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日経平均は金曜反発。前日のNYは朝方大きく売られて始まったものの「銃声が鳴ったら株を買え」の格言通りアク抜け感が台頭し3指数揃って切り返して終了。特に利上げが難しくなったのではないかという見方からNASDAQの上昇が3%を超え、大きな切り返しとなりました。一時100ドルを超えたWTI原油先物も92ドル割れまで低下。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。いきなり26200円を回復し、その後も26400円まで買いが続きました。アジア株も揃って堅調推移。ただ一方でこれまで買われた銀行株などが売られTOPIXの上昇が弱く、上値は重い形。
為替が円高方向に振れてきたことで後場は一旦売られてスタート。ただほぼ寄り底となると、引けにかけて買い戻しが強まり前場高値を上回りました。最終的には26500円は回復できなかったものの、ほぼ高値引け。売買代金は3.1兆円台と活況。一方、前日強かったREITは逆行安。
投資判断は「中立」。金曜のNYはウクライナ情勢の好転期待感から3指数揃って上昇。ダウは今年最大の上げ幅となり、S&PとNASDAQは結局週間ではプラスで終わりました。VIX指数は27.6ポイントに低下。WTI原油先物は92ドル割れとなり、小麦先物は8%超の急反落。それらを受けた日経平均先物は26970円となっており、週末ウクライナ情勢に動きがなければ週明けは大幅高スタートが予想されます。
世の中の記事はウクライナ関連で埋め尽くされていますが、個人的には以下の記事が目に付きました。日本の金融機関やクジラ(GPIFなど)は世界で最も流動性のある金融商品の米国債が金利上昇でドンドン魅力的な商品になっていくので、4月からの新年度のポジションは米国債中心にしよう、そのために資金を作ろうという話。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-02-22/R7OJP8T0G1VD01
その場合、何らかの資産を換金することになるわけですが、一番換金売りのターゲットになるのは日本国債ということになってくるでしょう。特に日銀が先日指値オペを実施したように、0.25%以上の金利になろうものならば、無限に日銀が買ってくれます。それを元手に米国債を買えば運用者は利益を得やすいというわけです。と考えると、間接的に日銀が米国債を買っているということにもなるのですが、それがアメリカの金利を安定させてくれるのかも知れません。
更に考えてみると、ウクライナよりも何より、常にアメリカの首に国債売却カードをちらつかせることができる日本の金融機関というのは、実はアメリカにとって最も怖い存在なのかも知れません。
一方、今週のアメリカでもう一つ注目されたのは住宅関連の指標です。12月のケース・シラー住宅価格指数は予想の+18.0%に対して+18.6%と高水準でした。アメリカでは住宅価格が一年前に比べて2割増しになっています。背景にはやはり建材価格の上昇や、建築に携わる人の賃金上昇が挙げられるでしょう。
これが良いことなのか悪いことなのか。日本は未だに新築住宅神話が根強いですが、アメリカの場合は中古住宅売買のウエイトが圧倒的です。日本のように地震も無いですし、住宅の耐久性はある程度あればしばらく持ちます。内装は自分でDIYして住むというのが一般的。
アメリカの住宅ローン金利は4%を超えてきた模様。しかし住宅価格はそれ以上のスピードで上がります。もし売却時の住宅価格が年率4%以上の上昇スピードを維持できるのであれば、別に住宅ローン金利が4%であっても差し支えないでしょう。ただ売却するまで返済が続くので、賃金もやはりしっかり上昇していかないといけないのですが。
なので住宅価格の上昇はまず家を持っている人にとっては資産価格の上昇に繋がりプラスです。ただこれから買おうとする人はドンドン手が届かなくなります。なので早めに買おうとするので駆け込み需要が出やすいとも言えます。また純粋に投資目的で家を買う人にとってもプラスなので、これらの買いが相まって過熱しているのが今の状況と言えそうです。
この状況にもし金融工学で色々なローン担保証券が様々な金融商品に組み込まれれば、はいサブプライムローンの出来上がり・・・となります。資金が潤沢に流通していて、流動性が保たれているうちは別に大丈夫なのですが。まあさすがに歴史は繰り返さないと思いますけれど、底流に嫌な感じは流れています。
一方、アメリカ人のもう一つの資産である株は厳しい状況です。まずダウは今週終値ベースで昨年4月以来の安値水準を付けました。そしてNASDAQ同様に200日線が下落に転じてくる形に。S&Pも高値から10%以上の下落となっており、いよいよ全面的なダウントレンドです。恐らくはウクライナ情勢を隠れ蓑にした、金融商品的な地殻変動が起きていると考えるべきでしょう。
日本株では個人的には引き続きトヨタ(7203)に注目しています。ただ決算後日に日に状況が悪くなっている感じから脱してはおらず、日本株の命運を握っていると思います。
チャート的にはTOPIXがザラ場で2月の安値を更新し、200日線が再度下落の日柄。結局2/10の高値が200日線に押さえられてしまい「一週間遅れの節分天井」というような様相を呈しています。MACDも暗転し、本質的に反発するような雰囲気はありません。
しかしよくもまあこの中でまた株主還元に否定的なコメントをする岸田首相の剛胆さ。ウクライナで神経質になっていて流動性の薄いこのタイミングでまたぶち込んでくるとは。確かに下がってもウクライナのせいにできる便利なタイミングですからぶち込んできたのかも知れませんけれど。
ただ四半期開示廃止も賛成が得られずほぼ廃案になったようで、少しだけホッとしています。不支持率がようやく支持率を上回ったようですし、一刻も早く退陣するか正気に戻って貰いたいところ。
新興市場は「中立」。金曜は両指数共に堅調。NASDAQの急反発を背景にグロース株の買い戻しが出て、マザーズ指数は7.5%高と特に強く。前日の松井証券のマザーズ買い方信用評価損率は△40.7%と遂に40%超えとなり今年のワースト、売り方の評価益率も8.7%ということで、ここを見る限りは大底圏に来ていました。ただ売買代金は1308億円と低調です。反発が本物かどうかはまだ確信が持てないところ。
【ポートフォリオ銘柄】
アニコムHD(8715)は続落。これまで強かった保険株が売られたこともあり、金曜の反発局面でも一時下落率上位に。700円割れの場面がありました。やはりタイヨウがずっと売り続けているのでしょうね。一体いつになったら売り止むのやら・・・。
巴川製紙(3878)は反発。無事75日線も上昇に転じる日柄になり、下値が固くなってきました。この戻り局面の中でも需給バランスの良い銘柄なだけに、3月末に向けて復配の配当を取りに行く動きは続きそうです。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。