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金曜の日経平均は反発。前日のNYは引き続き緩和縮小ムードが台頭したことで続落。結果ドル円はドル買いが先行し、5月の高値水準を上抜いて08年以来5年ぶりの水準になりました。
それを受けた日経平均は安寄後に切り返しの動き。SQ値が15303円に決まると、そこから反発の流れになりました。ただ為替がドル・ユーロ共に年初来高値を付けた割には買いが拡がらず、次第に上値を抑えられる恰好でマイナス転換。
しかしほどなく切り返しの動きを見せると後場はプラス圏に浮上。週末要因もあって引けにかけて売られたものの小高く引けました。一方TOPIXはマイナスで、値下がり銘柄数の方が2倍以上多い状況。体感的には下落した形でした。売買高はSQのため36億株弱、売買代金も3.7兆円と膨らみました。
投資判断は「やや買い」。さしあたって金曜はSQ値と25日線に下支えされた格好になりましたが、これで年内の大きな需給イベントは無事通過できました。
来週は日銀短観に始まりFOMCだの金融政策決定会合だのありますが、テーパリング(金融緩和縮小)開始は3月だと思いますし、日本の追加緩和は無いでしょう。短観も程々に良いと思うので、つまりは全て概ね市場の想定範囲内で収まると思います。
金曜のNYはS&Pは小幅安だったものの、その他は概ねしっかりでした。週間ベースでは8月以来の下落幅だったことで、ひとまず売りは止んだ格好に。ただその結果VIX指数は少し上がってきていますから、引き続き気は抜けません。それを受けてシカゴ225先物は15580円辺りになっており、月曜は高く始まることが想定されます。
と言うわけで、前回も示したように例年通りメジャーSQ通過後の上昇パターンに移行できるものと思います。個人投資家の換金売りも峠を越え、12月決算銘柄の権利取りの動きも加わって「掉尾の一振」モードに入ることでしょう。
ただしガンガン上がっていくわけではなく、薄商いの中で基本は上がったら下がり下がったら上がる鯨幕相場だと思っています。一方為替に関しては、前回「基本ドル円は頭が重い」としましたが、上値をあっさり突破してきたので、その心配は抜けつつあります。104円を明確に上抜ければ、また次のステージに入れそうです。
その為替の円安に寄与しているのが、残念ながらお隣北朝鮮の政変。ナンバー2の粛正によってにわかに緊迫度合いが強まってきましたが、金正恩の残虐さ、時代錯誤性は日に日に大きくなってきているような印象です。
前にも書いたかも知れませんが、歴史で言えば、中国の皇帝などの後継者に末っ子が選ばれると、大抵残虐な皇帝になることが多く(長男を担ぎ出して地位を脅かす存在を恐れて、恐怖で統治しようとするから)、そうして人心を失い国が滅ぶというのがパターンです。どうやら北朝鮮だけは思想や考え方が数百年遅れているようで、その空気を読めないギャップが周辺国に良い迷惑をまき散らしています。
一方我々は特定機密保護法案に対して文句を言うこともできる(ただし施行の流れは変わりませんが)。日本海一つ隔てて時計の針が何世紀も逆進していることは改めて驚きですが、中国とも距離を置きつつ、大国の統治下から離れる動きが無気味です。来年は半島情勢で歴史的な大きな動きが出そうな気がするのですが、あんまり当たって欲しくない予想です。
新興市場は「やや買い」。金曜は両指数共に軟調。例のミクシィ(2121)は全株一致の後に再度また怒濤の売り気配。とにかく少しでも売り玉を整理したい筋が強引に一致させたようですね。JASDAQの方は例年通りのパターンで株価300円台以下の低位株に資金が集中し、値上がり率ランキング上位を占めています。
来週は終盤に迫ったIPOラッシュのピークで、一日4銘柄上場する日が二日もあります。楽天のマー君の打ち立てた連勝記録を上回る44連勝中(初値が公開価格を上回る)のIPO市場は、最後まで突っ走ることができるのか?
