KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

SOX指数続落

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前日のNYは翌日にCPIの発表を控えて高安マチマチ。長期金利は4.1%に微上昇。売買高は低調でした。半導体株指数のSOX指数は1.4%の下落。NVIDIAが2%の続落となった他、ロックアップ解除が近いアームが3.6%、トランプ氏に「国民の敵」と名指しされたメタが4.4%の下落。WTI原油先物は78ドルに小反発。ビットコインはイギリス当局によるETN許可を受け7.2万ドルを超え過去最高値更新。


投資判断は「売り」。今がバブルかバブルではないかという議論に関しては、前にも書いたように銘柄や指数的にはバブル感はあるが、本質的にはバブルではないと思っています。バブルではないという理由の一つに、89年はPERが60倍にもなって、不動産バブルが根源だったという言い方がされます。また当時は皆がバブルという言葉を知らず総強気でした。今はそうでないからバブルではない、と。

ただ当時は今ほど大型株に資金が集中していなかったと思われますし、先物空売り、オプションなど指数を巡る金融商品が発達し過ぎて指数プレイの度が過ぎているので、誰も天井の予測が出来ていません。だからこそ更に上値は追いやすくあり、適正な値が付かない。そういう意味でバブル的だと思っています。

繰り返しになりますが、ドイツですら最高値更新波動となっていた中ですから、日本株が最高値を更新することに異議はありません。ただ指数構成の事実上、34年前の高値は参考値であり、最高値更新自体は事実上今年に入ってから進捗していました。特に1月中旬から為替も大きく円安に振れたわけではないのに買われており、欧米のようにゴルディロックスである、という生ぬるい言葉で片付けられるようなスピードではありません。

直近の安値と言える投資の日、昨年10月4日からの上昇率を見ても、日経平均は27.2%、TOPIXは20.2%、グロース指数は6.2%という位置づけ。ちなみにTOPIXコア30は26.3%、TOPIX大型株指数は23.8%、小型株指数は15.7%という具合です。

ちょっと話が脱線しますが、投資家の間で話題の、あのタワー投資顧問の運用部長で日本一稼いだサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の本を早速読みました。前半部分を要約すれば「少数派になれ」「誰にも期待されていない割安小型株を買え」「大型株は参加者が多過ぎて株価分析ができないから触らない」「PERはアテにはなるがPBRはアテにならない」というような感じでした。

この小型株劣勢の中でこの本が出たタイミングもまた因縁を感じますが、やっぱり周りを見ても、またネットの「億りびと」の意見を聞いても、大成功している人の王道は割安小型株に見出した自分のアイデアを信じて待ち続けた人ばかりなんですよね。

勿論、この人は小型株で成功した人なので小型株の話になるのは当然ですが、やはり今の大型株で勝つ相場は「力任せ」に過ぎない感じ。そういったイケイケハイボラ相場や、かつてのITバブル、新興バブルで稼いだ人って一時的で残らないケースが多いです。本の中の小話にもありましたが、28勝2敗して、その2敗で破産する・・・という人多いですから。私の周りにもいます。

今やすっかり大物投資家となった井村俊哉氏も今年のパフォーマンスは△2.7%なのだとか。一方、テスタ氏は生涯利益100億円到達ということで、勿論この波に乗れるに越したことはないのですが、海外著名投資家も揃って今の相場には疑問を呈していますし、大型株にやり過ぎ感があるのは事実と言えます。今は雌伏している中小型株に、自分独特のアイデアで成長の原石を探す良い時期なのでしょうね。私も何とか独自のアイデアを皆様に提供できればと思っていますが。

ビットコインの急騰ぶりが話題です。ただビットコインは近年は株式市場と切り離された存在でしたが、ETFが上場し金融機関やヘッジファンド保有するところが増えると、当然影響が出て来ます。今はそれが順の循環を生んでいますが、もし逆回転したら案外市場が想定していなかったリスクに繋がるかも知れません。

そして金も3月に入った途端に買われた点も注目です。長期金利の低下が金の買いに繋がった形ですが、全般的に出遅れ物色が拡がっているような感じもあります。先週は穀物も遂に反発の兆しが出て来て、原油も高止まり。商品市況はリスクオンの流れが出て来ています。ドル安が商品市況の押し上げに繋がっている形。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は昨日続落。金曜同様にAI関連株やここまで買われていたさくらインターネット(3778)、住石HD(1514)といった短期筋大好き銘柄が軒並みストップ安となったことが響きました。200日線も割り込んできており、やはり地合が崩れるとこういう小型株の下落の方がより大きくなります。アメリカでも中小型株指数のラッセル2000が軟調でした。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日続落。特に後場下げ渋る動きでした。確かに既に浮動株の大部分を日銀が確保しているのですから、少しでもまたファーストリテイリング玉を買い上げる動きが出れば下げ渋りやすくなります。今回の結果で、またファーストリテイリングの寄与度は11%超え(他の銘柄がファーストリテイリング以上に下げたので)。


