KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ありありとアリ

昨日の最後の方でちょこっと「アリと大バトル」と書きましたが、昨日は暖かかった事もあり、どうやら砂糖の存在がアリの索敵部隊に見つかってしまったみたいなんですね。「ここに敵方の兵糧庫があるぞー!」と仲間内に伝令されてしまい、行列を成して進軍してきました。砂糖と塩が台所で両方並んでいましたが、白いはずの砂糖が真っ黒に(××)ギャー!

布巾でとりあえず進軍中のアリを一掃。我が軍の総大将である母上は留守だったので、私が孤軍奮闘しておりました\(*`∧´)/それはまるで三国無双のプレーヤーのよう(わからない人にはすみません(;^_^A)。しかしやっつけてもやっつけてもアリはそこかしこから湧いてきます。キリがない(・・;)

そこに我が軍の総大将が帰宅。
「殿!ご報告致します!!我が軍の糧食が敵の手に落ち・・・」
「ええぃ、敵に捕られる位なら焼き払っておしまい!\(*`∧´)/」
総大将の英断の下、砂糖は全て捨てられ、アリは最終秘密兵器殺虫剤で一網打尽にされました。こうして今回の戦いは我が軍にも相応の被害があったものの、勝利を収めることができました(;^_^A

それにしてもアリがワサワサっているのを見ると、何だか全身むず痒くなってくるんですね。何となくアリが体中をはい回っているような(-。−;)そんなことありません?多分レモンを見たら酸っぱく感じるような条件反射の一種だと思うのです。

先日テレビを見ていたら片腕を失った人が、幻想痛で失った腕の痛みを感じるというのをやっていましたが、あれと同じようなものでしょうか?結構本気でアチコチ痒くなるんですね。それともミミズにおしっこを引っかけると腫れる的な、何かアリの体からカユカユ臭が出ているんでしょうか?ご存知の方がいたら教えてくださいm( _ _ )m

さて、痛し痒しな日経平均は本日大幅下落。グリンスパン前議長の中国株下落発言が尾を引き、中国株ピークアウトムードが台頭。週末ということも重なって本日朝方から大きく下落しましたが、日本時間午前10時半に始まった上海市場の値動きを見て、やや落ち着きを取り戻したという感じです。

投資判断は「中立」に。テクニカル的には先日書いたように4回目の17800円トライに失敗した形となっており、中国株リスクを懸念する声がいよいよ大きくなってきた事から、世界株高が調整局面に入ってもおかしくない事を示唆しています。それら外部要因の悪化と、テクニカル面での弱さから投資判断を格下げしました。中国株が軟調になると円キャリートレードの巻き戻しから一気に円高が進む恐れがあります。正直「売り」に近いのですが、今晩のNYと来週の動きを見て判断したいと思います。

新興市場は「強気の買い」。3指数共に前場軟調だったものの、後場急速に切り返し踏ん張りを見せました。今度はヘラクレスのお騒がせ銘柄サンライズテクノロジー(4830)の上場廃止が決定。過去には大証システム遅延の原因となり、大証としては目の上のタンコブだったでしょうが、昨日の東証によるインターネット総研(4741)上場廃止の判断に触発されたのでしょう。こういう毅然とした態度が続けば新興市場の不透明さは徐々に払拭されるのではないでしょうか。良い傾向だと思います。

スルガコーポ(1880)は大幅高。昨日発表の決算が好材料視されています。今期は古いビルを新しいビルへと改装する不動産ソリューション事業、またモンゴル事業の好調により営業、経常利益共に40%を超える増益を目指すとのこと。強気の見通しにはきちんとした裏付けがあり、好調な業績は先般から訴えてきた通り。何故昨今下げていたのかわからない程でした。本日大幅上昇しましたが、まだまだ割安感はあると思います。2700円割れの押し目は積極的な買いで。

USEN(4842)は続落。やはりチャート的には801円を目指す動きになっているようです。そこまで下げた後の目標達成感による反発に期待するしかなさそう。同銘柄もここまで売り込まれる筋合いはなさそうですが・・・

