KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 射撃予行

また間が空いて遅れてしまいましたが、新入生の皆様ご入校おめでとうございます今頃どんな毎日を過ごされているでしょうか。嫌なことがあった時は、このブログを読んで「あるある」と思っていただければ幸いですそんな防衛大学校話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210317.html


そしていよいよ小銃での射撃訓練が開始されます順序としてはまずは空砲で予行演習を行います。姿勢や照準の合わせ方など実弾射撃の本番に向けて練習し、翌日いよいよ実弾での本番となります。

ただ空砲といっても侮ってはいけません。空砲の風圧も相当なもので、万一銃口付近に指を置こうものならば、指が吹き飛ぶと言われていますですから当然助教は最大限に厳しいいわゆる「鬼軍曹」となり、自動車教習所なんかよりも100倍厳しいです(当たり前)一挙手一投足に厳しい目が向けられ、少しでも間違おうものならば怒号が飛んで来ます

(以下、もう四半世紀前の体験なので正確ではないと思いますが、記憶を頼りに。)
射撃の態勢に入るには、まず直立不動で立った状態から小銃を腰の高さにまで引き上げ、そして身体をかがめて左肘から地面について伏せます。そして小銃の二脚を立てて銃を固定。照準を立ち上げて右肩に銃床を乗せ、頬を小銃の横に合わせると、照準から的まで一直線になるように視線を合わせます。足はハの字型に開いて地面にベッタリと張り付き、安全装置をゆっくりと解除・・・

そして諸々の準備が整い照準を的の中心に合わせると引き金を引きます。すると「ドン」という鈍くて大きな音と共に、右肩に強い反動が加わります空砲でも十分な音と反動の衝撃です。

その際、硝煙の臭いと共に薬莢が小銃から飛び出しますが、バディ(相方)が決められていて、一人は小型の柄の短い虫取り網のようなもので、どこか遠くに飛んでいかないように射出部分を抑えてキャッチします。薬莢が出た直後を素手で触ろうものならば、熱くて火傷してしまいます

二発目からは薬莢同士が網の中でぶつかる「チャリン」という音も加わります。無論、実戦の際にはこのような配慮は必要ありませんが、この薬莢も紛失してしまうと大問題です

一通り空砲を撃ち終わると、伏せた時の逆手順で立ち上がります。一つ一つの動作を確認しながら、重要な動作は大声で確認。慌てて間違うのが最大の御法度です

順序を一つでも間違えたり、姿勢が悪かったりすると、助教から容赦無い「蹴り」が飛びます私は3回蹴られた思い出がありますしかし実際問題、装填されている銃を持っている相手を蹴る助教の方が、なかなか勇気が要るのではないかと思うのですが・・・(また間が空くと思いますが、つづく)

3月の成績発表

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

また少しお休みをいただきましたが、本日は3月の成績発表です。3月はグロース株売りバリュー株買いが鮮明となり、日経平均の上値は重くなったもののTOPIXが高値を取ってきた月でした。そんな中私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!(なお評価は例月通り、3月末を含む週の金曜、つまり4/2の終値で行っています)


【買い銘柄】

MTG(7806)
1499円→1625円(25営業日保有 上昇率8.4%)

2月ストップ高後の需給悪化により下値模索の動きが続いていましたが、日興の目標株価2000円に引き上げなども支援材料に、買い戻しが出て復調。何とか75日線を割らずに戻れました。ただ好業績はほぼ確信できるとしても、既にだいぶ上方修正期待感が高まっているので、実際に上方修正が出た際に出尽くしに繋がらないか警戒する必要はあります。


クレステック(7812)
948円→1108円(25営業日保有 上昇率16.9%)

今月ようやく大底反転の動き。何故こんなにも強いのか不明でしたが、新四季報での「中国でのジェネリック向け絶好調」という辺りに解を見出せました。四季報で絶好調という単語は検索で重視する人も居るので、目にとまったようです。ここは知名度も低いので、実際に上方修正でも出たらもう一段上放れる可能性は高そうです。