そして今回は買いポートフォリオとしてSPDRゴールドETF(1326)を取り上げます。珍しくETFを挙げますが、やはり足元の世界的な金価格上昇は長期的に続きそうです。株が下がっても、世界的に緊張感が高まっても、またアメリカで利下げが始まっても買われる要素があります。唯一のマイナス材料は円高くらいでしょうか。

本日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとし、目標株価は現段階では特に定めないものとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

鳥山明先生逝去・・・

マンガの話が続きますが、先週末に飛び込んできた大きなニュースが鳥山明先生の死去でした。これは全くの青天の霹靂でショックが大きいです今年は年初から嫌なことばかり続いていましたが、またこういう訃報が加わり、つくづく嫌になります

Dr.スランプ」は私が人生で一番最初に買って読んだマンガです私が保育園の頃、姉が買ってきた1巻が面白くて、お小遣いでその後は私が買いました。それから少年ジャンプを読み始めるようになり、最終巻まで買い集めました。「鳥山明○作劇場」「鳥山明のヘタッピマンガ研究所」まで買いました。「Dr.スランプ」は人気絶頂のまま終わり、私の記憶では当時のジャンプで初めて巻頭カラーで終わったマンガのはずです。

その後連載が始まった「ドラゴンボール」も確かに面白いのですが、インパクトや独特の世界観を一番体現していたのが「Dr.スランプ」なので、どちらかを選べと言われれば私は「Dr.スランプ」派。

今回、ニュース報道で初めて鳥山明先生の肉声を聞きました。写真は時々見たことがあるのですが、個人的な感想としては「Dr.マシリト」(※編集者の鳥嶋氏がモデル)はむしろ鳥山明先生に似ているような・・・

また私の大好きなドラクエシリーズでも作画に大変惹かれました。作曲家のすぎやまこういち先生も亡くなり、いよいよドラクエは次回作で本質的な意味で最後のように思います

世界でも愛されたドラゴンボールの早すぎる死は、世界中に大きな衝撃をもたらしました。繰り返しますが勿論私にも。鳥山明先生、漫画家の頃に忙しくて作れずに箱積みされていたというプラモデルを、天国で作ってらっしゃるのでしょうか。どなたかもおっしゃられていましたが、突然頭に輪っかが付いて戻ってきて欲しいです。お疲れ様でした。「SAND LAND」もまた読み返します。

NVIDIAが遂に急反落

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金曜の日経平均は反発。前日のNYはパウエル議長が上院での議会証言において「(利下げ着手のためのインフレ低下の確信は)そう遠くない」と発言したことで長期金利が4.09%に低下。それを受けて3指数揃って引けにかけて買われ上昇。S&Pは最高値更新。売買高はやや低調でした。半導体株指数のSOX指数は3.4%の上昇。ただ引け後に決算を発表したブロードコムなどは時間外で下落。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円は148円割れと円高が進みましたが、前日下落の反動が出ました。SQ値が39863円に決まると、上値が意識されマイ転も、そこで為替も底打ちし、改めて買い戻しが強まりSQ値を奪還。

後場前場高値を上回り4万円に接近。ただ未遂に終わると力尽き再度前日終値近辺まで押し戻されました。最後は若干戻すも陰線。TOPIXも最後は力尽き、終値ベースでの高値更新は未遂。売買代金は6.4兆円台とメジャーSQで膨らみました。REIT指数は続落で20年以来の安値更新。


投資判断は「売り」。金曜のNYは注目の雇用統計が予想の+20万人を上回る+27.5万人だったものの、失業率が予想より悪い3.9%、また12月や1月分の雇用者数が大幅な下方修正となり、平均時給も前月比+0.3%予想に対して+0.1%と全体的に悪い着地。それを受けて長期金利が4.08%に低下もNVIDIAの急反落などで3指数揃って軟調。それらを受けた日経平均先物は38790円となっています。

