KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

想定ほど赤い波は起きず

★☆★☆ NY取材後最初のセミナーが高岡で開催!

テレビ東京ラジオNIKKEI日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :12月3日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
特に今回はコロナの影響で定員数は限定されていますのでお早めに!
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/0b8865a6a6160d89e268b1000796a4db/
当然私も参加します(^_^)/

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日経平均は本日反落。前日のNYは中間選挙の結果、上院で民主党が想定より健闘したと見られ、事前に高まっていた期待感が後退し3指数揃って引けにかけて売られる動き。また10年債入札が低調だったことも、金利下落期待感に繋がりませんでした。ただ長期金利自体は4.1%割れまで低下。大手暗号資産取引所FTXの買収が撤回されたことで資金繰り不安が強まりビットコインは暴落。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり大きな下落になり、8日と9日の日足を残す「アイランドリバーサル」を形成。ただ月曜の今週安値に接近すると、下げ渋り。一方、中国株が軟調なスタートになったことで上値も重い流れです。

売買代金は10時45分時点で1.3兆円台と連日の活況。REIT指数も軟調


投資判断は「買い」。FOMCの結果を受けて「利上げの勢いはピークアウトした。けれど利上げの期間は当分続く」ということが織り込まれました。ですから12月の利上げが0.5%になるか、あるいはもう少し下がるのかはそれ程重要なことではなくなりつつあります。それに合わせて、少しずつ株の上昇余力が削がれている印象です。

GAFAM系は最後の砦であるAppleすら株価が危うくなってきている一方、SOX指数が最悪期を脱してきたこと、アリババなど中国IT系銘柄が思惑で乱高下しつつも下げ止まってきたことなど、メガテック→他のハイテク系に資金が流れているような雰囲気もあります。

アメリカの方は概ね決算が一巡しましたが、そもそも決算後のアメリカ株は結局エネルギー株や金融株などが買われ、結局業績に沿った動き。強い銘柄が更に強く、弱い銘柄は更に売られるような流れになっています。

毎週のFRBのバランスシートの推移に関しては、月末要因もあってか直近は大きめの減少。ただ繰り返しになりますが、際だってFRBが縮小を急いでいる素振りはありません。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

今回気になった記事は、定期的に示されるBank of Americaの投資家調査。3Q開始となる10月月初からの現金化率がコロナ暴落以来の水準に。債券と株を売却する動きが日本の下半期相場入りから加速している形ですが、一方で株は10月に底打ちしてきており、この辺りはいよいよ売り玉が尽きた印象です。加えてそれぞれのビッグイベント後の出尽くし買いも目立って、売り方が仕掛け辛くなっています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-04/RKTLRQDWX2PT01

ただ難しいのは、最近は短期金利が上昇しており、現金余力があるから株に・・・と資金が流れ辛いところ。現状1年待てば4.7%の利回りが得られる米国債があり、短期のT-Billである1ヶ月ものですら7月以降上昇が加速して3.5%に。現実的には流動性の問題がありますが、わざわざ株でリスクを取らなくても・・・と投資家が考えるのは当然とも言えます。
https://jp.investing.com/rates-bonds/usa-government-bonds

繰り返しになりますが私は来年はアメリカ株を始めとして、世界中の株価が今年以上に下がる懸念を持っています。そのきっかけは「利下げがいよいよ現実味を帯びてきたら」だと考えています。今はそれに対する期待感が株高に、つまり悪い経済指標が株高に繋がっています。しかし実際にFRBが利下げを行うことに現実味が帯びる→いよいよFRBも景気減速を深刻なものとして受け止め始めた、ということで大きく下がるのだろうと思います。

ですから、10/21のウォールストリートジャーナルを通じたFRBの観測気球は「まだ金利上昇圧力の低下を、株式市場は前向きに受け止めるのかどうか」を探るためのものだったのではないでしょうか。そして結果、ちゃんと前向きに受け止められたので、次のステップである「利上げ期間の長期化」に手順を進めたのだろうと思います。

