KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

五箇山は豪華やまー その2

五箇山の合掌造りの重文「岩瀬家」を見学する我々は、順路に従って2階へと昇ります。当主の説明によると合掌造りの民家は少なくとも3階建てになっており、高いものでは5階建て。一般的に1階は居所ですが、2・3階は寝室や作業場になっているそうです。2階には雪国ならではの「かんじき」やら「草履」やらが吊されていました。

2階といっても普通の建物の1.5階〜2階相当の高さがあって、急な勾配の階段を気を付けて昇っていかないといけません(・・;)

私は以前から書いているように高所恐怖症ですが、建物の中なら大丈夫・・・と思っていたのですが、これが意外に恐い( ̄Д ̄;;というのも、床はちょっと格子状になっており、隙間が空いていて下の階が見えます。これは敢えてそういう構造になっていて、一階の囲炉裏で焚いた煙が2階、3階へと届くように、隙間が空いているようなのです。

隙間が空いているだけなら本来問題ありません。ただ、私が気になるのはその実質3階分の高さである上に「この木はもう100年以上使われているのだから、いつ腐って折れても不思議で無いのでは?(・・;)これだけ毎日人が来て乗っかっているわけだし・・・(-。−;)」との疑念を払拭できない事。燻されて防腐効果が保たれていると言われますが、長年の叡智をイマイチ信じ切れない私(-。−;)

しかもそんな私の恐怖心を煽るように、床はギシギシ軋みます( ̄Д ̄;;そこを嫁は余裕のよっちゃんイカの顔で、私を置いてすたこらと先へ行ってしまいます(-。−;)私は傍にある柱にしがみつきながら、恐怖で前に進む事ができませんでした。

すると向こうの方から同じく観光で来ている家族4人組がだんだん私の方にやってきます(-。−;)「うわ、同じエリアに5人も乗ったらさすがに床抜けるって!来るな来るな!!」・・・とはさすがに口に出しては言えません。私の必死な形相で引きつった顔が何を意味するのかはわからない家族だったでしょう。とりあえず私は南無三とばかりに勇気を振り絞って嫁の後を追い、その場から離れる事に成功したのでした。(つづく)

さて、南無三な日経平均は本日続落。前日のNYダウは軟調。アメリカ製造業新規受注の数字が事前予想を下回った事を受けて売られる展開となり、連れて銀行株も軟調推移。一方で安全資産の金が値上がりし、資金が逃避した格好に。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。為替の円高と、このところ売りが嵩んでいる中国株の動きを睨んで様子見ムード。ただその中国株が急反発して始まった事から、後場寄りはプラススタートに。しかし長く続かずジリジリと売りに押され、連日プラス引け・マイナス引けが14営業日続いていましたが、遂に途絶えて続落となりました。

投資判断は「中立」に。もう少し頑張ってくれると思っていましたが、外部環境が暗転した事で、とりあえず投資判断を引き下げる事にしました。特にアメリカは9月が弱い傾向にあり、為替も円高基調が続きそうな事から、今までのように簡単に上値を取っていく動きではないのかなという気がします。ただ為替の円高は日本買いという意味では本来歓迎すべきことなのですが。

中期的には上昇トレンドが継続中なのですが、5日移動平均線が25日線とデッドクロスしてきました。パラボリックも暗転で、MACDも下落を示したままです。週足では見事に一目均衡表の雲上限に頭を抑えられている格好になっています。ただストキャスに割安感が出てきて、また日足では一目均衡表の雲が少しずつ厚みを増してきて下値を支持してくれそうな事もあり、一概に売りムード一色でも無いと見ています。

出来高が少ないのもまだ方向性がはっきりと出ていないという点では救いかも知れません。やはり実際に組閣され、政策実行力の程が知れないと日本株を積極的に買っていこうという感じにはならないようです。変なしがらみに囚われず、自民→民主に政権が移行できるよう、関係省庁は引き継ぎをしっかりとやってもらいたいところです。特にインフル関連の対策はスムーズにやってもらわないと困ります。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。ただ昨日の新興市場のパフォーマンスは東証1部銘柄に比べて悪くない動きを見せました。各指数共にだいぶ75日線との乖離が縮小してきており、次なる上昇波動の準備に入っている段階。上放れの時も近いと見ています。

ソフトクリエイト(3371)は続伸で年初来高値更新。少しずつですが着実に値を上げてきています。非常に無理の無い形で900円突破目前。9月末にはまた本決算と同じだけ配当と優待の権利が取れますから、それらを狙った買いが継続しそうです。

ソフトバンク(9984)は小動き。それでも全体相場の下落と比較すると、内需銘柄買いの動きもあって踏みとどまっている印象。信用倍率も1.07倍と比較的好需給で安定感があります。間もなく発表される8月携帯電話純増数がどうなっているか気になるところ。

メディカルシステムネットワーク(4350)も小動き。テクニカル的には75日線も接近してきて乖離が小さくなっており、次の上昇波動入りしている格好になっています。出来高は薄いですが上値も軽い印象で、高値奪還の動きに繋がりそう。インフルで内需医薬関連株が底堅い動きをしており、同社もその流れに軽く乗っている格好に。

みずほFG(8411)は続落。昨日からアメリカ金融株不安が再燃してきており、日本のメガバンクにも売りが波及する形に。一方で同社の信用倍率はどんどん悪化しており、日証金も融資残が急増中。週足で見ても各移動平均線が下落傾向で上値に位置しており、もう少し下落トレンドを覚悟しなければいけないようです。

SEH&I(9478)は反発。ただ15000円を割り込んでしまって、勢いは削がれた形になっています。この水準を突破したら上値が軽いと見ていましたが、現段階では目標達成感と売り買いが交錯している格好。それでも週足で見た場合のチャート形状は相変わらずキレイですから、良い日柄調整と捉えられます。

そして次回は8月の成績発表です。今回の成績は今までみたいに絶好調とはいかないようですが、さてどんな感じでしょうか?お楽しみに。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→897円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→182500円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2045円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→703円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→952円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→214円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→14750円 目標2万円

新日鐵(5401) 8月17日より 372円→356円 目標500円

東芝(6502) 8月18日より 455円→477円 目標700円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。