ただ世界的に最高値更新波動が続いています。アメリカも日本もEUも台湾もインドも今週皆最高値。日本はリセッション入りしているのに、またドイツもほぼリセッション状態なのにお構いなし。ラッセル2000を構成するアメリカの中小型株もEPSはこの一ヶ月の決算シーズンを経て減少に転じたのに、リスクオン相場が続いています。

金曜のアメリカの長期金利が低下したように、アメリカの経済指標も悪く、また債券入札額も膨らんでいる中で金利が大して上がっていないことが、市場をぬるま湯に浸からせています。

ただ特に最近は、相場に一家言あるJPモルガンのダイモンCEOが自社株全株売却と伝わったり、ウォーレン・バフェット氏が「アメリカ市場はカジノ的」と警告を発したりしています。まあこの辺りに関してはそれぞれポジショントークもあるので鵜呑みにはできませんが、私もこれらの意見には同意です。以前より「ノーランディング」との見方が強まってきて、相場に楽観的な見方が増えてきているため、足元がすくわれやすくなっているように感じます。

また、足元ではオープンAIに対しての風当たりが強くなっており、SECによる調査やNYタイムズによる訴訟といった話が出てきました。まあこれがすぐに生成AIブームに逆風を・・・と言うつもりはありませんが、急成長するものには様々な風圧が邪魔をするもの。Googleの自動運転車両が群衆の怒りで破壊されたというのも、そういった逆風の一つです。

個人的にはトランプ氏はこういったハイテクが嫌い(というよりハイテク嫌いの支持層)でしょうから、トランプ政権になってくると圧力にはなりそうです。ただそれが必ずしもマグニフィセント7の株価下落に繋がるとも思えませんけれど。ともあれそれらはまだまだ先の話ですが、まず3月は特に警戒が必要な月になるでしょう。

日経平均は1月に2823円、2月は2879円とほぼ同じだけ上がりました。2ヶ月間計の上昇率は36年ぶりとのこと。

純粋な過熱感や長期線からの乖離などもありますが、唯一の足元の懸念材料といえば、逆説的ですが全員が強気モードに入ってきたこと。皆「最高値更新は通過点に過ぎない」「日経平均4万円」と息巻いており、また証券会社の買い注文も増えているとか。ネット証券では個人投資家の注目が集中して、約定通知が遅いなどという声も聞こえています。

中小型株に関しては、やはり個人的には警戒しています。日経平均がパチンと弾けた場合、日経平均構成銘柄も下がりますが、恐らくは中小型株は更に売られます。また持ち合い解消売りが中小型株に及んだ場合、資金的な余裕のない中小型株は自社株買いで対応できない(むしろ上場維持基準を意識して歓迎?)ため、一時的にも需給が悪化しやすいです。スノーピーク(7816)なんかのようにMBOできるところは良いのですけれど。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続落。後場プラ転達成後に突然崩れ前場安値も割り込みました。ここまで強かったAI関連株などが週末の手仕舞い売りに押された格好。やはり短期資金が中心なので逃げ足も早いですね。


ポートフォリオ銘柄】

アライドテレシスHD(6835)軟調。足元ではスタンダード市場で低位株が乱舞していますが、同社はその波に乗れていません。引き続き売り場を探しており、今月中には決着を付けたいと思っています。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続落。日経平均の指数寄与度が10.93%と引き続き11%近くと高水準をキープしています。

これまでも11%を超えたことがありましたし、また足元で更にNVIDIAが買われていることを考えると、結局その他のアドバンテスト(6857)、ソフトバンクG(9984)、東京エレクトロン(8035)が上がってくることで相対的にファーストリテイリングの寄与度は下がってはくると思います。7月末の次の上限設定まで全然時間がありますし、極論を言えば「そんなもん関係あるか!」と一段と買い上げられる素地もあります。

気にするのは裁定業者と柳井会長のみ。もし7月末に10%を上回っているとウエイトを0.9掛けしないといけなくなってくるので、一気に売りを入れないといけません。ただ屁理屈を言えば、例えば12%、13%・・・と更に寄与度が上がってしまえば0.9掛けされたところでより存在感は増す・・・ということでもあり、更にバブル化する可能性も片方ではあります。その辺りは留意しておく必要があります。


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小田急から来たわけではないそうです

昨年まで娘は図書館で絵本を借りてきてよく読んでいました今でも読むのは読みますが「名探偵コナン」のマンガを借りたことを皮切りに、すっかりマンガ派になりましたまあ大人の階段を昇ったということなのでしょうか