もし市場が10/21の記事を出した後に更に下がっていたならば、12月も0.75%の利上げを繰り返し進め、一気にインフレ圧力を冷まし、その分利上げ期間を短縮するつもりだったのではないかと。推察に過ぎませんが、そうでないと記事があのタイミングで出された意味が理解できません。


新興市場も「買い」。本日の東証グロース市場指数は反発。アメリカではNASDAQが弱く、中小型株指数のラッセル2000が2.7%の大幅下落となったこと、また同じく値動きの大きさが個人投資家に人気のビットコインが急落したことなどが逆風になると思いましたが、ここまで先んじて弱かったこともあり踏ん張る動き。明日から新興市場も決算が本格化するので、ここからの反転に期待です。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続伸。好調な決算を受けて昨日は値上がり率ランキング8位の急反騰。いやー、この銘柄がこんなに買われるのは何年ぶりのことでしょうか。無事200日線も突破してきました。ただ2Qの利益率改善は運用株式売却による一時的なものなので、3Q以降の利益率改善度合いを見てみないと何とも言えませんね。


トヨタ(7203)は続落。窓を空けて売られる形になり、10/4の急騰で空けた窓を埋めに行く動き。ホンダ(7267)が上方修正も売られ、アメリカでもTeslaの株が下げ止まらず、ポートフォリオにおける自動車株外しが進んでいる印象です。国内外で中古車市場も一服感があり、これまでのような高水準の自動車需要は見込め無いというムードが蔓延してい模様です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

投資家のお通し

先に誕生日だったことを書きましたが、母の出資により4人でお食事会に行くことになりました一応主役の私の希望が通るということだったので「寿司が良い」と言ったら、母と嫁は贅沢なことに「寿司はしょっちゅう行っているからいい」と拒否られる始末

となると今やもうあまり焼き肉を積極的に食べたいという歳でもなく、純粋にラーメンとかで良いのですが、ラーメンは娘がイヤだとのこと。うーん、結局ワシに選択権無いじゃん・・・

その他にとりたてて食べたいものが思いつかなかったのですが、ここでふと串カツが良いんじゃないかと、上場企業調査もかねて「串カツ田中」をチョイス余談ですが、娘のお友達(年長)が唯一書ける漢字が「串」「田」「中」だそうで、すなわち□と線で構成されている単純な文字だからだそうです・・・

串カツ田中」は株式市場では一世を風靡しましたが、私の市には無いので今まで行ったことがありませんでした。ただ隣の市に車で30分程で行けるので、今回わざわざ足を運びました

居酒屋ではありますが、事前に調べると子供向けサービスも充実「たこ焼き9個」「ソフトクリーム」がそれぞれ自作で無料とのこと。またジャンケンに勝てばソフトドリンクも無料。これはお得です

また大人も、ハイボール系のお酒にはチンチロリンで勝負に出てゾロ目が出たら無料勝負師の我々は、きちんとジャンケンにも勝ち、またチンチロリンでも見事ゾロ目を出して、随分お得に済ませることが出来ました

いやー、店員さんも感じが良いし、串揚げも美味い。食ったし飲んで大満足母はあんまり食べなかったし、嫁もたかが知れている程度。娘はほぼほぼ無料で済んだし、酒もチンチロリンでの勝利でワンドリンク分のみ。会計は6000円弱程度かな・・・と思って伝票を見ると8000円超えでしたうーん、なんだかんだで結構いったな

伝票を見ると「お通し840円」となっていました。えぇ、お通しって何?何も出た覚えないよ。レジのところで聞いてみると「あぁ、キャベツとソースです」とのこと。えー、あれで一人210円取られるのか「いえ、子供分は含まれていないので、一人280円です

まあ日本はチップ制度も無いし、金額的に法外でも無いですけれど「キャベツとソースで一人280円です」と言われると受け入れがたい気持ちもあります・・・それならいっそ「お席料」でカウントしてくれた方が受け入れられるのですが食事中に記入を頼まれたアンケートには高評価で応えてしまったのですが、その点だけは指摘しておきたかったです。

中間選挙後の株価上昇期待感を先取り!

