KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

一生のお付き合い

腹回りが非常に気になるという話は前回書いたのですが、夏という事もあり近所のプールに暇があれば泳ぎに行っているんですね。それは良いんですが、何だか未だに左耳の中に水が入っているような感じなのです。泳ぎに行ったのは数日前なのに・・・耳鼻科に行った方が良いとも言われるんですが、大した事ではないようにも感じますし・・・

プールと言えば昨日プールで小2児童が吸水溝に吸い込まれて死亡という痛ましい事故が起こりました。お悔やみ申し上げます。亡くなった瑛梨香ちゃんも辛いですが、それを傍らでどうする事もできなかった母親や兄達は胸を引き裂かれる思いで本当に痛々しかったと思います。

吸水溝の写真を見ると見事に柵が取れて危険な状態なんですよね。確かにそこで「営業停止」すれば良かったという判断は結果論で、実際に営業停止にしたら泳ぎに来た人にはブーブー言われるだろうし、現場を見ていない上層部に現場の人が余程危険性を強く主張しないと判断が難しいというのはわかります。しかしならば、応急措置として板状の物をはめ込むとか、監視員がそこの前に立つとかして一時しのぎする臨機応変さが必要だったのではないでしょうか。少しでもあの幅を埋めれば、吸い込まれるという事態は避けられたのではないかと思います。

洗面器の水一杯で人は溺れ死ぬ事ができます。マッチ一本の火で山を焼く事ができます。しかしだからと言って人は火と水と付き合う事を止められません。それであるならば危険性を十分に念頭に置いて付き合わないと行けないですし、それに関わる職種の人々はそれに関して細心の注意を払わねばなりません。それが仕事です。

さて、細心の注意を払って注目すべき日経平均は昨日終値を挟んで一進一退。前日NYが小幅安だったのを受けて朝方軟調にスタートしましたが、意外に底堅さを見せています。本日から8月相場がスタート。昨日も書いたように長期的なターニングポイントとして8月相場は注意せねばなりません。

投資判断は「中立」。前場段階で出来高、売買代金が一層細ってしまってエネルギーの高まりを感じられません。少なくとも8月前半はこんな感じで終始するのではないでしょうか。本日もルック(8029)といった往年の仕手株が元気なように、個人資金に偏りが見られます。

一方新興市場は堅調。最近の大型株の安定に気を良くした個人投資家の資金が少しずつ戻りつつあるような感じです。こちらも以前書いたようにマザーズ指数で1000ポイント割れは考えられないと思われますので、下値の固さによる安心感もあると思われます。

SCN(3789)はそんな新興市場の底堅さを受けて堅調。MACDの好転も目前に迫ってきており(まあ最近の銘柄はほとんど似たようなチャートですが)、とりあえず23万程度のあや戻しは目先期待できるのではないかと思われます。

富士電機HD(6504)は続伸。ハイテクの中でも出遅れ感から買い戻しが進んでいます。とりあえず600円までは早いとして、さて、その後力強さを発揮できるかというところ。

さて、今日は推奨銘柄のコメントは少なめですが、テクニカル的に注目できる銘柄として1銘柄加えたいと思います。ネクシィーズ(4346)です。チャート的には東証に上場してからずっと右肩下がり。高値から株価が1/8になるまで下落を続けました。全く良いところ無し男君ですね。

ところが6月に今期業績予想を上方修正したところから相場が転換、最近ではついに約1年半ぶりに75日線を超えてきつつあります。MACDも良好です。

実際には業績の上方修正は子会社譲渡によるもので、正直形だけの上方修正です。なのであまり良い話ではありません。であるため完全に需給面、チャート面の買い安心感による注目であると割り切ってください。

目標株価は14000円〜15000円程度。ここは大人しく14000円程度として、2,3月で達成できるのではないかと思います。一方、テクニカル的な注目なので、テクニカル的に悪化となる10000円割れで損切りとします。完全に割り切りの注目ですね。

そしてソフトバンク(9984)は子会社のSBIHD(8473)株式売却を発表。500億を借入金の返済に充てるとのことですが、個人的にはまた身を削りながら自転車操業をやっているなーという感じです。金利が上がっていく(予定な)ので有利子負債の圧縮は良い話なのですが、SBIHDにとって金利高はプラス(企業の資金調達が株式市場に向かう、金融収益のプラス等)なので、その影響力の低下は勿体ないなーという感じ。機動的に資金を振り分けているという言い方もできるかも知れませんが、私はマイナスの方が強い印象を受けます。いずれにせよチャート面での下落トレンドは未だ継続中で、引き続き25日線越えは難しいと思います。

USEN(4842)は続伸。意外に強いという印象ですが、ここから25日線までは行きそうなものの、そこから先は苦しいと思います。買い方がどーも昨日から怪しくて、とても乗る気にはなりません。

以下、推奨銘柄の動きです(前引け時点)。

芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→2100円 第三目標3000円

A&D(7745) 10月29日推奨 1700円→2290円 目標3500円

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2800円 目標10000円

SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→214000円 目標75万円

ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→5220円 目標7000円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→1990円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→582円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→7550円 目標10000円

注目銘柄

バンナムHD(7832) 7月26日注目 1640円→1617円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は投資成果を保証するものではありません。