KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

母ちゃん forever

本日は母の日ということで、カーネーション贈ったり贈られたりという行為が全国的に発生しているものと推察されますが、皆さんの家庭はいかがでしょうか?

というわけで今日は身内ネタで甚だ恐縮ではありますが、私の母ちゃん特集をお送りしたいと思います。

うちの母ちゃんはよくしゃべるどこにでもいる普通のおばちゃん(年齢的にはおばあちゃん?)という感じなのですが、時々「超能力持ってるんじゃねえか?」「忍者の末裔なんじゃねえの?」と思わせる能力を発揮する場合があります。

まずは耳が異常に良い事です。私が小学生の頃、2階で寝ようとしていた時1階の階段下から「明日昼お母さんいないから何食べたい?」「あんたどこ行って何時に帰ってくる?」と3、4個大声で質問してくるのです。もうMAXに眠たかった私は面倒くさそうに布団に潜りつつ、いじわるに独り言のようにボソボソ回答しました。どーせ聞こえないやろー。ところが「わかった」とあっさり言われ全て復唱されました。それがまず第一の「えぇーっ!?(××)」。どっだけ耳良いねん!

こんな事もありました。部屋で母が大好きなテレビドラマを見ています。私はもういい加減寝ようと歯を磨きに洗面所へ行きます。歯を磨き始めると突然母の声があり「もっと奥まで磨きなさい!」「もっと右の方も!」とジーコばりに指示が飛ぶのです。驚いた私は振り返りましたが誰もいません。覗いている様子もありません。つまり私のブラッシングの音を部屋にいながら聞いて、どの辺を磨いているのか手にとるようにわかっているのです。一方でドラマはしっかり見て聞いています(××)これが第二の「えぇーっ!?(××)」。

そして「抜け目ない」という「えぇーっ!?(××)」もあります。私は東京で顎を手術することになりました。特に緊急の話でもなかったので、3ヶ月前に実家に帰った時に「そのうち手術するわー」と母が運転する車の中で何気なく言ったのです。母は運転して前を見ながら「ふーん」と気のなさそうな返事。私も一応報告したからそれでいっかー。

私としては命に別状のある手術でもなかったものですから、わざわざ実家から見舞いになぞ来て欲しくはなかったのです。なので日程等詳細は告げずに手術の日を迎えました。せいぜい前日に別の用事でたまたま電話がかかってきて「明日手術の日」と答えた位です。病院名は言いません。

手術は全身麻酔を施す手術だったのですが、目覚めた私の前に顔を覗き込む母のドアップが!(××)「えっ!?何で母ちゃんココにおるん?」「調べてやって来た」「えぇー!?」どうやら病院名は車の中で思わず私が口を滑らせて言ってしまったようです。しかし母の気の無い素振りにすっかり騙されていました。母はちゃんと細かい病院名まで覚え、住所を調べ、見知らぬ土地東京に電車を最寄駅まで乗り継ぎやって来たのです。あの時「負けた・・・」と思いました。

以上は印象に残った代表例で、他にも数々のエピソードがあります。私はそんな母ちゃんの事を「三里先で落ちた針の音を聞き分ける事ができる風魔小太郎の末裔」と勝手に認定しております。その息子である私はそこまでの能力は残念ながらありません。これから先の人生母ちゃんに何連敗するのかわかりませんが、いつまでも元気でいて欲しいものであります。