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日時 :12月3日(土) 13:30~
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特に今回はコロナの影響で定員数は限定されていますのでお早めに!
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日経平均は本日続伸。前日のNYは中間選挙後の株価上昇を期待して3指数揃って上昇。またFacebookが人員削減を発表して買われたことがGAFAM株に波及し、iPhone Proの供給懸念が伝わったAppleも引けではプラス。VIX指数は24.4ポイントに低下。半導体関連株指数のSOX指数は2%超の上昇。長期金利は4.23%まで上昇。一方ドルが売られ、ユーロはまたパリティを回復。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。朝方発表された7-9月の為替介入実績に関して、9/22の介入以降、末まで覆面介入が無かったことが判明。更なる円買い介入余地が意識され、円がやや買われる動きに。それでも株はいきなり窓を空けて11月高値からのスタートとなり、その後も断続的な買いが続く形。

中国株が連日の堅調スタートとなったことも安心感に繋がりました。ソフトバンクG(9984)がまた大きく買い進まれ、日経平均を引っ張る形。

売買代金は11時時点で1.5兆円台と連日の活況。REIT指数は反発。


投資判断は「買い」。FOMCの結果、結局株価は下落。ジャクソンホール後、パウエル議長が発言する度に株価が下がるようになってしまいましたね。特にNASDAQは見事にウォールストリートジャーナルの記事が最初に出た10/21の水準に戻す形。まあその間GAFAMの決算で散々だったことなどで、仕方無いとも言えますけれど。

アークイノベーションファンド率いるキャシー・ウッド氏も、今やすっかり逆神に。投資家の堪忍袋の緒はいつ切れるのか。

日本株に関しては10月相場が終わり、波乱の3日新甫は「上に波乱」で終わってくれました。ただ今年は鯨幕気味に進んでおり、9月安→10月高ときたら、11月は下落が警戒されます。アノマリー的に11月は直近10年で9勝1敗ですが、その1敗は昨年。MSCIの除外が15銘柄と日本株外しの動きが明確になったことで、月末にかけて売られました。

そういう意味では今年の11月の定期入れ替えは中国株の急落やアメリカ株の下落などから、日本は差し引き採用増に転じるのではないかと期待されています。また11月末頃に中間配当が出てくるので、その再投資買いも期待され、例年後半は強いです。そういう意味ではこの決算シーズンである前半をいかに乗り切るかが重要です。

大企業の決算発表が進んでいますが、悲喜こもごもという感じですね。日経平均のEPSは少しずつ上がってきており、それが株高の背景の一つでもあると言えます。
https://nikkei225jp.com/data/per.php

先に述べたように、12月半ばから相場がいつ崩れてもおかしくない状況になると見ています。あくまでそこまでの期間、市場に騙されたフリをして上昇に乗っていくべきタイミングだと考えています。

本日引け後にもまた最新のものが発表されますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.5倍から大きく変化無し。株価が上がったので、もう少し需給が改善しても良いかなとは思ったのですが。

先々週末時点の裁定残高は買い残6,193億円に対して売り残4,804億円で差し引き1389億円の買い長。前週に比べ2,104億円減りました。いよいよ来週にも売り長に転じようかという勢いです。

そもそも裁定残は、決済期日が先の先物が現物より高ければ先物を売って、一方で割安な現物を買うことにより、その差額で裁定取引をしようとする取引の自己申告分です。一般的に金利が上昇すれば、その分先物価格が上昇するので(決済期日までの金利分が上乗せされるため)、先物売り+現物買いが発生しやすくなります。詳細の説明は下記に任せますが、つまり今は金利上昇局面にも関わらず買い残が減っている歪さが出ています。
https://www.traders.co.jp/column/article/lesson19

まあ日本の場合は日銀がコントロールしていることでそもそも金利がそれ程上がらないこと、また株価がここまで下落してきたことや、決算が進むにつれて配当利回りが高まっていることなどから必ずしもそれが当てはまるわけではありません。

先々週は株価が上がったものの陰線となったことで、先物主導で下がる→割安になった先物の買い戻し→裁定買い残の返済売りとなったという解釈になるでしょうか。ただ減り方はかなり大きい印象で、むしろこの解消売りが陰線に繋がったような気もします。


