KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

鳥肌

次なる我々の目的地は焼鳥屋です。これまた友人先導の下、商店街の中にある店に入りました。友人は待ち合わせの前にブラっと大阪の街を周り、既に焼鳥屋にも目星を付けていたとのこと。

我々は「鳥皮共同戦線」を張っているのです。何を言っているのかといえば、二人とも焼き鳥の鳥皮が大好き。単にそれだけ。鳥皮に塩をかけて食べる。これが美味い(^^)

しかも師匠(友人)は鳥皮好きが過ぎて、ある店のありったけの鳥皮を食べ尽くした事があるという武勇伝の持ち主。いくらなんでもそれは食べ過ぎでは・・・胃の中がコラーゲンとゼラチン質で満たされ過ぎです(-。−;)

師匠「えー、んじゃ鳥皮10本!」
店員「10本ですか(・・;)結構大きいですよ」
師匠「構いません」
私 「いくら何でもそれは多すぎじゃない?ワシはネギマ2本(・・;)」
師匠「裏切り者!\(*`∧´)/」
私 「何とでも言ってください(-。−;)」
当然私も鳥皮は食べますよ。食べますけど、物には限度ってーものがありまして。後に師匠のmixiにて私の裏切り行為が糾弾されていました(-。−;)

程なく店員さんが持ってきた鳥皮は確かにビッグサイズ(・・;)どうりで値段も少し高いと思った。二人でホンマに10本食べられるのか!?(今回は意外にもこんなところで続く)

さて、値段も少し高いと思っていた日経平均は本日大幅反落。昨晩のNY市場はまたまたサブプラ問題に嫌気して200ドル近くの下げ。お盆休みですっかり油断しきっている日本市場を台風のようにモロに直撃。日経平均は遂に年初来安値を更新して16500円を割り込み、そのまま反発らしい反発もなく引けました。

投資判断は「売り」。昨日書いた心配事があっさりと現実となってしまいました。本日の下げはテクニカル的にはかなり痛いもので、正直「強い売り」としてもいい程の弱気サインです。ただ最近の下げがあまりにも急なので普通の「売り」を継続しているのですが、トレンドは完全に下向き。もう日経平均2万円への道は今後数年間閉ざされたと言っても過言ではない状況です。一部で「下値目処は24ヶ月移動平均の16370円ところ」とか言われていますが、私はそれはせいぜい一日レベルの下値目処であって、中期的には昨年9月11月の15500円(支持線としては弱い)、心理的節目15000円(支持線としてはまあまあ)を挟んで年内には昨年6月安値14000円(支持線としては比較的強い)、そして来年には12000円(現段階で想定されうる限りの割安水準)を目指すのではないかと考えています。ただ上手く15500円で反発できれば、当面ボックス圏内入りという相場も想定できるのではないかと思います。

TOPIXの方は銀行株下落の影響から今月頭にとっくに年初来安値を更新しており、正直日経平均の安値が更新するのは時間の問題でした。それでも日経平均は先物市場での取引がTOPIXに比べて大きく、それ次第ではまだ何とかなるかもといった淡い期待を抱いていたのですが残念な状況です。為替も「日本の輸出企業のヘッジ売りが入り易い117円」というラインをあっさり割り込んで現在116円台で推移。何とかトリプル安とならないところが日本経済崩壊という状況ではないという慰めになっています。

新興市場は「強気の買い」。しかしながらこちらもそれぞれ最安値を更新する有様。マザーズ指数で最高値2800ポイントの1/4水準である700ポイントをタッチしないとどうやら気が済まない感じなようです。それでも昔散々放言した「マザーズ指数1000ポイント割れは割安」という観点から、今の水準は絶対的割安水準であると認識しております。ただその中から反発するには当然ながら好業績銘柄の選別が必須条件となってきますが。

