KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 暗闇でDance

防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20201119.html


「お前、今日は何で呼び出されたかわかっているよな?
このセリフは呼び出された際の常套句で、素直に直接的に呼び出された原因となったミスを答えると→「それだけか?」と言われ→芋づる式に過去の別件も引き出され→結局どう答えてもあまり良い結果を生みません案の定、先般報告書の提出が遅れた件も糾弾されます

「今からオレが良いというまで姿勢をとれ
薄暗闇の中、腕組みして仁王立ちした○○さんがドスの利いた声で下令します。この「姿勢をとれ」の言葉の前に省略されているのは「腕立ての」という単語。今晩の懲罰は、どうやら腕立て伏せのようです。「はい」と応えると、指示された腕立て伏せの姿勢をとります。

私、元々あまり体力に自信がありません。腕立て伏せの姿勢をずっと続けているだけでもなかなかキツいものです。そこにゆっくりと数字が数えられます。「1、2、3、4・・・」その数字に合わせて腕立て伏せをしなければなりません。まずはウォーミングアップとばかりに10回

そしてミスに対しての詰問、今後の課題、それができなかったらどうする?今度ミスったら許さないぞ・・・。よくもまあこう次から次へと圧をかけられるものだと思いますけれど、そういった言葉を頭上から浴びせられます一々「はい」や「いいえ」で応じ、ひとしきり終わると「1、2、3、4・・・」とまたカウントが始まります。

途中「下」と言われます。その場合、腕を曲げた状態で身体は床に付けること無く、腕立ての格好でキープしないといけません。「上」と言われるとようやく上体を起こすことができます。続いてまた「下」と言われ腕を曲げた状態でキープ。これがかなりキツいただ暗闇に乗じてちょっと膝を付いたりズルをするのはご愛敬

なんだかんだで入校間も無い当時の私は50回は腕立て伏せが出来ましたが、それ以上はもう無理いよいよ腕がプルプル震え、腕が上がらなくなり身体を元の姿勢に戻せなくなってきました(つづく)