとか。そのうち趣味が高じ、とあるコンテストで最優秀賞を受賞し、賞金100万円を獲得。以来、本格的に陶芸で食べて行こうと会社を辞めて自分の工房も作りました。バイトしながら陶芸に励む充実した毎日。

たまたま私の住んでいる富山県高岡市が工芸都市として毎年クラフト展を実施していました。これもまたたまたま、彼が見つけて応募してみたら入選したのだとか。そのクラフト展に出展した縁もあり、高岡の工芸品を展示するスペースなどに彼の作品を毎年置いていたので、毎年秋には高岡にやってきて、その都度顔を合わせ一緒にご飯を食べていました。本当に数奇な縁でした。

ところが一昨年は連絡も無く。私も子育てでバタバタしていたので音信不通の状況になっていました。彼も彼で忙しかったようです。ただ私のブログの熱心な読者の一人だったので、私のことは日々把握してくれていたようです。

そして昨年、彼は身体の異変を感じたそうです。背中がとにかく痛いとのこと。元々陶芸という職業病もあって、こんなものかと思って過ごしていたそうなのですが、いよいよ我慢できなくなり。コロナが流行り始めた間の悪いタイミングでもありましたが、6月に病院で精密検査を受けてみたそうです。

元々病院嫌いで、ほとんど病院に行っていなかったそうですが、遂に決断した検査で出た結果は「胃がんです。しかも末期的でもう手遅れです」ということでした。(つづく)

日銀ETF買い封じられ後場じり安

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
<a href="http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html">http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
<a href="http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html">http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続落。NYタイムズ東京オリンピック中止の可能性を報じたこともあり朝方から売り先行で始まったものの、寄り付き後間もなく売り一巡感を出して下げ渋りました。ただ10時に買いが一巡すると、その後はじり安の展開に。11時に中国のGDPが発表され予想を上回った着地になり中国株は買われたものの、その他アジア株は売られる形。

前引けのTOPIXが△0.49%だったことで後場は日銀ETF買いが絶妙に封じられると、改めて売り直される動き。売買代金は14時時点で1.4兆円台と低調。


投資判断は「やや買い」。トランプ大統領の煽動によりアメリカの議事堂が米英戦争以来の襲撃という珍事(?)がありましたが、株式市場は全く意に介さず。アメリカは良くも悪くも寛大です。

そんなドタバタの中で無視できないのは12月のFOMC議事録。 FRBは昨年6月以降、月に800億ドルの国債と400億ドルのMBSを購入していますが、それが今回の12月FOMCでは雇用とインフレの目標に向けて「大幅なさらなる進展があるまで」買い入れを継続すると確約しました。ここまで踏み込んだのであれば、多少単月の雇用統計が良かったとしてもしばらく緩和は維持され続けるということです。

個人的には月初にISM製造業景況感指数が60を超えてきたことに驚きでした。実は色々あれが危ないこれが危ないと言っているうちに、イギリスとEUの通商交渉は合意するわ、商品市況や原油は上昇が続くわ、ビットコインも買われるわ、そしてアメリカの景気が回復基調を示すわで、年末年始むしろ良いニュースが相次いだ印象です。

ISM製造業景況感指数に関しては、先日ウォールストリートジャーナルを見ると「今回のコロナで打撃を大きく受けたのはサービス(非製造業)の方だから、製造業が良くても反応が限定的なのはやむなし。また将来性に関しても、コロナが収まっても今更耐久財は買わず、抑圧されていたコト消費に向かう」ということ。一つなるほどとは思いました。
<a href="https://jp.wsj.com/articles/SB12338418453830313752104587204171872710732" >https://jp.wsj.com/articles/SB12338418453830313752104587204171872710732

一方でこれまで好調だった中国が減速気味。財新の非製造業PMIも予想を下回る着地になっていて、コロナ再拡大が世界的なサービス業のマイナス材料になるのは間違い無さそうです。

