KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

Teslaの決算は無難に通過

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日経平均は本日反落。前日のNYはMicrosoftの決算を受けて朝方こそ安く始まったものの、下値では買いが入り3指数それぞれ前日終値近辺で終了。長期金利は3.45%で横ばい。VIX指数は19.1ポイントに低下。WTI原油先物は80ドル台前半で横ばい。引け後に発表されたTeslaの決算は売上が市場予想を上回り時間外では買われました。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。いきなり27500円を回復しましたが、達成感も出てその後はドル円が129円手前まで円高が進むと同時にマイ転。香港市場の取引が再開されたこともあり、やや日本株から資金が分散された印象も。売買代金は11時時点で1.2兆円台とそこそこ。REIT指数は続落。


投資判断は「やや買い」。先週からNYダウとNASDAQの逆転現象が見られました。決算を受けてこれまで強かった銀行系が売られ、弱かったNASDAQ系が買われる流れ。昨年12/13には8月戻り高値を上回る程強かったNYダウですが、今年に入ってからは1.8%の上昇に止まり、NASDAQの8.1%に比べると大きく出遅れています。

GAFAM系で特にGoogleやTeslaが強かったことが牽引。お陰でアークイノベーションファンドも値を戻しつつあります。というわけで今年に入ってからは特に「物色対象の変化」がポイントになっています。市場全体にも資金がある程度入っているのは事実ですが、これまでの売り方の買い戻し中心、機関投資家のリバランス中心に株式市場内で資金が動いている色彩が強いです。

チャート的にNASDAQは昨年9月以降の上値抵抗線である100日線を、S&Pは200日線をそれぞれ今週明確に上抜けて終えられるかどうかがポイントです。FOMC前でFRB高官のコメントが出ないブラックアウト期間に入りましたし、今週は企業の決算でトレンドが決まる週になります。その場合、やはり昨年大きく売られたNASDAQ系が出尽くしの買いが出やすい環境にあると思います。

また逆転現象は日米の株価にも現れています。1/18の日銀金融政策決定会合以降、日本株は反発してきています。単に日本株が出遅れを取り戻すだけならばアメリカ株やヨーロッパ株が下落する必要は無いのですが、リバランスの動きが出るということは、一つキャリートレードの解消も背景にあるように思われます。

ただドル円は結果的に日銀金融政策決定会合後も水準を大きく変えていません。一時130円後半まで回復したものの、1円振り戻されて129円半ば。ドル安がまた進んだことで、結局日銀金融政策決定会合での円安ムーブは不発でしたが、一方でユーロ円では円安が進んだ形。そう考えると、為替の急変動による一定数のキャリートレード解消は確かにあったでしょうけれど、大きくは変化が無いのかも知れません。

原油に関してはドル安や限月交代の影響もあってしっかりですが、実はベイカーヒューズのシェール掘削リグ数が前週比10減少。昨年11月以来の低水準となっています。一時的なものかも知れませんから来週も確認しておく必要がありますが、中国の春節以降のリオープン期待もあり、現状原油市況は上昇しやすい環境にあるように思われます。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

ビットコインに関しては最近やたら強い動きが目立ちます。ここ2週間で30%の上昇となっていて、金価格の上昇と共にドル安、金利低下警戒の逃避資金が入ってきている感じ。FTXの破綻などありましたが、それでスッキリアク抜けした感じもありますね。
https://cc.minkabu.jp/pair/BTC_USDT

アメリカ経済に関してはISM非製造業景況感指数の50割れ以降、昨日のNY連銀製造業景況指数にせよ、予想以上に悪化しているものが目立ってリセッションやむなしの流れに見えます。

しかし最近のFRBのコメントを聞いていると、あたかも雇用環境が良いのが悪いことと言っているような感じに捉えられて「あなたたちの仕事は国民に幸せになってもらうことが最上段にあるんじゃないのか?」と思ったりします。どうも本筋を見失って本末転倒しているような。

先週は訪日外国人観光客数の発表があり、137万人増と2年ぶりの100万人超え。まだまだコロナ前には及ばず、特に中国人はほとんど入ってきていませんが(香港からはボチボチ来ていますけれど)、着実に復調してきています。
https://jp.reuters.com/article/jpn-foreign-visitors-idJPKBN2TX0DF

引け後にまた新しいものが出てきますが、1月第二週の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物を1,705億円の買い。一方、先物は1,212億円の売り越しということで、一応上昇した週ではありましたが外国人買いは思ったより程々でした。他方、信託銀行が1,196億円の売り越しということで、また本格的に年金のリバランス売りが出て来ている感じ。なおグロース市場に関しては外国人投資家は25億円の売り越し。


新興市場は「中立」。本日の東証グロース市場指数は反落。特にグロース市場は主にCore指数が牽引する形で、Core指数の方は昨日終値ベースでの今年の高値となりました(ちなみにスタンダード指数も今年の高値)。ANYCOLORが海外POで売られた割には、ビジョナル(4194)やTKP(3479)、そーせい(4565)など他の銘柄で頑張った形です。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は続落。ただ昨日は1100円を回復する場面があり、今年の戻りは強い動きになっています。スタンダード市場は昨日まで7連騰と好調だったことも背景に。引き続き通信制高校の収益が安定しており、ここからアメリカが本当にリセッション入りするとしても、安定的な成長が期待できるところです。


巴川製紙所(3878)も反落。こちらもスタンダード市場が足元で好調だったこともあり、昨日から700円台回復。立会外分売後の高値を付けてきました。200日線が上値を押さえてくる日柄になってきましたが、足元で低PBR革命や東証の上場猶予期間に期限が決まったことなどで、これら超割安放置株は色々な株高施策などが出てくると思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。