KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ゲレンデが溶けるほど その5

スキー話の続きです。

滑り始めては、間も無く転び、また起き上がって滑り始めては、間も無く転び・・・子供も上手く滑っているのに、あるお父さんは1歳くらいの子供を抱っこしながらスノーボードで颯爽と滑走していくのに・・・このスキー場で恐らく私が一番スキーが下手ですリフトから皆に見られていたのでしょうけれど、もう必死でそれどころではありません旅の恥はかきすてです

転んだ衝撃でサングラスが吹っ飛び、帽子が脱げます鼻や後頭部をしたたかに打ち付けます吹っ飛んだ帽子をようやく取りに行こうとしたら、小学生くらいの女の子が帽子を拾って手渡してくれました「ありがとうございます」と丁重にお礼を返すおじさん(=私)。

しかしスキーはこんなに喉が渇くスポーツだったでしょうか外気とは裏腹にウエアはサウナスーツ状態で、汗でびしょびしょ「絶好調真冬の恋~」どころか、絶不調ですゲレンデが溶ける程暑いです水を飲みたいけれど、何とかして2km先の麓まで戻らないといけませんいやー、本当にレスキューしてもらいたいくらい非常に絶望的な気分でした

結局、スキーは足を使うスポーツなわけですが、もう毎日毎日パソコンの前に座っているだけで、場合によっては家から一歩も出ない日もありますかつては持久走が得意種目だった私の足の筋力も相当に落ちていますそもそもスキーも10年ぶりですが、10年前にはゲレンデを一度滑っただけその前と言えば更に10年遡るので、事実上20年ぶりのスキーは、体がすっかり忘れていて随分とイメージと異なっていました(つづく)

円安を手がかりに続伸!

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日経平均は本日続伸。前日のNYは先週末の好調過ぎる経済指標を受けてタカ派懸念が再燃し、3指数揃って軟調長期金利が3.64%に上昇しNASDAQが1%の下落に。中小型株指数のラッセル2000は1.4%の下落。半導体関連株指数のSOX指数は1.7%の下落。VIX指数は19.4ポイントに上昇。WTI原油先物は74ドル台を回復。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が昨晩133円に接近し、円安圧力が下支えしました。ただ昨日高値を意識して上値が重く。売買代金は10時半時点で1兆円台とそこそこ。REIT指数は反落。


投資判断は「中立」。IMFの世界経済見通しが出て前回10月見通しから世界全体では0.2%上方修正。アメリカは0.4%、日本も0.2%とそれぞれ上方修正されました。なお先進国では日本が一番成長するとされ、1.8%の経済成長が見込まれています。株式市場にはその効果が出たようには思えませんが、とりあえず売り材料になるようなものが出なかっただけ由としましょう。

アメリカでVIX指数が落ち着いており、それは株価の安心感に繋がっていますが、逆説的に「下がったら上がるしかない」というのが怖いところ。実際、昨年は12/2に19.1ポイントを付けると、そこからS&Pは一ヶ月間株価が下落。その前は8/16前後に20ポイント割れが続いていたのですが、そこから株価は2ヶ月程下がり続けました。今回も嫌な予感はします。
https://jp.tradingview.com/symbols/CBOE-VIX/

先週の話題としては佐川急便の値上げがありました。それが他社にも値上げ連鎖が波及するという思惑から運送業が揃って買われましたが、これでまた小売業のコスト増に繋がりますから、やはりインフレ要因になってくると見られます。電気代に続き輸送費と、産業のベースになる部分の値上げは回避が難しく、各社のコストアップは避けられません。

とりあえずそれらが上場企業から個人まで日本企業全体の収益を悪化させる一因になり、目先はそれが世の中の景気悪化懸念に繋がりそうですが、個人的には一巡後の株高に繋がるような印象は持っています。基本的にインフレは株高要因であるというのが大前提であること、また上場企業という大企業にまた優位性が出てくるので、小さなゾンビ企業的なところが倒れ、大きなところは人材が集めやすくなり・・・と色々理屈をこねることは可能です。