新興市場も「買い」。本日の東証グロース市場指数は続伸。ただ足元ではアメリカでも金利上昇によって相対的にNASDAQが鈍く、日本でも大型株中心にパッとしません。今週末辺りから新興市場も決算が本格化するので、それに対する警戒感も出つつある形。来週からの巻き返しに期待というところでしょうか。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続伸。同業のアイペットHD(7339)が業務提携先の第一生命HD(8750)によるTOBを発表。前身の上場から4年半で居なくなることに。結果、動物保険専業の上場会社はまた同社だけになりました。しかし2ヶ月程前からアイペットがやたら買われていると思っていたのですが、そういうことだったんですね・・・。

ともあれその分同社に希少性が高まることや、アイペット株との株式価値的な割安感などもあり、本日はしっかりの展開に。ただ引け後に決算を控えていることから、それを受けて明日の株価動向は気になります。月次を公表している会社ですから、基本的に業績云々による株価反応は中立っぽいですけれど、オマケで何か出るかどうかですね。


BlueMeme(4069)も続伸。足元ではアメリカのギガテック企業でリストラが相次いでおり、IT系人材の逼迫に緩和期待感が高まっています。そういう意味では特に人材採用負担が大きいIT系企業には、計画よりも採用コストが抑えられる期待感も出てきそうです。同社に限らず、そういったハイテク系企業にはチャンスではないでしょうか。


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10月の成績発表

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※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

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本日は10月の成績発表です。10月は9月末の半期末で売りが出尽くした感じになり、全般的に強い月でした。しかし11月に入ってからまたアメリカの金利上昇が長引く懸念から改めて売られる動き。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
567円→579円(23営業日保有 上昇率2.1%)

地合に合わせて戻りも見せましたが、11月に入ってから地合に合わせて上値が重く。主体性が無いですね。アメリカではペット保険大手のTrupanion(TRUP)が売上増も赤字拡大で時間外で売られる動き。この辺りが特に外国人投資家の連想売りを誘っている印象です。ただ結局はプラスで終わりましたし、アイペットHD(7339)の方は着実に買われており、これらの評価格差が気になります。


ブロードメディア(4347)
1006円→967円(23営業日保有 下落率3.9%)

2Q決算が芳しく無く売られる動き。ただ先に説明したように、例年2Qが弱く、下半期で稼ぐ季節性があります。もっとも、株価は例年年末にかけて売られやすいアノマリーもあり、結局今年もそのパターンに陥りつつあります。それでも過去の業績進捗に比べれば随分と進捗率が高く、教育事業の新校開校効果も考えれば、通期上ブレ着地は必至だと思います。


BlueMeme(4069)
1629円→1930円(23営業日保有 上昇率18.5%)

先月下落した分、今月は反動高で結局ほぼ行って来い。これまで概ね1500円~2500円の水準での往来が続いており、4月以降は三角持ち合いを形成。来週の決算で上放れを期待したいところですが、足元はIT系銘柄が決算後に売られる傾向が強いので、ちょっと不安感はあります。


ヴィッツ(4440)
995円→927円(23営業日保有 下落率6.8%)

今期の大幅減益見通しを受けて下落継続。9月下旬に「自動運転レベル4、23年4月公道走行解禁へ」というニュースから自動運転関連株が買われる場面がありましたが、結局終値ベースで年初来安値を更新しており、今年は一貫した下落トレンドに。うーん、なかなか下げ止まりませんね・・・。正直諦め気味ではあります。


巴川製紙(3878)
765円→767円(23営業日保有 上昇率0.3%)

ここから巻き返しで行けるか・・・と思ったところで、11月に入ってから失速。キヤノン(7751)がプリンター事業の苦戦で決算後大きく売られ、関連株が一斉安。半導体関連も足元では減速が続いており、同社も今回は上方修正が無さそうです。ただPERやPBRで見た割安感は強く、大きくは下がらないと思うのですが。


トヨタ(7203)
1876円→1985円(23営業日保有 上昇率5.8%)

