KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカは経済指標悪化で利上げ観測後退

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前日のNYはADP雇用統計が予想+19.5万人を下回る+17.7万人。そしてアメリカの4-6月期GDP改定値は予想の前期比年率+2.4%に対して+2.1%とこちらも弱く。長期金利が4.11%に低下、ドル売りの流れに繋がり3指数揃って上昇。WTI原油先物アメリカにハリケーンが上陸したことで、メキシコ湾周辺の製油所がストップする警戒感から81ドル台後半に上昇。


投資判断は「売り」。月末の本日は、引けでMSCIのリバランス。銘柄的にはゼンショー(7550)採用の一方、日清製粉G本社(2002)、日本新薬(4516)の除外で減少も、日本株全体のウエイトが上がることで230億円相当の資金流入が試算されています。中国では国家統計局のPMI。足元の厳しい中国売りが続くかどうか。アメリカではPCEデフレーター。

1日(金)は中国で財新の製造業PMI。アメリカでは雇用統計。またISM製造業景況指数。世間的にはやはり今週はこの辺りが一番注目されると思います。

最近のウォールストリートジャーナルで一つ気になった記事は「アメリカ企業の転職者給与が下がり始めた」というもの。雇用環境の良さが景気の底堅さを示していましたが、いよいよ賃金も上げ止まってきた感があります。今週末の雇用統計の数字でまた一つハッキリするのでしょうけれど、ここで平均時給の上げが想定よりも弱かったら、ここから向かっていくクリスマス商戦に対する警戒感が一層高まるとみられます。
https://jp.wsj.com/articles/pay-for-new-hires-is-shriveling-d96f15d1

クレジットカードの延滞率が上がっているとか、万引きが増えているとか、色々と消費を懸念する悪材料があり「またか」「そうはいっても」という感じも否めませんが、企業利益の根源は最終消費者の購買力に尽きます。アメリカ以外で中国もそれが落ち込んでいる中、どうやって好景気を維持できるのか。ただ色々と理屈を付けて、それでもインフレに強い金融商品である株はしっかりという具合。

アメリカの長期金利一服を受けて、日本の長期金利も落ち着いていることから、REITが年初来高値更新。不動産に関しても良い未来が見えないのですが、相対的に日本の不動産が魅力的であることから、外資の買いが入っているという話があります。

落ち着いているとはいえ金利は上昇しているのに高値を取ってくるという辺り、納得できるようなできないような・・・という感じがします。同じような理屈で三井不動産(8801)も連日の年初来高値更新。確かに株と同じインフレに強い金融商品ではありますが。

ただその理屈でいくならば、何故インフレに弱い金まで買われるのか。まあ金の場合は中国政府が一生懸命買っているという話もあり、またドル円の円安が進んだことで遂に1g1万円を突破。

本日また最新のものが出ますが、先週の投資主体別売買動向で外国人が大幅売り越し。そもそも例年、8月後半から9月いっぱいにかけて外国人投資家は売り越しやすい季節性があります。まあ9月にメジャーSQがあるので、その兼ね合いもありますが、基本的には10月末に決算を控えるアメリカのファンドが節税や解約に伴う売りを出しやすい傾向があるようです。

そういった傾向があり、9月は陰線になりやすい月でしたが、近年は比較的順調。昨年こそ大きめの陰線になりましたが、その前までは5年連続陽線でした。今年はどうなるでしょうか。

ジャクソンホールを無事通過したことで、例年の円高の夏をはねのけドル円は円安トレンドを継続する可能性があります。当局の牽制発言にも関わらず短期筋の売りを中心に150円辺りまでを目指す素地があると思います。

チャート的にTOPIXは下方にたった0.08ポイントですが「アイランドリバーサル」の窓を残し、上放れ。それにどれくらい効果があるのかは疑問ですけれど、いずれにせよ埋めるならば早めに埋めた方が無難だと思いますが。

それにしても、そのTOPIXはすこぶる雰囲気は良いです。もう一息で月間プラスも見えており、需給は良好。また日経平均と共にMACDは好転してきました。そうなってくると、日経平均買い、TOPIX売り、すなわちNT倍率が上昇しやすいリバランスの動きが出ると思いますが。しかし個別では勿論影響が出ましたけれど、中国の不買運動に対する日本景気への影響は、誰も真剣に意識していない感じですね。

先週末時点の信用倍率は前週4.4倍→4.3倍に低下。売り残、買い残共に増えましたが、売り残の方が多く増えた分倍率が下がりました。毎週チェックしている日経ダブルインバース(1357)の買い残はまた順調に低下し、5月以来の最低。


新興市場は「やや売り」。昨日のグロース指数は寄り天安値引けに近い形で反落。ただあくまで昨日急伸の反動に止まっており、今のところ流れが変わったような感じはありません。一方、昨日IPOのインバウンドPF(5587)は初値こそ順調スタートだったものの、買いが続かず陰線で終了。9月から流れが変わる可能性も無いとは言い切れません。


ポートフォリオ銘柄】

アライドテレシスHD(6835)は昨日小動き。ただ足元の小型株買いの流れから、ようやく200日線に戻して来ました。本日でMACDも好転してくる日柄なので、ここから少しずつ戻していくしかないですね。一つ積んでは母のため。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日反落。昨日は2、8月期決算銘柄のケリ落ちということで、同社も中間配当分の権利が落ちました。ただ足元で中国による日本製品不買運動が盛り上がっていますけれど、ここに関しては株価は無風。結局今のインバウンド株売りも、雰囲気的に売られている段階に過ぎないということですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は8月の成績発表です。お楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。