日本は緊急事態宣言が出ても株価が上がっていますが、そもそも初めて緊急事態宣言が出された4月は、当時の安倍首相が意向を固めた4/6~グングン株価が上がっていきました。結局、警戒感が上値を押さえ、そしてイベントを通過するとその上値を押さえて抑圧されていた分、余計に爆発力が大きくなるという流れだと思います。大統領選挙なんかも正にそのパターンですね。

ただアノマリー的には年初から3連敗となると、年間騰落率は戦後で2勝4敗とのこと。直近では16年に6連敗スタートというものがありますが、実は16年は後半盛り返してV字回復。結局年間ではプラスで終わりました。まあサンプル数が少ないので、この辺りは当たるも八卦当たらぬも八卦ですね。TOPIXは3連敗していませんし。

日銀ETF買いに関しては、一回当たりの買い付け額が減額。既に運用方法が再検討されるという話は出ていたのですが、結局国債同様「年間の買い付け枠は維持するけれど、実際の買い付け額は減らしていく」というステルステーパリングが行われる形になりました。個人的には最早こうする他無いように思いますし、株価水準も高いのでそれで十分とも思いますが。

ビットコインの上昇に関しては資金量に関する理屈以外にも、指数の算出やビットコインETFの上場が見込まれていること、各機関投資家による組み入れなどといった環境の変化も後押ししています。リップルのように運営主体がハッキリしている仮想通貨は政府当局などが運営主体に対して横やりを入れやすく、規制や罰則などが重石になる可能性があります。

対してビットコインのように既に時価総額が巨大になった金融商品に関しては、残存者メリットも加わって一層力を強めていきそうです。勿論ビットコインといえど、取引所に対する規制や税制などといった形で各国政府は介入することができますし、各国中央銀行にとっては大きすぎる目の上のたんこぶ。今後も掣肘の動きは出てくるでしょう。

ただどんなに各国が規制したところで、どこかの国で規制が入らなかったら、そこで取引されてしまい、それが為替を通じて自国通貨に転換されることになりますから意味がありません。

ですから仮想通貨の肥大は止められませんし、これが今後中央銀行による緩和策が効かなくなる大きな阻害要因になる、それによって経済が混乱する可能性もあると思います。今はまだユニコーン企業くらいの力だとしても、今後GAFAM並の力に羽ばたく可能性は十分秘めています。既に金から退避資金需要を集める座を奪いつつあり、この分野は注目しておくべきでしょう。

原油に関しては、昨年WTI原油が一時マイナスを記録するという大事件がありました。コロナによる需要減に加え、世界的な環境に注力する動きは大きな逆風です。とはいえ未だに色々な素材に化けますし、無くてはならない存在であるのも事実です。そもそも未だに石炭なども使われているわけですから、原油が必要無くなる世界なんて私が生きている時代に実現するのかどうか。

ともあれ需要が減るのは確かなのに今の原油価格が維持されているのは、ドル安に支えられている面もあります。となると、この商品の転換点もやはり1月下旬くらいにあるのかも知れません。

余談として、個人的にはジャック・マー氏の消息が心配です。まあさすがに「消される」ということは無いと思いますが、やはり中国ではITも徹底的に支配下に置くんですね。このIT企業に対する圧力がブラックスワンに発展しないかどうか。まあ明日・明後日にどうこういう話では無いのですが。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に堅調。マザーズは<b>Sansan(4443)</b>が引き続き強い他、ラクス(3923)やJMDC(4483)といったここまで弱かった時価総額上位銘柄に買いが入り指数を牽引しています。東証1部が弱い時に代替で新興市場が上がる好循環で、相場の環境は悪くありません。


ポートフォリオ銘柄】

<b><font color="#FE0000">サニックス(4651)</font></b>は続伸。プラスチック資源循環促進法案の概要が判明と伝わったことで、朝方から買い気配スタート。その後もマイ転することなく、強い動きを見せています。以前であれば高値で出来高を伴った陰線→力無く下落パターンでしたが、やはり各移動平均線が上昇していることから、需給が良いと見られます。


