KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

S&Pはまた最高値更新!

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前日のNYは企業決算を背景に3指数揃って続伸。発行額が420億ドルと過去最大の10年債入札は好調だったものの、貿易収支での赤字が予想を上回り、長期金利は4.12%に上昇。NVIDIAが700ドルを突破し最高値更新で半導体指数のSOXは1.6%の上昇。NYCBは取引中断もあり一時13%超の下落となったものの、最終的には6.7%の上昇。WTI原油先物は在庫統計を受け74.1ドルに上昇。


投資判断は「売り」。まず先週の振り返り。先週は韓国KOSPIが5%の急騰となり群を抜いていましたが、先進国の中ではまた日本のTOPIXが1.7%の上昇でトップ。次いでダウやS&Pが1.4%の上昇となりました。相変わらず日本に好調な流れが続いています。逆に中国は色々な経済対策を打っていますが、結局株価はまた下落基調で下落率は主要国の中でダントツ。このキャピタルフライトがまた日本株に追い風という反比例の動きを指摘されています。

金曜の雇用統計に関しては、数字的にはかなりポジティブサプライズを呼ぶ結果でした。ただあまりにもADPの数字や市場予想とかけ離れ過ぎているため、額面通り受け止められないという声もあります。実際、強さの割にはあまり長期金利が上昇していない印象も。

今回賃金の伸びは寒波などの影響も指摘されていますが、そもそも私は以前から主張しているように、前月分が毎回修正されるような精度の低い雇用統計に重きを置くこと自体ナンセンスであると思っています。実際、今回も12月分の雇用者数も21.6万人増→33.3万人増に、10月、11月分もそれぞれ大きく上方修正されています。

また、雇用統計は採用側の事業所と、される側の家計へのアンケート調査ですが、家計の方はむしろ3.1万人のマイナス。この齟齬自体は以前からあったのですが(むしろ12月の方が大きかったのですが)、段々と乖離が拡がってきています。これはリモートワークの進展により、ダブルワークが常態化していることで認識に差が出来ているからとも言われていますが、ともあれ雇用統計自体が今の時代に合ってないのかも知れません。

本質的な不安感は不動産に出てきました。アメリカのNYCBも、また日本でもあおぞら銀行(8304)も、アメリカのオフィス市況の低迷を受けて引当金を積み上げた結果赤字に。不動産不況は中国ばかりに目が行っていましたが、ここにきてアメリカのオフィス不振にようやくスポットライトが当たり始めた形。結果アメリカの主要なREITETFは今年の安値圏ですし、日本もそれに倣った形。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/USRT:US

こういった形でまた不安感が出てきましたが、これでもしFRBがまた緊急融資プログラムを策定するならば、株式市場的にはまた昨年3月からの反騰が醸成される可能性があり、現段階では悪材料とも言い切れません。

日経平均に関しては、とりあえず私の感じている「1月相場が昨年11月と同じ展開」通りに話が進んで、日経平均がこのまま下がっていくとすると「1/23の日銀金融政策決定会合が転換点でしたね」と後々解説しやすいです。

本日引け後にまた最新のものが出て来ますが、1月第4週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を4,105億円の買い越し。一方、先物を9,811億円の売り越しで、差し引きでは先々週の下落は外国人投資家の売りがやはり原因だったようです。また信託銀行(年金)も3,692億円の売り越しで、やはりGPIFなどの売りが大きくなりました。

ただこれらに逆張り個人投資家が2,946億円の買い越し(先物も1,000億円超の買い越し)となっており、投信は1,486億円とまだ売り越しが続いていますが、いよいよしびれを切らして個人が買ってきた感じ。ちなみに、売り買いのボリュームとしては先々週、先週と膨らんで過去最大なのだとか。これは旧NISA売却→新NISA買い付けのテクニカル的な部分もあるように思います。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。特にCore銘柄の下落が大きく反落。売買代金は2,013億円と大活況。ただQPS研究所(5595)だけで過半を占めました。ここからグロース市場の決算も本格化してくるので、買い辛い状況になってきます。ただ上述の投資主体別売買動向では外国人投資家はグロース市場の現物を32億円の買い越し。やっと買い越しに転じてきました。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日反落。そして昨日引け後に出た決算は3Qが増収減益に。暖冬による診療機会上昇やインフレによる治療費上昇などが損害率悪化に繋がった模様です。2Qがなまじ良かっただけに、失望感は強まりやすそうです。やはり1/22の上昇で空けた565円の窓を埋めないと気が済まないようですね・・・。


ブロードメディア(4347)は昨日反発。こちらも昨日引け後に決算を発表。ただ主力の教育以外の既存事業がそれぞれ厳しく、更には昨年末に買収発表したdiv社らの赤字とのれんの取り込みを勘案し通期見通しを下方修正。うーん、div社買収分のマイナスはここまでの下落で織り込まれていたと思うのですが、既存事業の下ブレは痛いです。

ただ本日の日経では「日本語学校、専任教師増へ」という記事が出て来ました。同社の教育事業は通信制高校と、eスポーツ、そしてこの日本語教師養成講座です。現状の収益インパクトは小さいものの、やはりこの教育事業の成長に関しては揺るぎないものだと思われます。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE04ANL0U4A100C2000000/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。