残念ながら19日の4銘柄は1部の再上場銘柄足利HD(7167)の他はウィルG(6089)、ダイキアクシス(4245)が2部案件で地味であり、この日が連勝ストップのXデーと目されています。一方、最近は少しセカンダリ市場が盛り上がってきたので、ちょっとまた注目度が集まっている格好ではあります。
元々12月は新興銘柄が買われやすい時期でもありますし、こちらも掉尾の一振を期待した買いが集まってきやすい環境にありそうです。引き続き新興銘柄には注目でしょう。
【ポートフォリオ銘柄】
テーオーシー(8841)は反落。ズルズルと値を消して値下がり率上位にもランクイン。ちょっと四季報でも今期の挽回は難しい感じになっているから致し方無いのかも知れません。
一方で金曜の日経では「都内のホテル稼働率が97年以来の90%台」と出て、帝国ホテル(9708)などが買われる展開になりました。同社も確かに割合は低いものの、リネン事業などを営んでおり、テーマ的な物色があっても良さそうな感じですが。チャート的には下値支持線を割り込んでしまった形になっているので、早急に値を戻す必要があるのですが果たして。
金曜寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったIJTテクノロジーHD(7315)は反落。前日に出来高が上場来最高を記録し、一方で長い上髭を付けてしまった反動が出た格好です。
ただ木曜からの出来高の増え方を見ると、そんな一日上げただけで終わりなんて感じではなさそうです。合併前の自動車部品工業やアイメタルなどは不出来の日すら目立っていたわけで、株式市場的には流動性が圧倒的に改善されただけでも大きな株価プラス要因だと思われます。
そもそも業績的にも自動車部品株は円安でセットメーカー以上に恩恵を受けるはずですし、四季報の業績予想もしっかりしています(完全に統合の数字が出るのは来期から)。また足元で年内の妥結は無かったもののTPPで自動車部品の関税撤廃の話も出ており、まとまれば圧倒的にプラスです。
それ以外では名前的にも市場的にも株価水準・規模的にも仕手筋のターゲットにされそうな雰囲気もあり、今後引き続き突発高に期待です。もし本当にそうなれば、目標株価1000円も決して夢ではないでしょう。
で、今回はまた一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはダイユーエイト(2662)です。
福島県地盤のHCですが、不幸な原発事故から復調傾向を示しており、地味に株価も出直り基調にあります。正直福島は人口減少が続き厳しいだろうと思っていたのですが、地元密着型のサービスや積極的な他県進出もあって、今回の四季報でも業績の安定的な伸びが期待されています。
で、今回の着目点は実は某日本証券新聞からのパクリですが、同社は11月下旬から2月権利落ちにかけて毎年上がるアノマリーがあるそうなんですね。
それで実際に東証1部上場した06年以降のデータを調べてみたのですが、確かに毎年上がっています。大体11月の下旬に付けた安値から1月中旬くらいまでの間に15%くらいは地味に上がります。要は配当と優待が2月という地味な季節に出る銘柄の権利取り狙い、という面が強い様子。しかも2/20決算なので他に同じ時期の銘柄が少なく尚更です。
また、冬といえばホームセンター株ですが、雪が降ると特に売れ行きが伸びます。今年は豪雪とも言われているので、まあ1月の中頃まではしっかりした動きが続くのでは無いでしょうか。
そんなわけで一ヶ月くらいの投資期間設定で目標株価は750円に。出来高の薄い銘柄ですから値動きも地味ですが、しっかりした動きが続くことを期待します。
【注目銘柄】
じげん(3679)は大幅続伸。前回も書きましたが、12月に腐る程出たIPOの中で現段階で有力なのは同社とホットリンク(3680)だけだと思っています。分足などを見ると分かりやすいのはホットリンクの方ですが、13000円を抜けたら三尊回避で早いのでしょうね。一方じげんの方は勢いがありますから、PERなどを無視してどこまで突っ走れるかというところです。
京写(6837)も大幅高。こちらは10日に配信したメルマガにおいて以下のように取り上げました。
「片面プリント配線板で世界首位という小さな巨人です。配線板ですから、基本電気を使う製品には必要で、その用途は自動車からスマホまで幅広いです。なので世界景気が安定していれば、業績は順調に伸びていく素地があります。
そしてチャート的にももみ合いから上放れてきたような流れになっているので、拾い場としては良い頃合いと思います」
案の定四季報の内容も良く金曜は290円まであって、6月以来の高値水準になってきました。今後も地味に上値を追い続ける格好になってくると思います。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。