KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

10月の成績発表

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本日は10月の成績発表です。10月は怒濤の日経平均16連勝があり、下落日数がわずかに2日間(下落幅計97円)という歴史的な月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検討してみましょう!


【買い銘柄】

三菱製紙(3864)
758円→771円(24営業日保有 上昇率1.7%)

足元では証券会社のセクター見通し引き上げを受けて紙パセクターが主力の王子HD(3861)中心に強い上げ。業種別値上がり率ランキングが上位の日々が続いています。同社もようやく200日線をクリアしてきて重い腰を上げ始めましたが、また決算を受けてどう反応するかですね。引き続き楽観はできません。


グリーンズ(6547)
1394円→1459円(24営業日保有 上昇率4.7%)

優待の発表や1Q決算の好調を受けて、当面好材料が見込み辛いことから、昨日で一旦利食い終了となりました。今後は東証1部昇格といったイベントもあるでしょうけれど、ちょっと時間がかかりそうですね。ただ安定的なビジネスモデルですから、長期保有も悪くは無いと思います。


船場(6540)
1223円→1303円(24営業日保有 上昇率6.5%)

上場来上値抵抗線として意識されていた1300円水準を突破。上放れの動きになっています。もう少し小型株市場に資金が流れてくるような地合になれば、一気に居所を変える可能性があると思いますが。


マクロミル(3978)
2551円→3000円(8営業日保有 上昇率17.6%)

こちらが今月の稼ぎ頭となりました。ただその後更に一段高となったので、勿体無いところで売ってしまいましたね。一応選挙までという見込みだったので、せめて選挙まで持っていれば良かったですが、たられば言っても仕方ありません。


JSB(3480)
10/15より 4205円→4210円(14営業日保有 0.1%)

急落して割安感が出てきたところでエントリー。ただその後は市場全体が大型株相場になる中で、同社は4250円で値が固定されるような動きが続きました。足元では下値支持線を割り込んできた格好になっており、ちょっと微妙な状況に。ただ同業の毎日コムネット(8908)は着実に高値を歩んでいますし、小型株に資金が入ってきたら買われるポテンシャルがあると思います。


ピープル(7865)
10/21より 1956円→1963円(9営業日保有 上昇率0.4%)

月次の好調とビックカメラ(3048)による知財玩具専門店出店報道を受けてエントリー。ただエントリーが抵抗線上限で入ったことから、一旦下押す流れになりました。ただ11月に入ってから2000円を攻める動きに。1月に配当性向100%の配当が一括で出る銘柄で、ここから次第に配当権利取りの動きが出てくる頃合いでもあります。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
20500円→20470円(24営業日保有 下落率0.1%)

中間決算を受けて売られる動きになりましたが、足元では75日線手前で反転する動き。地合も良い中なので仕方無いですが、なかなかしぶといですね。前年10月の受注が初めて前年同月比マイナスとなった時であったことから、その反動で今回はプラスになってきました。ただ引き続き先の無い業界だと思います。


ソフトバンクG(9984)
9084円→10210円(24営業日保有 上昇率11.0%)

日経平均がこれだけ大きく上がった月ですから、当然のように同社も買われる月でした。ただ足元ではスプリントとTモバイルの統合が白紙に。また注目のアリババの決算は好調で株価は一時最高値更新となったものの、引けではマイナス。足元特にアメリカのIT企業が軒並み好決算を出していますが、その恩恵がどこまで続くかに注目です。


JPX(8697)
1991円→2018円(24営業日保有 上昇率1.3%)

地合は良いものの、先月30日に発表した中間決算以降はむしろ下落歩調。厳しい動きとなっています。ただ足元で市場の売買代金が戻ってきたので、ちょっとどこかで決済のタイミングを図っていきたいと思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.23(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 9/29終値 20356円→22539円(24営業日 上昇率10.7%) 0.43(%/営業日)  
TOPIX  9/29終値 1674  →1794 (24営業日 上昇率7.2%) 0.29(%/営業日)

今月は結構成績的には良かったものの、ベンチマークに敗北・・・。大型株の指数先導相場には乗れませんでした。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数987.7ポイント
過去最高とはなりましたが、ギリギリ1000ポイント届かず。まあ今月は実力というよりも、市場全体の上げに助けられた(売りは足を引っ張られた)感もあり、指数が上がったと言っても素直には喜べません。また今月頑張ります。


11月の相場見通しとしては引き続き「中立」としています。木曜のNYは税制改革案や次期FRB議長がパウエル氏になることを発表したことで堅調。ただFacebookが決算を受けて売られたことなどからNASDAQは反落しました。

為替に関しては紆余曲折ありましたが、結局ドル円は114円半ばのチャート上の節目に到達。背景にあるのはECBという大イベントの通過。それによってこれまで貯まっていた短期ユーロ買いポジションを反対決済するタイミングとなったことで、ユーロ売りドル買い→円安となりました。そういう意味ではまずチャート的にはここからの円安進捗は慎重になる場面。

毎週チェックしている短期筋の為替ポジションを見ると、ECB前の10/24時点のユーロ買いポジションは前週よりも若干減少していました。これは足元では更に減少しているとは思われます。一方、円売りポジションは10月になってから拡大が続き、7月以来の水準に達してきました。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5070


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。