ソフトクリエイト(3371)軟調。動きこそほとんどないですが、結果的に下方に開いている窓(1815円〜1830円)を埋めに行く動きが出ています。逆に1815円まで下げてくれた方が安心できるので、そこからのリバウンドに期待したいところ。

ソネットエンタテイメント(3789)軟調。マザーズ指数の下落から30万円台に。先日の急落が結局「下げクセ」を付けてしまったような格好。現在の水準ですら割安なのに、30万円を割ったらもっと割安なのですが、市場の雰囲気がなかなかリバウンドを期待させる展開にはなりません。

USEN(4842)軟調。本日は一時802円を付け、昨年10月に付けた上場来安値801円手前という場面までありました。本日は引成の注文が買い優勢で相対せずに終わったみたいですが、明日までその勢いが残っているか疑問的なところです。

日産自動車(7201)軟調。土壇場で踏ん張っていた1190円を一気に割り込んで本日は5%近くの下げ。この銘柄にしては動きの大きかった一日でした。為替も順調に円高に振れており、目標株価も達成目前。

フルスピード(2159)は大幅反落。昨日強かった直近IPOは手のひらを返すように本日は軒並み売りが先行。同社も例に漏れず下げました。寄りから売られていたため、予定していた5日線超えとはならず、結局5日線に頭を抑えられた格好。もし39万円を割り込んだら早々に39万円で損切りとします。

そして本日は売りポートフォリオに2銘柄追加したいと思います。一つは新日鐵(5401)です。何度か売り買い両面で登場してくる銘柄ですが、今回は売りの方で。理由はテクニカル的に一目均衡表の雲を下回り下落トレンド転換が明確であること、そして日本株のシンボルストック的な存在の同社の下げは日経平均の下げ局面でより顕著に表れるであろうことです。外国人持ち株比率も20%と比較的高く、売り圧力も強そうなところです。明日の寄りから売りポートフォリオ入れ、目標株価はとりあえず700円とします。

もう一つはリベンジ銘柄として任天堂(7974)です。こちらは前回空売り時に踏み上げられて失敗した苦い思い出がありますが、そろそろ天井を打ったであろう事から空売りとします。テクニカル的には先月末にストップ高を付けるというピークを示唆する動きがあったことやMACD等各種指標の下げ局面示唆、信用倍率が値上がりしている割にはどんどん悪化し3倍台に乗せるに至ったこと、そして為替が円高に振れており為替変動の影響を受け易い同社にとっては逆風であること、相次ぐアナリストの高評価で最早これ以上好材料は出てこないであろうこと、外国人比率40%超えという数字はこれから海外市場の悪化と共に益々上値を重くする要因となるであろうこと・・・と売りに動く理由はたくさん挙げられます。それでも3年以上続いた上昇トレンドが未だ完全に反転したとは言えずまだ油断はできませんが、大証(8697)のチャートに似ていると個人的には考えているので、一旦歯車が逆回転し出すとすごい勢いで回りそうな気がします。

こちらも明日の寄りから売りポートフォリオ入れ、目標株価は3万円とします。全然余談なのですが、昨晩夢の中でゲームソフトが全然売れず、ソフト業界が困っているというニュースを見ました。だから売りとしたわけではないのですが、私の意識下の潜在的な部分で、ゲーム業界の弱さを感じ取っているものだと思います。売り銘柄はもう少し増やしたいと考えていますので、今後更に2銘柄ぐらいは追加する予定です。

そして明日は京セラドームに阪神中日戦を見に行くのでお休みとします。予めご了承ください。そして明後日は記念すべきブログ2周年ですので、記念号をお届け致します。期待せずにお待ちください(;^_^A

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1824円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→308000円 目標75万円

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→805円 目標1500円

近畿車輛(7122) 5月14日より 525円→456円 目標未設定

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→50円 目標80円

フルスピード(2159) 8月14日より 419000円→397000円 目標50万円

売り銘柄

日産自動車(7201) 6月8日後場より 1301円→1149円 目標1100円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。