日本KFCHD(9873)
2858円→2932円(25営業日保有 上昇率2.6%)

相変わらず月次絶好調。特にここの3月月次は昨年も前年比プラスだったところで、今年もプラスなわけですから、普通に伸びているという形です。すっかり持ち帰りの選択肢としてケンタッキーが定着した感。そろそろ昨年から続く長期三角持ち合い上放れの動きが出ても良いと思うのですが。


はごろもフーズ(2831)
3175円→3175円(25営業日保有 変わらず)

権利取りで少し買われたものの、結果的には2月もヨコヨコでした。権利落ち後の売りがもう少し出そうですが、東証1部が無くなる前の駆け込み指定替え期待感も残ります。


アニコムHD(8715)
1019円→1014円(25営業日保有 下落率0.5%)

相変わらずこ弱い動きが続いて底辺を這っています。金利上昇局面で保険株が強い中、1000円での下値堅めがせいぜい。うーん、特に悪い点は見当たらないのですが。強いて言えば浮動株比率が低いので、このままだとプライム市場に入れるのかどうかという辺りでしょうか。


ネクス・インフラ投資法人(9286)
89400円→93300円(25営業日保有 上昇率4.4%)

3月期末に向けてREITやインフラファンドが買われる動きになりました。期末を過ぎるとまた反動が出るか・・・とも思いましたが、足元でも強い動きが継続中。長期金利の一服感が下支えになっているような感じです。いずれにせよ市場規模が拡大していることで、色々な機関投資家やファンドへの組み入れが期待されます。


【売り】
M&ACP(6080)
4715円→5520円(25営業日保有 上昇率14.6%)

警戒されていたM&A仲介の買い手・売り手双方から仲介手数料を取る手法への規制に対し、中小企業庁から3/15に出てきた話では、特に明確な規制なども打ち出されず、安心感からの買い戻しが強まりました。ただ完全に高値追いまで勢いが戻ったわけではなく、足元では買い一巡感が出てきています。もう少し様子を見てみます。
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/shigenshuyaku/2021/210315shigenshuyaku01_3.pdf


京都銀行(8369)
3/25より 6950円→6760円(7営業日保有 下落率2.8%)

保有している京都系銘柄の下落から売りエントリー。その後は固有の売り要因というよりどちらかというと銀行株の下落で下がって来ているという感じですね。アルケゴスキャピタル問題なんて地銀にはまず関係無いですが、銀行株売りの影響も出ています。地銀連合を進めるSBIHD(8473)の150億円特損も少しは影響しているかも知れませんね。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.12(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 2/26終値 28966円→29854円(25営業日 上昇率3.1%) 0.12(%/営業日) 
TOPIX  2/26終値 1864  →1983 (25営業日 上昇率6.4%) 0.25(%/営業日)

今月は日経平均並でTOPIXには負け。M&ACPなかりせば・・・とタラレバ言っても仕方ありませんね・・・。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1210.6ポイント
無事最高値は更新!ただ欲を言えば、もう少し地合を上回るパフォーマンスをあげたかったですね。4月はまた頑張ります。


投資判断は引き続き「中立」です。4月全体のアノマリーとしては外国人投資家が買い越しやすい月となっています。ここもやはり機関投資家ポートフォリオ構築によるものが大きそうですが、NYダウが4月は15年連続高となっており、外国人の懐具具合が良い模様。よくアメリカの税金還付があるからだと言われていますが、今年は特に給付金効果もありそうです。

昨年はさすがにコロナショックで20年ぶりに売り越しでしたが、今年はコロナショックも抜けたので、普通に買い越しになってくるだろうと思います。結果、4月の日経平均は年間で最も陽線になりやすい月となっています。戦後の統計で49勝22敗と勝率69%。直近4連勝中です。ただ今年はどうなるのでしょうか。

