★☆★☆ 締め切り迫る!
テレビ東京、ラジオNIKKEI、日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!
馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html
内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :9月30日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円
事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。
詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/ac0eea2d13e79d784e69fd1b70fcdefc/
当然私も参加します(^_^)/
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前日のNYは長期金利が4.64%を突破し年初来高値をまた更新したものの、直近安値更新からの買い戻しも出て高安マチマチ。ダウは続落でした。マッカーシー下院議長が上院のつなぎ予算法案を拒否と表明し、政府閉鎖懸念が強まる格好。政府の原油在庫が急減したことでWTI原油先物は一時94ドルを突破。半導体大手マイクロンは引け後に予想以上の赤字見通しを発表し、時間外で下落。
投資判断は「売り」。またここから金利を刺激しそうなのが、月末に向けた政府閉鎖への警戒感。一応、共和党のマッカーシー下院議長は政府閉鎖を回避したい意向のようですが、ウクライナへの支援を重荷に感じている国民の意を汲んで、ゼレンスキー大統領のアメリカ議会での演説を拒否。このウクライナへの対応が与野党の争点とされそうで、アメリカの予算審議がウクライナ戦争の戦況を変えそうな感じです。
そもそもアメリカの長期金利は10月の会計年度の開始前後で上昇しやすい傾向があるようです。少なくとも15年以降、毎年10月は下旬にかけて金利が上昇しています。これは政府閉鎖の話や大統領選挙、中間選挙前などということで季節性があるからと考えられます。
ちなみに話が矛盾するようでもありますが、アメリカの長期金利が過去最高値を付けたのは1981年9月30日で、17.8%という驚異的な数字が記録されました。というわけで、引き続き今週もアメリカの金利が最大の注目点です。
金利上昇に合わせてドルが買われている点は、まだアメリカにとっては救いなのかも知れません。ただ、結局ドル高は周辺国窮乏化策でもあります。短期筋の動向では、引き続きユーロ買いポジションの巻き戻しがユーロ売りドル買いに繋がっている形。
https://imm.gradefour.net/
日本も円安に繋がり当局はヤキモキ。介入警戒感が辛うじて上値を抑えていますが、中国も気が気ではないでしょう。不動産問題が一朝一夕で解決しない中、国内資産の海外逃避が続いています。また来週は中国が国慶節のお休みに入ります。そうなってくるとお休み期間中に人民元売り仕掛けがあるかも知れません。
自動車各社のストの行方も警戒されていますが、個人的にはこれはあくまで個別の局地的な話だとは思っています。ただ別方向にトランプ元大統領がこのストを利用して、次の大統領選の支持基盤にしようとしています。そっち方面で影響があるように思います。
アメリカ株のチャート的には、それぞれ8月安値を割り込んで、7月を高値にした下落トレンドの継続が確認されました。特にダウは3月、5月、8月の安値を結ぶ下値支持線を割り込み、ラッセル2000は2000ポイントの達成感から10%超の下落と、それぞれ崩れが明確になりました。
株だけでなく、REITやハイイールド債なども厳しくなっています。特にハイイールド債は米国債の下落に合わせ下落し、8月安値を割り込む動き。これらが下落すると銀行もさることながら、特にシェールオイル開発業者が苦しいとされます。そうなってくるとアメリカの掘削が低調→原油価格上昇→インフレ懸念拡大→金利上昇→ハイイールド債下落・・・といった負の流れが出来ます。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/HYG:US
原油は高止まりが続いています。先週ベイカーヒューズの発表するシェール掘削リグが連続して増えた・・・と思いきや、今週一転大幅減。結局減少基調が続いています。原油価格は確かに上がっている一方で、インフレや物流コストの上昇も続いていることから、少なくともWTI原油は80ドル以上の価格を維持しないと採算が成り立たないのだとか。既にアメリカの3割の油井も枯渇しつつあり、以前のように増えないという指摘もあります。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652
今はドル高だからこそ現在の水準で落ち着いているともいえ、もし中国の消費が急激に回復したり、ドルが安くなると一段と原油価格が上がるリスクがあります。原油高は繰り返しになりますが、金利上昇圧力に繋がりますから非常に際どいところです。
新興市場は「やや売り」。昨日のグロース指数は続伸。ここは海運株と表裏(逆相関)の関係にあって、結局海運株で稼げるからグロース市場に触らなくてもいいやー・・・という資金傾向が感じ取られます。権利落ち後に弱含みそうな海運株の裏側で、グロース株がこのまま買われる展開になるでしょうか。
【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は昨日続落。イギリスでミニショルダーバッグが大人気という記事も挙がりましたが、まあ投資家層には四季報で既に周知されている話でもあり影響なし。半導体株が戻して来た分、リバランスで売られる動きになりました。9月の権利落ちが無い銘柄なので、再投資買いも期待できません。
同じく売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は昨日反落。上述のように海運株が上がったからかグロース指数が下がったのか、あるいはその逆なのかはわかりませんが、逆相関の関係にあります。さしあたり権利落ち後は一旦売られる流れを想定すると、グロース買い海運売りのターンと言えるでしょうか。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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