KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

遅らばせながら2月の成績発表

しばらくお休みをいただいておりました。その間にできなかった2月の成績発表をここで行います。終値は先週金曜時点での株価を使用しています。今月は今までにない下落率が想定され、ここで一つ終わりにしておきたいところではありますね。

芝浦電子(6957)
12/26前場再推奨後場寄1552円→1521円→1490円→1350円(20営業日保有 下落率9.4%) 
ライブドアショックの影響を新興市場の中ではあまり受けなかった方でしたが、最近徐々に遅れて影響が出てきています。長期上昇トレンドも若干崩れてきており、しばらくは大きな上昇も望めないかも。割安感は依然残る状況。

プライム・リンク(2720)
11/4再推奨 70400円→63000円→64500円→60600円→44000円損切り売却(13営業日保有 下落率27.4%)
第三四半期決算発表後の下落が看過できないものになってしまったため、やむ得ず損切り。ただし5万円台の株価には投資妙味があり、大株主の取得単価もその程度に計算されるため、時間をかければ上昇トレンドに乗れるはず。目先は株主優待狙いの買いと、権利落ち後の下落が待っており、そこが通過するまでは様子見。

A&D(7745)
10月29日推奨 1700円→1980円→2640円→2605円→2270円(20営業日保有 下落率12.9%)
推奨銘柄の中では比較的落ち着いた値動きをしている方ではありますが、しばらくはボックス圏(2200円〜2600円)の値動きを想定

日本オプティカル(2680)
10月29日推奨 1026円→1185円→1498円→1310円→1250円利益確定売り(11営業日保有 下落率4.6%)
出来高も減り、謎の力も消えてしまったので売却。

日本ライトン(2703) 
10月31日推奨 1099円→1171円→1421円→1650円→1213円(20営業日保有 下落率26.5%)
ライブドアショックで下がらなかった分、今月大きく値下がる結果に。依然割安な状況には変わらないですが、上昇には何らかきっかけが必要。

ソフトクリエイト(3371) 
12月2日前場推奨後場寄3470円→3860円→3340円→2575円(20営業日保有 下落率22.9%)
相変わらず下がる時は良く下がる銘柄です。材料は好材料しか出ないにも関わらずこれだけ下がるとは、正直お手上げの状況です。

ワコム(6727)
1月11日前場注目後場寄り255000円→250000円→207000円(7営業日保有 下落率17.2%)
市場環境さえ悪くなければ期待できた銘柄でした。企業内容は悪くはありません。

SCN(3789)
1月20日推奨 390000円→435000円→329000円(20営業日保有 下落率24.4%)
上場して間もない若い銘柄であったため、下落率は大きいですし、SCNの保有株も新興市場銘柄であるから(ソネットエムスリー、DeNA)、スパイラル的に大きく下がります。当面は更なる下落も想定しており(20万円台前半まで)、新規投資するのはまだ先かと。推奨自体は残しております。

USEN(4842)
1月19日再推奨 3350円→3030円→2830円(7営業日保有 下落率6.6%)
再度の推奨も失敗。トレンドが下を向いてしまっており、新興市場の代表銘柄も苦しい展開が続いていますが成長性には引き続き期待大。

ナルミヤ・インターナショナル(3364)
1月31日推奨 280000円→268000円→255000円(20営業日保有 下落率4.9%)
マーケットメイク銘柄だけに、相場の需給悪化による過度な影響は受けていない状況。それだけに相場が持ち直してきた時も大きな回復は見込めないかも。

ソニー(6758)
2月2日推奨 5800円→5790円→5280円(20営業日保有 下落率8.8%)
残念ながら予想に反しチャート上の窓を埋めに行く動きとなってしまいました。今は残り60円程度の窓を頑張って埋めないように抵抗している状況ですが・・・

以上の結果から、1営業日当たりの下落率を計算すると

結果−1.14(%/営業日)という結果が出ました。
(算出方法等は9/19日ブログを参照)

ちなみにその間
日経平均2/3終値16659円→15663円(20営業日 下落率6.0%) −0.31(%/営業日)

TOPIX2/3終値1708→1613(20営業日 下落率5.6%) −0.29(%/営業日)

うーん、先月より成績は悪化。しかも推奨銘柄で上がった銘柄が一つもないとはびっくりです(苦笑)。特にプライム・リンクなんて致し方なく投げ売り損切り銘柄にしてしまったがために、ブログ史上ワースト1の下落率でした。

今回は集計して初めてベンチマークである日経平均TOPIXも下がったのですが、毎日1%ずつ下落するとは情けない・・・。正直なところこんな自分の恥を晒すような公表はしたくないですが、きちんと公正に評価することが信用されるブログ作りの基本でありけじめです。今月はその点だけ評価してやってください。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数150.6ポイント

となりました。意外に踏みとどまった感じがあります。

今月は新規推奨が一つもなく、結果として早期損切りが正解となった月でした。当面の見通しは主戦場としている新興市場は来期通期見通しが出そろってくる5月中旬位まではもみ合いの展開で、場合によるとそれぞれの銘柄は年初来安値、上場来安値を更新してくることになると思われます。その場合は逆に言うと新規投資のチャンスでもありますから、一巡した頃に色々な銘柄を推奨できればと思います。

ちなみに本日は相場全体として反発していますが、出来高が薄く、自律反発の域を出ませんので、ここから上値を追うのは避けた方が良いかと思います。新興市場に関してはまだ下があると覚悟はしておいてください。