日経平均のチャート的には3月24日と25日の足でアイランドリバーサルを形成してきました。こうなってくると、私の経験則上かなりの確率で下方の窓をいずれ必ずと言っていい程に埋めてくるので、それが早ければ早い方が後々響かなくて済みます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

日経平均は一時配当落ち分を埋める強さ

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日反落。前日のNYは野村HD(8604)を始めとする大手金融機関を巻き込んだアルケゴスキャピタルの破綻騒動を受けて金融株が売られたものの、全般的に影響は限定的に止めて高安マチマチでした。ダウはボーイングサウスウエスト航空から旅客機100機受注報道を受けて買われプラス。

長期金利は1.7%を再び回復したことを受けてNASDAQのハイテク株は弱い動きに。VIX指数は20.7ポイントにまで上昇。スエズ運河を塞いでいたコンテナ船は離礁したものの、復帰に3日かかるとのことでWTI原油は62ドル台まで上昇。


それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。配当落ち分180円をいきなり埋めプラス転換する場面もありましたが、さすがに売りに押される展開になっています。TOPIXは前日安値を下回り、24日と25日の日足で形成されるアイランドリバーサルの窓を埋めに行く動きに。売買代金は10時45分時点で1兆円強と低調。


投資判断は「中立」。アメリカ株はダウとS&Pがまた最高値更新波動となっており、強い動きが継続しています。ただNASDAQの方は三尊天井形成からの下落局面を脱しておらず、株式市場内での資金循環、リバランスが進んでいる格好。実際、AppleMicrosoftといったGAFAM系を筆頭に、NASDAQ時価総額トップ10が軒並み最高値から下落歩調にあり、2月後半以降足を引っ張っている感じです。

NASDAQの変調を作り出したのは、やはりアメリ長期金利の上昇です。実際にそれがGAFAM株に悪影響があるのかどうかは別として、現実的にそれを理由にして売られている以上、またその分コロナ禍銘柄のバリュー株が買われている以上は、長期金利NASDAQの逆相関の関係は崩れそうにありません。となると、もうしばらく長期金利上昇の流れが続きそうであり、ハイテク株売りも継続しそうではあります。

バイデン政権に関しては、一般教書演説も未だされていないのですが、まだ1/20就任から100日間のハネムーン期間中ですから、マスコミも厳しく追及していません。ただそのハネムーン期間も4月いっぱいで期限切れ。その間にバイデン政権も評価を高めていけるのかどうか注目です。

為替に関しては特に23日時点の短期筋の円売りポジションがまた拡大。23日までの一週間は日米の金融政策を受けてやや円高方向に振れたのですが、今のところ逆張りの円売りが成功していると言えます。先週のメルマガでも書いたように、短期筋のトレンドは継続しやすいので、まだまだ円売りが続くと見られます。
https://www.oanda.jp/lab-education/oanda_lab/oanda_rab/cftc/

ドルインデックスの上昇に合わせて、ドル円チャートではほぼ110円突破が見えてきました。既に昨年6月の戻り高値を上回っているので、次の節目112円を目指す波動に入っていると見られます。ただ昨今はドル円と株価が連動しないので、単純に株にとって必ずしもプラスとは言えない面はあります。

原油に関してはスエズ運河のタンカー座礁事故を受けて上昇する流れになっています。チャート的には天井感が出たはずだったのですが、状況が変わってきました。ただ短期要因なので、ドルインデックス上昇傾向やシェール掘削リグ稼働数の増加などから、この辺りはまだ長期下げ目線で見ておいた方が無難に思われます。

今週のスケジュールとしては、年度末月初なので重要度が高いです。

31日(水)は年度末。また月末なので中国でPMIの発表があります。最近は中国のPMIが失速気味で、それ故足元の中国株が弱くなってきた面もあります。果たして盛り返せるのかどうか。アメリカの決算は半導体製造大手マイクロン。