決算を嫌気して売られる動き。自社株買いも効かず、為替も円安トレンドが足踏み気味とあっては苦しい状況です。節目の2000円水準で踏ん張れるかどうかが焦点。現状、かつてのライバルTeslaの株価が低迷しており、日本株買いの流れがもう少しハッキリすればフラグシップとして上昇すると思うのですが。


Deere & Company(DE)
333.9ドル→395.09ドル 円換算48331円→57920円(23営業日保有 上昇率19.8%)

今月はシレシレっと急反発。これだけアメリカ株が弱い中でもドルベースで18%も上がり、更に円安進捗で円評価を大きく引き上げました。中間選挙前に票田である農家に対するリップサービス期待感なども背景にありそうです。お陰で買値を一気に上回ってきましたが、ドルベースではとりあえず決算までは400ドル辺りが限界でしょうか。今月は出来過ぎな気がします。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.20(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 9/30終値 25937円→27199円(23営業日 上昇率4.9%) 0.21(%/営業日) 
TOPIX  9/30終値 1836→1915 (23営業日 上昇率4.3%) 0.18(%/営業日)

今月はベンチマーク並。国内株は総じてイマイチでしたが、Deere社の持ち直しに助けられました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1282.3ポイント
今月は全く銘柄の入れ替えをしなかったので、物足りない成果。今月はもう少し機動的に動きます。


市場全体の投資判断は引き続き「買い」。オプション建玉を見ると、11月限月は27000円水準の建玉が一番大きく重なっていますが、数は少なめ。そもそも清算日が中間選挙直後なので、狙いは定まりにくいでしょう。

一方、気が早いものの12月のメジャーSQに清算が来る限月のものは28000円が一番盛り上がり。配当なんかを考えると28250円辺りを軸に目指していける感じに思われます。

ドル円は150円で上値が重くなっていますが、過去のパターンからも日本の決算シーズンが迫ると円高に振れやすい傾向があります。ですからこのまま150円が大天井・・・とまでは考えていません。これだけ歴史的な円安トレンドか出来上がって、少なくともダブルトップを付けてからでないと誰も上げ止まりを信じ切れないでしょう。

毎度の言いぐさですが、グロース市場に注目しています。特にグロースCore銘柄は10/13の逆CPIショック以降の戻りが8.7%で、他の様々な主要指数の中で最も強いです。だからこそ余計に売り方の買い戻しに過ぎない相場なのかも知れませんが、一方で外国人投資家の日本株参戦意欲を推し量るバロメーターにもなっていると思います(グロースの小型株は外国人は買わないので)。加えて個人投資家の復調も意味します。

もう一つ先週特筆すべきはREITの動きでした。先々週末のウォールストリートジャーナルの記事以降、明らかに高利回り商品のREITが買い直される動きになりました。じゃあ不動産株が買われているかというとそんなことも無いところが面白いところ(まあ決算も近いので仕方無いでしょうけれど)。こちらはビットコイン同様に、現金→金融商品の流れを示すバロメーターと言えます。


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良いオシリーナの日

今年もまた誕生日がやってきて、ついに47歳になってしまいました・・・もう「シーナ」ですよ姉は四捨五入で60になるし、姪も同40になるので、随分と年をとったものです

ところで、11月4日が誕生日の有名人って誰なんだろうなと調べてみると、「西田敏行」「尾野真千子」「名倉潤」まではわかるとして、後が続きませんこれだけ世の中にごまんと有名人が居るのに、この日の誕生日の人はそんなにいない模様むしろ4年に一回しかない2月29日の方が「飯島直子」「峰竜太」「吉岡聖恵(いきものがかり)」と揃っている感じです林家ペーに聞いてみないと

それ以外ではあの「おしり探偵」も11月4日が誕生日なのだとかというわけで、今日は「いいおしりの日」らしいのです20年に制定されたということで、歴史は浅いのですけれど。いやいや、どうせならもう少し良い記念日にしてもらいたかったです・・・
https://www.poplar.co.jp/topics/51638.html

47歳になっての抱負は、非常にベタですが健康に過ごすこと。元々不整脈持ちで心臓が弱点なのですが、寒くなってきたこともあり、突然動悸を感じたりします運動しないといけないと思い、毎日最低5000歩以上は歩くようには心がけているのですが、これから寒くなってきたりすると、外出が億劫になり、守られない日が増えたりしそうです

