KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ラララ、チュー、リップ、フェアー♪ その3

四季彩館は冷凍技術によってチューリップの開花をコントロールし、一年中チューリップが見られるようになっているハイテク技術を使った施設でした。お陰でフェアを見られなかった我々は、もう少しで梨のつぶてで帰らないといけないところでしたが、無事チューリップを愛でる事ができました(^^)といっても一面花畑に咲き乱れるチューリップを見る・・・というわけではなく、規模は極めて小さいものですが(-。−;)ちなみにチューリップフェアに使われるチューリップも、山間部で育てる事によって開花時期をフェア開催期間に合わせているそうです。

ようやく見れたチューリップはそれはそれは綺麗でしたよ(^^)生のチューリップを見たのは以前友人の結婚式に行った長崎のハウステンボス以来でしょうか(2007/4/9のブログ参照)。チューリップの写真を必死に撮っている方もおられ、きっと我々と同じくフェアに参加できなかった鬱憤をここで晴らしておられるのでしょう(;^_^A

生のチューリップ観賞ゾーンを過ぎると、後はチューリップについて知ろうゾーンに入る事になります。そこではチューリップ全種類の紹介(写真)、歴史、構造、新種・・・等々、ここでチューリップについてわからない事はないという位にチューリップ尽くしの仕様になっています。

チューリップは元々アジアの寒冷地で自然に生えていた花でしたが、その美しさから段々ヨーロッパに持ち運ばれるようになり、17世紀のヨーロッパでは球根がものすごい高値(不動産並みの価格)で取引されるようになり、結果投機資金が流入してバブルが発生したそうです。一説によるとこれがデリバティブ取引の起源になったとか。

Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB

そのようなチューリップ狂時代が3回もあって、ようやくチューリップは普通の花に落ち着いたとのこと。今ではチューリップはほとんど人工の(人の手が加わった)ものになって、天然自然の原生のチューリップはまず手に入らないそうです。

なるほど、幼児に「花を描いてごらん」と言えばほとんどの子供がチューリップを描くと思うのですが、この花にはそんなにも人を惹き付ける魔性の力が備わっているんだなと思いました。(つづく)

さて、魔性の力を持っている日経平均は本日反発。前日のNYダウはホームセンター大手ロウズが好決算を出し、消費支出の減少に歯止めがかかりそうだとの見方から、住宅・小売り関連を中心に上昇。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。昨日ムーディーズが日本国債の格上げを発表したことや為替の落ち着き、及び昨日の下落の反動が重なって反発。一日を通して堅調な動きとなりました。

投資判断は「買い」。昨日は一時9000円割れもあって嫌なムードが漂いかけましたが、引き続き外部要因に助けられた形です。特にインドは与党の勝利によりセンセックス指数がストップ高となり、前場で取引が停止という珍事に見舞われました(からくりは指数を構成する30銘柄がストップ高となったため。日本も225採用銘柄が全てストップ高になれば理論上有り得ますが・・・)。これは結局先進国が一定程度落ち着いてきたため、新興国にも資金が回る余裕が出てきたという証拠になるものです。

ただ出来高が薄く、簡単に買い上がるという動きが見られないのは残念です。明日の1−3月期実質GDP発表も様子見ムードを醸造する一つの要因ではあるでしょう。一方テクニカル的には5日線を抜いてきて、ストキャスが好転してきました。今週いっぱい程度は基調は上向きが確認できるでしょう。9500円に再接近した際に、さて環境はどうなっているかということがポイントになってきそうです。

新興市場は「強気の買い」。本日はマザーズ指数のみ弱く。この辺りもう一息というところですが、一方で昨日の豚インフル関連銘柄が東証・新興問わずに、業績の寄与度は度外視で極端に動意付いたのを見てもわかる通り、個人の短期資金はかなりリスク許容度を回復してきています(そして本日急反落しているのもお約束)。とにかく話題性・値の軽さのみに着眼を置いた買いは良いか悪いかを別として、新興市場向きの特性を持ち合わせていると言えます。このまま上昇トレンドが維持されれば、やがて爆発する時がやってくるものと思われます。

ソネットエンタテイメント(3789)は続落。テクニカル的には5日線に頭を抑えられた格好になっています。4/23に大幅高した起点まで戻ってきており、いい加減そろそろ反転するとは思います。もし20万円を割り込んで下がるようであれば相当弱いという事になりますが、20万円割れは絶対的な買い場であると認識しています。業績に関しては前回からお伝えしているように陰りはありません。

昨日の寄り付きからポートフォリオ入れとなったケア21(2737)は反発。テクニカル的には下髭が長く、5日線に支持される強気なチャート形状になっています。なかなか良いタイミングで買いに入れたと思います。まだまだ始まったばかりですが、目先直近高値48000円、50000円を超えたら足は早いと思います。

さて、本日はまた一つ買いポートフォリオに加えたい銘柄があります。ダイセル化学(4202)です。

同社は樹脂・液晶という分野に強みを持っている会社で、自動車はエアバックに、液晶はテレビやディスプレイに使われ、ちょっと前まではとにかく景気減速の影響をモロに受ける業態でした。

ただ実は株価は比較的値を保ちつつ下落している印象です。昨年10月に300円を一時割り込む場面もありましたが、現在は急落前の水準まで値を戻しています。その背景には先週発表した決算を見てもわかる通り、業績に安定感があるからです。前期も最終黒字を確保、今期はV字回復の45億円の黒字見通しとなっています。110億の赤字予想としている四季報予想を大きく上回る見通しでサプライズとなりました。

それは全く楽観過ぎるという事もなさそうです。液晶の在庫調整も進んだ結果、各社急ピッチで生産を戻しているのは、昨今開示が終わった多くの液晶関連メーカーのコメントを見ればわかる通りです。また自動車の方も最悪期は脱し、トヨタ(7203)による新型プリウスの好調にも見られるように、復調の兆しが見え始めています。

テクニカル的には上昇トレンドが出来上がっており、本日は日興シティの投資判断引き上げによって寄りから値を飛ばしました。52週線を突破しており、信用倍率で見る需給も売り長の水準。買い戻される環境が整っています。

目標株価は600円。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

最近仕事が忙しくてあまり長く書けません。また文章のチェックもおざなりになっています。乱筆乱文ご容赦ください。申し訳ありません。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→632円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→205600円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1740円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→122800円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→902円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→227円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8270円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→388000円 目標55万円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→894円 目標1000円

ケア21(2737) 5月17日より 45000円→46000円 目標10万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。