1日(木)は日銀短観。大企業製造業のDIがプラス転換してくるのではないかという期待感もありますが果たして。前提為替レート次第では、足元で円安基調が強いので、多少見方が悪くても許容される可能性はあります。中国では財新の製造業PMI。アメリカではISM製造業景況指数。前回が60.8と高かったのですが、今回も60.5と引き続き高水準が見込まれています。またOPECプラスの会議もあり、足元の原油高を受けてまた何か動きがあるのかどうか。

2日(金)はグッドフライデーで香港や台湾、また欧米が祝日でお休み。アメリカもお休みですが雇用統計はあります。寒波の影響も一巡し、失業率は前月6.2→6.0への低下が見込まれています。

昨日に続いて本日もこれまでも繰り返し指摘してきた配当再投資買いが入ると見られています。機関投資家は配当落ちで日本株ポートフォリオが縮小してしまうので、将来戻ってくるはずの配当分を買い入れ、リバランスを入れてきやすいというものです。日経平均型は1,000億円、TOPIX型は6,500億円ということで、特にTOPIX型の上昇力が強いと見られます。

といっても配当落ち分が全額再投資買いに入ってくるわけではなく、また優待落ちという見えない売り圧力もあるので、トータルではマイナスになるのは仕方無い感じです。特に配当落ちが180円程度と大きいだけ余計に埋めるのが大変です。ただ年度末に向けた持ち合い解消売りも無くなるので、下げ幅は180円にもならないだろう(つまり実質プラス)と思います。

先々週末時点の投資主体別売買動向では、外国人投資家が現物を4,088億円の買い越し。先物も2,037億円買っており、これは恐らくFTSEのリバランスに絡んだものなのだろうと思います。なんであれTOPIXの30年ぶりの高値を演出したのはこの外国人買い。対して国内勢が一斉に売ったというのも毎度のパターンですね。


新興市場は「中立」。本日は高安マチマチ。3月権利落ちの影響が小さいマザーズはプラスとしっかりした展開になっています。実は年度末11連勝中で、こちらはファンドのドレッシング買いが入るのでは無いかとされています。ただマザーズは元々4月高のアノマリーもあり、その先取りとして動きがあるのかも知れません。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は大幅反発。日興が目標株価を2000円に引き上げたということで、朝方から買われました。その分、今後中途半端な上方修正では逆に売られるリスクも出てきましたが、いずれせよ巣ごもり需要などが高く、室内トレーニング機器以外にもドライヤーやシャワーヘッドも好調と。その分PERも急低下が期待されます。


ネクス・インフラ投資法人(9286)は続伸。上放れの動きが鮮明になってきます。ぶっちゃけ実質新年度相場になる本日から勢いが途切れてくるかと思ったのですが、REITも戻り高値を更新してきていますし、とりあえず年度末である明日まではこのまま好需給が続きそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 手入れ

防衛大学校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210317.html


小銃には小さな小さな「ピストン桿止め用ばねピン」という部品も含め、当然ながら何一つ不必要な部品はありません。ですから、この直径数ミリの円筒形の部品すら欠かすことができません。万一紛失してしまうと、全員で見つかるまで何時間も捜索しないといけないという大惨事を引き起こしてしまいます

何故そこまでしないといけないのか。銃という非常にセンシティブな代物であり部品一つで使用不能になる恐れに加え、部品を一個ずつ150個紛失してしまうと、それを拾い集めた誰かが小銃を完成させてしまうからです。殺傷能力の高い武器が不特定の誰かに渡ってしまう。そんな不祥事を起こすわけには絶対にいかないのです。

まあ現実的にそんなことがあるわけはないだろうとも言えるのですが、逆に100%絶対無い・・・とは言い切れない以上、たった一つの部品すら絶対に無くすわけにはいかないのですですから激しい訓練時も、本当に部品が脱落していないかどうか気になって気になって仕方有りません

