KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

暑は夏くて秋の空

梅雨が明け、蝉が鳴き出し、子供達は昼間から街にあふれ、各地では花火大会真っ盛り。夏ですねー。夏ですよ、奥さん!(何だ突然(;^_^A)2006年の夏が何とか8月前にスタートを切る事ができたようです。

本日のところは東京はやや曇りがちで、無茶苦茶暑いというわけではないです。本当はこの位が一番良いですねー。カリフォルニアなんて最高気温48℃だとか(××)信じられん!しかも停電とかでえらい事になっているようです。日本も大雨でやられましたが、日本の雨雲をカリフォルニアに少しでも持っていければ日本もカリフォルニアも平和なんじゃないかとか、詮無い妄想をしてしまいました。

私の友人に気象観測を生業としている人が多いのですが、話を聞くと「予報士泣かせの気候」なんだそうです。確かに週間天気予報はこの前まで雨マークだったのに、いきなりの梅雨明け宣言。梅雨前線が突然消滅してしまったからだそうですが、自然の気まぐれと女心を掴むのは人類永遠のテーマのようです(何のこっちゃ)(;^_^A

さて、こちらも気まぐれ日経平均は本日上昇。NYがGDP伸び率の鈍化で金利上昇がなくなるのではないかという期待から大幅高だったのに引きずられて・・・ん?それはロジック的にはおかしくないかい?成長鈍化で株価が上がるなんて・・・となりますが、株価は将来の成長期待を織り込むもので、GDPは4〜6月期で既に終わった話、金利上昇が止まるのではという期待は将来の話、ということで上昇に繋がっているわけですね。じゃあ次期GDPは?という予測には雇用統計の発表が先行指標として影響してきます。来月頭にも7月の雇用統計が出るわけですが、先月の流れから行くとあまり良い数字は出ないのではないでしょうか。できればアメリカにしっかりしてもらうのが日本の景気にも良い話なんですが。

話は日本に戻して投資判断は引き続き「中立」。当面14500円〜15500円のボックス相場でいきそうで、上限に近い今の株価水準からいくと短期的には下落圧力の方が強いということになります。もう口が酸っぱくなる程言っていますが、このラビリンスから抜け出すには売買高と売買代金。これの膨らみが必要です。本日も何とか15億株を超える程度。これではまだまだという感じですね。

月足で見るところの日経平均は二ヶ月連続の下髭で「上に行きたいけど行けない」苦しい需給バランスを物語っているようです。これが結局買い疲れて下がってしまうのが一番怖いのですが、来月中にしっかり上昇トレンドに乗らないと、2003年4月の日経平均安値から好転してきた月足日経平均MACDが悪化してしまう事になり、長い好景気の波が終わってしまうことになりかねません。以外に来月は重要な月となりそうです。

一方新興市場の方も上昇。上昇している割には大型株程元気はなく、いつもの夏であれば「機関投資家休み、個人大暴れ」が追い風になるところですが、今年は梅雨明けも遅かったせいか、株式市場の「夏らしさ」が未だ見られません。

芝浦電子(6957)は続伸。21日にコメントしたように「1930円程度を下値に再反転」という形になって、珍しく短期動向のコメントが当たったのでちょっと自慢(^^)それで次はどうなるの?というトコですが、実は今がターニングポイント。6/26、7/11の高値を結んだトレンドライン的に2100円を超えられるかどうかが焦点ですが、MACDの好転とトレンドの上向き加減から時間の問題であると思われます。明後日までには明確に突破できるかと。

ソニー(6758)は続伸。引き続き前回の四半期決算が評価されている模様で、チャート的にも元気な動き。一目均衡表の雲の中にとっぷりと浸り、下方に開いた窓なんて何のそのな動き。

富士電気HD(6504)は反発。三菱UFJ証券のレーティング「1」に格上げが材料視されている模様。チャート的にも一目均衡表の雲に突入開始でまずは600円程度まではすんなり上昇か。

さて、ソフトバンク(9984)は市場の流れに乗って上昇。しかし上値余地は25日線が待ちかまえているため2200円台前半で押さえられそう。出来高がイマイチです。

一方USEN(4842)は大幅上昇。他のIT関連銘柄に比べて出遅れ感があり、その鬱憤を晴らす動きもわからないではないですが、本日の動きは仕掛け的。誰か特定の筋の思惑で上がっているのにリバウンド狙いの買いが混ざった感じで、これが相場転換の流れとは思えません。ソフトバンクや楽天(4755)のリバウンド率が低い所からもそう判断せざるを得ないところ。チャートを純粋に信じるのであれば底値圏での出来高の多さ、MACDの好転と典型的な買いチャートですが、様々な爆弾を抱えている様相ではなかなかチャートだけを信じては買いにいけない状況。こちらも25日線の1200円より上は難しいと思われます。ただここで流れが下を向いて、前回の2番底を割るような事になると底はもっと深くなりそうで危険です。ジレンマですね。私の気持ちとしては「こんな中途半端な所で上がるなよー、へんなシコリができるじゃん」というところです。

以下、推奨銘柄の動きです。

芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→2080円 第三目標3000円

A&D(7745) 10月29日推奨 1700円→2310円 目標3500円

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2800円 目標10000円

SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→205000円 目標75万円

ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→5280円 目標7000円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→1990円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→567円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→7800円 目標10000円

注目銘柄

バンナムHD(7832) 7月26日注目 1640円→1646円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は投資成果を保証するものではありません。