<b><font color="#FE0000">エネクス・インフラ投資法人(9286)</font></b>は小動き。金曜は日本再生可能エネルギーインフラ投資法人(9283)がPOを発表。ここは元々意欲的な資産拡大策を採っているのでしょっちゅうPOを実施しているのですが、またインフラファンド市場全体の時価総額が拡大します。その中でもエネクスは今や時価総額最大のインフラファンド。投信設定などの際には最も資金が流入しやすい状況です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
<a href="http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html" >http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

さらば遠き日 その2

友人との思い出話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210115.html

半年くらいした頃。当時なんばグランド花月の向かいに「BASEよしもと」という若手芸人の劇場があり、たまたまそこに入って無名芸人のゴングショーを観覧していました。そこで私は「えぇっ」とビックリ。なんと何組目かの新人の中に、彼が突然登場。彼はいつの間にか大阪に戻ってきて、また芸人として再活動していたようなのです。

なら連絡くれれば良かったのに・・・と思いましたが、本人はやはり恥ずかしかったのでしょう。つい半年前に上京するといって出て行ったのに、半年もしない間に戻ってきて(3ヶ月も経たずに帰ってきたそうです)、そしてまた芸人を目指して頑張る。そりゃ確かに言い辛いでしょうね

そう思いましたが、私は彼の携帯番号を知っていたので、後で「今日たまたま見たよ」というと「あ、見てたんや」と気恥ずかしそうに応じました。確か当時はそれきり会うこともなかったと思います。

それから5年ほど経過し、私が東京の証券会社で働いていた時に、彼から久しぶりに電話をもらいました。「もう芸人は完全に諦めて、普通の会社に就職した。その会社の上場記念パーティで東京に来たんだけど会えない?」と。というわけで上野公園で待ち合わせをして、久しぶりにどこかで飲んだ記憶があります。

更にそこから数年が経過し、私は父が倒れたことなどもあり富山に戻ってきました。するとまた久しぶりに彼から電話がありました。「今は会社も辞めて陶芸を始めたんよ。まだそれだけで食ってはいけないけど、本当に面白い。今まで色々なことに手を出してはすぐ諦めてきたけれど(歳の数だけバイト経験があるのが彼の自慢でした)、ようやく自分の天職を見つけた」と嬉しそうに語っていました。(つづく)

6営業日ぶりの下落に

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は金曜反落。前日のNYは新規失業保険申請件数の増加を嫌気し軟化。一方、バイデン政権による追加景気刺激策に対する期待感から中小型株指数のラッセル2000は2%の上昇。パウエルFRB議長が利上げに関して「今すぐは無い」と発言したことも安心感に繋がりました。半導体株指数のSOX指数も2%超の上昇。原油の上昇を受けてエネルギー関連株も上昇しました。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買い先行で始まったものの、日本時間の9時15分に発表される追加景気刺激策に対して警戒感が拡がり、アメリカ株先物の下落に合わせて日本株も売りに押される展開に。前日の決算を受けたファーストリテイリング(9983)の下落も足を引っ張りました。後場は日銀ETF買いが入るものの下げ止まらず。安値圏での引けとなりました。売買代金は2.8兆円台と活況。


投資判断は「やや買い」。金曜のNYは追加景気刺激策が公表されたことで出尽くし感が拡がる流れ。書き入れ時となる12月小売売上高も予想を下回る前月比0.7%減と低調。JPモルガンやシティといったところの決算が出て予想を上回る数字となったものの、総じて売られる展開になりました。ただ引けには下げ渋りの動きも出て、日経平均先物は28370円となっています。

今週も強い動きが続きました。相場が反転するとすれば、地政学リスクや他のブラックスワンなど、突発的に想像を超えるものがいつ出てくるかだと思います。ただ一般的に地政学リスクでトレンドが変わった例は無いので、後者の方が心配です。個人的には先般より指摘しているGAFAMに対する各国の規制がブラックスワンの素地があるとは思っています。この辺りの成り行きはよくよくしっかりと見ておく必要がありそうです。

