KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカ株は6連騰!

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前日のNYはダウはここまで急伸してきた反動でマイナスの場面もありましたが最後は3指数揃って続伸。NASDAQは7連騰。GAFAM系中心に買われました。ただ長期金利は10年債入札を控え4.65%まで戻し、半導体関連株指数のSOX指数は軟調。中小型株指数のラッセル2000も急伸の反動から1.3%の下落。VIX指数は14.9ポイントと横ばい。WTI原油先物も81ドル弱で横ばい。


投資判断は「売り」。先週はビッグイベントである日銀金融政策決定会合FOMCを通過しました。前者の方はYCCの微修正があり、上限は1%「めど」としたことで、市場では1.2%くらいまでは許容範囲としたという受け取り方になっています。となると、まあ政策金利を0.25%上げたのと同じような意味合いになるのかも知れません。

一方、アメリカの方は2会合連続での現状維持。であるなら日米の金利差は縮小なわけですが、にも関わらず円安が続く動きになっています。まあ10月はその前段階で介入警戒感から不可思議に150円水準でピタリと止まっていたものの、結局10月の財務省は何も動いていなかったということが判明→とりあえず昨年高値152円手前までの上昇が容認された・・・ということで、今まで押さえ込まれていた分の円安エネルギーが開放された感じです。

もしそうではなくて、今回の円安進捗が日銀の信認を損ねたもの、日銀の策がもう無いと投資家に思われてしまったことが背景だとしたら、事態はかなり深刻です。GDPも世界4位への転落を警告されており、単なる日本売りということに。今は株高で反応していますが、そのうち「円安、株安、債券安」のトリプル安になりかねません。そして今後円安を止めるのは為替介入のみということになってしまいます。

ただ、アメリカの四半期での債券発行額が市場予想よりも少なかったこと、債券王ガンドラック氏も「来年前半にも米景気は後退局面(リセッション)に突入するため、米金利は低下すると確信している」などと発言。10/23の5%超えの際には著名投資家アックマン氏も債券の売りポジションを解消に動きましたが、この界隈ではもう5%超えは無いという見方に変わっています。

まだ中旬につなぎ予算切れ後の格下げ警戒感が残りますが、とりあえず目先2週間程は猶予があります。

WTI原油は80ドル水準で落ち着いています。サウジのGDPが減産の影響で前年同期比△4.5%だったことから自主減産が長くは続けられないとみられている模様。

10月の日経平均は月間で丁度1000円下落。この1000円丁度という辺りがまた操作的ですね。4ヶ月連続下落で、TOPIXも2ヶ月連続下落となりました。2日新甫は上がりやすいという過去の例がありましたが、結局荒れて下がった形でした。

10/30の空売り比率は54.3%と歴代2番目の高水準。ただ歴代1位は昨年10/28の、同じくTOPIX浮動株比率リバランスがあった時の54.7%。昨年はその後約1ヶ月の上昇があったのですが、その前から元々上昇トレンドではありました。一応空売り比率が50%を超えたら最低でも一週間、最長で数ヶ月に及ぶ上昇が見られます。

ただ内訳を見ると「価格規制無し」の空売りはわずかに5.2%。通常時よりもだいぶ小さくなっています。例えば今年50%を超えたのはメジャーSQの3/10でしたが、当時の空売り比率は52.7%でうち「価格規制無し」が18.4%。規制無しのものは「ドンドン売ってやれ」とばかりに積極的な空売りですから、その後の買い戻しも大きくなります。その後一週間下落した後に、6月高値に向かった大相場は記憶に新しいところ。

というわけで、過去の流れを見ても空売り比率50%を超えてくると相場がある程度反発しますけれど、その持続力やパワーは「価格規制無し」が大きい方が大きいです。円安は追い風ですが、やはり個別企業の決算がネックです。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

日経平均の方はチャート上の「アイランドリバーサル」の窓を空けてしまいました。10/26~10/31の日足を、TOPIXの方も10/19~10/31の日足を離れ小島に。また日経平均の方は高値引けということで、どうも個人的にはひっかかる感じ。勢いが途切れ買いが一巡した後は、改めて31000円まで埋め戻しに来るのでしょうね。

本日また最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週5.5倍→5.4倍に低下。ただ信用買い残は4兆円を突破。売り残と買い残がほぼ同額の増加に止まっていて、前週とは大きな変化はありませんが、数字的には06年以来の買い残4兆円超え。

先々週末時点の裁定残高は買い残3,984億円に対して、売り残356億円の差し引き3,628億円の買い長。前週に比べ1,838億円減りました。これが先々週の株価の重石になったものとみられます。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は4%超の大幅続伸。特にフリー(4478)などの大型株中心に買われ、Core指数は6%超の急騰となりました。売買代金は1107億円と最近の中では膨らみました。とりあえず決算が集中するのは来週ですから今週はまだ戻りが続きそうです。一度勢いが付いたら爆発力が大きいですから。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日10%超の急落。下方修正や世界最大の海運会社であるデンマークのマースクが「26年まで低調な市況が続く」として人員削減まで発表したことから売られました。裏側でグロース指数が急上昇したので、短期資金もそちらに移ってお役御免感が強いです。

昨日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなった日本マクドナルドHD(2702)は昨日反発。ただ市場全体の盛り上がりには乗れていません。引け後に出た月次は既存店売上高が3.9%高と伸びましたが今年の中では2番目の低水準。月見バーガーシーズンでしたが客数が2.8%減と厳しい感じでした。今はグロース株に資金も移っているので、ちょっと逆風下での発進ですね・・・。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。