KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は大幅反発。前日のNYはGDPの下方修正を受けて、逆に金融緩和の継続が期待され堅調。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ただし指数こそ高いものの、個人投資家好みの小型株は前日の暴落を受けた追証発生売りの流れもあって、再びマイナス圏に沈む流れに。全般的には雰囲気の悪さが見られました。それを受けて指数も伸び悩む格好。

ただ中国株の取引が始まると、落ち着きを好感して日本株にも買い戻しの動きに。後場には一段高となって、引けにかけては円安も追い風になり高値引けで13200円台回復。月末のドレッシング買いや本日が株主総会の集中日だったことで、集中日は高いというアノマリーもあった模様。ただ売買高は27億株弱、売買代金は約2.1兆円と、引き続き低調でした。


投資判断は「やや買い」。引き続き強弱感が対立する形で、上がったら売られ、下がったら買われ・・・の流れが続いています。チャート的には引き続き25日線、75日線が上値を抑えますが、基本的には12500円を下値に「上がりたがっている」ように見えます。

本日発表された先週の投資主体別売買動向によると、引き続き外国人は買い越し。ただし先週同様先物は大幅な売り越しとなり、それで帳尻を合わせているような感じです。以前に比べて明らかに外国人の買い意欲は減少していますが、それでもまだ本気で売ってくるような感じになっていない点がまだ救いと言えるでしょう。

一方、投信はここのところずっと買い越しが続き、実に10週連続の買い越し。本日も野村の「通貨選択日本株投信」の設定があり、明日以降も各社の投信設定が相次ぐ様子。ボーナスシーズンを狙った個人投資家マネーの流入が続く見込みです。これが今の相場ではっきりしている唯一の買い主体と言えるのかも知れません。


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に反発。しかし昨日は暴力的な下げに見舞われ、それに比べれば反発力は鈍いという言い方になるのかも知れません。

昨日に上場した超話題株リプロセル(4978)は買い注文が殺到し連日の値付かず。それの買い注文に資金を取られ、他の銘柄の買い手が消えたことが昨日のマザーズ指数暴落に繋がったものと見ています。それにしても皆とても買えもしなさそうなものによく並びますね。日本人の行列好きに関連しているのでしょうか?

それ以外にも、これまで買われたリプロセル関連株の出尽くし売り、加えて分割権利落ち後のガンホー(3765)やケネディクス(4321)の売り、ペプチドリーム(4587)のある種上場詐欺的な発表(主要取引先であるファイザーとの共同研究開発計画の解消)などもあって、売りが目立つ展開になりました。

個人的には昨日をもってバイオ株の大部分には一旦終了フラグが立ったのではないかと見ています。やはりリプロセルというiPSのド本命が登場した以上、他の「何となくiPS」銘柄を買う理由が無くなったこと、また今回のペプチドリームの一件が、バイオ株の持つリスクの大きさを再発見させたことが理由です。

私は今回のバイオバブル終了シナリオとして「何らかの不正」が発覚して終わると思っていました。今回のペプチドリームに関しては不正とは今の段階では言えませんが、上場2週間後に発表する内容としては、あまりにもタイミングが良すぎます。

ともあれそのリプロセルが即金処置となったことで、少なくとも信用買い余力は他の新興株に振り分けられる格好になり、本日の反発に繋がったという見方もできます。その他、厚生労働省がiPSを利用した目の難病の臨床研究を承認したことで、バイオの中でもセルシード(7776)やジャパンティッシュ(7774)は買われました。明らかに同じバイオでも選別の流れが出来つつあります。


ポートフォリオ銘柄】
京セラ(6971)は反発。何とか75日線に支持される格好で、他方上値を抑える25日線を抜きつつあります。指数の強さも支援材料に。足元は小型株よりも大型株の方に優位性のある地合となっており、今後も投信の設定が相次ぐことを考えると大型株の方に買われやすさがあると思います。


昨日より買いポートフォリオ入れとなったNPC(6255)は反発。しかし昨日は新興株暴落の余波を喰らって、いきなりの大幅安スタートになってしまいました。せめて寄り付きから安くなってくれれば良かったんですけどね。やられました。

残念ながら需給が一気に悪くなってしまったので、明日のうちに250円を回復して5日線も上回ってこないと、投げ売りの連鎖が需給の悪循環に繋がりかねない状況になってしまいます。

ただ昨日・本日共に日証金の融資残が大きく減っており、投げ売りが随分出た様子。5月20日の急騰前の水準まで戻っています。信用買いに関しては急騰後の投げ売りが一巡した感があり、意外に雨降って地固まる展開になるかも知れませんね。まだまだ楽観視はできませんが、過度に悲観する必要も無さそうです。


【注目銘柄】
日新電機(6641)は反発。こちらは16日の有料メルマガにて買いで取り上げ。その後は上がっていったものの、昨今の株価急落の波に飲まれて下落。小幅利食いで終わってしまいました。

先月ポートフォリオ銘柄に入れて急騰した田淵電機(6624)は本決算時に出した見通し自体も超絶に良かったのに、その後一ヶ月でのまさかの上方修正で急騰。同じ太陽電池パワコン関連株として、事業環境の良さから同社にも買いが波及すると思ったのですが、残念ながら不発に終わりました。

しかし、同社に関してはもう一つ今日本が一生懸命誘致を進める「リニアコライダー(電子と陽電子を光の速度で衝突させ、宇宙の成り立ちを解明する実験)」関連株としての位置付けもあり、非常に材料性に富んだ銘柄と思っています。

ちょっとブログの構成上(また時間の都合上)、来月のポートフォリオ銘柄としたいので、今は予告の段階にしておきます。詳細はまた次回にでも書きます。


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そして次回は6月の成績発表です。6月はかなりブログをさぼってたのでほとんど動きませんでしたし、最後に焦って入れたNPCが大コケしたので、成績は悪くなっていると思います。とりあえずきちんと一度整理してみたいと思います。お楽しみに。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。