国内の株式的な最近の話題としては来年4月のプライム市場創設ですが、これはまだ先の話なので、意識するにしても今年後半くらいからで良さそうです。その間基準となる時価総額なんていくらでも変動しようがありますからね。ただ持ち合い解消売りというのが少しずつ増えそうですし、それに合わせてTOBMBOという動きもやはり多そうです。そういう意味では個別単位では全く無関心ではいられないケースも多そうです。

1月に昨年高値、つまり12/29に付けた高値を上回ってくると、春(4月頃)まで強いというアノマリーがあります。

一方、アノマリーついでに言うと大発会は大幅安した方が年間では上昇しやすい傾向にあり、逆に上昇した年は下がりやすいというものがあります。実際、450円以上下がった18年、19年の日経平均はプラス。90年以降大発会上昇した19回での年間騰落は9勝10敗で、うち3%以上上昇した4回は全敗。まあ3%以上上昇というところまでは心配しなくて良いでしょうけれど、年初に売り買いし尽くしてしまう傾向があるのかも知れませんね。

アメリカの長期金利につきましては現段階で1%台に乗せています。これがバイデン氏就任後の1月下旬辺りからどう変化するかを見ておきたいですが、基本的には1.5%水準に来るまでは危険視されないと思いますから、今の段階で余計な心配をする必要は無さそうです。ただ上昇スピードが急ピッチ過ぎると警戒感が高まりますから、その金利上昇の原因と合わせてその時にまた色々と検証する必要はあるでしょう。

その金利の裏側にあるのがドルですが、ドルインデックスは昨年コロナで一時「有事のドル買い」により100ポイントを上回った後に、その反動もありグングン下がり続けています。足元ではEUとイギリスの土壇場での貿易協定合意もあって、更にユーロが強くなる流れになって18年以来の低水準に。やはりバイデン氏就任後の1月下旬辺りに何か転換点として起こるか見ておきたいところです。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

VIX指数に関しては恒常的に20ポイントを上回る水準が続いています。以前であれば20ポイント以上が警戒域でしたが、トランプ大統領の気まぐれツィートからもわかる通り、今や何があっても不思議で無いご時世ですからオプションでリスクヘッジしようとする投資家が増えてきて、水準が高くなったと考えられます(VIX指数はオプション価格によって算出されるため)。
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-VIX/

それでニューノーマルの時代としては20~40ポイントの水準での推移が続きそうです。こちらは金利と違って急変動しますから、毎日チェックしておくべきだろうと思います。ただ恐らくは当面40ポイントを大きく超えることなく、昨年4月頃~の三角持ち合い、あるいはボックス圏を形成するでしょう。VIX指数も先物市場があるので、チャートに従いやすいのが実情です。

そう考えると、昨年のコロナ時に80ポイント超という歴史的な天井を付けました。チャートで高値で天井を付けたということは、ひとまずそこが一定の抵抗力に意識されるので、簡単には抜けない節目になります。そうなると仕掛ける筋も無理できないので、ある程度投資家の層が入れ替わるような期間を経るまではガンガンいかないと見られます。

その「ある程度投資家の層が入れ替わった」のがビットコインでもあります。ビットコインは17年12月に付けた最高値を約3年かけてほぐし、年末年始も続急騰。今や当時を遙かに上回る水準になっています。ザックリとした理屈で言えば、FRBのバランスシートが当時の約1.7倍になりましたから、ビットコインの高値も当時の1.7倍になる3.4万ドルとなったことは不思議でもありません。
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_USDT


