KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NVIDIAがまた最高値更新!

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前日のNYはNVIDIAが一時6.6%高となりS&Pも一時最高値更新となったものの、引けにかけて売り戻されて3指数揃って小反落。長期金利は4.21%に上昇。売買高は通常より多めでした。半導体株指数のSOX指数は1%の上昇。中国での出荷が1年ぶりの低水準と伝わったTeslaが8%の急落。またEUによる20億ドルの制裁金を受けたAppleも180ドルの節目割れ。


投資判断は「売り」。一応自己弁護すれば、日経平均が最高値更新すること自体は違和感はないのです。欧米株が13年以降ずっと最高値更新波動でしたし、元々「日経平均は最高値を更新できる」ということは、日経平均が1万円を割っていた頃から私も大ボラ吹きと思われながらもずっと主張し続けていました。ブログにも書いていたと思うのですが、昔の記事過ぎて検索に引っかからず、古参の読者の方で確認できる方は証言してください(^_^;

もっとも、そのタイミングはご覧の通り全く予見できていません。もう一度アメリカ株のきつい下げがあって、日経平均も25%程下がり、しゃがんでからのアッパーカットで達成・・・だと思っていました。ところが一度もしゃがむことなく、スルスルと上がっていきました。それこそ89年の大納会までは、こんな感じの上昇だったのだろうと思います。

何故アメリカが下がらなかったのか?理由は大きく二つで、一つは上述のNVIDIAも関わる生成AIが大きな衝撃を与えたこと。これでハイテク分野は金利高でも沈まない程の大きな推進力を得ました。私はその衝撃は認めつつも、まだデタラメな結果を出すし、機械学習のAIは偽データを生成してそれをまた覚えていくからカオス理論的に混乱をきたし、まだまだ実用化には時間がかかる・・・と思ってしまったことが敗因です。

もう一つは3月のSVBの破綻。この救済が逆説的に隠れQEを生んで、資金流動性を増しゴルディロックス相場を生み出しました。明確なたらればですが、これらが無ければ前年アメリカ株はどこかで腰折れしていたはずです。そしてそれを見抜けなかったのは無論私の落ち度です。

アノマリー的には1月高かったら2月も高いというものがあり、結局アノマリーに沿った動きになりました。結局アノマリーや勘だけでトレードしていた方が上手くいったというわけですね・・・。とほほ。そのアノマリーで言えば「1、2月が連続高だったら3月も高い」というのがあり、戦後75年のうち29回あり、3月は23勝6敗。実に8割近い勝率です。

もっとも、繰り返し述べているように高値更新なんて単なるお祭りに過ぎず、実質的には既に更新していたものですし、TOPIXはまだですから、単なる通過点という鼻息荒い市場関係者の言には同意です。

今回の上昇相場も外国人投資家が作ったのは間違いありません。その外国人投資家が買っている理由は色々挙げられており「東証の市場改革」「円安での企業業績成長と外国人投資家から見た割安感」「脱デフレ」「新NISA」「中国からのキャピタルフライト」などが挙げられています。

それぞれ全く0とは言いませんが本質的には色々と否定できる部分があり決定打ではありません。ただもしあまり日本のことを知らない外国人投資家にしてみれば、それぞれ説得力のある理由であるのは確かです。

それよりも一つなるほどと思ったのは、ウォールストリートジャーナルの記事で「アメリカ人にしてみればハイテク株はアメリカ株、バリュー株は日本株という棲み分けができる」ということで、日本株選好の流れが出来ていること。こういったことも一つ背景にあるのでしょうね。
https://jp.wsj.com/articles/japanese-stocks-look-differentand-betterthan-in-the-1980s-4f51bdd6

ただし実体面で言えば、日本株を買っている外国人投資家の大部分はヨーロッパ系(先物を駆使した短期売買、オイルマネー)であり、実際1月の地域別売買状況を見ると、相変わらずその傾向が顕著です。別にアメリカ人や中国人が日本株を特に買っているわけではありません。というわけで上述したそれぞれの理由はそれぞれの後付けで少しずつ説得力を持ち合わせている、という感じになります。
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/skc8fn0000002eg6-att/region_1_m2401.pdf


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発。ただ朝高後に10時以降失速。QPS研究所(5595)がストップ高気配で張り付いた後に指数を押し上げる主役が不足しました。売買代金は1446億円と最近の中では少なめ。やはりQPS研究所が場中で値付かずだったことが響きました。このQPS研究所が核に育てば、グロース市場も盛り上がりそうですが。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日急反落。金曜の急騰が何だったのかという下げっぷりでした。今朝の日経では「中国の鉄鉱石需要で大型ばら積み用船料2倍」ということで、またこの辺りを刺激しそうな話が出ました。昨日売られた分の反動もあり、本日は買われそうな感じです。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日反落。引け後にはUNIQLOの月次があり、気温の上昇で春物が売れたということで前年同月比7.2%増と順調。ただうるう年で1日多かったことや、昨日先んじて出したワークマン(7564)は9.4%増にも関わらず本日売られたこと、また日経平均銘柄入れ替えの影響を勘案すると、弱くなるのが筋ですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。