藤子不二雄先生の出身地ということで、高岡の図書館は藤子不二雄関連書籍が充実していますというわけで娘は愛蔵版のデカい「オバケのQ太郎」を借りてきて読んでいます。「ドラえもん」世代の私は、実は私はこれまでオバQを一度も読んだことがなかったのですが、初期のものはやはり内容も古くてピンと来ませんでした。

ところが「新オバケのQ太郎」になった途端に急に面白くなるんですよねかつて視聴率30%超という大人気怪物アニメだった理由もよくわかりました娘は「ドラえもん」も借りて読んでいるのですが、今となっては「ドラえもん」よりもオバQ派になりました。改めて見ると「ドラえもん」は良くも悪くもワンパターンなんですよね。大長編は面白いですけれど。

ただ注釈にも書いてありますが、内容は今では通用しない言葉使いや展開が多いです。今じゃ○○ハラや差別に繋がるような表現もあり、時代時代でルールが変わっていることを痛感します。ちなみに初期のしずかちゃんはちょっと性格悪いです。昔の出来事を引っ張り出して週刊誌は有名人をアレコレ攻撃していますが、昔の空気感で当たり前でやってしまったことを今更修正できませんし、ズルイですよね

ところで娘は「名探偵コナン」も大好きで、DisneyプラスではDisney作品を一切見ずにコナンばかり見ています「コナンのどういうところが好き?」と聞くと「事件が起こるところ」だそうです。「コナンが鮮やかに事件を解決するところ」ではなく「発生するところ」が好きなようで、変な奴だなぁと我が子ながらつくづく思います

NVIDIAはまたまた最高値!

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前日のNYはパウエル議長の議会証言において年内の利下げが明言されたことで長期金利が4.11%に低下し、3指数揃って上昇。出来高は平時をやや上回りました。NVIDIAが3%超の上昇となり、半導体指数のSOX指数は2.4%としっかり。ただ他のマグニフィセント7銘柄は総じて軟調Appleは6日続落。WTI原油先物は79ドル台に上昇。ビットコインは66000ドルに反発。


投資判断は「売り」。今回の相場の勢いは昨年4月から6月にかけての上昇相場に似ています。当時の外国人投資家の買い越し額が6兆円超。今年はまだ道半ばですが3兆円弱。金額的にはほぼ半分くらいの買いで同じくらい上がっています。しかも当時より株価が上がっているので、当時に比べ外国人投資家買いの要因は薄れています。
https://www.traders.co.jp/margin_derivatives/investor_trends

買いが少なくても上がる理由は、やはり価格帯出来高が薄く上がっているからでしょう。「いや、毎日5兆円超えているじゃないか」と言われそうですが、上昇スピードや株価の高さに比して5兆円というのはまだ少ないということになるのだと思います。ですから、もし下がる場面があるとすると、90年の時のように下げ足は早くなると思っています。

アノマリー的には3月も引き続き強い相場が見込まれます。ただ先にも書いたように3月はビッグイベント目白押し。また、今年は選挙イヤーで4月には韓国で総選挙がありますが、韓国を敵視する北朝鮮がまた何か色々と仕掛けてくることで地政学リスクが高まる要素があります。

そもそも3月は各企業の期末である、という点も重要でしょう。トレンドが大転換する可能性を秘めている月だと言えます。逆に言えば、それまでは今の状態が持続する素地があります。

売り手としてはGPIFの存在は意識されるとは思います。一応、昨年末時点でポートフォリオのうち日本株の割合は24.7%とむしろ25%を割っていました。今年株価は20%程上がっていますが、最大32%までの保有が許容されているので、まだまだ全然余裕はあります。
https://www.gpif.go.jp/operation/53748269gpif/2023_3Q_0202_jp.pdf

ただGPIF(というより運用委託先の各ファンド)は随時リバランスを行っていて、実際に投資主体別売買動向では信託銀行(年金)はずっと売り越し。むしろ足元では売り越しのペースが加速しています。先週も恐らく大きく売り越していると思われますし、今週もまた売り越してくるでしょう。個人(+投信)と信託銀行が唯一の売り手と言えます。

そこに新しく加わってきそうなのが事業会社の売り。具体的には損保4社への持ち合い解消指導に端を発した売出圧力の連鎖です。これは特に今期末に向けて加速していく可能性が高いです。アメリカでもJPモルガンAmazonのCEOが足元で自社株を売却していますが、日本の大株主の売りは性質が異なります。だからといって株が下がるとまでは言いませんが、上値は幾分重くすると思います。また特に自社株買いで対応する余力の無い中小型株の場合は厳しそうです。

