KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ファーストリパブリックバンク経営不安再燃

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前日のNYは引き続きファーストリパブリックバンクの株価急落が重石になりダウやS&Pは軟化。一方、Microsoftなどの好決算が牽引しNASDAQは上昇。それぞれ引けにかけて弱含む動きでした。長期金利は3.45%に上昇。WTI原油先物は74ドルと追加減産発表前の水準に逆戻り。引け後に決算を発表したFacebookは今期売り上げ見通しが好調で時間外で急伸。


投資判断は「やや売り」。先週のアメリカ株は「閑散、動かない」という言葉に尽きました。個別では勿論決算が出た銘柄中心に動きはあるものの、全体感としては閑散相場が続き、ダウは連日上下200ドルも動かない日々。S&Pも同様で、それ故VIX指数は低水準。週間ベースで見てもそれぞれ小安い程度でほぼ横ばいといって差し支え有りません。

もうVIX指数を見ても仕方無いので「新しい恐怖指数」を採用しよう・・・という動きもあるようですが、まあ結局人は信じたいものを信じますから、自分の考えに合うものを探そうとしただけのような気もします。なので長続きはしないでしょうね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-21/RTGZPRT0G1KW01

動きがあったのは商品市況。原油も反落してきましたが、鉱物全体に価格が下落してきました。鉄鉱石の先物は年初来安値を更新。原油や銅も先週はほぼ一貫した下落で、穀物も後半から下落。

ドルインデックスは週間では確かにわずかに上昇しましたが、それでこんなに商品市況に大きな影響を与えたとは考え辛く、やはり全般的に世界の景気悪化が懸念されている感じです。先週週初はNY連銀製造業景況指数が予想を上回り、中国のGDPも良かったにもかかわらず。

さしあたり、一番警戒されていた銀行系の決算は無事通過することができました。ここまで戻りの弱かった銀行株ETFも一定程度戻る形。一方、Teslaが決算を受けて売られたことやZoomの下落によって、それらを主力とするアークイノベーションファンドの価格は軟調

同時に「アークイノベーションファンドが求心力を失いつつある」というニュースも目に付きました。まあこういう報道は「そう思いたい人に引っかかるように」書かれているので少し差し引いて見る必要はあるでしょう。ただ確かに一般的には「戻ったらやれやれ売り」を出すのが心情でもあり、目が覚めた信者もいるのも事実でしょう。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-20/RTEALYT0AFBH01

あと最近目に付いたニュースは「3月の日本国債を外国人投資家が6兆円超買い越しで過去最大」という話。欧米の金融不安の退避先となり、既に生損保やヘッジファンドなどは日銀のYCC修正が当面無いと諦めた印象。この辺りも日本市場に安定感を与えているような感じです。まあ懸命な判断ですね。

おまけに「過去最大」繋がりでは、昨年の日本の貿易赤字が9年ぶりに過去最大になったのだとか。これはまあ終わった話ですから影響は無いですが、昨年散々円安となった原因の方ですね。これを円安で解消していければ良いのですが。

目先のスケジュールとしては、本日引けでTOPIXのリバランス。今回はまず3月期決算銘柄が対象の重要なリバランスです。そしてまた、ウエイト低減銘柄の比率引き下げ実施の第3回目でもあります。アメリカでは1-3月期GDP速報値。決算はAmazonIntelなど。
https://www.jpx.co.jp/markets/indices/topix/tvdivq00000030ne-att/topix_j.pdf

28日(金)は週末で月末。決算発表もSONYG(6758)や商船三井(9104)など大型株中心に200件超とたけなわ。そして植田新総裁の初登板となる日銀金融政策決定会合の結果発表があります。特に引け後の会見での話がアルゴを通じて大きく為替市場に影響を与えそうです。(なお植田総裁は慎重に言葉を選ぶ際には右上を見るクセがあるとか・・・)。アメリカでは利上げの根拠になるPCEデフレータ。

また週末30日には中国国家統計局のPMIの発表があります。


新興市場は「やや売り」。昨日の東証グロース市場指数は続落。月面着陸に失敗したispace(9348)や新薬開発の一時停止を余儀なくされたティムス(4891)が共にストップ安張り付きで場中値付かず。そういったところに足を引っ張られ200日線割れ。アメリカでもラッセル2000が年初来安値水準に低迷しており、世界的に中小型株が弱い展開になっています。


ポートフォリオ銘柄】

北陸電力(9505)は昨日反落。本日引け後に決算を予定しています。とりあえず直近2回の決算は決算後に上昇している実績はあります。今回は本決算ということで、これまでとは毛色が異なるわけですが、まあ通期見通しなんてあってないようなもの。まず800円水準回復を目指します。


Deere & Company(DE)は続落。足元ではドル安基調で、またアルゼンチンが大規模な干ばつで大豆やコーンが減産見通しと伝わったものの、穀物価格は下落が続いています。その辺りが同社にとっては逆風。アメリカ株自体も崩れ始めており、当面厳しい展開が続きそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は4月の成績発表です。お楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。