KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

パーティは続く その2

明け方までカラオケをする事になった我々でしたが、私は基本カラオケ大好きですし、大学時代は友人と2人で6時間耐久カラオケを実施したこともあります。それに比べればまだマシさー(^_^)/久しぶりに朝までオールナイトフィーバー!!フォー!!

私は自称J-POPオタクなので、皆の知らない歌をいっぱい知っています。そしてそういう歌を歌いたい人です。だから次から次へとそんな歌を選曲し、マイクを握っていました。

幸い今回はあまりにも長時間に及ぶバトルのため、そういう傍若無人な振る舞いも許可。音程が外れてもOK(だからこそ皆の知らない歌を歌うのが好き(;^_^A)。とにかく各人ノルマをこなして朝まで歌い続ければ良いということで。

ただやはり3人で回すと選曲に苦労します。あっと言う間に自分の番が回ってくるため、歌い終わった後5分程度で次の曲を選ばないといけません(・・;)なので歌いながらも「次の曲は何にしよう(-。−;)」と考えながらやらないといけません。

そうこうしているうちに一人脱落( ̄Д ̄;;寝てしまいました。仕方が無いので私ともう一人の生き残りをかけたタイマンのサバイバルデスマッチ!これは負けられませんよ\(*`∧´)/(つづく)

さて、負けられない日経平均は本日続伸。前日のNYダウは8月の鉱工業生産指数の増加と原油在庫の減少、そしてドル安を背景に年初来高値を更新。それを受けた日経平均も朝方から買いが優勢。後場政局的なネガティブさや円高を背景に一時上値の重さを嫌気する場面があったものの、アジア株の堅調推移も背景に再度騰勢を強める展開。結局そのまま高値引けとなりました。

投資判断は「売り」。本日は場中に発表された日銀による景気判断の上方修正も支援材料となりました。一方で内閣の人事が昨晩正式に発表されましたが、亀井金融担当相の就任が市場にネガティブ視されています。また藤井財務大臣の為替不介入発言もあって、証券市場にとっては大きな逆風が。それでも海外株高に引っ張られる形で何とか値を崩さずに保っています。

個人的に亀井さんは反対、藤井さんはアリだと思っています。以前にも書いたように郵政民営化の見直しは必要無いと思っており、また改革後退はやはりよく言われているように外国人投資家の売りを呼び、全くもってマイナスと思います。

加えて日経平均先物も廃止だとか言っておられるようですが、これもナンセンスの極み。ヘッジができなくなるし市場の流動性も大きく減ります。そもそも廃止されても機関投資家は注文を海外の日経平均先物へと流すか、225銘柄を面倒くさいけれども売買すれば同じ事です。前者であれば資金は海外に流出するだけ。先物取引の悪い面しか見えておらず、東大の経済学部で机上の空論しか学んで来なかったのかと思います。私は東大に入れる程頭は良くありませんが、日経平均先物を止めたらどういう弊害が出てくるか、どういう流れになるかは見えているつもりです。

藤井さんは考え方(外需→内需の拡大に軸足を移す)はある程度理解できますが、だからといって円高容認発言は余計でしょう。今日・明日に日本の産業の収益構造が外需から内需に大幅転換できるわけではないのですから、逆にリップサービスくらいあっても(もしくは黙っていても)良かったのではないでしょうか。一方で証券優遇税制廃止論者である事は個人的には反対です。敢えて株価を下げるような事はしなくても良いでしょう。貯蓄から投資への流れを止める事は、結局日本の財政状況をより厳しいものにしてしまいます。

さしあたって明日は大型連休前という事でさすがに売りが優勢になると見ています。海外株は引き続き堅調推移するかも知れませんが、日本株はなかなか上値の重い状況が続くでしょう。円高は外国人投資家にとって日本の資産増加要因になるわけですが、ドル建てで見た日経平均はほぼ年初来高値水準に来ています。残念ながら高値未更新だからといって出遅れ感は見られず、特段日本株を買い上げる要因は無さそうです。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。今日のところは資金が東証1部銘柄に向かってしまった格好です。本日新規上場のキャンバス(4575)は値付かずの買い気配。昨今のIPO人気を映した格好ですが、バイオベンチャー株が初値付かずの買い気配というのもかなり珍しい例でしょう。一昔前のIPOブームの時ですら、なかなか見られ無かったものです。それだけ新興企業に対する個人投資家の飢餓感は強いと言え、本当であれば個人投資家も新興市場銘柄を買いまくりたいという方向性の表れと言えそうです。

メディカルシステムネットワーク(4350)は堅調。一時売り込まれる場面があったものの、最終的には買い戻されて長い下ひげを付けました。調剤薬局を展開する同社は民主党による医療支援関連、またインフル関連でもありテーマ性要因は豊富です。今日の動きは三角持合下放れに繋がりそうでしたが、何とか土俵際で踏みとどまった感じ。為替の円高も相対的に支援材料に。

ダイハツ(7262)は反発。自動車株の方は円高よりも景気回復期待の方が優勢となって買いが勝りました。かろうじて踏みとどまっている感はありますが、テクニカル的には先日来述べているように下落の方向に。高速道路の無料化が本当に実現するのであれば、自動車株にとって大きな支援材料になりますが、現在のところはまだ未知数。八ッ場ダムの建設は中止となりましたが、前原さんはこちらのマニフェストも実現するか。

みずほFG(8411)は続落。全体相場が堅調推移であるにも関わらず、銀行セクターは売られる展開に。亀井さんの銀行いじめが嫌気されている格好。この辺りは逆テーマ性という感じで、どうしても買いでは見ていけません。ただし戻り出す時は一気に、恐るべきエネルギーで相場を牽引するセクターと見ています。

SEH&I(9478)も続落。すっかり日足チャートの方は崩壊状態。75日線も割れて一目均衡表の雲に入り込んでしまいました。13000円割れも視野に入ってきていますが、さすがにこの辺りで下げ止まるものと見ています。割安感はかなり出ており、ネット関連銘柄が内需関連物色の一環で買われる場合には買い戻されてくるものと思います。Windows7が一般販売される来月に向けて、ネット関連本を発行する翔泳社を抱える同社は少しずつテーマ性を帯びてくるものと見ています。

昨日寄りでポートフォリオから外れた新日鐵(5401)は続伸。昨日はJPモルガンの高格付けを背景に、本日は高炉の再稼動を背景に買われる展開が続きました。ちょっとポートフォリオから外すのを早まりましたね。曲がっています・・・

東芝(6502)は大幅反発。フラッシュメモリーの市況好調やネットブックの米国販売好調を受けて出来高を伴い上昇。円高水準にある中で、日本のハイテク代表格として強い動きが目立ちました。テクニカル的には25日線で反発し、再度高値を目指す動きに。引き続き空売りも増えており、需給は良好。

三井海洋開発(6269)は続落。原油価格の上昇は資源開発関連の同社にとって追い風ですが、テクニカル的には月曜に再度高値を取れなかった事によるダブルトップ懸念で下落傾向。この辺りが需給バランスを悪化させています。9/10安値と25日線が位置する1850円手前で反発できるかが焦点に。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→949円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→175500円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2045円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→699円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→947円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→192円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→13100円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→482円 目標700円

三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1944円 目標2500円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。