そして手入れも大変雨の中で訓練を行ったら、絶対に錆びさせるわけにはいかないので、隊舎に戻ったらすぐさま分解しお手入れ。拭いて油を塗り直しますやはり実戦で使う場合、弾詰まりなどがあったら手早く直さないといけませんし、手入れ中に敵襲があっても素早く対応しないといけないわけですから、手入れにも丁寧さに加え一定の素早さ、的確さが求められます。

また実弾を一発撃つと、もう銃筒がススで真っ黒になりますそれを布で拭いて、その布の繊維一本すら残っていないか確認し、助教の点検を受けないといけませんそれが本当に厄介です。そうすることで「銃を撃ちたい」という衝動を抑えているのかも知れませんね・・・

ちなみに私はその武器の管理を任されていた武器係を担当していて、非常に神経をすり減らしていました私みたいなビビりがやるので、厳重に管理されるだろうと思われたのかも知れません・・・(つづく)

ダウやS&Pがまた最高値更新!

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続伸。前日のNYは新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことや、バイデン大統領がワクチン接種のペースを倍に加速し4月末までに2億回接種を目指すと表明したことなどで3指数揃って上昇。バリュー株中心に買われる展開になりました。7年債入札は不調だったものの、長期金利の上昇幅は限定的。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり29000円を回復し、買い一巡後は一旦割り込んだものの、中国市場がしっかりしたスタートになったことで改めて買い戻しが入り29000円を回復する動きになりました。

後場は一段高のスタートも前場高値は上回れず。毎度のパターンでほぼ動かずに前引け付近で引けました。また月曜の終値とほぼ同じ水準で着地。売買代金は2.8兆円台とそこそこ。


投資判断は「中立」。金曜のNYはFRBが銀行の配当と自社株買い制限に対し、6月末のストレステスト後に大半を解除する方針を示したことで、金融株中心に買われる展開に。3指数揃って上昇し、ダウとS&P終値ベースで最高値を更新。長期金利は1.68%手前まで上昇し、ドル円は110円に接近しました。それらを受けた日経平均先物は29440円ということで、月曜の日本株は買われて始まると見られます。

毎度の日経ダブルインバース(1357)の信用買い残はまたちょっと増えて差し引き8,501万口に。先週末の日経平均急落場面で減ったのかと思ったのですが、むしろ増えていました。ということは売り(=日経ダブルインバース買い)で積極的に取りに行こうという動きもあるのかも知れません。

何より、来週は配当落ちによる再投資7500億円が想定されています。内訳が日経平均型1,000億円、TOPIX型が6,500億円と見込まれており、もう少し買い気が強いと見られます。また、この差分の影響もあってNT倍率が低下してきているという見方もあります。恐らくそれは一つの真実でしょうね。

日経平均は先週木曜の高値から4日間で日経平均は2000円以上下げていましたから、さすがに反発してきました。チャート的には何とか一目均衡表の雲や75日線、ボリンジャーバンド-2σに下支えられ、ストキャスティックスは安値圏で好転。これだけあったので何とか下げ止まったという感じです。

また木曜には前日の値幅の中に収まるほぼ「陰の陽はらみ」的な形で、翌金曜が陽線で終わって、教科書的には目先の底は打ったと言える格好。ただ日柄的にも25日線が下を向いてしまい、今月は残り頑張っても三角持ち合い継続(=3月高値安値の範囲内での推移)がせいぜいだろうと思います。また29000円弱にある1月以降の抵抗線を水曜に終値ベースで明確に下回ってしまいました。

結果、2月と3月高値の間の安値こそザラ場では下抜いていないものの、ダブルトップが完成してしまったと言えます。辛うじて75日線に下支えられてはいるので少し抵抗力は期待できますが、MACDが暗転していて一目均衡表の雲も下抜けつつあり、戻ったとしても3/22の急落で空けた窓を埋める29600円くらいまでではないかと見られます。