あと最近個人的に気にしているのはREITです。こちらの「気にしている」はどちらかといえば前向きに。まずアメリカでは商業用不動産が気にされていますが、その割にREITは値持ちがしっかりしています。一方、日本の方は空室率も下がり、金利も落ち着いているのに下落が続いています。

日経平均が最高値を更新し、89年の資産バブルが想起されるのであれば(実態は当時とは全然異なりますけれど)、不動産であるこのREITに目線が向かう日も近いように思います。利回りも株に比べて倍以上の差があり、売られる筋合いは無いように思われます。

その日経平均に関しては、ファーストリテイリング(9983)の寄与度がウエートキャップ上限11%前後。FAST4銘柄で30%に達し、かなりやりたい放題です。ウォールストリートジャーナルでも「お粗末な欠陥のある指標」と酷評されており、たった30銘柄しかないNYダウの国からも呆れられています。もっとも30銘柄に絞っていることで、日経平均ほど極端な銘柄格差が生じていません。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸も、朝高後はほぼ横ばい。Core指数は5営業日ぶりの反発。売買代金は2245億円と活況でした。値上がり率ランキングを見ていると派手に値を飛ばしている銘柄が多く、本来指数的にはもっと上がっても良いように見えますが。ともあれ下値切り上げで雰囲気は良くなってきました。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は昨日続伸。引け後に2月月次を発表。閏年効果もありますが、既存店売上高は前年同月比5.8%増と順調でした。また昨日の日経では「宅配の利益率が高く増配余地」というものもありましたが、個人的には筆頭株主のカナダの売却観測もずっと燻っているので、自社株買い余地にとっておいた方が良いとは思います。


ブロードメディア(4347)は昨日反落。ただ一昨日はニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドの一段の買い増しを受けて75日線突破。順調ではあるのですが、下方にアイランドリバーサルの窓を残している点は気がかり。とはいえ、時価総額100億円程度の小型株なので、チャート理論は適応しにくいのですけれど。


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ぶらり途中脱線の旅 完結編

おっさん3人旅の続きです。

折角のフリーキップ鉄道旅なのですから、普段行かない端っこの駅「越中宮崎」まで行って、海岸で翡翠探しも良い・・・とのことでしたが、2月で海沿いは寒いというおっさんらしい意見で却下また暖かい時期に行くべきですね

「あいの風とやま鉄道」に揺られ、我々は大都会(?)富山駅私は財務事務所に年に一度の業務の報告書を提出しないと行けなかったので、じゃあ次の目的地はそこにしよう、ということになりました。私が提出しに行っている間、他の二人は駅ビルの居酒屋「新時代」で飲み直し

無事提出を終えて戻って来た私も合流。ほんの1時間前にお腹いっぱい牡蠣を食べ終えたのに、たくさん食べるものが注文されていましたしかし伝説の串、略して「伝串」とされるここの鶏皮無茶苦茶美味いですねお腹いっぱいなのに、どんどん食べてしまいましたビールも安く、休日の昼14時台だというのに、店内は客であふれかえっていました。一人でも行きたいですね

その後はおっさん3人でカラオケへただ最近の歌は禁止、最高で90年代までという縛りがありました。それで私も得意の「サザン」「さだまさし」を軸に2時間歌いきり、最後はCHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」で締めましたいやー、学生時代を思い出します

それから富山駅に戻ると、また電車が上手いタイミングで待ち構えており、待ち時間が無い非常にストレスフリーな電車の旅18時には高岡駅に戻りおっさん3人旅は終わり。三々五々別れて帰路に就きました

翌日。お腹を下しました他の二人もそれぞれ具合が悪いとのことこれは牡蠣の問題ではなく、恐らく純粋に食べ過ぎたのだと思いますカラオケでも酒飲んでコロッケ食べてましたからね私は家に帰ってから出された夕飯も食べましたし。もう年を考えて飲み食いしないといけませんね・・・(完)

NVIDIAがまた最高値更新!

