KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

さらば遠き日 その6

友人との思い出話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210115.html


それから一ヶ月後、また彼から電話がかかってきました抗がん剤打ったら無茶苦茶調子ええねん」「陶芸の意欲も戻ってきた」とやや興奮気味。元々マシンガントークの彼でしたが、ちょっと薬の影響でハイになっている感じがあり、一層私に相づちの隙を与えない程のスピードで話し続けました。

ただ、抗がん剤というものは段々効き目が悪くなるものですから、正直この状態が果たしてどこまで持続できるのか。とにかく目先だけでも元気になった彼からの電話は素直に嬉しく感じました。

それからまた3ヶ月経った頃。私は思いきって「今度11月の連休に姫路に行ってみようと思うけどどう?」と提案してみました。以前「弱っているところを見られたくない」と言ってたけど、その後心境の変化があれば、と。「丁度Go Toトラベルで安く行けるし、もし会えなかったら姫路観光だけして帰るし」と。

正直観光なんてどうでも良いのですが、彼に無理強いせずに済みます。彼も「あぁ、僕も会いたい。体調は月一で打つ抗がん剤のタイミングで変わるから、正直当日になってみないと何とも言えない。だから観光のついでに寄るって感じで来てくれるなら有り難い」とOKしてくれました。

当時はコロナが一旦沈静化したものの、少しずつまた感染者数が伸び始めた頃でした。彼が入院中だったら家族すら面会できませんが、抗がん剤を打つ日前後以外は自宅療養ということだったので、自宅であれば会えます。

私の唯一の心配は「県外からの来客と接触があった場合、病院で治療してくれなくなるのではないか」ということでしたが、その辺りは「かめへん、かめへん今更オレにコロナなんて関係無いわ」という返事でした。

勿論そんなわけにはいかないのですが、まあ富山は感染者もほぼ0でしたから、正直こっちから感染者数が多い地域に行って否定されるのはちょっと理屈に合わない感じです。というわけで、私は早速チケットやホテルなどを手配し、再会の日を心待ちにしました。(つづく)

緊急事態宣言は買いのアルゴ発動

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日経平均は本日反発。朝方こそ売り先行で始まったものの、寄底の形で買い戻しが優勢に。中国で財新の製造業PMIが予想を下回ったものの、特段影響はありませんでした。後場産経新聞報道で「明日緊急事態宣言の延長が決定へ」と伝わると、また緊急事態宣言買いのアルゴが働く形で一段高。28000円を回復しました。引けにかけて一段高となり高値圏での引けに。売買代金は2.5兆円台と低調。


投資判断は「中立」。アメリカは民主党政権になり、最も懸念されている増税に関しては、ひとまずコロナ収束まで行われないという見方からしばらく市場の懸念からは外されている形です。

そう考えると、私はコロナ収束というのは、株式市場にとって本当に「怖いこと」になってくるのではないかと思います。(中間選挙前に実際にできるかどうかは別として)この増税懸念が出てくる他、最近特に思うのは物価が急に跳ね上がるのでなはいかと。

というのは、最近紹介しているように商品市況の上昇が顕著です。特にコーンや大豆といった穀物系の商品市況が上がってきているのですが、食べ物はコロナがあろうがなかろうがお腹が減るので、絶えず一定の安定的な需要が存在するものです。

他の銅やニッケルなどの非鉄金属などの上昇に関しては、原材料価格が上がりいわゆるコストプッシュ型インフレに繋がりますけれど、最終製品は高くなったら売れなくなります。そうすると必要最低限以外の商品は価格が据え置かれるか作られなくなるだけです。

一方、食料品はそういうわけにはいきません。豊作となれば問題ありませんが、昨今よく起こる気候変動により不作となった場合、エンゲル係数の高まりからアメリカでは失業者があふれ、暴動の嵐になる・・・という展開も想定されます。そうなった場合、もう金融緩和では解決できません。むしろインフレ抑制のために金融引き締め策を採らざるを得なくなり、金融政策の選択肢が無くなってきます。

こういったところまで考えて、バイデン政権は気候変動リスクや「ドル安を目指さない」と言っているのかも知れません。FRBがわずか目先数ヶ月の状況だけを視野に政策運営しているわけはないですからね。ちなみにアメリカは気候変動の観点からもビットコインなどに規制をしてくるかもれしないなと最近考え始めました(採掘に電気をすごく消費するので)。

