KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

パーティは終わり・・・

6時間耐久カラオケを終え外に出て駅に向かう我々は、何かを成し遂げた達成感で団結力が高まっていたのでした。これは24時間テレビが終わった後の参加者のような気分でしょう(そんな大層なもんか?(-。−;))。そういえば「サライ」歌わなかったなー(;^_^A

駅で始発に乗り込む皆を見送ると、私は一人歩いて家に帰りました。途中に実は我々が行ったカラオケ屋よりも近くに同じチェーン店があった事に気付き、少しショックを受けました。カラオケ屋を探して結構な距離を歩き回ったのに・・・(T_T)

しかし実はここからが私の本当のバトルです(-。−;)私は結婚して初めての朝帰り。飲み会当日は激しくカミナリが鳴っていたのですが、それは嫁の怒りだったのかも知れません(・・;)

私は恐る恐る「ただいまー(-。−;)」と帰って、寝室へと向いました。先手必勝で「嫁ごめん!」と謝ると布団の中から「たまには良いよー」と寝ぼけ眼で嫁は応えてくれました。おお、なんて観音様のように優しい嫁なんだー(T△T)後光が差していらっしゃる。神様仏様嫁様ー。

その後私は布団に入って5時間程度寝て、お昼頃に起きました。そして寝室からそのまま出てきてしばらくぼーっとしていると鬼のような形相の嫁が(・・;)
「起きたら窓開けて部屋の換気してっていつも言っているでしょ!!なんでわかんないの!!\(*`∧´)/」
それはまさしく夜叉の顔でした(-。−;)本当に結婚して今までで一番恐かった嫁の瞬間でした(T_T)(完)

さて、一番恐い日経平均は本日反発。前日のNYダウは複数の大型買収の話が相場を盛り上げ堅調推移し、4営業日ぶりの反発。それを受けた日経平均は前日の大幅安の反動もあって、朝方から買いが先行。藤井さんの「円高容認発言火消し発言」も受けて円高が一服した事も追い風。月末のドレッシング買い期待もあって、引けまで堅調を維持しました。ただ先週末と月曜で5%下落した割には反発力が鈍い状況。

投資判断は「売り」。引き続き先行き見通しは甘くありません。明日はドレッシング買い分以上に売られ、結局は1万円割れという展開を想定しています。為替の円高基調は変わらず、市場の雰囲気も変わらないでしょう。本日の揺り戻しの動き(銀行が買われ、ニトリ(9843)のような円高恩恵銘柄が売られる)は更に揺り戻されるでしょう(銀行が売られ、円高恩恵銘柄が買われる)。1万円割れ後は引き続きゆるやかな下落相場を想定しています。

テクニカル的にも短期的に非常に苦しい場面です。日足では75日線を割り込んで一目均衡表の雲に突入。パラボリックもすぐに暗転してしまい、MACDもDMIも暗転したまま。ボリンジャーバンドも−2σを拡大しに行っています。出来高も薄く、少なくとも国内には目先反発する要因が何も見当たりません。変化日と言えるのは昨年安値を付けた来月末辺りでしょうか。

本日の藤井財務相の介入示唆発言は昨今の市場の反応に慌てた印象を受けますが、一方で先日までの言動に関してはマスコミが少し過剰に反応し過ぎた感もあります。今までの政府のように簡単には介入しない事で色を出す、あるいは一層の自由市場原理に期待する事で自然な為替の動きを期待しただけの事なのに、それが「円高容認」と極端に捉えられてしまったのは本人にとっては想定外だったのでしょう。

以前も書いたように少しリップサービスがあって然るべきところだったのですが、手痛い市場の洗礼を受けたという感じです。個人的に藤井さんには期待しているのですが、ちょっと自身の立場・言動が国内外にどういう影響を与えるか、慎重に見極める必要があると思います。

実際には藤井さんが何と言おうと二国間金利差の結果である為替の円高トレンドは変わりませんし、為替介入をしたところで反応は一時的なものです。ですから今日の介入示唆発言をどう捉えるか別として、当初示した為替介入をしないという基本姿勢は間違っていないと思います。ただ一方で「介入しない」と言う必要は無いと思いますが。

