KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 少年工科学校

防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200626.html


私の小隊にはたまたま「陸上自衛隊少年工科学校」出身のE君が在籍していました。少年工科学校というのは、中学卒業後に陸上自衛隊入隊となり陸士の階級も得られる機関です。防衛大学校同様に文部省の管轄外ではありますが、一応卒業すれば高校卒業と同等の資格は得られます。

そして卒業すれば18歳から陸曹として各部隊に配属となるのですが、E君は防衛大学校の入学試験を受け、無事合格し、更なる上の階級を目指すことになったわけです彼のような存在は稀で、同期では彼一人でした。

↓階級に関してはこちらを参照
https://www.mod.go.jp/j/profile/mod_sdf/class/

ちなみに、現在「少年工科学校」という機関はありません。というのも、近年世界的にこの18歳未満の「陸士」が少年兵に該当するのではないかという指摘を受け、国際的に宜しく無いという流れになりました現在は同等の「陸上自衛隊高等工科学校」に改編されたそうですが、ここからの話は私も詳しくわからないので割愛。

つまりE君は既に3年間自衛隊の訓練を受けてきており、我々のようなポッと出の新人(?)とは異なりエリート的な、兄貴分的な存在なわけです私は1浪なので年上ではありましたが、彼は「出来る人」であり、一目を置かれる存在ではありました。

なので対番がいない時にわからないことがあったりするとE君を頼ったりできましたし、例えば班長など難易度の高い役目はE君にお願いすることが多々ありました。なお、このE君、かなりクセがあるキャラクターで、後々の裏話的な部分で多く出てくると思います。お楽しみに

私の所属した「441小隊」は、後々考えてみると、実にバラエティに富んだキャラクターの強い集団でした。その一員に選ばれた(?)私は幸運であったような気もしますし、不幸であったような気もしますただ、昨年の同期会で441小隊出身者の参加率が群を抜いて高かったのは、すごい嬉しかったですね(つづく)