ともあれ、まだまだ現状に満足することなく日々流されることもなく、更に一段上のおっさんになれるよう頑張って参りますので(?)、皆さんまた応援並びにご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します

パウエル議長が喋れば株が下がる

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日経平均は水曜反落。前日のNYはISM製造業景況指数や雇用関連の指標が予想を上回ったことで利上げ継続警戒感が強まり3指数揃って軟調。GAFAM系中心に売られる一方で、ここまで散々売られた中国IT系が買われチャイナドラゴン指数は4%近い上昇。対中半導体規制のアメリカ側の対象者の範囲は懸念されていたより狭いということで、半導体関連株指数のSOX指数は反発。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ北朝鮮がまたミサイルを撃ち朝鮮半島が緊迫化する一方で、全般的に落ち着きを取り戻し買い戻しの動きに。黒田総裁が「デフレではなくなった」と発言したことで、日銀の政策転換が連想されドル円円高方向に振れました。中国株がしっかりしたスタートになると、前引けにかけてプラ転。

後場は改めて売りに押されるも、下げ幅も限定的。夜に控えるFOMCの結果を警戒して、後場の値幅60円に止まる形。引けにかけて値を戻しましたが、結局小幅安で終わりました。TOPIXはプラス。売買代金は3.3兆円台と連日の3兆円超え。REIT指数は7営業日ぶりの反落に。


投資判断は「買い」。水曜のNYは注目のFOMCにおいて、結果は事前のウォールストリートジャーナルの報道通りだったものの、パウエル議長の「利上げ停止の検討は非常に時期尚早」と発言したことなどを受けて一転急反落。特にGAFAM系が大きく売られたことでNASDAQの下落率は3%超。ただVIX指数はほぼ変わらずの25.9ポイント。執筆現在の日経平均先物は27330円となっています。

NASDAQは、Amazonなどが決算で転けたことでGAFAM総崩れの様相。先週はウォールストリートジャーナルの記事で利上げ圧力緩和観測が指摘されたことによるものでしたが、そのターンは終わりました。

ただ少し前ならばAmazonGoogleMicrosoftといったギガテックの大幅下落は流動性の高さから機関投資家が持っている→大打撃で投げ売り・・・と負の連鎖を連想されてもおかしくありませんでした。しかしクレディスイスの破綻懸念が伝わろうが、中国ハイテク株が暴落しようが、もっと言えばこれだけ世界中の債券が売られようが「○○のヘッジファンドが破綻して大変だー」という声は出て来ません。

というより、これらの下落は少なくともジャクソンホール以降改めて明確になってきているわけで、今更「うわー、GAFAMや債券を大量に抱えている。何も備えていない。どうしよう」と慌てているファンドマネージャーがいるとすれば途方もないアホです。少なくとも大金を預かる資格は無い弱小ファンドでしょう。であるならば、そういったところの破綻は、むしろ出尽くしのサインであり好材料かも知れません。

毎週恒例のFRBのバランスシートは通常ペースの減少。着実に減少してはいっているものの、ここまでの投資家の換金ペースに比べると大きな引き締めにはなっていません。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

為替に関しても10月以降ユーロの買い戻しが強く、ドルインデックスにはピークアウト感があります。中間選挙を前に国内輸出産業から恒例のドル高是正圧力がかかった・・・というよりは、9月末を期日とした様々な機関投資家のリバランスが一巡したことによるものと考えるのが妥当です。でなければ何故9月末がユーロの底打ちだったのかというところに辻褄が合いません。

なお、10/25時点の短期筋のポジションは、為替介入の失敗を見込んだ円売りポジションが膨らんでいます。ここは神田財務官の言う「投機筋と厳しく対峙」という言葉に整合性があるようでもありますが、むしろ円売りポジションを呼んだのが為替介入とも言えるでしょう。一方、ユーロ買いポジションが6月以来の水準に膨らんでおり、これが足元のユーロドルパリティ復帰を演出した一つの原因にも思われます。
https://imm.gradefour.net/