亀井金融担当相も若干「静香」に(トーンダウンの意)。与党内からもモラトリアムについては否定的な意見が強く、私もこれはどうかと思います。実行すれば報道されているように銀行の貸し渋りに繋がり、行き着くところは中小企業の悲鳴に変わります。最悪金融機関からも悲鳴が上がり、その時は、さてどちらを助けるべきか・・・というような選択を迫られる事になるでしょう。これは姿勢程度で収めておくべきで、強制力を持たせるべきことではありません。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。昨日は3指数共に激しい下落に見舞われましたが、本日はマザーズ・ヘラクレス指数が反発。特にヘラクレスは小幅ながらも9営業日ぶりに反発となりました。まだまだチャート形状は悪く予断を許しませんが、東証1部銘柄に比べると上昇余地は大きく、水準自体の割安感に加えて円高耐性があります。消去法的にも選ばれるべき市場です。

ソフトクリエイト(3371)は小動き。優待取り狂想曲も一段落して、ここからは再度上昇トレンド形成を期待していく場面。ただ明日で自社株買いも終了。引け後には実績が発表される事になりそうですが、来月以降の買い手がどの程度表れるか少し不安でもあります。

ソネットエンタテインメント(3789)は反発。テクニカル的には底打ちの兆しを見せています。まずは各指標が上値を抑える19万円手前までのリバウンドは試してくるでしょう。その後は出遅れ感・内需割安株というところに、どの程度人気が付随してくるか注目です。短期的には一番期待できる銘柄。

ダイハツ(7262)も反発。昨日は円高を受けて自動車株全般に軟調。同社もその煽りを受けて一時900円割れの場面がありましたが、その後は長い下髭を付けて反発に。本日は逆に為替の一服感を受けて自動車株が堅調。同社も堅調推移を見せました。ただテクニカル的には75日線と25日線のデッドクロスが示現。もうしばらくは残念ながら為替の円高トレンドを背景に緩やかな下落基調を想定しています。当面自動車株には逆風が続きそう。

みずほFG(8411)も反発。昨日は一時170円までありましたが、やや戻した格好。正直金融株の動向が今市場の最も関心事であって、これからの日本株を占う上で重要なポジションなのですが、まだまだ政治的な逆風が続きそうです。ただ実は最近株価的には少し風向きが変わってきた印象を受けます。これだけ銀行株を取り巻く環境や信用買い残の積み上がりの割には下げ渋っている感じがあり、きっかけさえあれば(具体的には亀井発言の明確な撤回や海外銀行株の業績堅調等)突然の大幅高になる準備はできている状態。この辺りで打診買いしてみるのは悪くないと思います。

SEH&I(9478)も反発。実は本日18営業日ぶりに終値が前日高値を抜いてきました。ただ買いにまだ勢いは感じられず「たまたま」という面は否めませんが。子会社SEメディアパートナーズ(2495)の下方修正もあって、再浮上のきっかけはなかなか掴めず。もう少し日柄調整を必要としているようです。指標はだいぶ割安感を出してきました。

東芝(6502)も反発。24日にはCSの投資判断引き上げを受けて年初来高値を更新してきたものの、500円を前にして突破力が無く。3度目の500円トライに失敗。そのまま全体相場の下落に歩調を合わせる形でジリジリ値を下げ、加えて前日は円高を受けて鬼のように売られましたが、本日は落ち着きを取り戻す展開。

本日は小沢環境相が原発の活用を求めた事から原発関連銘柄が物色される動きとなり、同社も買われました。昨日は中国での原発建設にウェスチングハウスの原子炉が採用されたという報道もありました。個人的にはCO2排出を抑える代わりに放射性物質を出すという行為に心情的な矛盾を感じるものの、風潮としてはやむなしの流れになってきているという事でしょうか。

一方同社は実は原発だけでなく、火力発電所のCO2削減に向けたノウハウも蓄えており、電機大手から良い意味で「日本版エンロン」になろうとしている印象を受けます。そしてその方向性は間違っていないと思います。

三井海洋開発(6269)も反発。円高や資源価格の下落を受けて昨日は大きく値を下げ、直近安値を割り込んだ形になりましたが、急落によりチャート上窓が開いているため、埋めに行く動き。前日の売られ方は少し過剰であり、今年3月から続いている上昇トレンドはまだ続いています。明日は5日・25日移動平均線に頭を抑えられる格好で上値は1900円程度に止まるでしょうが、最終的には窓埋めに動く形で短期トレンド転換してくるものと見ています。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→879円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→181400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1961円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→669円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→920円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→176円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→12700円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→468円 目標700円

三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1875円 目標2500円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。