日本企業にこれまでできなかったのが「値上げ」。それが今免罪符を得て色々な企業が値上げに動けています。その辺りが外国人投資家などの日本企業見直しにも繋がりそうです。一度値上げしたものはなかなか値が下がらないでしょう。実際、体力の無い企業が白旗を揚げてゾンビ企業が無くなれば残存者メリットで価格競争力を保ちやすくあります。

いずれにせよ、それは長い目で見た場合の話であって、明日明後日にどうこう言う問題ではありません。そう市場全体が割り切るには半年くらいかかってしまうかも知れませんが、将来的に株価のプラス要因には繋がっていきそうです。

アクティビストも虎視眈々と割安株を狙っています。NISA拡充の話もあり、本質的に個人投資家にチャンスを与えてくれる施策です。低PBRの小さな銘柄は外国人投資家や機関投資家はあまり相手にできません。その時価総額が上がってくる前に仕込んでおくことができるのが個人投資家。しかもNISAなどでしばらく放置できるのであれば、少しだけ買っておいて配当や優待を得ながらあとジッと待つという作戦もとりやすいです。

日銀が買ってくれないので、次は個人に株を引き受けてもらおうという意図もあるのでしょうけれど、どちらかといえばこれまで日銀があまり買わなかった小型株の方を個人で引き受けてくれというようなニュアンスだろうと思います。

実際、水戸証券(8622)が配当水準を底上げして大きく買われましたし、岩崎電気(6924)もPBR1倍を意識したMBO。今決算シーズンも様々なTOBMBOの話が出てきます。こういう話が今後3年間ドンドン出てくると見られます(ただしイオン北海道(7512)のように逆に売られるバターンもありますが)。個人的にはこの辺りが特にスタンダード市場の優位性に繋がっていくと見ています。

しかし外国人投資家などが嫌いそうなのは、日本の内需の弱さです。賃金が上がらないので、物価高にそのまま負けてしまう。しかも賃金が多少上がったところで、社会保険料増税可処分所得が上がらないのは目に見えてしまいます。特に日本は電力料金の高騰が、国内製品や販売の原価高に繋がり→今後更に様々な製品の値上げ圧力に繋がっていくと見られ、今の政権の最重要課題になってくると見られます。

コロナの5類移行により医療費負担は幾分抑えられるかも知れませんが、それでも増税は不可避。更に金利上昇で住宅ローン金利が上昇すれば、働く世代の可処分所得は更に減少。人口も減少していく中で課題だらけの日本には、なかなか投資し辛いというのが実情でしょう。ただこれらの現象をそれぞれ追い風とできる業態も当然あるわけで、そういった銘柄を選んでいくことが長期的な視点では重要になってくるのは言うまでもありません。


新興市場も「やや売り」。本日の東証グロース市場指数は反発。グロース市場に関しては、低PBR改革や上場基準適合などの改革圧力が働き辛いのは難点で、昨日は軟化しました。日本の方は(非常に緩慢ながら)金利上昇局面という点も逆風です。ただアメリカでグロース市場が見直されていますし、昨年あれだけ売り込まれていたので、大きくグロースが割負けるとも思っていません。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は続伸。決算を受けた昨日初動は売りでのスタートでしたが、その後グイグイ買い戻されて大陽線に。実に今年の足をほぼ全て包み込む強烈な逆襲線になりました。こうなってくると、一般的に出来高を伴った大陽線は大相場の入り口とされるので、ここからの上昇トレンドスタートに期待できそうです。


トヨタ(7203)は反落。アメリカの好調及び金利上昇で円安に振れ、外需産業には改めてプラスメリット。ただ昨日は75日線に押し戻されて上値が重くなっています。デンソー(6902)こそ決算後は買われる動きになっていますが、その他の自動車部品会社は総じて決算後も売られる動きが目立っており、この辺り警戒感が先行しています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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ゲレンデが溶けるほど その4