とりあえずまだワクチン接種が始まったばかりで、それがどれだけコロナ抑制に効果があるのか見えない状態ですから足元では問題ありません。また、コロナ収束後しばらくは抑圧された爆発的なコト消費が世界の景気を潤しますから、今の段階で警戒するのは尚早でしょう。ただ長期投資を考える場合は、そういった先にある崖を見ておかないと、咄嗟の急ブレーキで止まれない可能性もあります。

先般イギリスで夏の旅行予約が殺到という話を書きましたが、特にこれまでなかなか移動ができなかった中高年の爆発力は大きそうです。今のところ、記事に出ていたナショナル・エクスプレスの株価はさほど反応は無いものの、半年先の旅客需要は爆発的なものになってくると予想されます。

一方、我が国では既に「Go Toトラベル」という形で一度爆発した時期がありました。ですから日本の場合は既に予行演習されているような感じで、そこまで旅行株への反応は無いかも知れません。

また、最近は東京オリンピック絡みの話が相次いでいます。個人的には東京オリンピックが中止したところで経済的な影響は限定的であり、株価が下がる理由としては弱いと思いますけれど、まあアルゴ的なものが入り込む余地はあります。

我々が例えばブラジルやイギリスでオリンピックがあると聞いたら「ブラジル株やイギリス株に投資してみよう」ということで、冠した投信などを買う人も多いでしょうから、その反動から影響が無いわけはありません。

一年前も日本でコロナが確認され、感染が少しずつ広がっても株価はほとんど下がりませんでした。しかし欧米でコロナの拡大が認められると、いよいよ株価は2月後半から急落となりました。それと同じく、結局欧米がロックダウン後の世界をイメージできるかどうかが重要です。何故かと言えば、やはり外国人投資家の買いが日本株を大きく動かしているからであり、決して日銀の買いのせいではないからです。

考えてみれば我々もそうであるように、自分の国で実際に起こってみないと、他国の現状はなかなか掴めません。まして今や外資の大部分が日本から撤退しており、日本の現地感覚を掴める外国人投資家は少数です。ですから、あくまで日本株の上下は欧米株の事情を読むところから始まるという皮肉さがあり、私が大体アメリカのことから書き始めている理由の一つです。

オリンピックに関してはこれまでのような完全な形での開催はどだい無理だとは思うものの、観客は今の野球観戦などような感じで制限して、また選手や観客にもPCR検査を受けて入国してもらうことを条件に、一応開催自体は可能だろうと思います。ただもうそろそろ結論を出さないといけない時期に菅内閣の支持率も下がってきているので、あまり無理はできないのでしょうね。

いずれにせよ株式市場的にももう東京オリンピックは無いものとして受け止められているでしょうし、中止が決まったら決まったで緊急事態宣言の時のように出尽くしから上がる展開も想定されます。

最後に雑感ですが、バイデン新大統領はトランプ大統領との違いを徹底的に出すと見られるため、Twitterを通じた情報発信はしないと見られます。そういう意味ではマスコミと丁寧に付き合っていかないといけないので、株式市場のスピード感は落ち着きそうですね。


新興市場も「中立」。本日は両指数共に堅調。プレイド(4165)やバルミューダ(6612)など昨年12月のIPO銘柄がそれぞれ指数に組み入れられたことで、指数の上昇に寄与しました。また足元で大型株の決算が出ていることも、決算が後回しになりやすい新興市場株の買いやすさに繋がっている面もあります。


ポートフォリオ銘柄】

日本KFCHD(9873)は続落。引け後に1月の月次を発表。既存店売上高が10.5%増と引き続き好調な数字を出してきました。まあ書き入れ時の前月がイマイチだったので、多少前向きな反応が出ても良さそうなものですが。決算自体は来週なので、そちらに焦点が移っているかも知れませんけれど。


ネクス・インフラ投資法人(9286)は反発。本日はカナディアン・ソーラーインフラ投資法人(9284)の発電設備がJEPXの価格急騰で打撃を受けた新電力と供給契約を締結と発表。今後、こういった話がドンドン出てくるのでしょう。エネクスは今やインフラファンドの中で最も流動性があり、インフラファンドの盛り上がりに合わせて注目度が上がってくると思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

さらば遠き日 その5

友人との思い出話の続きです
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その後彼から「遺作」としてコーヒーカップが送られて来ました。既に以前彼から貰ったコーヒーカップを使っているのですが、それとは別の新作が送られて来ました。「使って」ということなのですが、これ以上彼の作品が出来ないとなると、正直使うことはできません。新作の方は大切にとっておくことにしました。