ヤフー(4689)は反発。全面安相場の中逆行高しています。直近売り込まれていた分の買い戻しが入っている格好ですが、テクニカル的には75日線、25日線での抵抗と戦っている感じです。

りそなHD(8308)は続落。全体相場安に引きずられて285000円を下回り。昨日書いたようにここで一旦利益確定買い戻しとなりました。ただ全体相場が弱くなりつつあることから、再度月曜寄りから売りエントリーし直しとします。やはり25万円まで見ていけるかと思います。

JT(2914)は続伸。こちらも昨日書いた損切りポイントに到達しましたが、62万円での約定がわずか13株のため成立せず、売り継続中となっています。引き続き62万円が損切りポイントで。

さて、今回は色々ポートフォリオに組み入れていこうと思います。

まずはセプテーニHD(4293)です。先週発表の好決算から買い戻しが続いていますが、本日三菱UFJ証券の投資判断格上げにより一気に12万円突破する動きに。同業他社のPER平均40倍台から見て割安であるとの声も聞かれています。

チャートを見てもらうとわかると思いますが、先週から出来高が盛り上がりつつあり、好需給、好回転の相場が続いています。週足のMACDも好転し、長期上昇相場の入り口を示唆。目標株価は15万円。2月に大きく開けた窓の窓埋め水準を狙いたいところ。本当は同盟関係にあるソフトクリエイト(3371)を既にエントリーさせてますから避けたいところではあったのですが、見逃すには勿体ないチャートだったので。来週月曜寄りから買いエントリーとします。

続いてリベンジ銘柄オプトロム(7824)です。最近テクニカル的に2番底をつけ、約3ヶ月ぶりに25日線をクリアー。業績下方修正から直近では2月初旬をピークに下がり続けてきたのですが、先日中期経営計画を発表。順調な3ヶ年計画ですが正直「都合が良すぎる経営計画と発表のタイミングで、大方売り抜けたい大株主のVCにでも指示されたのではないか」と邪推しているのですが、ならば売り抜けのため幾分かは株価を引き上げようという力も働いてくるのではないかと。いずれにせよ安値51円はいくらなんでも安過ぎ。PBRは0.5倍台と比較的新しい銘柄ながらの不人気ぶりです。敢えて虎穴に入ってみる価値もあるのではと。

名証セントレックス市場は下方修正連発で市場信頼度はかなり薄いですが、大分織り込んだものと思われます。流動性の低さも若干気になるところではありますが、需給が好回転してくれば出来高なんて後からついてくるもの。15時10分現在未だ名証は開いてますから本日大引けの値でエントリー(注:筆者が実際に買う予告をしているという意味ではなく、公正を期するため、あくまでポートフォリオ評価用にその値段で組み込むという意味合いです)。目標株価はとりあえず80円とします。

そしてカシオ(6952)です。先々週にも書いたように、決算が予想よりも悪かったとのことでストップ安水準まで売り込まれたが、見通しは増益見通しであり、ここまで売り込まれる筋合いはありません。テクニカル的には窓を埋めに行くような動きを見せています。来週月曜寄りのエントリーとし目標株価2400円で窓埋め水準を狙います。

一方再度売り銘柄として新日鐵(5401)を加えます。900円を超えられない需給の弱さと、中国株リスクをモロに受けるシンボルストックとして同社を挙げてみたいと思います。こちらも来週月曜寄りのエントリーとし目標株価750円とします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1805円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→333000円 目標75万円

スルガコーポ(1880) 5月26日より 2413円→2700円 目標4000円(3分割考慮)

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→835円 目標1500円

日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→529円 目標未設定

ヤフー(4689) 5月7日より 44500円→42300円 目標5万円

近畿車輛(7122) 5月14日より 525円→470円 目標未設定

売り銘柄

JT(2914) 5月1日より 580000円→609000円 目標54万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。