娘のスキー話の続きです。

スキーレッスン2日目。その日も娘は元気で、朝8時に車に乗せて出発。無事牛岳温泉スキー場に到着します。この日は私も滑ろうと決意し、インストラクターの方やお友達のお母さんに娘を託すと、スキーレンタルに足を運びました一日中娘を見ているだけではつまらない。私も楽しみたいレッツエンジョイスキーライフ

10年ぶりくらいにスキー板を装着し、いざリフトに乗ります。本当は随分とブランクがあるので、まずは低いところから練習したかったのですが、麓から稼働しているリフトは一基のみ。一番上のコースまで連行されるもののみでした。途中までのリフトは利用者が少ないので、経費削減なのでしょうね。

仕方無いので一番上まで行きます乗りながら「おいおい、ドコまで行くんだ」と不安に駆られます。スキー場に流れるスタイリッシュな洋楽をBGMを聞きながら、心中穏やかならざる。しかし最近のゲレンデは広瀬香美は流れないんですね・・・。

問答無用の10分程の空中浮遊の後に辿り着いたのは標高650mとされる頂上眼下に富山湾を見はるかすことができますが、当日はやや霞がかっていて、残念ながら絶景とまではいきませんでした

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では覚悟を決めていざ発進まずはボーゲンでゆっくりと・・・ズザーいてててあっさり転ぶと何とか立ち上がり、他のスキーヤーやボーダーがある程度滑り降りて空いた頃を見計らい、また滑り始めます。しかし間も無く滑ってまたズザーッいててて・・・

えぇ、ワシ全然滑れなくなっとるやん麓まで全長2kmもあるロングコースを前に、まるで遭難したかのような絶望的な気持ちになりました(つづく)

1月の成績発表

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本日は1月の成績発表です。1月は大発会こそ売られて始まったものの、その後はアメリカ株と並んで一貫した下値切り上げの動き。ただ27500円到達後は日銀総裁人事を警戒して上値が重くなっています。そんな中、私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
580円→585円(22営業日保有 上昇率1.0%)

1月は戻れず。まあ保険株が1月弱かった割にはしっかりしていたとは言えそうですが、市場全体の戻りや前月が20%下落した反動としては物足りません。チャート形状は丁度3ヶ月前の決算発表前にそっくりな動き。であれば来週の決算後はまた上ブレて欲しいところ。全国的に寒波で動物病院への通院が減っていることを考えると、損害率は低く抑えられそうですが。


ブロードメディア(4347)
1018円→1023円(22営業日保有 上昇率0.5%)

一時1100円を超える順調な戻りが見られましたが、結局200日線まで押し戻される動き。そして金曜に出た決算では3Q単独が若干の営業減益に。スタジオコンテンツと放送事業の減益が、教育事業の増益分を食いつぶした格好。ただ成長が期待される教育事業は日本語教育の準備を進めているということですし、事業セグメントは大きく変化。もう社名の変更も検討した方が良いレベルですね。


BlueMeme(4069)
1889円→1700円(22営業日保有 下落率10.0%)

今月はグロース市場が好調だったのに反して売られる動き。うーん、やはり昨年のうちに損切りしてしまうべきでしたね・・・。ここまできたら次の決算を見て進退を考えたいと思います。


巴川製紙(3878)
665円→696円(22営業日保有 上昇率4.7%)

こちらは今年に入ってからは反発基調。半導体株が戻ったことに合わせて、同社も見直しの流れになりました。また足元円高に振れているのも紙パセクターにとっては追い風。PBRの割安感などから、もっと評価されて良い株だと思います。


トヨタ(7203)
1812.5円→1891.5円(22営業日保有 上昇率4.4%)

為替が円高進捗していることが重石でしたが、QUICKの調査で自動車セクターの投資判断が「弱気」と答えたアナリストが09年2月のリーマンショック以来の高水準と報じられた1/17辺りから自動車セクター全般的に戻りが見られています。決算を来週に控え、新社長の下、今後のトヨタの飛翔に期待です。


