KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

奈良ならでは その9

奈良から帰る道すがら。何かやたらと行列を付いている和菓子屋さんがあったので、とりあえず並んでみることに(;^_^Aガラス張りのところで職人さんが一生懸命何かを実演で焼いておられます。その手際の良さに見とれながら、今夜泊めてもらう姪の土産として得体の知れない何かを購入←失礼

それは「公家芋」という和菓子で、栗きんとんのように濾したサツマイモの周りを小麦粉と白ごまでまぶし、それを四角く形を整えて鉄板の上で焼いたもの。きんつばの餡の代わりにサツマイモを使ったと言えばわかりやすいでしょうか。

↓賀茂公家芋本舗のHP
http://www.kugeimo.jp/

買って出来立てを食べてみたのですが・・・これが美味い!!(^^)表面はカリッと香ばしく、中はトロっと甘さが口の中で広がります。私は正直サツマイモ系のお菓子が苦手なのですが、非常に上品な感じの甘さでしつこくなく、素直に美味いと思いました。行列ができるだけのことはあります。ただ残念ながらこのお菓子、奈良銘菓ではなくて京都のものらしいのですが(・・;)

小腹を満たすと電車に乗って大阪天王寺まで。天王寺から近鉄で姪のマンションに向かいます。姪のマンションに着いたのが夜の8時過ぎ。そこで姪と今日の動きやら何やら話してしばらくすると、姪が「それじゃ」とどこかへ出かけます。

どうやら姪は我々のために部屋をわざわざ空けてくれるらしく、どこかのホテルに行って泊まってくるとのことでした(・・;)えぇ、そんなわざわざ立場が逆の事するくらいなら、うちらがホテルに泊まったのに・・・。しかしもうホテルを取ってあるとのことなので、我々は素直にお言葉に甘える事に。良い姪を持ったもんだ。

ただ姪が言うにはそのマンション温水を貯めておくシステムで、一日に使えるお湯の量に制限があるとのこと。大体200リットル使うと、その日は水しか出ないそうで、あまり湯船にお湯を使ってしまうとシャワーが使えなくなるとのことでした。このマンション出来て4年目の新型ですが、最近のマンションってそんなもんなんですかね?(・・;)

なわけでシャワーだけ浴びる事にした我々は、一日歩き回って疲れ果ててしまったので、姪に感謝しつつ大人しく明日に備えて寝るのでした。(つづく)

さて、感謝したい日経平均は本日反発。前日のNYダウは一時大幅安となったものの、下値では買いが入って引けでは切り返し。その流れを受けた日経平均は前日の大幅安の反動もあって朝方から買いが先行。ただ引き続き弱い動きの続く中国株の動きが気になる中で上値を追う動きにもなれず。後場には一時マイナス圏に転じましたが、上海株が落ち着いた動きになると何とか値を戻し、引けではわずかにプラスとなりました。

投資判断は「買い」。引き続きユーロ圏の信用不安が重石となってユーロ安が取り沙汰されていますが、これが時間の経過と共に解決しても中国の成長鈍化が次の不安材料として控えています。中国では不動産に対する課税が意識され景気の引き締めが強まる中、簡単に買い上がれない状況に。

日経平均はテクニカル的にも際どいラインにきています。現段階で前回言及した下値支持線(昨年3月及び11月安値を結んだ線)を割り込んでしまってきているため、頼みの綱は52週線のみ。その52週線も終値では割り込んでしまっているので、ここを早期に回復しないとダメージは大きいと言えます。

今の下落では強気に見ている私ですが、さすがにちょっと雰囲気的には強気強気で押すわけにもいきません。テクニカル的に暗転してしまうと、実態経済や外部環境云々よりも需給面での弱さにも抗わなくてはならなくなります。今週いっぱいは様子を見てみたい局面に。

新興市場は「強気の買い」。本日も3指数共に軟調。昨日に引き続き新興市場株が大きく売られてしまう形に。マザーズ指数は9営業日で高値から2割以上下落するという大暴落です。ミクシィ(2121)を筆頭とする大型株が成長鈍化を嫌気され、底値の見えない下落トレンドを継続しているのが辛いところです。

