KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

今週のお題「今年のうちにやっておきたいこと」
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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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日経平均は金曜続伸。前日のNYは、EUの銀行に対する資本増強計画を好感してヨーロッパの株式市場が金融株中心に引けにかけて強含んだことから、アメリカ株も連れ高。こちらもまた引けにかけて買われる動きが出ました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。寄り前の外資系証券の注文動向は240万株の買い越しで9営業日ぶりの反転。前日に引き続き、売られ過ぎた銘柄の買い戻しが中心で、朝方から窓を開けての上昇になりました。

ただ3連休や雇用統計を控えて様子見ムードが一段と強まり、商いは薄いまま。出来高は16億株、売買代金は1兆円ちょっとと、前日と同水準に止まりました。

投資判断は「やや売り」。売りにした途端海外株高によって上昇してきましたが、どうしても上げ方が気に入りません。テクニカル的には25日線を越えられるかどうかの正念場ですが、軽い感じで窓を開けて上昇していることから、9月以降ここまで幾度となく跳ね返されてきたこのラインを、特に材料も出てないうちから上抜けられるとは思えません。

ところで余談として強引に趣味の話と株をこじつけますが、ソフトバンク(9984)は朝方から買い気配スタートし、値上がり率6.5%で売買代金トップの盛り上がりとなってきました。前日の下落がスティーブ・ジョブズ氏が亡くなったことによる特殊要因だった反動もあった模様。

そんなソフトバンクのもう一つの話題はiPhone4Sの料金体系がKDDI(9433)とどう差がつくかでした。まず金曜の朝にKDDIが発表。データ通信料金は4980円のキャンペーン料金(現在のところ2年間限定)であり、それでもソフトバンクの従来のデータ通信料4410円よりも570円高くなっています。

そして12時半からの緊急発表で孫社長の口から発表されたソフトバンクの方の利用料金は従来通り。結果一方で32Gモデル以上の端末代はauの方が数十円安くなり、その他の契約次第では月額の差が400円程度にまで縮めることは可能なようです。

ただ、ソフトバンクとauのiPhoneは同じものであって、性能は異なる点に注意が必要です。現在言われているのは通信方式の違いによってソフトバンクの方が回線が理論値で4倍早いです。またau版はメールの整備がまだだったり、電話しながらネットに繋ぐことができなかったりと色々あるようです。契約する前に色々と調べないといけませんね。

ここから更に余談になるので、興味の無い方は読み飛ばしてもらえば結構ですが、それより私の関心を惹いたのがソフトバンクの「アレコレソレキャンペーン」なるもの。iPhone4Sを契約すれば、何とiPad2が月額0円から使えるという触れ込みでした。

私は今回いよいよ3Gモデルから回線が4倍でジョブズ氏の遺作とも言える4Sに乗り換えることを決意していたので「更にこれはiPad2がタダで貰えるチャンス!」と思って、早速予約開始となる16時にソフトバンクショップへ駆け込んで、結果16時5分頃に到着しました。

すると既にたくさんの人だかりができており、しばらくの待ち時間に(-。−;)田舎のソフトバンクショップだと思ってぬかりました。恒例のソフトバンクショップの契約照会端末が16時過ぎの時点で既にパンクしており、ショップは混乱状態に。

それで話を聞いてみると、どうやらiPadのキャンペーンは端末代で最低でも月額1860円の支払いが発生するようです。これでは2年間でトータル45000円程度支払うことになりますから、結局Wi-Fiモデルを買うのと同額。意味がありません(T△T)

折角「iPadを我が家に導入できる!発売からずっと3Gを使ってきて正解だった!」とテンションが最高潮だったのに、一転急落し、昨日は寝るまでシオシオでした・・・(T△T)これではキャンペーンでも何でもなく、単に紛らわしいだけです。ネット上でも随分非難囂々のようです。まったく\(*`∧´)/

そんなわけでiPhone4Sの予約だけはしてきました。また来週にレポートをしてみますのでお楽しみに。


ようやく株の話に戻りますが、金曜のNYは警戒された雇用統計の数字で非農業部門の雇用者数が10万人を突破し、エコノミストなどの予想6万人を大きく上回るものになりました。ただ今回の数字は前回ストで計上されなかった通信大手ベライゾンの雇用者数4.5万人を含んでいるので、実質的には5.8万人増ということになります。

それを加味して一部では12万人増という予想を立てていたエコノミストもいると聞いていたので、株式市場には既に織り込まれていたと思っていたのですが、それを受けてまずヨーロッパの株式市場が一時急騰しました。そしてその後開いたアメリカ株式市場でも続伸のスタートとなりました。

一方で失業率は9.1%と変化なく、今度はフィッチがイタリアとスペインの国債を格下げと伝わったことで一転マイナス圏に。引けにかけてプラスに転じる場面もあったものの、結果マイナス引けとなりました。

更にムーディーズはベルギーの国債も引き下げ見直しで検討と伝わってきており、相変わらず欧州各国の信用不安は収まりません。ただ、この辺りの国債の格下げにも市場は鈍感になってきており、特段心配する必要は無いと思われます。と言うより、結局先進国の国債がドンドン格下げされていけば、結果的にアメリカの国債がまた相対的に安全というロジックに繋がって、むしろプラスのような気もします。