そのお礼として、地元高岡「能作」の風鈴を送りました何を贈れば良いのか悩みましたが「もう第二の故郷だと思っている」とまで言ってくれた高岡の品物で、また彼が病床で少しでも気が紛れるものになれば良いと思って贈りました。

彼からお礼の電話がかかってきて、大層気に入ってくれた様子。これはこれで良かったです。そしてもう一つ良かった報告として「オレ、やっぱり治療を受けることにしたわ」ということでした。医者と話を続け、先日抗がん剤投与による延命治療を選択したようです。

ただ医者には「治療しなければ余命半年、治療をしても1年」と宣告されたとのこと。それでも、その半年の猶予を得るために、彼は治療を受け入れることにしました。「不幸中の幸いで、たまたま2年前からかんぽ保険に入っていて、それで治療費は全部出るらしく、親にも金銭的な迷惑がかからないし。できるだけ頑張ってみる」ということでした。

私は素直に喜びました。自分だったら病魔と闘うのが嫌なくせに、友人であれば闘って欲しい。勝手なものですそして彼は病魔と最後の最後まで闘う決意をしてくれたのです。それは現世に生き長らえる彼の周囲の人達にとっても嬉しい決断でした。(つづく)

1月の成績発表

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本日は今年最初1月の成績発表です。1月はスルスルと買われ29000円手前まで一気に駆け上がりました。ただその後は高値圏でのもみ合いが続き、最後は1月の高値をキレイに打ち消す下落になりました。そんな中で私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

MTG(7806)
1132円→1277円(19営業日保有 上昇率12.8%)

今月も弱い動きが継続しましたが、日興による投資判断「1」を契機に買い戻しが強まりました。粉飾決算以降で初のレーティングということで、これで組み入れが可能になった機関投資家もいるでしょう。信用買い残が改めて積み上がってきているところは懸念ですが、なんとか次の決算発表までに先の本決算発表前の水準1500円辺りまで戻してもらいたいところです。


クレステック(7812)
895円→916円(19営業日保有 上昇率2.3%)

ようやく少し底値から放れる動きが出ましたが、全体の戻りに比べるとまだまだですね。次回中間決算にも正直期待感は高まりませんが、それ故マシな数字が出たら戻りは大きいのかも知れません。


日本KFCHD(9873)
2990円→2801円(19営業日保有 下落率4.8%)

今月は軟化。ただ75日線に下支えされながら下値切り上げの動きは続いています。今月は比較的外食株の強い月でしたが、その分コロナ勝ち組の同社には裏目に出る形でしょうか。次の決算も期待値が高いのでハードルは高いですが、3000円回復の動きに期待です。


サニックス(4651)
289円→334円(18営業日保有 上昇率15.6%)

今月は急騰となりましたが、短期的過熱感は否めなかったので、一旦利食い終了としました。ただ引き続き割安優良株だとは思っているので、次回決算を受けてもし300円を割り込む動きが見られれば、また取り上げを検討したいと思います。


はごろもフーズ(2831)
3020円→3155円(19営業日保有 上昇率4.5%)

今月は結構戻りました。みずほ証券ブルドックソース(2804)に続いて東証1部昇格期待感のある銘柄としたことで、やや注目が集まってきた形。昨年8月~11月の高値を結ぶ上値抵抗線を明確に上回ってきたので、下落トレンドは終了。決算自体はサプライズが無さそうですけれど、着実な収益積み上げの安定成長を期待です。


アニコムHD(8715)
1077円→1135円(19営業日保有 上昇率5.4%)

コロナ禍でのペットブームでの伸びが改めて日経新聞に取り上げられて買われる展開に。何を今更という感じがしますが、まあ気付きが周知されるのはこの銘柄にとっては良いことですね。アメリカの金利が上昇しているのも、保険株にとってはプラスです。


ネクス・インフラ投資法人(9286)
88800円→88300円(19営業日保有 下落率0.6%)