正直ここまできてこんなに売られるとは思いませんでした。マザーズ指数は節目の400ポイントにほぼ到達したので、年初来安値381ポイントを割らなければ上昇トレンド回帰は可能と見ますが、ここを割り込むようなら祭りは終わりとせねばならないでしょうね。戻り局面があっても東証1部の大型株の方が先に戻るであろうことから、優先順位としては欧州株→日本の大型株→新興株という図式になりそう。なので、新興株といっても欧州株の復権が大きく影響してくると思います。

メディカルシステムネットワーク(4350)は反発。東証1部への指定替えと3円増配が発表され買われる展開。同時に発行株数の1割超にあたる増資も発表されましたが、設備投資に使われる事などから特段悪材料視されていない状況。むしろ株主数拡大による流動性の高まりが期待されている格好。

ポートフォリオ入れから2年半。当時はヘラクレス市場でしたが東証上場を目指して順調に伸びてきましたね。感慨深いものがあります。株価は色々紆余曲折しましたけれど、当初から長期目的という位置付けで我慢してきた甲斐がありました。

一方日証金の融資残高もこのニュースを知ってか大きく減少していますし、テクニカル的には上昇トレンドが続いていますからまだ動く必要はありませんが、東証1部上場という目標を達成したため「あがり」と見ておく必要はあるかも知れません。出口戦略を意識しないといけないですね。目標株価を900円に変更し、利出しの準備にかかりたいと思います。

みずほFG(8411)は反落。前日は好決算の発表やそれを受けた各アナリストの好評価により全体相場が軟調な中孤軍奮闘したものの、本日はその効果も薄れた格好。引き続き需給の重さが懸念されています。当面は全体相場の落ち着きを待ちつつ日柄調整をこなすしかない状況。

トヨタ(7203)は小動き。ただ足下ではユーロ安こそ進んでいるものの、ドル円相場では緩やかな円安傾向にあり、自動車メーカーにとっては影響が薄い状態。相場が不安定な中で「マシ」な銘柄として選好されている面もある様子。本日発表の信用残はやや悪化。

ACCESS(4813)は続落。マザーズ指数の下落に合わせて同社の株価も軟調推移。テクニカル的には75日線を割り込んでしまい、週足でも26週線に跳ね返された形。マザーズ指数同様非常に嫌なムードになっています。ただ下げ過ぎの反動からマザーズ指数の反転上昇も期待しているので、もうしばらく様子見。

ファーストリテイリング(9983)は反発。ユーロ安が嫌気される銘柄ですが、本日は持ち直す動きになっています。しかしテクニカル的には下落トレンド継続中。本日発表の信用残も悪化で、需給面では売り圧力の強い状況がまだ続きそう。

昨日の寄り付きからポートフォリオ入れとなったセルシード(7776)は大幅反落。昨日は大きめの売り板を砕いて、新興市場安の中で引けではプラ転と健闘しましたが、本日は安値を割り込んで一気呵成の大幅安の状況に。これはヤーマン(6630)以来の「やっちまった銘柄」かも知れません。

前回根拠にした下値支持線を割り込んでしまったため、1000円で下げ止まるかという状況になってきました。場合によっては早めの損切りが良いのかも知れません。こちらも新興市場の下落が急過ぎますから、ちょっと様子見。

最後につぶやき銘柄ブロードメディア(4347)が一向に反攻してくれない中、ついにあのエフオーアイ(6253)を懲りずにつぶやきに。粉飾の不祥事からストップ安比例配分の状態が続いていますが、本日正式に上場廃止も決定。倒産ではないので、100円割れでは単純に割安でしょう。加えて丁度明日19日でロックアップも解除で、全てのマイナス材料が出切る予定です。ただし事業を継続するにしても株主訴訟リスクなどありますから、かなり大ダメージを受けるのは必定でしょうけどね。にしても100億円規模の粉飾って、売上のほとんどじゃん・・・

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→901円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→232500円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2227円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→757円 目標900円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→873円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→164円 目標500円 (1000株単元変更考慮)

トヨタ(7203) 3月4日より 3390円→3530円 目標4800円

ACCESS(4813) 4月3日より 156000円→129100円 目標18万円

セルシード(7776) 5月15日より 1260円→1100円 目標2000円
 
売り銘柄

ファーストリテイリング(9983) 4月18日より 14300円→13450円 目標12000円

JT(2914) 5月2日より 320000円→303000円 目標30万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。