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前日のNYはNVIDIAが一時6.6%高となりS&Pも一時最高値更新となったものの、引けにかけて売り戻されて3指数揃って小反落。長期金利は4.21%に上昇。売買高は通常より多めでした。半導体株指数のSOX指数は1%の上昇。中国での出荷が1年ぶりの低水準と伝わったTeslaが8%の急落。またEUによる20億ドルの制裁金を受けたAppleも180ドルの節目割れ。


投資判断は「売り」。一応自己弁護すれば、日経平均が最高値更新すること自体は違和感はないのです。欧米株が13年以降ずっと最高値更新波動でしたし、元々「日経平均は最高値を更新できる」ということは、日経平均が1万円を割っていた頃から私も大ボラ吹きと思われながらもずっと主張し続けていました。ブログにも書いていたと思うのですが、昔の記事過ぎて検索に引っかからず、古参の読者の方で確認できる方は証言してください(^_^;

もっとも、そのタイミングはご覧の通り全く予見できていません。もう一度アメリカ株のきつい下げがあって、日経平均も25%程下がり、しゃがんでからのアッパーカットで達成・・・だと思っていました。ところが一度もしゃがむことなく、スルスルと上がっていきました。それこそ89年の大納会までは、こんな感じの上昇だったのだろうと思います。

何故アメリカが下がらなかったのか?理由は大きく二つで、一つは上述のNVIDIAも関わる生成AIが大きな衝撃を与えたこと。これでハイテク分野は金利高でも沈まない程の大きな推進力を得ました。私はその衝撃は認めつつも、まだデタラメな結果を出すし、機械学習のAIは偽データを生成してそれをまた覚えていくからカオス理論的に混乱をきたし、まだまだ実用化には時間がかかる・・・と思ってしまったことが敗因です。

もう一つは3月のSVBの破綻。この救済が逆説的に隠れQEを生んで、資金流動性を増しゴルディロックス相場を生み出しました。明確なたらればですが、これらが無ければ前年アメリカ株はどこかで腰折れしていたはずです。そしてそれを見抜けなかったのは無論私の落ち度です。

アノマリー的には1月高かったら2月も高いというものがあり、結局アノマリーに沿った動きになりました。結局アノマリーや勘だけでトレードしていた方が上手くいったというわけですね・・・。とほほ。そのアノマリーで言えば「1、2月が連続高だったら3月も高い」というのがあり、戦後75年のうち29回あり、3月は23勝6敗。実に8割近い勝率です。

もっとも、繰り返し述べているように高値更新なんて単なるお祭りに過ぎず、実質的には既に更新していたものですし、TOPIXはまだですから、単なる通過点という鼻息荒い市場関係者の言には同意です。

今回の上昇相場も外国人投資家が作ったのは間違いありません。その外国人投資家が買っている理由は色々挙げられており「東証の市場改革」「円安での企業業績成長と外国人投資家から見た割安感」「脱デフレ」「新NISA」「中国からのキャピタルフライト」などが挙げられています。

それぞれ全く0とは言いませんが本質的には色々と否定できる部分があり決定打ではありません。ただもしあまり日本のことを知らない外国人投資家にしてみれば、それぞれ説得力のある理由であるのは確かです。

それよりも一つなるほどと思ったのは、ウォールストリートジャーナルの記事で「アメリカ人にしてみればハイテク株はアメリカ株、バリュー株は日本株という棲み分けができる」ということで、日本株選好の流れが出来ていること。こういったことも一つ背景にあるのでしょうね。
https://jp.wsj.com/articles/japanese-stocks-look-differentand-betterthan-in-the-1980s-4f51bdd6

ただし実体面で言えば、日本株を買っている外国人投資家の大部分はヨーロッパ系(先物を駆使した短期売買、オイルマネー)であり、実際1月の地域別売買状況を見ると、相変わらずその傾向が顕著です。別にアメリカ人や中国人が日本株を特に買っているわけではありません。というわけで上述したそれぞれの理由はそれぞれの後付けで少しずつ説得力を持ち合わせている、という感じになります。
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/skc8fn0000002eg6-att/region_1_m2401.pdf


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発。ただ朝高後に10時以降失速。QPS研究所(5595)がストップ高気配で張り付いた後に指数を押し上げる主役が不足しました。売買代金は1446億円と最近の中では少なめ。やはりQPS研究所が場中で値付かずだったことが響きました。このQPS研究所が核に育てば、グロース市場も盛り上がりそうですが。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日急反落。金曜の急騰が何だったのかという下げっぷりでした。今朝の日経では「中国の鉄鉱石需要で大型ばら積み用船料2倍」ということで、またこの辺りを刺激しそうな話が出ました。昨日売られた分の反動もあり、本日は買われそうな感じです。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日反落。引け後にはUNIQLOの月次があり、気温の上昇で春物が売れたということで前年同月比7.2%増と順調。ただうるう年で1日多かったことや、昨日先んじて出したワークマン(7564)は9.4%増にも関わらず本日売られたこと、また日経平均銘柄入れ替えの影響を勘案すると、弱くなるのが筋ですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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