新興市場は「やや買い」。金曜は高安マチマチ。マザーズSansan(4443)が決算や東証1部昇格を材料にストップ高となり、メルカリ(4385)も前日の大幅安の反動で買われたことなどから指数は上昇となりました。東証1部が弱い時に代替で新興市場が上がる好循環で、相場の環境は悪くありません。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は大幅続伸。引き続きSMBC日興による新規「1」効果が継続した形。1300円を回復し、下値を支える25日線も上昇に転じてくれました。何よりここまで出来高が少なかったのが急増してきている点がポイントで、昨年8月の急騰時から増えた信用買い残の戻り売りをこなしながら上昇していけそうです。


サニックス(4651)は反発。15日の夜間にプラスチック資源循環促進法案の概要が判明と伝わったことで、PTSでは買われる動きに。350円まで上昇する場面がありました。次々と材料が投下される動きになっており、元々仕手性が強く値動きが軽いことから、一段と勢いが付きそうな感じがします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

さらば遠き日 その1

昨年のクリスマスは、私も普通に過ごしていました。一応3歳の娘が居ますので、子供が居る家庭の標準的なパターンで、サンタさんから枕元にプレゼントが届いたり。

その日に友人が亡くなったというのは、妹さんから2日後に届いたメールで知らされました。私は「あぁ、遂にか」と思うと同時に、自分自身心の準備が案外出来ていなかったのだと気付かれて、少し動揺しました。


昨年6月、突然電話がかかってきて「末期の胃がん」だと知らされました。彼は陶芸家として数々の賞を受賞し、あの東儀秀樹さんにも気に入られたり、皇族の方も彼の作品を鑑賞にお見えになるなど、大きく足跡を残しました。

彼と私は20代の頃、大阪で出会いました。偶然同じ通天閣の傍にあるマンションに住んでいたのが縁。玄関先に灰皿があり、そこで管理人のおばちゃんと彼が話ながらタバコを吸っていたところに私が帰ってきました。大阪のおばちゃんらしく「おう、あんたとよく似た子おるねん」と彼を紹介してくれたのがきっかけでした。

まあ似ているのは年齢だけで、性格も外見もまるで違うのですが、おばちゃん特有の感性で大抵の若者は「似ている」と見えたのでしょう。彼は私より一つ年下でしたが、私より一年早くからマンションに住んでいたということで、最初は何となく体育会系のノリで敬語で話していました。ただそのうち「タメ口でええよ」と言われ、普通に話すようになりました。

姫路出身の彼は当時芸人を目指し、そのマンションで独り暮らしをしていました。吉本の養成所であるNSCに在籍して、現在まあまあ名前の知られた芸人(舌禍で炎上した某コンビの一人)と組んでいたこともあったとか。ネタ合わせを彼の実家でしていた当時の写真も見せてもらいました。

ただ最終的に彼は自分の限界を知り、夢を諦めて上京。夢を諦めて上京・・・というのも何か不思議な感じですが、とにかく彼と私が同じマンションに住んでいたのは1年間だけでした。彼は東京で新聞配達をしながら、また何か別の夢を追いかけていたようです。(つづく)

日経平均29000円寸止め!

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続伸。前日のNYは追加景気刺激策に対する期待感から総じてしっかり。30年債入札が好調だったことで長期金利は1.09%まで低下し、不動産株などが買われました。VIX指数も22.2ポイントに低下。

それらを受けた日経平均は朝方こそマイナススタートだったものの、すぐに切り返すとそのままグイグイ買われ年初来高値を更新していきました。バイデン次期大統領による追加景気刺激策が市場予想の1兆ドル規模→2兆ドル規模になるとCNNが報道したことで、アメリカ株の先物が買われ、それに追随する形に。アメリカの長期金利も1.11%まで上昇しました。ドル円も円安方向に。

後場も一段高となり29000円に接近する場面がありましたが、14時から突然半導体関連株中心に売られる動きに。上げ幅を急速に縮めましたが、TOPIXが前日終値まで売り込まれると引けにかけてはやや戻しました。売買代金は3.2兆円台と活況。