アメリカの指数については前回「NYダウやS&Pもテクニカル的にはそれぞれ11150ドル、1150ポイントが上値を抑えてくる」としましたが、それぞれやや上抜けてしまいました。とりあえず金曜は一旦売りが優勢となったことでまだ何とも言えない状況ではありますが、私はまだ下落傾向が終わったとは言えない状態だと思います。

少しずつボラティリティが下がってきていることは、市場心理の不安後退を意味しポジティブですが、とりあえず週明け月曜の海外マーケットの動きを注視したいところです。

やはり日本の戻りが本格化するには、為替が円安になること、出来高がもう少し増えることの2つは最低条件として必要でしょう。それに加えて海外マーケットの落ち着き、外国人投資家の戻りというものが必要になってきますから(逆に言えばこれらは一緒くたに起こるものですが)、現段階では弱気継続で見ています。


新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。引き続き東証1部のリバウンド相場に歩調を合わせることができました。ただ3連休を控えて売買代金は連日の今年最低水準。まだ東証1部が完全に強気転換しない段階では、一段リスクの高い新興市場はなかなか買いに向かうわけにはいきません。やはりもうしばらく様子見しておくべきと思います。


今回はちょっと余計なことも書き過ぎて文字数もオーバーしてきたので、ポートフォリオ銘柄のショートコメントは割愛致します。あしからず。


【注目銘柄】
前回も当欄で取り上げたウエストHD(1407)は続落。こちらは今週月曜から有料メルマガで売り銘柄として取り上げましたが、無事一週間の投資期間を終了し、600円を割り込んで結果下落率は13.7%となりました。

とりあえず大成功で幕を閉じたので、予定通り取り上げ根拠を以下に掲載致します。

「▼ウエストHD(1407) JASDAQ 売買単位100株
691円 出来高352100株

10/3売値 667円〜688円(ただし売り予定の株数を寄り付きと引け間際で分散)
10/7までの買い戻し目標 550円
損切り 730円超え

戸建て住宅販売から住宅リフォーム、更に太陽光パネル販売へと次々軸足を移し、今や売上の8割を太陽光発電のグリーンエネルギー事業が占める。ただ同分野で提携していたヤマダ電機(9831)がエス・バイ・エル(1919)を子飼い。同事業における同社との結びつきの薄弱化が懸念される。
業績的には市場で評価されるように太陽光パネル販売が好調なのは間違いない。ただ太陽光パネル販売は利幅が薄く、同社の売上に占めるウエイトが増せば増すほど利益率は低下する公算。前期の増収増益は達成できたとして、今期は増収を果たしたとしても減益になる見通しが強い。

テクニカル的には200日線すら割り込んで底が見えなくなってきたところで一段安の場面を想定したい。先週は下げ過ぎの反動やJ-Stock Indexへの新規参入期待もあって堅調に推移したものの、明日3日の引け基準で組み入れられることから、実需買い要因は消える公算。

その他MACDが好転しそうな場面で暗転継続に向けてもう一段安ありそうなところや、パラボリックの暗転継続も見込める。またストキャスではスローストキャスの%Dラインが8/30,9/12の一服場面でも60%前後で下落に転じていることから、既に60%に達している今回もこの辺りが限界と見たい。ボリンジャーバンドでも戻りは-σまでが限界と思われ、一目均衡表も三役暗転の形になって久しい。なお、長期的にも週足で見ると09年高値と今年7月の高値でダブルトップを付けた印象。

需給面では信用倍率が5倍台と9月に取り上げた段階よりも一段と悪化。買い残もこの一ヶ月で差し引き30万株近く増えて一層上値を重くしている。また700円割れの現値レベルでは4/15〜5月にかけて最も商いが膨らんだボリュームゾーンを下回っており、上値のしこりが強く意識されるレベルに。

予想PERは今期四季報レベルでは4.6倍と同業と見られるサニックス(4651)の14.8倍と比較して割安感は強い。しかしながらPBRは3.5倍でサニックスの1.7倍に比べると2倍近くの開きがあり、結果総合的に見ると割高とも割安とも言えない。

投資期間は今週いっぱいまで。来週には決算が出てくる可能性があり、万一の上方修正発表などはリスク要因。目標株価は昨年8,10月の戻り高値550円辺りまでに。金曜のNYが安いために寄り付きは下げてスタートするものと思われ、売値は5日線を割り込む688円以下の水準で。ただし金曜安値から大きく窓を開けて下落してスタートするならば、安値から5円下までの戻り(667円)を確認しての売りで。

またJ-Stock Indexに連動した投信などはほとんど無いので本来大した買いは入ってこないと見ているものの、引け間際での買いを一応警戒して、また月曜の全体相場が案外底堅く後場辺りから盛り返してくる可能性も否定できないので、リスク分散の観点から予定売り建て数量を引け間際に分散させた方が良いと思われる。損切りは29日高値730円超えで。どんなに戻っても上値は800円までと見るも、そこまで引っ張るとリスクが大きいので」

この銘柄に関しては以前もブログでも売りで取り上げ、その後はリバウンドを買いでとったりして、9月以降はほぼ思い通りに動いてくれた非常に良い銘柄でした。

そしてもう高値1130円の半値水準辺りまで下落したので、この辺りで注目するのは一旦止めておきます。決算も来週末と近いですし、一旦は決算を見てからでないと次の方向性は決められないのではないかと思います。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。