北陸電力(9505)
547円→518円(22営業日保有 下落率5.3%)

決算は案の定の大赤字。ただ十分織り込まれており、足元ではまた株価が落ち着いてきていますが、総合的には中立な感じ。ここからの値上げ効果を期待した形になっています。資源価格も落ち着きつつあり、為替も円高原発再稼働の気運もあって、決算で下がらないならば電力株に死角がありません。高騰する電気代のヘッジに電力株を買うというのも一考なのでしょう。


一蔵(6186)
443円→453円(22営業日保有 上昇率2.3%)

成人の日は何事もなく通過。同社に関してはTOPIXウエイト低減銘柄のため1月末に売られましたが、そこから復調してきています。中国からのインバウンドが回復するような流れになれば、またテーマ性を帯びてくると思います。


Deere & Company(DE)
428.64ドル→406.06ドル 円換算56580円→53275円(22営業日保有 下落率5.8%)

昨年までかなり市場に逆行していた分、足元ではやや売りに押される動きになっています。ただ基本的にはドル安を背景にした穀物価格の上昇や同社の製品競争力の向上から、農機メーカーの強さは続くと見ています。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
▲0.05(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 12/30終値 26904円→27509円(22営業日 上昇率5.4%) 0.24(%/営業日) 
TOPIX  12/30終値 1891→1970 (22営業日 上昇率4.2%) 0.19(%/営業日)

今月はTOPIXに敗北・・・。BlueMemeを早めに切っておけばプラスで終えられたのですが、今月何も入れ替えしなかったのが低パフォーマンスに繋がりました・・・。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1282.4ポイント
あーあ、遠ざかる1300ポイント・・・。ちょっと決算を見て、売り銘柄などを入れてヘッジする必要がありそうですね。


市場の見通しとしては「中立」に戻して様子見とします。「節分天井」のアノマリーは信じていませんが、今年は案外そうなるかも知れません。

日本の方はハイテク系よりもバリューの方が買われています。TOPIXバリュー株指数は18年1月以来実に5年ぶりの高水準。元々1月はバリュー株に優位性がある月として知られてきましたが、今年は特に顕著でした。背景に金利上昇による銀行株買いや、中国ロックダウン解除期待感からの鉄鋼株の上昇も確かにあるのですが、それぞれに共通して言えることは市場による低PBR改革が底流にあると思います。

合わせて上場基準未達企業への猶予期間も3年後の区切りが提示され、事実上株価の底上げを企業に迫っています。この辺り香港が国際金融都市の地位を落としている今のうちに、東京の地位を高めておこうというある種の国策でもあるでしょう。

更に大袈裟に邪推すれば、中国に対して金融的な楔として、アメリカ政府なども日本の証券市場の地位向上に期待しているのだろうと思います。取引所側にしてみれば、企業退場を迫るとその分収入が減るので、本来余計なお世話ですからね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

FOMC通過で安心感

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日経平均は本日続伸。前日のNYは注目のFOMCにおいて市場予想通り0.25%の利上げが決定され、インフレが緩和し始めているという発言を受けて3指数揃って上昇。ダウはギリギリプラスで終えましたが、長期金利が3.42%まで低下しNASDAQが2%の上昇に。半導体関連株指数のSOX指数が5.2%の上昇。VIX指数は17.9ポイントに低下。WTI原油先物は76ドル台に下落。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。また27500円に接近する流れになりました。ただドル円が128円に接近する程円高が進んだことで、一旦マイナス圏に沈む場面もありました。その後は値を戻して再度27500円に接近。中国株が始まったところでまた上値が重くなっています。売買代金は10時45分時点で1.3兆円台と活況。REIT指数は反落。