今月は日本再生可能エネルギーインフラ投資法人が定期的にやっているPOを実施。着々とインフラファンド市場の時価総額が膨らんできています。REITが着実に上がっていく中で今月は反比例で弱い動きが見られましたが、その分利回りが上昇。JEPX高騰の騒動も太陽光エネルギーに注目が集まる良いきっかけだと思いますが。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.26(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 12/30終値 27444円→27663円(19営業日 上昇率0.8%) 0.04(%/営業日) 
TOPIX  12/30終値 1804  →1808 (19営業日 上昇率0.2%) 0.01(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!好調なスタートを切りました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1133.2ポイント
無事過去最高値を更新!これくらいの上昇をコンスタントに続けていけるような一年にしたいと思います。


投資判断は引き続き「中立」。今年に入ってからドル安の流れは止まっています。ただそうなってくるとドルで取引される商品市況は弱くなる・・・と思いきや、むしろそれぞれ強い動きが続いています。

特に原油はサウジの単独減産もあって約1年ぶりの高値水準に。需要は新型コロナ拡大で急激に増える見込みは薄いです。にも関わらず上がってきているのは、あくまで金融商品としての値動きに因るところが大きいと思われます。

実際、原油以外にも小麦やコーンなどの穀物は夏場をボトムにそれぞれ上昇継続。退避通貨の金だけが弱く、それ以外の銅やニッケルといった非鉄金属も(大所の生産や輸出停止といった供給側の原因もありますが)上昇。ビットコインも各国の牽制で高値波乱が続きますが、基本的には強い動きが続いています。今の金余りの状況を否定できる証拠はありません。

日本株に関しては、引き続きNT倍率の再拡大の動きになりました。足元で続いている個別企業の決算発表は、やはり「半導体」が強いです。日本は半導体製造装置では強みがあるものの(日経平均採用銘柄にも東京エレクトロン(8035)を筆頭に寄与度が高い)、その半導体が不足して日本の基幹産業である自動車の生産が止まってしまった点もマイナスです。

中国はともかく、台湾や韓国は半導体のウェイトが大きく、それ故アジア株の上昇が大きくなっている点も説得力がありそうです。ちなみに自動車株は今年に入ってから下落しているものが目立ちます(逆にTOPIXの寄与度が高い)。

最後に雑感ですが、先日見ていた記事の中で「イギリスではワクチン接種が開始されたことに伴い、中高年を中心に今夏の旅行予約が殺到」というものがありました。イギリスは今ロックダウンの真っ最中なのですが、だからこそ皆動きたくてウズウズしている様子が伝わります。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011700210&g=int

夏場であればワクチン接種も一定量拡がっていて、また季節的に感染度合いも低下するし、まず間違い無いだろうと久しぶりのバケーションをイメージしながらウキウキしながら予約を入れているのでしょう。早くコロナが収まれば良いですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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TOPIXリバランスを控え活況

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日経平均は本日反落。昨日のNYはFOMCを現状維持で通過したものの長期金利が1.0%まで低下。
各指数共に2%超の下落率となりました。引け後にAppleやTeslaが決算を発表し、時間外では下落。VIX指数は37.2ポイントまで急騰。金や銅などの消費市況は弱い一方、原油は比較的しっかり。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり28000円を割り込む動きになりましたが、その後は一転買い戻しの動きが優勢に。安値から400円程切り返す動きになりました。ただ後場は改めて売りが優勢に。引けにTOPIXのリバランスが過去最大級レベルで行われるということで、個別でそれぞれ荒い値動きを見せています。売買代金は14時45分時点で2.5兆円台と活況。


投資判断は「中立」。今年に入って明らかに流れが変わったのはドルインデックスです。1/5をボトムに一転上昇の動き。ジョージア州の上院決選投票を受けてトリプルブルーの実現から長期金利が上昇し、さすがに流れが変わりました。特に最近は長期金利の上昇が一服したにも関わらず、引き続きドル高が進んでいることが今までとは違います。流れとしては当面ユーロ安ドル高が続いていく方向性にありそうです。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

株に関しては「バブルだ」という声もあり確かに実体経済との乖離は間違い無く大きいですが、真のバブルとは皆が今の状態はバブルだとは気付いていない状態のはず。日経ダブルインバース(1357)などにこれだけ買いが集まって裁定売り残1兆円という状況は、皆が確かにバブルだと思っている裏付けではないでしょうか。30年前と水準が同じになったからとはいえ、当時と今では明らかに需給が違います。

ではずっとこのまま上がり続けてしまうのか?本当に一体どうなったら下がるのか?私は繰り返し述べていますが、きっかけはアメリカでトリプルブルーになったこともあり、IT企業に対する締め付けが更に本格度合いを増せば相場の波乱要因になる可能性があると見ています。

