KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

節電の夏の乗り切り方

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これって私だけなのかも知れませんが、台所で洗い物などをする際にガラス製のものやホーローのものを洗うのが嫌です。というのも、どう表現していいのかわからないのですが、濡れた指の表面と、ガラスのコップなどが擦れるとゾゾゾーっと鳥肌が立つのです( ̄Д ̄;;

よく黒板を爪でひっかいて「キーッ」て音が皆嫌だって言いますが、私は実はそれは平気です。ところが、例えば昔コーラやスプライトの1リットルは瓶でしたが、それの蓋を開けるのが嫌で嫌で。というのも、瓶の口とアルミ製のキャップが擦れて・・・、あぁこれを書いている今も思い出して鳥肌が( ̄Д ̄;;

なので、親にしてれみればジュースを勝手にドンドン飲まなくて都合が良かったのかも知れませんが、その後ペットボトルになってから問題は解消。今ではキャップもプラスチックになってリサイクルも可能と随分変わったものです。

ただ、鳥肌が立つほどゾクゾクっとするので、今くらいの暑い時期では怪談話よりも効果があるエコ冷却法。何故こんなに嫌なのか合理的な説明がつきませんが、とにもかくにも節電の夏は皆これで乗り切れる?

さて、鳥肌が立つ日経平均は本日反発。前日のNYは債務上限引き上げについて進展したと見られること、また各企業の好決算を受けて大幅高。中でもアップルは好決算期待で既に買われていたにもかかわらず、決算を受けて一段高となる強さがありました。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日下落の反動もあって、なかなか改善しない円高を尻目にいきなり1万円を超えてきました。ただし朝方に高いところを付けた後は上値の重い展開に。商いが薄く下値での積極的な買い手が不在の中でジリジリと値を下げ、1万円はかろうじて死守したものの、お世辞にも「強い!」と断定できるほどの相場ではありませんでした。

投資判断は「中立」。前回「今週は1万円を割り込んだ水準での推移を予想」として、いきなり予想が外れてきました。ただ本日は上がるには上がりましたが、商いが引き続き薄く、上昇率の上位には仕手株の代表株と言われる銘柄が並んでいます。

この辺りやはり為替が円安反転してこないと大型株はなかなか買い辛いのでしょうが、以前からお伝えしているように、夏場の円安反転は難しいと見るべきです。海外で何か起きても逃避の円買い、日本の政局が落ち着いてきたとしても円買いに向かうわけですから、円安の材料が見あたりません。

テクニカル的には日経平均は200日線で跳ね返った格好になっていますが、逆にTOPIXは跳ね返された形。やはり為替が今の円高状態では、輸出株の影響度合いが強い日経平均にこれ以上の上値追いは期待し辛く、TOPIXの上値が重いのであれば今週はやはり上値の重い展開が続きそうです。

ただアメリカの決算が良く、テクニカル的な節目であるダウの12400ドル、S&Pの1300ポイント、NASDAQの2740ポイントでそれぞれ反転してきた形にはなっていますから、債務問題の落ち着きと歩調を合わせてアメリカ株は堅調に推移しそうです。であれば無碍に下がることもないでしょう。日銀のETF買いも控えており、居心地の良い1万円を少し割り込んだ水準での推移が続くと思います。

では1万円を超えるのはどのタイミングで?となれば、やはりある程度日本企業の決算が出揃って、良いものが確認できた場合でしょう。来週末が決算発表のピークですから、とりあえず8月から、という言い方が現段階では妥当でしょうか。ただ引き続き円高に苦しむ中で、その「良いもの」というのが確認できるかどうかは微妙なところです。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。昨日主力株が堅調でしっかりしていたマザーズが反動安。一方でJASDAQは堅調と入れ替わりになりました。

本日はIPOがJASDAQに一件、ラクオリア創薬(4579)が上場。メビオファーム(4580)がAIM市場で売られ続けている中でバイオベンチャー逆風の船出となりましたが、売り先行ではあったもののこちらは何とか無事初値を付けることができました。

一方のメビオファームは本日も値付かず。当初設定の板中心値1200円から半値以下の507円まで気配を下げても、未だ買いが13000株に対して売りが424100株という圧倒的な投げ売りが続いています。(※ちなみに昨日公開価格という表現を使いましたが、新株を発行していないので正しくは板中心値という表現が正確なようです)

もっとも同社の第二位株主が北京泰徳ということで、上場廃止が決定したLTTバイオ(4566)の筆頭株主でもあり、きな臭さが抜けないようです。新株発行が中止され、結局既存株主しか売り手がいない状態でこの有様ですから、もし普通の市場でのIPOだった場合、何も知らない個人投資家がまんまとババを掴まされていた可能性があります。怖いですね。

ただここまで来ると、どこの機関投資家がどのタイミングで仕掛けてくるかに今度は興味が湧きます。我々は売買はできませんが、機関投資家がどのような注文の出し方をしてくるか、見ておくだけでも参考になるのかも知れませんね。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反発。メガバンクに対する資本上乗せ規制案が公表されましたが、本日は終日堅調を持続しました。概ね1兆円程度の増資が必要になるのではないかとされていますが、実際にはまたどうなるのかわかりません。

はっきり言ってそれが実施される時の世界情勢によって、またアングロサクソン系の方々にルールを変えられてしまいそうで、現時点で全て織り込むのはどだい無理な話。足下では下げ過ぎの相場が続いていましたから、全体地合の好転に素直に乗っただけというところでしょう。いずれにせよ、引き続き今週が金融株の買い場であるという見解に変更はありません。

メイコー(6787)も反発も反発力は弱い感じ。このところ弱い動きが続いていますが、なかなか上値を抑える5日線を抜け切れません。ただ25日線も下値から迫ってきており、そろそろ反発のタイミングを迎えると見ています。ストキャスもだいぶ割安になってきましたから、ここはまた良い買い場でしょう。5日線を抜けたら上値追いの態勢が整うと思います。

ジャックス(8584)も反発。こちらは25日線での反発が見られた格好。5日線も抜けてきたような感触があります。バックにあるメガバンクが落ち着きさえすれば、その他金融株も次第に内需優良株として注目度合いが高まってきそうです。


【注目銘柄】
ユビテック(6662)は大幅反発。こちらは昨日の有料メルマガで取り上げた銘柄ですが、マザーズでは省電舎(1711)が日刊工業新聞で発電機を販売すると伝わりストップ高。同じ省エネ支援を手がける同社にもその買いが波及してきた格好で、後場から買いが入ってきました。

目標株価はまだ上に設定していましたが、パラボリックが一ヶ月ぶりに好転し、MACDも好転寸前。良い流れを作り出していますが、なかなか良いタイミングで取り上げることができたと思います。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。