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日経平均は本日続落。前日のNYは注目のCPIがほぼ予想通りの結果だったものの、先行きの金融政策に対する見方が分かれ高安マチマチ。長期金利は3.44%に低下。金利低下やGoogleの折りたたみスマホの発表などでGAFAM系に買いが入りNASDAQは年初来高値更新。VIX指数は17.0ポイントに低下。WTI原油先物は72ドル台に下落。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。今期も赤字を見込み、説明会に孫社長が登壇しないと伝わったソフトバンクG(9984)が売られ重石になりました。植田総裁初の日銀金融政策決定会合の主な意見では「2%の物価安定目標達成にはなお時間がかかる」と公表され、金融緩和持続が意識されたものの、ドル円に大きな動きはなく。前日安値水準での推移が続いています。
売買代金は10時45分時点で1.2兆円台と活況。REIT指数は続落。
投資判断は「やや売り」。連休中の一番大きなイベントFOMCに関しては、0.25%の利上げが決定されました。同時に利上げ打ち止めの示唆があり、それぞれ大方の予想通りの展開に。ECBの方も予想通りということで、これらは大きな波乱を呼ぶには至りませんでした。
一方で、一々地方銀行に経営不安が飛び火しました。パックウエスト、ウエスタン・アライアンス、ファースト・ホライズン・・・などなど、今まで聞いたことも無い地銀がそれぞれ大幅安。銀行株指数の下落が上値を重くしています。
アメリカの個人消費がいよいよヤバくなってきた・・・という指標や確固たる証拠が出ないうちは、アメリカ株も無事に過ごせるかも知れません。しかし個人消費の足元は脆く、砂上の楼閣であるということは常に念頭に置いておく必要がありそうです。
日本株に関しては4ヶ月連続高となり、3日新甫の4月は極端に大きな波乱はありませんでした。
日銀金融政策決定会合に関しては案の定予想通りの現状維持でした。しかも「1年~1年半は金融政策の点検を行う」としており、YCCの修正もその間行われないのではないかという見方が高まりました。それを受けて10年前の黒田バズーカほどではないにせよ、これまで押さえ込まれていたドル円が一気に円安方向に振れました。総裁の交代で政策が変わると信じていた人も一定程度居ましたから、その期待感が剥落した結果です。
株式市場にとってはこれは強力な追い風である、ということはこれまでも散々繰り返してきた通り。足元で先物が29000円を回復したのも、この為替の円安が大きいでしょう。一方、日経ダブルインバース(1357)が300円を割ったところで下げ渋り。ここはここで一つの節目として機能しているようです。
反落のタイミング的なものは益々わからなくなってきましたが、今の気持ちとしては当初私も含めて想定していた「年前半安、後半高」は撤回せざるを得ないと考えています。今のところ、安値は夏場の7月、8月辺りを想定し、なまじ踏ん張って高値を保ち続けた分、谷が深くなるのではないかという危惧を持っています。つまり「下がるんならさっさと下がった方が傷口が浅くて済んだのではないか」と思います。
それでも正直まだ迷っているのは、5月の決算が出揃った中旬以降、どういう方向性が出るのか、という辺り。繰り返しになりますが、特にアメリカでは大型株中心に上がっている「だけ」の相場なので、出揃った後に市場がどう評価するのか。基本的に大型株の決算は早めに出やすいので、今の相場の強さに繋がっています。しかしここから段々と中小型株の決算も出てくる中で、いつまで大型株が牽引していられるのか。
特にここ10年の5月後半(15日以降)の推移は6勝4敗と辛うじて勝ち越しですが、実は「15日時点の75日線との位置」が重要で、15日時点で75日線より上にいる時は月末にかけて下がり、逆だと逆になる傾向があります(8回成立)。つまり、決算前に乖離していた分、決算後に修正される、というクセがあります。となると、今75日線より上にあるのはあまり好ましくない状況です。
またTOPIXのチャートは不吉なアイランドリバーサルを形成(4/26、27を離れ小島)。すぐに埋めるかどうかは別として、前に示した75日線と200日線がゴールデンクロスしたら凶兆というのもあり、このまま置き忘れてグングンと上がっていく感じはありません。日経ダブルインバース(1357)が節目の300円に接近していることから、恐らくこの辺りで一つ抵抗力がありそうです(いずれは割り込むかも知れませんが、時間がかかるということ)。
というわけで、全体感のまとめとして目先はとりあえず決算が出尽くす5月中旬くらいまではしっかり→その後雲行きが怪しくなってくる、というイメージです。
個別では不吉ながら「多死社会」を象徴して葬祭関連株の決算が好調です。具体的には神奈川で冠婚葬祭サービスを運営する平安レイサービス(2344)や、大田花き(7555)がそれぞれ好業績を発表。元々火葬場を子会社に持つ廣済堂(7868)が強かったですが、需要が伸びています。葬儀業界は中小の事業者が多く、圧倒的なシェアを持つところが存在しない業界。今後再編やM&Aなどで伸ばしていくようなタイプのところです。
新興市場は「やや売り」。本日の東証グロース市場指数は反発。NASDAQの強さを受けてCore指数中心に買い戻しの動きに。算出来高値水準にあるプライム指数やスタンダード指数に対して出遅れ感の強さも意識されています。ただここから決算が出てくることで、売られやすい環境にあるとは思います。
【ポートフォリオ銘柄】
アニコムHD(8715)は反落。前日に本決算を発表。今期もしっかり増収増益を見込む順調な内容でしたが、案の定全く評価されずに売られる展開になっています。順調に過去最高益を更新し続け、他の国内外のペット保険会社に比べて高い利益率も出しているにも関わらず。一体何がどうなれば見直されるのやら・・・。
ブロードメディア(4347)は続伸。こちらも今期決算見込みが順調で、素直に買われ続けています。好需給でスタンダード市場の銘柄が盛り上がっている点も追い風。目標株価1500円にも随分迫ってきました。久しぶりの卒業になるか。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。