投資判断は「やや買い」。株高が続きます。昨年のコロナショックを通じて思ったのは、やはり株価は資本主義が続く限り永遠に上がり続けるんだなということ。去年あれだけ世界規模で経済を止めて尚上がるのですから、今後大概のことが起こったとしても下がる理由を探す方が難しいとも言えます。

人道的に目の前の命を救うのが最優先になるのは当然です。選挙で為政者が選ばれるのですから、まず選挙が行われる時の経済環境が投票行動に影響を与えます。

特に日本の場合はそうですが、先進国は少子高齢化傾向ですから、有権者の属性を考えるとぶっちゃけ何十年も先の未来のことを考えて政策が決まるはずがありません。20代~40代くらいの一般的な子育て世代であったとしても、子供が居ない家庭が増えているのですから、せいぜい目先10年くらいの視野になりがちです。

ですから今年の日経1面の記事にもなりましたけれど菅政権が「脱炭素社会を目指す。2050年までにCO2排出0を目指す」と30年も先のことを言われても、皆「はぁ?」というのが正直な感想だろうと思います。

今回の場合は特に法律に明記するということで菅政権後も強制力を持たせようとしていますが、消費増税も明記されたのに延び延びになりましたから、基本的には意味は無いでしょう(ただ私は良いことだと思いますし、株価的にも産業的にもテーマになるとは思っています)。

言い方は悪いですが「今が良ければそれで良い」という流れが出来ています。MMT理論というもので武装され、お金をばらまくことで不景気から脱しようとします(というよりそれ以外の方法が取り辛い)。不景気を脱するためには、打撃を受けた産業に限定することなく、幅広く平等にお金をばらまく必要があります。

そうすると、全然打撃を受けていない業界や人は金余りになり「余ったお金を投資に回すか」と考えるのはごく自然な成り行きです。

それを各国で一緒にやっているので今のところ上手くいっています。この「今のところ」は恐らく今年や来年で終わるような話ではなくて、通貨で物や他の通貨と交換できる仕組みがある以上、ずっとずっと続くのだろうと思います。

物事の進化のスピードは早いものの、未だに人間は紙と鉛筆を使いますし、人間自身が簡単に変化できない以上、本質的に今の仕組みが0になるということは無いでしょう。であれば少なくとも私が生きている間くらい、あと30年や40年は続きそうです。

まあそこまで100%の未来を見通していたわけではないのですが、私は10年以上前にブログ開始当初から「日経平均はいずれ最高値を更新して4万円にもなる」と繰り返してきました。

それが確信に変わって説得力も持ち始めたのは13年に長期上値抵抗線を上回ってからなのですが、アメリカ株はずっとずっと高値追いを続けていますし、日経500種平均や配当込みで見た日経平均などは既に最高値を更新しています。今や万人から笑われる話ではありません。

ですから大筋として、株価はずっと上がり続けると思っています。これは一貫して変更がありません。ただ勿論紆余曲折ありますし、株価は波ですから下がる時は十分あります。4万円突破には時間がかかってしまうかも知れません。

が、時間さえかければ成立するでしょう。また個別では上がり続けるものがある反面、底辺を這うものがあります。昨年はその二極化がより鮮明になった年だとも言えます。

それが超長期的な視野であり、私が皆様に提示していかないといけないのはせいぜい短期、あるいは明日の見通しといった超短期なものになります。太い年足を虫眼鏡で見て、更に電子顕微鏡でミクロの単位までの足を分析して・・・というお仕事をさせていただいておりまして、その辺りにまずはご期待いただいているものと思っています。

というわけでその短期の話として、上がり過ぎの調整はあってもおかしくはないのですが、トレンドを変える程の大きな下落はしばらく起こりえないという認識です。まあトレンドを変える程の大きな下落というのは一般的に高値から20%の調整ですが、20%も下落すると今や5000円超の下落になります。

私の中では24000円までの下落はあり得るとは思っているので3500円レベルの下落まで。「それでも十分大きいだろう」と言われると、その辺りは人それぞれの感覚です。

