KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

10月の成績発表

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本日は10月の成績発表です。10月は岸田内閣の金融所得増税懸念で売られたものの、火消しやアメリカ株最高値更新などを背景に値を戻す週となりました。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

MTG(7806)
1612円→1536円(19営業日保有 下落率4.7%)

株価は低迷が続き、遂に損切ることにしました。いやー、過去最高に損失を出した銘柄になりましたが、もっと早く見切っておくべきでしたね。同社自身はファブレスメーカーでありますが、製造業は供給難がやたらと厳しい決算になっているので、これらが解消されるまでは製造業以外でのポートフォリオ組み立てが妥当だと思いました。


クレステック(7812)
1345円→1319円(13営業日保有 下落率1.9%)

こちらも結構値を戻しましたが、地合の混乱を見越して損切りとしました。ただ月末にかけて、やたらと買い戻されました。もう少し引っ張るべきでした・・・。


日本KFCHD(9873)
2891円→2900円(4営業日保有 上昇率0.3%)

コロナが収束に向かってテイクアウト需要が相対的に弱ること、また飼料価格の上昇による鶏肉価格の上昇などを警戒してこちらは利食いすることにしました。引っ張った割には伸び無かった気もしますが、まあ文句はありません。3000円を超えたら新局面入りすると思っていたのですが。


アニコムHD(8715)
919円→885円(20営業日保有 下落率3.7%)

上がりかけては叩かれて・・・を繰り返し、前向きに捉えれば下方硬直性が付いてきたとは言えるのかも知れません。個人的にはペット保険でNo.1ということよりも、常に保険の先を見据えて先手を打っている同社の凄さにいつも感心しています。もっと評価されて良いと思うのですが。


ネクス・インフラ投資法人(9286)
99000円→98700円(11営業日保有 下落率0.3%)

アメリカの長期金利上昇に合わせて国内の長期金利も上昇してきて、ちょっと相対的に優位性が薄れるとみたことから終了としました。売却日当日に出来高を伴った大陰線になりましたが、私のせいではない・・・はずです。あしからず。


ブロードメディア(4347)
800円→1010円(20営業日保有 上昇率26.3%)

これが今月の大ヒット銘柄に。好決算を信じてホールドしてきましたが、自社株買いのおまけ付きでした。かつてのゲーム会社のイメージから大きく脱却して今は通信制高校が主力の会社の見事なサブスクモデルの会社になっています。その辺りをきちんと見ておくべきでしょう。


BlueMeme(4069)
2022円→1830円(20営業日保有 下落率9.5%)

こちらが本当にどうしようも無い感じ。ひたすら流動性が薄れて売られています。ただ今回の決算シーズンは、供給難や原料コスト増の影響を受けないこういった情報通信系の銘柄に資金が向くと思うのですが。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.02(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 10/1終値 28771円→28892円(20営業日 上昇率0.4%) 0.02(%/営業日) 
TOPIX  10/1終値 1986  →2001 (20営業日 上昇率0.7%) 0.04(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北。ちょっと今月はポートフォリオの大整理を進めたので、踊り場になりました。来月はちょっと色々とポートフォリオの中身を刷新します。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1231.1ポイント
来月こそ1300ポイントを目指します。


足元の株式市場に関しては「やや買い」で見ています。

月初に懸念していたVIX指数は先週結局15ポイントまで低下し、昨年2月以来の低水準に。今回の上昇波動に関しては完全に杞憂に終わりました。個人的に気にしているFRBのバランスシートに関しても、着実に増え続けてまた最高値更新。ならば市場にどんな懸念があろうと資金が流れ込んで株価は最高値を更新し続け、現在のような株価位置になっています。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

政治的な懸念の一つはインフラ投資法案の行方。報道ベースでは「規模縮小により合意に近づいている」ということですが、先月もそう言っていたので実際に決着を見るまでは何とも言えません。その決着如何で長期金利も動きそうです。長期金利は今のところ揺り戻しで少し落ち着いているものの、全般的な上昇基調に変化は無いとみられます。

むしろアメリカでは次期FRB総裁人事の方が気になってきました。パウエル議長も昨年10月に投信を500万ドル相当売却していたという話で、倫理規定には抵触しないタイミングではあったにせよ、保有や売買の開示義務違反の可能性を指摘されています。来年2月が任期満了ですが、他の理事の不祥事の監督責任も含め再任は難しくなってきたような風向きに。

今すぐどうこうなる話では無いのですが、今になってこういう話が相次ぐのはやはり反対勢力によるリークがあるのでしょう。今後更に新たなリークが出てきたり、それが早期辞任などに繋がると、年内の相場波乱に繋がる恐れはあります。

目下の世界的な懸念材料は原油などの資源価格にあります。金曜はドル安も手伝って原油天然ガスは上昇しましたが、同じ商品市況でも銅は続落。銅に関しては最需要国の中国のGDPや鉱工業生産が発表された月曜をピークに崩れてきているので、やはり中国景気の行方と密接に結び付いていると考えるのが自然です。

一方、WTI原油先物は100ドルはおろか200ドル目標という声すら上がって上昇が止まりません。確かに昨年マイナス価格という異常値を見せた後の揺り戻しにより、逆に極端に振れてしまうのもある意味自然かも知れません。限月交代や北米の暖冬観測などもありましたが、上昇が一休みしただけで、基調に変化がありません。またこれだけドル高水準でもこの位置を維持しているのなら、ドル安に向かった時は更に上昇が加速する可能性すらあります。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。