商品市況に関しては、ドル安の流れを受けて全般的に上昇圧力に。ただ天然ガスは欧州では少なくとも現在は供給に問題が無いことから、価格は落ち着きを取り戻しつつあります。

なお、ビットコインなども2万ドルを回復しており、復調傾向。世の中の現金が一斉に金融資産に替えられている印象です。

今週のスケジュールとして本日は日本は祝日。アメリカではISM非製造業景況指数。

4日(金)は雇用統計。ただFOMC直後なので、普段よりは反応は弱いと思います。引き続き賃金上昇率に注目。あとはボストン連銀総裁のコメントがあります。

先週金曜の空売り比率は、出ました54.7%!昨年の10/28のTOPIXリバランスイベントで叩きだした過去最高54.1%を上回りました。当時は売買代金5兆円ちょっとでしたが、今回は5.8兆円と歴代2位レベル。これは相当強烈です。

ただ昨年はそこから確かに2週間程買われたものの、11/16を天井に今の下落相場が始まりました。当時岸田政権が金融所得増税に言及したことで上げ止まり、その後アメリカ株の変調で長期上昇相場が終わってしまいました。そういうわけで勿論需給だけで話が決まるわけではないのですが、過去の例を見ても空売り比率50%超えはまず最低一週間は無条件で強いです。

個別企業の決算発表は順調に進んでいます。総じて決算が出た後に弱い反応が出がちですが、その後結局買い戻されるパターンも多く、相場のトレンドを変えるまでには至っていません。


新興市場も「買い」。水曜の東証グロース市場指数は続落。引き続きアメリカでのグロース株売りの流れから日本でも弱く5日続落。水曜はCore指数も下落しました。決算が先んじて出ている大型株に資金が奪われている印象も。足元のNASDAQの急落を受けて、このままだと明日も厳しい展開になりそうです。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は反落。決算発表後は弱い動きが続いています。同社は例年この2Qの弱さを嫌気してか、年末まで売られる傾向が続くため、今年もそのアノマリーに沿った値動きになるのかも知れません。とりあえず1000円の節目を割り込んでしまったため、目先は200日線での攻防に注目です。


トヨタ(7203)は続落。前日の決算はまた毎度のパターンで売りで反応する形。水曜も売りが続きました。ただ2000円の節目をまた意識する形。足元の日本株の底堅さもあり、この水準での踏ん張りに期待します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は10月の成績発表です。10月はまあまあ良かったのではないでしょうか。お楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

逆に欽ちゃんの仮装大賞はあんまり仮装じゃない

10月末はハロウィーン韓国では大きな事故が起きてしまいましたが、個人的には東洋にハロウィーンはそぐわないような気がします。別の名前を付けた仮装行事にした方が良いようなまあ子供はとにかくお菓子をたくさんもらえるので嬉しいんでしょうけれど。

基本的にガイコツとか気持ち悪い宗教行事なので好きでは無いのですが、やはり子供が居るとそれ系のイベントに参加せざるを得ません。特に娘に英語を習わせ始めたので、その教室のハロウィーンイベントがありました。

ハロウィーンコスプレと言えばドンキホーテでしょう、ということで行ってみたのですが、もうイベントが行われる当日の土曜には、とっくに子供向けのコスプレ棚はすっからかん大人向けのちょっとセクシー系のコスプレグッズしかなく、こりゃお話になりません

なので慌てて100均とか行ってみましたが、ベタな魔女の格好なんかは揃わず結局有り物ならば何でも良いということで、猫のコスプレになりました

そしてイベントに行ってみると、皆のコスプレのガチ度合いが半端ないですね今年の一番人気は「SPY×FAMILY」のアーニャの格好。大勢同じコスプレの子供を見かけました。中にはトウカイテイオーの被りものをした子供も居たりてか、あんたトウカイテイオー知らないでしょそういう意味では全く何の脈略もひねりもない娘の猫のコスプレの方が、まだ独創的で良かったです

しかし結局そのイベントのほとんどを、寝て過ごしたうちの娘「よく寝る」というところで猫になりきっているのかも知れません・・・