特に最近IT企業に微妙な動きが出ています。Twitterトランプ大統領のアカウントを凍結しましたが、私は仕方無いとは思う反面、言論の自由を制限するものだという声があるのも事実です。実際、Twitterはこれまでトランプ大統領のツィートを利用してきました。あのアメリカ大統領も使っているということを、いわば宣伝材料にしてきた面もあります。

問題だと思うのは、今回のタイミングです。政権が変わりトランプ大統領の権力が間も無く終わるから制限をかけるに至ったというこのタイミングが、(いくら議事堂の占拠がトランプ大統領の使嗾であったとはいえ)結局時の権力者にすり寄っているという見方をされてもおかしくありません。ウォールストリートジャーナルでもこのIT企業に対する逆風について取り上げています。
https://jp.wsj.com/articles/SB11810575344700754897204587215581984602066

単純に政治家などの権力者は権力を脅かすものを一番の敵とするでしょう。それが外国ならば外国を敵としますが、メディアならばメディアを、ITならばIT企業を規制するでしょう。メディアもITも結局時の権力者の下でシェアを拡大できるだけであり、法の名の下に規制されてしまえば、営業を続けることができません。

ちょっと話が逸れますが、国家にとってビットコインの厄介なところは運営会社が無く、権力者による規制が難しいところです。ビットコインブロックチェーン技術を用いて、保有者全員で運営しているというような形になっています。規制できるのはせいぜい「取引所」まで。

その発起人であるサトシ・ナカモト氏が謎に包まれ、いざとなれば首謀者に何らかの罪を被せて捕らえることができないビットコインは本当に厄介な存在なのだろうと思います。幸い、ビットコインはまだ決済の手段としては弱いです。ただ一方でアングラな「色の無い」通貨としては、北朝鮮やISISといったような組織にとっても非常に都合が良く、次第に力をつけて国家には制御不能なものに育っていくのだろうと思います。

なお、ビットコインに関しては私はバブルなのだろうなと思います。こちらは(手段は存在しますが)空売りがあまりできないので、株程の売りが入りませんから、崩れる時は早いでしょう。

ともあれ、今後はブロックチェーン技術を用いて、運営者がいないSNSというものが生まれてくるかも知れませんね。

ところで今電力需要の逼迫が懸念されています。全国的な寒波に加え、緊急事態宣言による巣ごもり再来で皆家に居ますから電力需要は高止まりせざるを得ません。

今話題になっているのは卸電力取引所(JEPX)の高騰。従来石炭火力を利用してきた中国がオーストラリアとの対立により石炭輸入を止めたことで代替品のLNGを使い始めたことによりLNG価格が高騰しており、日本国内の火力発電の価格が上昇したという流れです。まあ現実的には完全な連動型プランに入っていない限りは、消費者に転嫁されないとは思っているのですけれど。

この流れ、やはり原発再稼働への布石になるような感じがあります。私自身原発反対派ではあるのですが、完全に0というのも現実的では無いとも思っています。特に足元でカーボンニュートラルを掲げる以上、火力発電の比率を下げて原発を動かすというのも裏側に存在するのでしょう。


新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調アメリカでは相変わらず、GameStop(GME)がロビンフッターによって急騰急落。空売りの多い銘柄を買い挙げる動きが目立つ中で、逆に空売りの入りにくい新興市場は蚊帳の外という感じです。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は反落。折角75日線を回復してきましたが、本日は地合の悪化を受けて改めて割り込む動きになっています。見事に一目均衡表の雲下限に沿った動きになっていますが、明日にも自然な形で雲入りできる場面。案外チャートに従順ですが、そういう意味では雲に入り込んだとしても雲下限が切り下がるので、ちょっと下値余地の方が大きい場面かも知れません。


サニックス(4651)は急反発。朝方に大きく売られて始まったものの、昨日まで既に売られていたことからアク抜け感に繋がり、25日線からの急反発となりました。後場寄りも寄り付きと同じくらいの大きさの売買が入り一段高となりましたが、そこでパワー切れな感じがします。というわけでこちらは本日引けで一旦利食い終了としようと思います。また決算を見てから再投資を考えます。


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そして次回は今年最初の1月の成績発表です。1月はさすがに上手くいったと思いますから、またお楽しみに!