一方、ドル建ての日経平均は昨日時点で今年の安値を付けており、NT倍率も月曜の時点で大統領選挙直後の昨年11月以来の低水準となっています。この辺りを見る限り、最終的に円建ての日経平均も今年の安値を付けてくるのだろうと思います。今のところ、それはとりあえず4月に入ってからだとは思っていますけれど。
https://nikkei225jp.com/data/nt.php

TOPIXの方はチャートこそ完全に崩れていないのですが、捕まってしまった人も多いかも知れません。個人的には2000ポイント達成感からも、もう一段上に伸びるのは難しいのではないかと考えています。

ダブルインバースや空売り比率の高さはそれぞれ短期目線で勝負している人達の売買動向。なので大きなトレンド自体は繰り返しになりますが3月で転換し、恐らく当分(秋ぐらいまで、短くなったとしても本決算の通過する5月末くらいまで)日経平均で3万円、TOPIXで2000ポイントの回復は無いのではないかという認識です。

また、信用評価損率に関しては△6.0%にまで改善。まだプラスにこそ転換していませんが、約3年ぶりの低水準となっています。先週末にTOPIXが91年以来の高値を付けたので当然改善しているという感じてすが、2月の戻り高値を付けた頃より買い残が増えているので、今週までの急落で捕まっている人も多いかも知れません。この辺りは短期需給悪化要因と言えます。
https://www.traders.co.jp/margin/transition/transition.asp

なお日銀ETFの買い入れ額は水曜にこれまでの501億円→701億円に増額。ただ200億円増えたところで焼け石に水なのはやはり変わりなく、結局安値引けでした。この辺りをもってしても、日銀が大量に買い支えてもたかが知れているという証左でもあります。本当の急落場面でだけ買えばそれで良いのではないでしょうか。

先週末時点の裁定残高は買い残と売り残がほぼ拮抗の324億円の買い長に。増減しながらも、結局は(わずかながらも)買い長の状態にまた戻りました。やはり3月から相場は転換したという認識です。

為替に関しては、ドル円を見ると今週はむしろ円高気味に推移していたのですが(本日ようやく円安反転)、ドルインデックスはジワジワとドル高の流れになっています。アメリカの長期金利は今週下落基調になっているにも関わらずドルが買われるという辺り、欧州の再ロックダウンや週初のトルコショックでユーロが弱いこと、また米中の対立が鮮明になってきたことで人民元安となったことなどが効いている模様です。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/


新興市場は「中立」。金曜は両指数共に堅調。マザーズは海外公募の価格が決定したフリー(4478)が急反発し牽引。6営業日ぶりのプラスとなりました。モダリス(4883)のロックアップ違反で盛り上がりを欠く直近IPO銘柄も比較的反発できました。来週になるとようやく3月期決算銘柄の権利落ちを迎え、権利妙味の薄い新興市場にも資金が回ってきそうです。


ポートフォリオ銘柄】

ネクス・インフラ投資法人(9286)は堅調。ジワリジワリと買われる動きになってまいす。金曜は長期金利の上昇一服でREIT指数も改めて2000ポイント回復。インフラファンドにも買いが回ってきてインフラファンド指数も今年の高値を付けました。3月末以降の動きは気になりますが、基本的には安定利回りの優位性が際立つと思います。


木曜引けから売りポートフォリオに加わった京都銀行(8369)は続伸。正直ちょっと早まった感はあるものの、こちらもやはり3月期末という特殊な日程を過ぎた後に、評価が一変してくるのではないかと見ています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 小銃

防衛大学校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210317.html


秋期定期訓練の中でも一番のイベントはいよいよ小銃で実弾を撃つこと。一歩間違えば自他の命に関わるわけですから、当然ながら最大限の緊張と心構え、そして準備が求められます