投資判断は「やや売り」。先週もアメリカ株はしっかりで、中でもNASDAQは4週連続の上昇。ようやく200日線も突破し、昨年9月以来の高値。今年に入ってからNASDAQの反撃が顕著です。アークイノベーションファンドも40ドルを回復し、やれやれという感じ。

先んじて売られ過ぎていたこともありますが、根っこにあるのはやはりアメリカの金利ピークアウト期待感です。長期金利は今年に入って低下基調で、その分割引率が小さくなることでハイテクグロース系は買いやすさがあります。ギガテック系にリストラが相次いでいることも、業績回復材料として捉えることができます。今アメリカはインフレを抑えるため失業率を高くしたいので(皮肉交じり)、政権のお墨付きがあるとも言えますね。

また他の景気敏感セクターは、アメリカのリセッション懸念を考えると買い辛く、消去法的な資金が入っているという解説も可能でしょう。VIX指数が落ち着いて安定的であるならば、リスク性の高いグロース株に資金を投じてみようという節もありそうです。

ただここでアメリカの恐怖と欲望指数を見ると、昨年末とは打って変わりだいぶ楽観が強まってきました。もう少し過熱できる余地があるとは思いますが、雇用統計などのビッグイベント前に「嵐の前の静けさ」と捉えるのは正常で一般的な考え方だろうと思います。
https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed

一方、最近はヨーロッパの強さが目立っています。代表的な株価指数ユーロ・ストックス50は今年に入って10.0%の上昇。NASDAQの12.9%の上昇に比べると劣りますが、S&Pの7.3%やダウの2.9%に比べると優位性が顕著です。

シティ銀行が出している「サプライズインデックス」とは、各指標が予想よりもどれだけ上回ったかを数値化しているものですが、直近ではヨーロッパが91.0に対してアメリカで▲5.4と好対照。これまで散々ウクライナ危機で打撃を受け厳しいとされてきたヨーロッパですが、暖冬という「神風」で天然ガス需給危機を何とか乗り切れそうです。
https://en.macromicro.me/charts/45866/global-citi-surprise-index

ただ逆に、アメリカでも極端に悪い経済指標ばかり出てきているわけでもありません。GDPはそれなりに良かったですし、中でも個人消費は比較的高水準なままで推移しています。問題はカード会社の決算が好調だったことの裏返しで、貯蓄率が随分下がって来ていること。「アメリカらしさ」が出ているような感じでもありますが、いよいよコロナ給付金を食い尽くして、真剣に賃金を求めて働いてくるターンになりそうです。

森よりも木の方の話としては、決算が少しずつ出てきました。内容はともかく株価反応は強弱マチマチ。例年、決算が出てくると「リビジョンインデックス」(業績予想に対して実際どうだったか)は高まってくるのですが、今回は微妙な感じがします。ただまだ決算発表の序盤段階ですから、これからどう転ぶかはわかりませんが。

為替に関してはドルインデックスが昨年9月には114ポイントだったものが、直近101ポイントまで下落。足元で少し金利の下げ止まり感が出ていますが、ドルインデックスは低位安定という感じです。上述のようにユーロ圏が復活してきていることでユーロ買いドル売りが進んでいることも要因と言えます。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

商品市況に関しては、そのドル安を背景にしっかりしているものが目立ちます。唯一と言っていい例外は天然ガスで、やはりヨーロッパの暖冬を受けて下げ続けています。ウクライナ戦争が終わったわけでもないのでどこまで下がるかは疑問ですが、異常値の解消過程にあります。

先週のビットコインに関しては大きな動きはありませんでしたが高止まりが続いています。ドル安が一段と進むようなら、この辺りはまた強含んでくるのかも知れません。

スケジュールとしては、本日はECB理事会が控えています。こちらはまだ0.5%の利上げが見込まれています。この欧米の金利差もユーロ買いの一端でしょう。アメリカではAppleAmazonなどギガテック銘柄の決算集中日。