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さらば遠き日 その4

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突然の電話は「久しぶり。最近全然連絡してなかったけどごめんな」という切り出しで始まり、「高岡のメシは美味しい」「連れて行ってもらった焼き鳥屋が人生で一番美味い焼き鳥屋だった」など数分思い出話をした後に、「実はな・・・」と、その事実を打ち明けられました。「年賀状が次来なかったら、オレはもう死んだと思って欲しい」。

私にとっては人生初の経験で衝撃でした。いや、普通なかなかそういう話には遭わないでしょう。友人の人生にタイムリミットが設けられてしまった。一体どう声をかけたら良いのか。「マジか」「あー」などと相づちを打つ以外に思いつきません。そして、彼の人生の終わりまでに私にできることは何なのか。

これから更に大きな活躍が期待されていたのに、とても無念ではないか。ただ電話口の本人は「もう十分やりきった。別に結婚もしていないし子供も居ない。思い残すことはない。両親より先立つことだけが心残りだが、やりたいことは全部やりきったし、案外気分はスッキリしている。悔いの無い人生だった」と達観している様子でした。

「だから治療はしない。このまま死を受け入れようと思う」と。私は何も言えませんでした。こればかりは本当に本人次第であり、他人がとやかく言うのはエゴでしかありません。究極的に病魔と闘うのは患者本人でしかなく、徹底抗戦するにしてもその辛さ、大変さを受け入れるのは本人やもっと直接的に関わる家族ですから。

例えば私が彼だったら、やはりそう言ったように思います。どうせ治る見込みが無いのであれば、痛い思いをして病床で生き長らえるよりも、自宅でやりたいことをやって死んだ方がマシだと。ただ例え今の私がそう思っていたとしても、実際にその立場に置かれた時にどう思うのか。それを「そうだな」とも「違うよ」とも言えず、ただ「そうか」とだけ返しました。

私が「一度姫路に見舞いに行くよ」と伝えると「弱った姿を見られたくないから来ないで欲しい」と。一ヶ月で体重が10kgも落ちてしまって、体力も無いのだとか。確かに見舞いは結局こちら側のワガママでしかありません。コロナも流行っていますし。そう言われると、また「そうか」としか応えられません。

一方、話しながら彼はどういう気持ちで皆にお別れの電話を入れているのだろうか?と思ったり。約2年ぶりに話をしたのは、最後に縁を繋ぐものか、縁を切るためのものなのか。

その日は結局トータルで1時間くらい話をしました。最後に「また電話を待ってるから」と伝えました。彼は「おう、また」と言って切りました。電話口では今までの彼と大差無い感じのマシンガントークでもありましたし、にわかに信じられない気持ちもありました。(つづく)

薄商いの鯨幕相場続く

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日経平均は本日反落。前日のNYは追加景気刺激策に対して共和党から規模が大き過ぎると指摘されたことで、刺激策の規模縮小や後ズレを懸念して軟化したものの、バイデン大統領が「バイアメリカン条項」改善の大統領令に署名したことで引けにかけて買われ全般的しっかり。一方、GAFAM株が強かったことでNASDAQは最高値を更新しました。VIX指数は23.2ポイントに上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日引け際に買われた分売られて始まり、その後もアジア株が安く始まったことで断続的な売りが続きました。前引けのTOPIXが△0.49%と日銀ETF買いをギリギリ阻止する水準となったことで後場は一段安。ただ後場寄りを安値に買い戻しの動きも出ています。売買代金は14時半時点で1.5兆円台と低調。


投資判断は「中立」に。アメリカの雇用系の指標は当然のように悪いですが、ISM製造業・非製造業の指数は共に予想を上回った形。「FRBの重視する雇用は悪いけれど景気見通しは良い」という株式市場にとっては最も良い形の数字が続いています。

ところで最近聞いた話でなるほどと思ったのはバイデン政権のみならず「FRBも気候変動にリスクを感じている」という話。「気候変動は、金融機関や金融システム、そして経済に忍び寄るリスク」との認識を示して、政府の環境政策を後押しするような姿勢を既に見せています。
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-climate-idJPKBN28P28T

勿論これだけで語れるわけではないのですが、このFRBの施策と次期財務長官と言われているイエレン元FRB議長と親和性がありますし、恐らくパウエル議長が辞めるまでは緩和的な動きが続くのでしょう。また環境というテーマがアメリカの財政・金融の両面から強力に支援されるということも、個別株選別の際の参考になるのでしょう。