一方、特に男子が子供の頃から無邪気に憧れる「弾を撃つ」という行為が本能的な部分を刺激し、ワクワクする気持ちがあるのも隠しようが無い事実。武器というものは持ってしまうと使いたくなる魔性を帯びています。アメリカで銃乱射事件が絶えないのも当然です

それを律する意味でも何より大変なのは銃の扱い。当時、私の期が使っていたのは「64式小銃」という1964年に製造された、戦後初の国産小銃(豊和工業(6203)製)。入校して程なく、銃貸与式が行われ、一人一人にこの年期の入った小銃があてがわれます。それからこの秋の定期訓練が行われるまで、ひたすら分解、手入れ、結合を繰り返して熟知させ、この日を迎えるのです

銃を扱う以上、構造を熟知した上で分解して組み立てられないといけません。分解するのは手入れが必要だからで、手入れを怠ると暴発のリスクが生じるためです。そしてこの手入れが本当に本当に大変

64式小銃は最新のものに比べ部品点数が150点と多く、重さは4.3kgとズッシリ重くこれまではこの小銃を掲げて行進したり、訓練の時には持って走り回ったり。単なる重荷として使われるのみの存在でした銃を大事に抱えたまま走るのは相当きついですし「ハイポート」といって掲げて走るようなことになると更にきつい

ですから軽量化されていると、随分楽になるはずです。どうも今は2世代後の最新式になっているようですが、当然今や民間の私は触ったことなどありません。(つづく)

短期リバウンドを試す展開に

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日反発。前日のNYはパウエル議長とイエレン財務長官の議会証言により景気に楽観的な見通しが示されたものの3指数揃って軟調Intelが巨額投資を発表して時間外で買われていましたが、結局はマイナスとなり半導体株指数であるSOX指数も軟化。NASDAQの下げがきつくなりました。スエズ運河で大型コンテナ船が座礁し通行止めになっていることで原油も急騰。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日まで下落していた反動が出ました。ただ中国株が始まったところで一時前日終値近辺まで値を消す動きに。その後黒田総裁が参議院予算委員会で「当面はETF買い入れを必要に応じて継続」などと発言したことで買い戻しが入り、300円以上の上昇幅になりました。売買代金は14時半時点で1.9兆円台と低調。


投資判断は「中立」。「アメリカ政府が3~4兆ドル規模のインフラ、教育を中心とした経済プログラムを検討」とアメリカの各メディアが伝えたのですが、反応薄。長期金利はむしろ下がっており、前回のブログでも書きましたが巨額経済対策の裏に見え隠れする増税の現実味を織り込み始めている可能性があります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL230SR0T20C21A3000000/

翌週は明けて月曜が3月権利付き最終日になります。日本株にはまた毎度のパターンで配当落ち分の再投資買いが入ってくると見られており、その規模は7,500億円とも言われています。週末にかけては、その再投資買いを見込んだ先回り買いが入ってきそうでもあります。

一方、日銀のETF買い方針変更を受けて先週よりなかなかの相場波乱が起きています。特に日経平均型の買い付け停止を受けて、日経平均の下落が大きくなっています。

ただ本質的なことを考えると、何も日経平均型が売られるという話になったわけではありません。単にファーストリテイリング(9983)の株が「あまり買われなくなった」だけ。ファーストリテイリングの株不足は変わりませんし、TOPIX型が今後買われるのですから時価総額の大きなファーストリテイリングも一定量引き続き買われます。

なのに大きく売られました。そもそもETF買いは最近すっかり止んでしまいましたし、年間6兆円買うという約束も無くなりました。しかし今週も、引き続き日経平均が売られ、TOPIXが買われる流れが続きました。

ETF業者(組成して日銀に渡す証券会社)が先回りして組成していた在庫分を処分にかかっている可能性もあります。それが特にファーストリテイリングの売りに繋がっているのかも知れません。