新興市場も「やや売り」。本日の東証グロース市場指数は続伸。アメリNASDAQ高を受けて復調し、東証グロース指数も1000ポイント回復。特にCore指数の上昇が大きくなっていますが、Core指数の方は1000ポイントに届いておらず出遅れ感があります。


ポートフォリオ銘柄】

トヨタ(7203)は反落。やはり為替の円高が重石に響いています。チャート的には一目均衡表の雲下限にキレイに押し戻される動き。来週の決算までは動き辛い展開でしょうか。


Deere & Company(DE)は続伸。(全然作っているものは違いますが)似たような製造業のキャタピラーが決算を受けて売られていますが、とりあえずこちらは安定的です。上述したように穀物価格が安定しているので、同社を巡る環境も良好。更にはドル安による競争力も出てきている感じです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は1月の成績発表です。お楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ゲレンデが溶けるほど その3

娘のスキー話の続きです。

初日のレッスンが終わり、最後に講評を受けて帰り支度を整えます。初日は無難に通過しましたが、インストラクターの方からは「明日は一番きついので、例年泣く子供が出てくる」と脅しが入ります「ただ明日を乗り切れば、3日目は楽しく滑れる」ということで、翌日のレッスンを何とか切り抜けることが大事な模様

ともあれ、何とか娘も機嫌を損ねず、一日を終えることが出来て一安心帰路に就きます途中「牛岳温泉スキー場」という名前の通り、当然温泉があるわけで、ひとっ風呂浴びて帰ります特にこんな雪山の温泉で露天風呂なんてもう最高ですね

しかし子供を連れて温泉に入っても、子供はすぐに出たがりますし、ゆっくり風呂に入ることができません・・・結局程々に風呂から上がると、むしろ湯冷めしてしまって風邪ひきそうな感じに

まあ子供の体温と大人では差がありますし、私も子供の頃にはすぐに風呂から出る「カラスの行水」でしたから、気持ちはわかるのですがもう少し子供が大きければ、一人で上がって待っていてくれても良いのですが、如何せん初めての場所ですし、まだ幼稚園女児ですから難しいですね・・・

帰りは1時間弱程車を運転して帰らないといけません。家に着くと、自分がスキーをしたわけでもないのに体はくたくたその日は泥のように眠りました(つづく)

FOMCを控え小動き続く

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日経平均は本日反落。前日のNYは朝方こそダウがプラスに転じる場面があったものの、引けにかけて売られ3指数揃って軟調。Teslaが6%超の下落となるなどGAFAM系が売られた他、OPECプラスが原油生産を現状維持すると伝わったことでWTI原油先物が78ドル割れまで下落したことでエネルギー株が売られました。半導体関連株指数のSOX指数は2.7%の下落。VIX指数は20ポイントに上昇。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。その後は前日終値を挟んで一進一退。ドル円が次第に円高方向に振れる割にはしっかりの動きが続きました。アジア株も全般的に小動きに終始。売買代金は前引け時点で1.2兆円台と低調。REIT指数も反落。


投資判断は「やや売り」に。ドル円が130円を回復し、しっかりの展開になっています。ドル安は一時の「ドルしか買えない」リスクオフの状況からの脱却を示しており、ヨーロッパや新興国も含めた全世界的な復調とも繋がっていて、その一環(アメリカ株以外の相対的優位性)で日本株も買われている感じです。ドルインデックスは100ポイントに近づいてきており、この辺りは節目としてまた意識されそうな感じはあります。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

一方、ドル安が足元でアメリカの輸入物価高に繋がっているという指摘もあり、確かにアメリカの景気減速やエネルギー価格の下落によりインフレは一定の沈静化を見せていますけれど、今後は「需要が無くても物価が上がる」というスタグフレーション懸念が次第に高まってくると見られます。その場合、FRBは引き続き高金利政策を続けないといけません。つまり利下げのタイミングが先延ばしになります。