1月の金融市場における一番のトピックはアメリカの長期金利1%超えでしょう。ジョージア州の上院決選投票でトリプルブルー実現となったことで長期金利が上昇。特にこれまではアメリカの長期金利が上昇してもドルインデックスは下がり続けていましたが、今回その日を境にドルインデックスが上昇に転じたことに大きな変化があります。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

為替に関してはドル円もそこから円安に反転し、とりあえずドル円100円割れの流れは回避された模様。足元では短期筋の円買いポジションがドンドン貯まってきていましたが、今回の円安反転を契機に短期筋の投げが円安を加速するかも知れません。
https://imm.gradefour.net/

結局FRBの力技があるのでアメリカ市場は鉄壁です。長期金利の上昇スピードがやや気になりますが、まだ1%を超えたところなので水準的にはまだ安全圏内。1%台前半にあるうちは株式市場も気にしないでしょう。それを抜けてくると「おや、FRBは姿勢を変更せざるを得ないのではないか」という疑念が生じてくるかも知れませんが、今のところまだ手綱を引き締めるつもりはないようです。

日経平均に関しては先に書いたように、終値で27000円台という数字はこれまで6営業日しか付けていませんでした。今回も昨年12/29に到達してからたったの6営業日で終了。単なる偶然とは思いますし、また絶対水準が高くなってきたのでそもそも滞在時間が短くなりやすいわけですが、戻り待ちの売りがほとんどないゾーンであることは確かでしょう。

今年に入ってから27000円という12月以降上値抵抗線として意識されてきた水準を上抜けると、鬱憤を晴らすかのように急騰してきたわけですが、1/6に割り込まなかったことで売り方が根負けした感じ。

一方、1月のSQ通過後に風向きが変わり、またNT倍率拡大方向に向いています。ドル建ての日経平均が270ドルを超え遂に最高値更新。これで日経500種平均、配当込みの日経平均に次いでまた最高値を更新してきた指標が加わりました。上述したようにドル円が一転円安反転してきた以上、円建ての日経平均も上がりやすく大きく下がる要素もありません。

さしあたって、これだけ重要イベントが通過し、アメリカで議事堂が一時占拠されても株が下がらないのですから、一体何があったら下がるのかという感じもありますね。ファーストリテイリング(9983)の柳井会長やソフトバンクG(9984)の孫会長のコロナ罹患くらいしかないのではないかという感じすらあります。ただ相場というのは本当にひねくれ者なので、そうなったらそうなったで下がっていくこともあるので油断は常にできません。

ただ日米共に決算シーズンが始まり、どうも全般的に決算が出た銘柄が翌日買われたとしても売られる動きが目立っています。というわけで決算シーズンを見極める上で一旦投資判断は「中立」としました。


新興市場も「中立」に。本日は両指数共に軟調アメリカではGAFAM株が強い反面、GameStop(GME)という銘柄がロビンフッター(日本語訳イナゴ)によって急騰急落。こういった値動きの荒さが同じく値動きの大きい日本株にも警戒売りを読んでいるという声もあります。個人的には純粋にここまで新興市場を牽引していた外国人の大型株買いが落ち着いたことが上値の重石になっていると思われます。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は反落。昨日は1400円を回復し、決算後の戻り高値となってきましたが、本日はマザーズ安にも引っ張られる形。ただ最近の値動きを見ていると、どうも大口投資家が買ってきているように思われます。恐らく先日の日興のレーティングを受けて、これまで買いたくても評価が無いので買えなかった機関投資家が組み入れ始めたのではないかと思うのですが。


日本KFCHD(9873)は反発。75日線に引っかかって下値が支えられました。昨日日本フードサービス協会が発表した12月の外食産業市場動向調査結果によると、全体的に厳しい外食産業の中で「「洋風」は、ドライブスルー、テイクアウト、デリバリーの好調に加え、各社クリスマス時期のチキンの予約販売が好調で、売上104.8%と唯一前年を上回った」とありました。

まあここに関しては12月月次も出ていますし、鶏肉国内大手で同社のFCもやっているアクシーズ(1381)が先般出した好決算も市場では織り込み済みなところ。足元の鳥インフルエンザ拡大も厄介ですが、それらを全部含んで横ばい推移が続いているのですから、来月の決算後の展開に期待します。東芝(6502)という化け物が居なくなった後の東証2部の時価総額上位銘柄という立ち位置も面白いです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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