KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

バベルの塔でブリリアントなひとときを その2

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前回の新聞社へ行った話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20110725.html

一旦1Fまで降りた私は、先ほど見た案内板をもう一度よく見てみました。すると「事業部 チケット販売」と書いてある案内が2階と3階の間辺りに書いてあり、どうも2階の方に書いてあるような感じにも見えました(・・;)んー、じゃあ2階に行ってみようかな?

今度は2階に昇ってみると、一つだけ電気の付いた大部屋があり「事業部」と表記がありました。他にも編集部など4つの部が内在していて、基本的にはここの一室で全ての機能をまかなっているようです。

「あぁ、あったあった(;^_^A」と入ってみると、大きな部屋の中はガランとしていて、4人だけおられました。皆取材に行っているのでしょうか。そしてその残った4人はワイワイとテレビで相撲を見て楽しんでいるようでした(-。−;)おいおい、仕事は・・・。まあ、これも仕事の一環かも知れませんが(;^_^A

私が「あのー(・・;)」と言うと、一人おじさんが「はい、何でしょう?」と応対してくれました。
私「今度クロスランドおやべで催されるスィーツのイベントのチケットが欲しいのですが」
おじさん「いつの分ですか?」
私「日曜の分を2枚」
おじさん「ちょっと待ってね・・・あれ?日曜の券1枚しか残ってないや。他の日なら腐るほどあるんだけど(;^_^A」
私「他の日じゃちょっと・・・(-。−;)休みの関係があるもので」

おじさんは他の支局などに確認してくれて、他の支局なら余っているということでしたが、わざわざ前売り券を買いに他の支局まで行くのも面倒臭いので、とりあえずその1枚だけ買いました。

それにしても油断していました。正直一々前売り券なんか買わなくても大丈夫だろうと思っていたのですが、この分だと案外競争率が高そうです(・・;)仕方ないので当日早めに行こう。ダメなら嫁と大人げないスィーツの争奪戦だな、と思いました(-。−;)(つづく)

さて、争奪戦な日経平均は反落。前日のNYは債務上限引き上げ問題に関わる懸念から売られ軟調。この辺りはオバマさんが演説まで行って共和党を牽制していますが、最期の詰めの駆け引きに入っている段階で、いずれにせよデフォルトが起こるとは考えられていない状態です。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。為替が77円台に突入しても止まる兆しが無く相場の重石要因となる一方で、1万円という底が見えてきたところから下値も売り込み辛い格好。徐々に明らかになってくる企業決算を受けて個別では売り買いの方向性が出やすくなっていますが、全体としては引き続き手詰まり感の強い相場展開でした。

投資判断は「中立」。出来高は少し増えて17億株台に乗せましたが、アメリカで大きな問題が片づかない中では、引き続き方向性が明確に出ないままです。金曜に決算発表の企業も集中しており、動きが出るにはもう少しの辛抱というところでしょうか。

それにしても例年は第一四半期は一番注目度の低い決算とも言えます。決算期が始まったばかりで特に通期見通しも変化が少ないですし。しかし今年は震災の影響が落ち着いた後の決算期で、通期見通しの見直し・設定などによって株価に与える影響の大きい時期となりそうです。やはり決算は株価に一番重要な影響を与える成績発表ですから、目が離せません。

テクニカル的には日経平均は25日線と200日線がゴールデンクロスしてきたので、例え1万円を割り込んだとしても9950円辺りの下値は堅そうです。一方でTOPIXの方は200日線に上値を抑えられており、そのねじれがまた方向感を出し辛くする一因になっているような印象です。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズの方は引けにかけて何とかプラス転換してきました。サイバーエージェント(4751)が引けにかけて高くなり、指数を牽引した模様。この辺り明日ももう少し新興市場優位の相場が続きそうですが、金曜から来週にかけては、決算を受けて東証1部銘柄の方に資金が移りそうな感じです。

ところでマザーズによるJASDAQ-TOP20のような主力株中心の指数「東証マザーズCore指数」を作ると東証から発表されており、JASDAQ-TOP20が決まった時のような一つの「祭り」を期待できます。つまり、投信の設定などを期待した主力株の実需買いです。

ただ、JASDAQの方はETFを作ると公表していたので確実な買い需要を期待されましたが、今回はまだそこまで話が固まっていません。また算出開始も秋からということで、まだだいぶ先の話です。

今回このような話が出たのは良いことだと思いますが、東証のアクションは相変わらず遅いなーという印象を受けます。おそらく大証(8697)との合併に先立って、色々と旧マザーズ銘柄に便宜を図りたい(例えば合併後にこのような新興市場の新指数を算出するにあたって、旧マザーズ銘柄がなるべく多く組み入れられるようにしたい)、といったプライドが見え隠れするのは私だけでしょうか。

また、ずっと基準値である1000ポイントを割り込んだまま推移しているマザーズ指数に対する誤魔化しもありそうです(ヘラクレスの方は何とかJASDAQに混ざってうやむやにできました)。

大証の方はアメリカのCMEと提携したり、とにかく東証とはスピードが違う印象を受けます。合併が遅れれば遅れるほど、東証に不利になっていくのではないかと私は思います。


ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続伸で年初来高値更新。子会社エムスリー(2413)が昨日好決算と株式分割を発表し、一時ストップ高の大幅高。となると自然と同社の明日の決算に対する期待感が否が応でも増し、好需給の相場展開の更なる刺激材料となりました。

それにしてもエムスリーは事前の好業績に対する期待感が高く、既に株価も高くなっているのに、更にその上を行く好決算を出してきて本当に強いですね。かつてはDeNA(2432)も同社の連結子会社だっただけに、実に強い会社を作るのが上手です。

明日の決算は本業の好調もあって、十分良い内容を期待できると思います。また株価水準も高いところに来ていますから、親子同時株式分割ってのもアリですね。

日本トリム(6788)は反発。本日引け後に決算を発表。前年同月比増収増益で、中間期予想に対する営業利益進捗率は52%とまずまずの内容。悪くはないけれど、そんなに良くもないという感じでしょうか。水汚染問題で一番注目を浴びた時期だけに、伸びは期待されていました。

今回の決算が明日の株価に与える影響は恐らく中立ですが、逆にこれで横ばい症状を上放れるきっかけも失ってしまいました。割安な良い株だとは思うのですが、動かない銘柄を持っていても毒にも薬にもなりません。一応ある程度利益も出たので、明日の寄り付きで売却とします。

メイコー(6787)は続落。昨日は大和による投資判断「3(中立)」目標株価1300円が出て、押し下げ要因に。目標株価は現値よりも高いですが、長期的な目標株価が低いため他の銘柄と比べて相対的に弱い印象となっています。

個人的には大和の投資判断はいつも一過性のもので終わる印象があるので、今回のも喉元過ぎて熱さ忘れる・・・と思うのですが、とりあえず25日線の位置する1250円辺りを上抜けてこないと、短期需給バランス的に上昇転換は厳しいのかなと思います。


【注目銘柄】
サンリオ(8136)は変わらず。この銘柄は前回もお伝えしたように有料メルマガで2950円から取り上げていた銘柄ですが、本日高値3455円まで伸長しました。目標株価は3460円に設定していたので、もう1tick届かずというところで本日は力尽きてしまいましたが、実質的には目標達成も同然なので、以下に7/13の夜に配信した際のものを原文通り掲載します。上昇率は17%超と、実にハイパフォーマンスをあげることができました。

「△サンリオ(8136) 東証1部 売買単位100株
2995円 出来高1079000株

7/14買値 2950円以下
7/29までの売値目標 3460円


ハローキティを中心としたキャラクタービジネス展開。最近は海外のライセンス収入が大半で、海外での人気が絶大。欧州の次は北米、アジアでの拡大を狙う。

業績はすこぶる良好で、今期も増収増益見込み。震災の影響も薄く、ミッフィー作者との著作権訴訟もむしろ震災きっかけで和解。優先株は今期中に償還、償却予定で、6月には自社株買いも。資金もきちんと株主還元に充てている。

ところが、本日は役員のインタビュー報道で「2014年度末までに、最大300億円を投じてキャラクターの買収を検討している」と伝わると、資金負担の増加に対する警戒感が優勢となって下落。ただ買収資金としては現金、および銀行借入を想定しているとのこと。それが欧州不安や比較的高値圏で維持している同社に対する売りのきっかけと重なった。しかしもし本日の下落の理由が本当にこの買収報道を嫌気しているのであれば、むしろここを買いの好機と捉えたい。

確かに同社は3月末時点での現預金が211億円に対して有利子負債が319億円と、完全に余裕のある状態ではない。年間のキャッシュフローは25億円ある一方で借入は前期比9億円増えている状態であるし、更に上述の株主還元策で数十億費やすことを考えると、少なくとも今後の株主還元策が弱まるリスクは残る。

ただ、キャラクタービジネスにおいて顧客に求められるキャラクター、グッズを創造し続けていかなければならないのは当然であるから、いつまでも内製化で成功し続けるのは限界があろう。海外で求められる感性もM&Aで獲得していこうという意志は尊重すべきであり、増資などを伴わないという無理のない範囲であるならば、今後出てくるアナリストなどの評価も前向きなものが出てくるのでなはいか。そもそも具体的な話も出ていないうちに、金額だけで買収の可否を問うのもナンセンスと思われる。

テクニカル的には75日線に接近する局面で下値を拾っていきたい。同社の今までの株価推移を見ると、概ね75日線は強い抵抗線になっているものと見られる。震災の時の下落でさえも、割り込みは一時的だった。

またMACDは暗転しているものの、同社の場合08年の世界的な恐慌以降、MACD線はどんなに下落しても-45までとなっているが、この-45を付けた時も震災の直後という異常時のみ。それ以外ではせいぜい-30辺りが限界であり、そろそろ下限に近い印象。その他の指標は正直あまり良くないが、6月末の下げ止まりも2950円前後のため、この辺りで一度底打ちを確認すると思われる。

需給面では信用倍率は少しずつ悪くなってきているものの、それでも0.5倍と引き続き売り長の状態継続。PERは21倍、PBRは10倍と高い印象だが、少なくともPBRに関しては著作権という無形の財産が圧倒的に大きい同社にとっては無視して考えるべきである」

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。