となると、そのうちドル安牽制発言がアメリカ側から出てくる可能性があり、そうなった場合はまた立場の弱い日本は円高を受け入れないといけません。というより、むしろ嬉々として受け入れるという言い方が妥当にも思われます。実際、12月の日銀金融政策決定会合は政府の関与により、日銀の決定に圧力が加わったような示唆がありました。

「悪い円安」「円安は日本に害」というマスコミが声高に叫んだせいで、政府はこれ以上の円安を看過できなくなっています。皮肉なことに、円高に振れても内閣支持率は下がり続けているのですが・・・。ともかく、来週にも明らかになる次期総裁人事は、やはりタカ派色の強いものになってくるのでしょう。その場合、やはり日本株には売り圧力が強まってくるのだろうと思います。

チャート的に指数は12月日銀金融政策決定会合前の水準を回復しましたが、日経平均は昨年12/19の、TOPIXは12/2の急落でそれぞれ空けた窓を埋めに行く動き。その分戻りやすかったと言えます。先導役となっているのがTOPIXコア30で、こちらは11月の戻り高値に迫る動き。時価総額の大きなところの戻りが大きくなっています。
https://kabutan.jp/stock/chart?code=0090

ただ11月の戻り高値どころか昨年8月以来の高値になっているのはドル建て日経平均。210ドルを回復してきました。アメリカでVIX指数が低下しているように、日経VIも低下し、それに合わせて底堅さも出ています。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

しかし円建ての日経平均に関しては一応、私が戻りのメドとした27500円に到達してきたことで達成感もあります。

売られた銘柄に関しては、先日下方修正を出した日本電産(6594)は案の定売られましたが、電気機器や機械といった業種への売り波及は限定的でした。永守会長は説明会で「うちのモーターは各社が使っているから、うちがダメなら他もダメ」と不吉な発言をしていたようですが果たして。

本日も引け後に最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.9倍→4.7倍に低下。大きな変化はありませんが、市場が強含んだことで逆張り的な動きが出た模様。先週もこのまま需給が改善してくれているでしょうか。

先々週末時点の裁定残高は買い残4,162億円に対して売り残5,519億円で差し引き1,357億円の売り長。前週に比べて1,110億円減りました。この解消による買い戻しが先々週の日銀金融政策決定会合を受けて出た感じで、相場の押し上げに繋がった模様。

1月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を987億円の買い越し。先物は3,590億円の買い越しということで、日銀金融政策決定会合を受けた外国人投資家の買い意欲が見られました。この先物買いで急いでまとめて日本株を買った分を、足元個別株に振り分ける形で上昇したという感じなのでしょうか。なお、信託銀行は先週同様に1,200億円規模の売り越しで、それとほぼ同額を事業法人の自社株買いが吸収。

グロース市場に関しては外国人投資家は61億円の売り越しということで、個人的にはちょっと意外でした。足元のグロースの強さは個人投資家の頑張りなんですね(個人は85億円の買い越し)。


新興市場も「やや売り」に。本日の東証グロース市場指数は反落。ただグロースCore指数に関しては、ANYCOLOR(5032)が急反発したことでしっかり。売買代金は膨らんでおり、だいぶ熱を帯びています。本日もマザーズの売買代金は前引け段階で1154億円と活況で、この戻り高値圏で連日売買代金が膨らんでいます。


ポートフォリオ銘柄】

北陸電力(9505)は続伸。昨日発表された決算は赤字拡大でしたが、アク抜け感から一時大幅高。昨日発表した中部電力(9502)が予想外の黒字転換上方修正したこともあり、電力株が業種別値上がりトップ。ここからの値上げ効果や、足元のエネルギー価格の落ち着きが収益好転期待感に繋がっています。


一蔵(6186)は続落。昨日はTOPIXウエイト低減銘柄のリバランスの日だったので、除外対象銘柄である同社は引けにかけて大きく売られた形。ただ中国が日本人へのビザ発給再開ということで、日中の緊張緩和からインバウンド関連に妙味が出てくると見られます。ただ、それはまずは決算を通過してから、ということでしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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