KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

続○○な話

アホの○○は社長の息子なので、当時お小遣いはいっぱい貰っていたようですがボンボン特有の嫌みな奴で、頭が悪い上に奇行が目立つわ(ここでは書けないような小学生特有の下ネタのオンパレード)、女子にセクハラをするわ・・・と、とにかくクラスのお騒がせキャラでした。個人的にはあまり好きではなかったのですが、時々流れで遊んだりはしていました。

ただそのたまたま遊んだ時の話ですが、○○の会社の駐車場で皆で野球的な事をやっていました。その時に○○がふざけて投げた球が会社のガラスに直撃し、ガラスを割ってしまいました。すると○○の母親が出てきて、○○ではなく一緒に遊んでいた我々を叱りつけてきたのです(・・;)そりゃ確かに我々も関係がありますが、直接やったのは○○だし、普通自分の子供を怒らんかねー(-。−;)

そんなわけで○○とはあまり良い思い出が無かったのですが、先日他の同級生と会って話をしていた時にも○○の話題が。「あいつやっぱアホだよなー」というエピソード交えて(やはりここでは申し上げられません(;^_^A)、彼のアホ列伝を肴に話していました。「今あいつもあの会社を継いだんだけど、毎晩おねーちゃんのいるようなところで金ばらまいて飲み歩いているよ」とのこと。アホは現在も相変わらずのようです(-。−;)

ところで後日、引っ越してきた○○さんと改めて話しをした際に、お互い引っ越して来る前はどこに住んでいたかという話になりました。
私「私は××小学校校下でして・・・」(※ちなみに校下というのは学区・校区の事。どうやら富山・金沢の辺りでしか言わない方言みたいですね。漢字変換に出てこないので初めて気付きました)
○○さん「あー、××と言えば、私の親戚が居ますわー。年齢は確か33だか、34だか・・・」
私「私34ですが・・・あっ、ひょっとして○○って(・・;)」
そう、下の名前まで聞いてみると、アホの○○その人でした。どうやら○○とは親戚だったみたいです。

偶然の出来事に驚くと同時に、世間は狭いなーと感じた瞬間でした。そしてその方には「あー、アホの○○と親戚!」とはさすがに言えないなーと思い、今後の接し方に悩むこの頃です(;^_^A

さて、接し方に悩む日経平均は金曜大幅続落。前日夜間にドバイの政府系持ち株会社ドバイ・ワールド」が債務の返済猶予(モラトリアム)を債権者に求めると発表があり、主力取引先であるヨーロッパ各国の銀行に対して売りが集まる展開。欧州各国の株価指数は軒並み暴落となりました。

NY市場は感謝祭のためお休みとなり、アメリカを飛ばして回ってきた日本の順番では、当然のように日本株も暴落で応える結果に。為替は一気に84円台を付ける円高となって、日経平均も9000円に迫る勢い。前場には何とか踏みとどまっていた印象も、後場からはアジア株安も受けて一段安となり、結局軒並み安の安値圏で引けました。

投資判断は「中立」に。とりあえず予想外に加速してしまいましたが、随分前から述べていた「12月上旬にも9000円に向かう」という方向性は概ね達成されたのではないかと見ています。もうしばらく下落傾向は続くと思いますが、とりあえず水準的にはだいぶ良いところまで来たので、投資判断は一段階引き上げておくことにしました。

金曜のNYダウは半日立会という事できちんと消化できたのかどうかは不安ながらも、一応壊滅的な下落にはならなかった印象を受けます。来週はそれら過剰な売りに対するリバウンドが期待でき、特に月曜はドレッシング買いも期待できるでしょう。ドバイの負債もアブダビが多少は肩代わりする・・・かも?という東スポ的な期待感も漂い、金曜ほどの圧倒的な悲観論は和らいでいます。

5兆円という負債もリーマンショック時の損失に比べれば大した事無いという意見も一方ではあります。ただこの辺に関しては警戒は必要でしょう。サブプラ問題も当初は「大した事無い」という感じからのスタートでした。これはいわゆる氷山の一角かどうかが論点で、今回発生した金額の大小の問題ではなく「これからどれだけ連鎖していくのか」というところが問題なのです。

アブダビが肩代わりするにしろ何にせよ、中東は今までのように悠然と構えて原油の需給を調整して稼ぐわけにはいかなくなってきます。「資金が必要だからできるだけ原油を売りたい」という各国の思惑が出てきたら、OPECで減産は全会一致ではとても受け入れられなくなります。となると原油価格は下落し、中東各国のインフラ整備にはお金は使われなくなります。

