KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ドル円は90年以来の安値に

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前日のNYは3指数揃って反発。前日とは対照的に引けにかけて買われました。S&P終値ベースで最高値更新。商いは相変わらずPCEデフレーターや週末の祝日を控え閑散。長期金利も4.20%に低下。NVIDIAは続落で2.5%の下落。一方、ここまで弱かったAppleやTeslaが買い戻されました。WTI原油先物は81ドル台後半に上昇。ドル円は昨晩一時90年以来の安値151.97円を付けました。


投資判断は「売り」。為替の短期筋の状況に関しては、やはりと言いますか足元でまた円売りポジションが拡大。これが足元の円安の原動力になっています。過去の推移を見るとまだ積み上がり余地がある一方で、所詮は短期筋のポジションですから巻き戻しにより円高に振れる可能性もあります。

ただ私も含め、純粋に皆が皆「ドル円は円安が続くに決まっている」という論調があり、円売りポジションが高まっているのは非常にわかりやすくあります。それ故、逆方向の円高に向かいやすい気がしているのですが。
https://imm.gradefour.net/

一方、ここにきてまた人民元安が進んでいます。幸いと言いますか、今の株式市場は中国株安、人民元安、不動産安や金融不安を一切無視してここまで来ているので、今回もあまり気にする必要はないかも知れません。ただ個別で中国と取引が多いところはやはり影響があるでしょう。アメリカにおいてもAppleやTeslaといった企業は中国市場が無視できず、こういうところの業績に響いてくる可能性があります。

商品市況においては、足元原油高もじわりと進んでおり、WTI原油先物は節目の80ドルを突破しましたが、先週はドル高が商品市況全般の上値を重くしました。金、銅、穀物、おまけにビットコインまでアメリ長期金利上昇による重石が意識されています。

ただ個人的には金に関しては今年に入ってからパラダイムシフトを感じており(本当は株に関しても感じるべきでしたけれど)、今後も色々なシナリオが想定される中でも金は安定して上昇できるのではないかと思っています。

今週のスケジュールとしては本日は先日の日銀金融政策決定会合の主な意見。そして権利落ち日です。今回は260円程度が日経平均の配当落ち分と見られますが、この4万円超えといった株価水準になってきたら260円くらい落ちたところで0.7%弱の下押しであり、屁でも無さそうですね。また引けではTOPIX浮動株比率変更に伴うリバランスがありますが、今回規模はあまり大きくないとみられます。アメリカでは10-12月期GDP改定値。また消費者態度指数があります。

29日(金)は月末でかつ週末。引けでは日経平均の銘柄入れ替えに伴うリバランスがあります。ちなみに3月末は陰線になりやすいアノマリーがあります。00年以降実に4回しか陽線になっていないのですが、実は22年、23年が連続陽線。ただ共にギリギリの陽線ですし、基本的に引けにかけて売り圧力があるのは事実です。

なおアメリカやヨーロッパがグッドフライデーで休場。ただPCEデフレーターやパウエル議長のコメントはあります。また31日(日)は中国で国家統計局のPMIが出ます。

日本株は結局「1、2月が高ければ3月も高い」アノマリー通りで終わりそうです。アノマリーがこのまま継続するのであれば「4月のS&Pは1年で2番目に上昇する月」であり、それに沿って日本株はまたしっかり・・・という感じになりそうです。

需給的に「配当落ち分の再投資買い」が下支えしそうです。ただ上述の裏返しで、株価水準が上がってきてしまったので、相対的に配当権利落ち分の再投資買いの威力は減少。一方、株価が上がってきたところでの年金のリバランス売りや、最後の持ち合い解消売り、更に自社株買い自粛期間とあって売り手の方がやや優勢に感じます。これだけ株価が上がってきたので、週末、月末でのリバランス売りも大きそうですし。

足元では株高と同時に円安が進んでいます。FOMCハト派気味だったという印象からドル円は152円突破とはならなかったものの、未だ高値圏をキープしており、今週どうなるかはわかりません。ただもしアメリカが6月利下げを本気で織り込んで4月以降ドル安となるならば(そもそも大統領選挙もありますし)、4月以降は円高色が強くなる→やはり152円が強力な抵抗線としてしばらく君臨することになります。

ただ上述したように「円安に決まっている。だからオルカンだ」という風潮があまりにも強すぎるので(反対意見を見たことがありません)、私はそろそろ逆の目が出てくるのではないかと思っています。全員一致で儲かるならば誰も苦労しません。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は昨日続落で安値引け。円安メリットも無く3月権利取りも期待できないので売られました。しかし逆に、権利落ち後から4月にかけてかつてのマザーズ市場は強いアノマリーがありました。ただ過去20年のデータではその傾向があるものの、こちらもグロース指数は昨年、一昨年は下落でした。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日反発で、一時値上がり率上位にランクイン。特に何か材料があったわけではなさそうですが、純粋にここまで売られた反動が出ただけのようです。月間では2ヶ月連続の下落となっている位置であり、新年度は全体地合に沿って反転を期待したいところ。


SPDRゴールド(1326)は昨日続伸。少しずつですが、順調に上値を追う展開になっています。昨日はドル円が90年以来の最安値を付けたこともあり、円建ての金価格は両面からの上昇の恩恵を受けられます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。

そして次回は3月の成績発表です。またあまり良くない結果になりそうですが、清算してしっかり次に繋げます。お楽しみに!

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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。