結局得意の後講釈になりますが、先週までやたらとTOPIXが強かったのは、3/19にFTSE All-World(Large/Mid)指数のリバランスも引けで行われ、どうもその流れで買われてきた需給面が強い模様。単に上述したような売り材料程度でトレンド転換するような柔な相場ではなかったはずで、今週は月曜高のアノマリーも破られる弱さになりました。

そうなってくると特に今回のリバランスで買いインパクトの強かったREITは、2000ポイントを再度付けたところでダブルトップを付けたようなチャート形状に。ただこちらは日銀のREIT買いがまだ残っていますから、多少の下支えは期待できるかも知れません。

結果、NT倍率が15倍割れで昨年11月以来の安値となりました。先に「ドル建て日経平均が2月安値を割ってきたので、円建ての日経平均も割ってくるのでは」としましたが、その気配はあるような気がします。

先週末時点の信用倍率は前週3.53倍→3.39倍に低下。売りも増えたことで倍率は低下しましたが、買い残自体の絶対額は3兆円に乗せ2年5ヶ月ぶりの高水準になったとのこと。まあ当時に比べて株価水準が上がっていますから、それをもって買いが多いとも言い切れないのですが。

アノマリーとしては「3月SQ通過後~9営業日後の日経平均は高い」というものがあります。私が確認できる直近24年間では18勝6敗ということで勝率75%。「流動性の高いSQで決算末対策の持ち合い解消売りが終わり、権利取りの動きが出やすいため」と説明されています。ただ今年は今回の日銀の話がありますから、さすがに日経平均も勝ち目が無さそうです。

一つ気がかりなニュースは、今度はルネサスエレクトロニクス(6723)の半導体工場で火災が発生し、また半導体不足に拍車がかかったこと。火災の影響を受けた製品の2/3が自動車向けということで、また自動車の生産停止が見込まれます。この産業の米と言われる半導体をいかに確保していくか。半導体の争奪戦が、国家間での紛争の火種、テーマになっていきそうです。


新興市場は「中立」。本日は高安まちまち。日経JASDAQ平均は一昨日で連騰がストップしたものの、本日は下げ渋りの展開。一方、マザーズ指数の方はひたすら弱く200日線割れ。NASDAQの弱さに加え、フリー(4478)の海外公募による下落が引き続き尾を引いている格好。やはり権利落ちまで、配当や優待妙味の薄いマザーズは買われにくい展開が続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオM&ACP(6080)は反発。グイグイ買われる展開になっていましたが、今までのところ実線は一目均衡表雲上限に、遅行線は雲下限にそれぞれキレイに跳ね返された格好になっています。来週までに中小企業庁からM&A利益相反に関する何らかのお達しが出てくると思うのですが、それまで持ちこたえたいところ。


さて、今回はまた一銘柄売りポートフォリオに加えたい銘柄があります。それは京都銀行(8369)です。

他の地銀も最近は高値を採ってきますから京都銀行の特別感も薄れていますが、同行は他の地銀に比べてもPBRが高く(といっても0.5倍)、利回りが0.9%と低いです。保有株の強さが買い材料になっていて、その分買われている格好です。

同行が持っているもので今一番時価総額の大きいものが日本電産(6594)の3,000億円程度。次点が任天堂(7974)の3,000億円弱。この時点で既に同行の時価総額5,300億円程度を優に超えているのですが、更に村田製作所(6981)の1,400億円程度や京セラ(6971)の1,000億円程度などと続き、含み益の大きさが魅力の株になっています。

なので足元でその含み益が萎んできているのは一つマイナス面です。プライム市場の話や持ち合い解消の売りが出やすい時期であることから、3月に一昨年の任天堂株売却のように売出が出てくるかなと思って見ていたのですが、今期も間も無く終わるので、もう出てこないでしょう。

また、これだけ他行と比較して割高感が高いので、地銀再編やSBI連合などのウルトラC的な材料も出てこないでしょう。万一再編になったとしても、同行にはプレミアがつきにくいです。

目標株価は6000円に。本日引けで売りポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。