そうなれば中東を相手に商売しているインフラ関連ビジネスや水関連ビジネスは規模を縮小せざるを得ません。基本的に経済というものは以前から何度も書いているように「金持ちがより金持ちになることで信用創造によってより膨らんでいくもの」なのです。ですから社会主義的な「皆平等に」となってしまうと、お金は萎んでいってしまうのです。感情的には気に入らないかも知れませんが、そうやって資本主義経済は発展していきました。

そういう「お金持ち」が消えてしまう事は、実は危機的な状況であるとも言えます。いずれ起こるであろう中国の破綻も、その兆候を嗅ぎ取る努力を怠るべきではありません。負の連鎖というものはものすごい濁流になって、結果罪もない人も巻き込んでしまいます。目の前の不公平感の解消よりも、大局を見ないといけません。なかなか難しいところではありますが。

今回の一件は、とりあえず超短期的にはすぐに収拾される話でしょう。ただすぐに再燃してくる問題だと見ています。引き続き気を緩める事無く、注意深く株式市場を睨んでいないといけません。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。折角リバウンド相場に入りかけたところに、とんだ災難がやってきたような感じです。日経JASDAQ平均はまた安値を付けてきました。リスク資産の回避傾向が、新興市場にも顕著に表れてしまっている格好です。ただこんな状況下でも値動きの軽い銘柄には買いが集まり易く、東証1部銘柄にも言える事ですが、短期の値幅取りの動きもそれぞれ目立ちます。個人投資家はこういう相場環境でも上手く立ち回れる機動力が長所と言えるでしょう。

みずほFG(8411)軟調で年初来安値更新。ドバイショックによって欧米の銀行が軟調だった事を受けて、同じ金融株として売りが集まる展開に。同社もドバイワールド向けに数百億円規模で保有しているとされていますが、影響は限定的との見方も。ただ上記したように警戒は厳にしておく必要があり。150円を割り込んでしまった点がテクニカル的には痛いところ。

三井海洋開発(6269)は反落。原油価格の下落によって、資源関連銘柄としての位置づけから売りを免れない形。上記したように、ここから原油価格は下落傾向に向かうのではないかと思われ、またテクニカル的に非常に悪い形になってきた事から、残念ながら月曜の寄り付きで損切りとします。ポートフォリオ入れ後から戻った事もありましたが、高値圏での買い付けとなってしまったのは非常に残念です。好決算でしたが影響も限定的でした。ならばここから更に上がるというのは難しいみたいです。

ヤクルト(2267)は反発。こういう相場の中でもディフェンシブセクターの代表格として注目を集めています。順調な右肩上がりのチャートが数少ない好調銘柄として更に買いを呼んでいる格好。木曜に高値を更新しましたが、空売りを集めて上昇する姿は圧巻です。昨年リーマンショック後の戻り高値も更新してきたことから、ここからの上値は更に軽くなってくるでしょう。

最近ポートフォリオ入れ銘柄が増えない代わりに欄外で短期勝負銘柄をちょこちょこ紹介していますが、今回は近畿日本ツーリスト(9726)を挙げます。売りに売られて70円の上場来安値を更新してきました。先日はライバルのJTBが国内店舗を削減するという報道もあって、旅行業界の相当の厳しさを反映しています。

ただ見方を変えると色々な長所も浮かび上がってきます。まずライバルJTBの縮小は、同社にとってメリットが素直にあります。一方でこれは業界再編期待にも繋がり、危機的な状況に陥った会社はどこかと合併するのではないかという期待が出てくるでしょう。加えて14年ぶりと言われる超円高のメリットです。この辺りは円高とメディアが騒げば騒ぐほど、海外旅行への宣伝にもなります。

テクニカル的にはまだ底を打ったとは言えませんが、75日線との乖離率はここ半年で最大となっています。この辺りで短期リバウンドはあってしかるべきでしょう。信用倍率の需給もさほど悪くありません。10日に発表された決算は赤字拡大でしたが、ここ2週間の下落はそれを織り込んだのではないでしょうか。80円近辺までのリバウンド程度は狙えるのではないかと思います。

最近ホンマに仕事が忙しいのと、忙しかったら忙しかったで悪循環を生んで凹む事が多くなって嫌になります。今回も出張から帰ってきたら休み返上で仕事だったため、こんなギリギリの更新になりました。推敲が出来ないので内容が雑な点はちょっとご容赦ください。あーあ、ヤレヤレ。また愚痴ですがはよ仕事辞めたい・・・

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→795円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→183000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2025円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→575円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→784円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→148円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9200円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→429円 目標700円

三井海洋開発(6269) 9月10日より 1933円→1624円

ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2625円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。