その他四季彩館には様々なハイテクを駆使した装置がたくさんあって、これでもかこれでもかという位にチューリップについて知識をひけらかしてきます。それらの弾幕をかいくぐって、ようやく我々は館から脱出することができました(;^_^A
多分ここまでチューリップについて深く追求した施設は世界のどこにも無いのではないでしょうか。小中学生ならば、ここに来れば夏休みの自由研究は一つ完成させられます。それはともかくとして、正直無駄にお金のかかった印象を受けるハイテク設備の数々に、これを維持するのは市政を圧迫して大変なのではないかと思いました(-。−;)子供受けは良いでしょうけどね。
そんな野暮な感想はさておいて、お腹が空いてきた我々。実は砺波からもう少し行った石動(読めますか?「いするぎ」と読みます)に「ずんだいちご大福」を売る店があると聞いていました。実は今回砺波までやってきたもう一つの動機は、コレをゲットする事でした。
あの和スイーツの最高峰「ずんだ」と、甘みと酸味のバランスが絶妙の「いちご大福」が遂に夢のドッキングを実現したのです。これが不味いわけがない!是非とも食さねば!!
↓ずんだいちご大福を提供する「はとや」の案内HP
http://www.shokokai.or.jp/16/1620910006/index.htm
ところがもらったパンフレットには「5月上旬までの期間限定」と書いてありました。でも当日は5/10ですから、ギリギリ5月上旬と言えます。ただ行って無かったら、がっかり感が半端ありません。よし、ここは事前に電話してみよまい!
「プルルル・・・プルルル・・・ガチャ、はい、はとやです」
「あのー、ずんだいちご大福というのを聞いたんですが・・・」
「申し訳ございません。あれはもう終わってしまいまして・・・」
チューリップフェアに見捨てられた我々は、ずんだいちご大福にも見放されたのでした(T△T)あーあ、ブルータスお前もか・・・(つづく)
さて、見放されたくない日経平均は本日反落。前日のNYダウは寄り付きこそ堅調にスタートしたものの、FRBによる景気減速見通しを嫌気して急反落。一時直近高値を付けましたが、利食い売りに押される展開となりました。
それを受けた日経平均は朝方から売りが優勢に。為替の円高傾向や新興国の軟調展開も足かせになって、出来高も膨らまず。だからと言って一方的に売り込まれる事もないという方向感に乏しい状況のまま、本日の取引を終えました。
投資判断は「買い」。テクニカル的にはまだトレンドは上向きで、心配には及ばない水準です。むしろ為替が95円を割っているのに高止まりしているところが好印象で、外国人の買いも入りやすい水準を形成しています。外部環境も一時期ほどは良いとは言えないものの、NYダウは先述したように直近高値を一時的とはいえ更新してきました。まだまだ強気で攻めれる水準だと思います。
ただ一方でアメリカの金融株にはまだまだ不安が残る状況である事も確かです。ストレステストの結果が公表されてから落ち着いた値動きを見せ、公的資金返済を申し出る金融機関も続々と出てきました。それでも実際に金融機関の資産価値を適正に見積もれたかと言うと、やはり懐疑的な部分があると言わざるを得ないでしょう。そもそも「適正」というのも、その評価する市場環境によって大きく変わってくる流動的なものです。
先日のムーディーズによる日本国債格上げがこんな時期に行われたのも恣意的な部分(格上げにより日本国債を保有する金融機関の援護射撃or為替の円高ドル安誘導とまで考えるのは考え過ぎか?)が感じられ、「評価」を主体者が市場を操作する危うさも、一方で警戒しておかねばならない事実でしょう。そもそも今回の金融危機の発端も、サブプライムローンのリスクが実際より低いと見積もられたある種の「評価」の操作にありましたし。結局我々はその「評価」を自分自身で「評価」する事によって、将来を見通さねばならないのですが。
新興市場は「強気の買い」。本日は日経JASDAQ平均のみマイナス。ただ実はマザーズ指数以外は直近高値を更新しており、総合的には強さの見られた一日でした。特に値動きの軽い銘柄には引き続き買いが持続する格好で、指数の押し上げ要因となっています。為替の円高傾向も内需銘柄の多い新興市場には追い風に。
ソフトクリエイト(3371)は続落。ただここにきて豚インフル感染拡大による巣ごもり消費が市場のキーワードとして再浮上。セブン&アイ・ホールディングス(3382)もネットスーパーの利用が増えていると言っています。特に関西地区の百貨店は先週土日で通常の5割減という壊滅的な打撃を受けており、消費不振が懸念されています。あまり歓迎できないかも知れませんが、ECサイトを提供する同社にとっては一つの追い風になるかも知れません。丁度関西支店もありますし、そして遂に東京でも発生しましたし。
一方正直この辺りは一過性の要因で、慣れる事によってすぐにでも消費者は元の消費行動に戻るでしょう。ただネットで初めて品物を購入するための垣根は高く、皆さんも感じている思いますが、最初に利用するまでの「ふんぎり」や「きっかけ」作りが難しいのです。最初は「本当に期待通りの商品が届くのか」「決済方法が不安だ」とハードルが高いのが常です。それをクリアすると、その利便性が浸透して、二度目・三度目の利用に繋がるのです。そういう意味では、今回のイベントが一過性だったとしても、長期的にはECサイト構築を考える企業が増えてきて、今以上に盛り上がってくるジャンルだと思われます。
SEH&I(9478)は反発。前日に決算を発表。前期実績は11日に公表したものに沿った内容でしたが、今期見通しは利益ベースでそれぞれ倍近く増加するV字回復を示しています。正直会社の見通しは少々楽観に過ぎるかなと思いますが、それでも現在の株価は前期実績PBRを用いても1/3程度の水準にあり、圧倒的な割安感を見せつけています。同社はITを中心として様々なジャンルの業態を傘下に持っていますが、例えばネットカフェは雇用低迷の連想、アフィリエイトは不景気時代の副業として、IT教育は不景気時代の教育研修の最右翼・・・と、現在の不景気をキーワードとすると、ネガティブながら非常にテーマ性を持ち合わせているとも言えます。
コニカミノルタHD(4902)は続伸。昨日はクレディスイスによる目標株価引き上げもあって堅調推移。その流れを本日も受け継いでいるというところのようです。950円手前で上値の重い展開が続いていますが、下値支持線の上昇によりトレンドは固まってきていると言えそうです。
昨日よりポートフォリオ入れとなったダイセル化学(4202)は反落。昨日は寄り付きから高く始まってしまって、やや勿体ないポートフォリオ入れとなりました。そのお陰でチャート形状は気持ちの悪い(あまり良い形ではない)ものになってしまいましたが、週足で見る一目均衡表の雲上限が上値の重石要因となっている様子。ただ信用売り残も圧倒的な売り長ですし、この辺りは緩やかな上昇によって自然に抜け出そうな感じがします。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→624円 目標6000円
ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→209200円 目標75万円
ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1716円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→115700円 目標20万円
ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→921円 目標1500円
みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→227円 目標700円 (1000株単元変更考慮)
SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8480円 目標2万円
日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→397000円 目標55万円
コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→921円 目標1000円
ケア21(2737) 5月17日より 45000円→46100円 目標10万円
ダイセル化学(4202) 5月19日より 520円→506円 目標600円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。