逆にトレンドが変わるのはどのタイミングかというと、今の株価が中央銀行の緩和姿勢によって成り立っていると考えているのですから、その姿勢の変化にあるというのが筋の通った回答になるでしょう。それがいつになるかというと、今のところ年前半は大丈夫そうですし、少なくとも足元でコロナ再拡大が起きているうちは、心配する必要性は無さそうです。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。引き続き東証1部の大型株に資金が取られた形になりました。マザーズ終値ベースで今年の安値に。個人投資家が今の相場について行けていない証左にもなっている感じですが、ここから盛り返していく流れに期待です。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は大幅反発。不祥事後初の証券会社によるレポートが出され、SMBC日興が新規に「1」と買い推奨。目標株価1500円というところに反応して朝方から買い気配スタートとなりました。ただこの銘柄の悪いクセで買いが続かず陰線に。下値を支える25日線が上昇してくれないと不安ですが、何とか踏ん張って欲しいところです。

サニックス(4651)は続落。最近話題になっているのは卸電力取引所(JEPX)の高騰。従来石炭火力を利用してきた中国がオーストラリアとの対立により石炭輸入を止めたことで代替品のLNGを使い始めたことによりLNG価格が高騰しており、日本国内の火力発電の価格が上昇したという流れです。

同社はそのJEPXに売電で参加しており、それが業績押し上げ期待感に繋がっている形で一昨日急騰となりました。その反動が出ている形ですが、完全に長期チャートも上昇トレンド転換してきたので、このまま少なくとも決算まではトレンドが変わることが無さそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 アカクラゲ

防衛大学校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20201220.html

「白クラゲ」は雑魚なので良いのですが、一方シャレにならないのが「赤クラゲ」。こちらは大ボス的な存在で、一匹見かけただけでちょっとパニックになる程です正式名称はそのまま「アカクラゲ」ですが、文字通り赤いです。そして足が長く、その分触られたらダメージが大きいですミミズ腫れが出来ます

私は赤クラゲに何度も遭遇したものの、幸い一度も刺されたことはありませんが、刺された人の背中に真っ赤な線が入っているのを見てゾッとしましたこれは怖い攻略法なんてありません。見かけたらただ回避あるのみですから見かけたら後続に「赤注意」などと教えてあげるのが同期の絆です

↓こんなヤツです
https://grapee.jp/839111

というわけで、今でも水族館とかでクラゲを見るのが嫌「癒やされる~」とかいう人がいますけど、とんでもない自力で泳げずただ海に浮かんで海流に流されるだけのクラゲもいるのですが、一体何のために生まれ、そして漂っているのか・・・

アカクラゲに刺されると、最悪途中棄権というケースもあり、本当に厄介な地雷です他にも足をつってしまったりして途中棄権する人も数人居ますが、基本はほとんどが完泳します

泳いでいる最中はとにかく「無心」。しゃべる相手もいませんから、頭の中を好きな音楽をグルグル回したりしています自分の世界に没頭できるので、案外ヒマではありません

無事8km完泳して浜辺に帰って来ると、暖かい拍手と温かい「飴湯」が振る舞われて身体を温めます全般的にしょっぱい口の中に飴湯の甘みが優しく拡がりますなお泳ぎ終わったあとは、海パンが股間に食い込んだような感じになって股が痛かった記憶がありますまあ何時間も足で水をかいていると、途中で位置を直したりもしますけれど、どうしても食い込みます(私だけ?)。

完泳したら、やっと防衛大学校に入って一つ成し遂げた感はありますね8km泳いだという武勇伝を持って、無事夏休みに故郷に錦を飾れます繰り返しますが、本当はそんなに大したことはないんですけどね他に地元の友人に語れる自身の成長は、掃除や裁縫、アイロン掛けが上手くなったとか、それくらいしかないので・・・

(※一旦防衛大学校物語はお休みします)