KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NYダウは過去最高値更新!

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前日のNYは年末の材料難の中3指数揃って上昇。ダウは終値ベースで過去最高値更新となりました。商いはやや薄め。長期金利は7月以来の3.8%割れ。VIX指数は12.4ポイントに低下。WTI原油先物は74ドル割れまで下落。


投資判断は「売り」。為替に関しては、ドルインデックスが7月以来の低水準。まあ長期金利自体が7月以来の低水準になっているので、それに沿った動きになっています。外国人から見たアメリカ株は、その分割安になってきた形ではあります(とはいえ、株価自体は上がっていますし、あくまでここ数ヶ月の比較での話に過ぎませんが)。短期筋の動向としても円、ユーロ共にドル売り方向に向いています。
https://imm.gradefour.net/

商品市況に関してはそれぞれ特に大きな変化は無し。金は12月の前半まではアメリカの金利低下に合わせて値を下げるも、足元ではまた戻して来ています。全般的にドル安が下支えにはなっている感じ。

今週のスケジュールは大きなものがありません。

本日は12月期決算銘柄の権利落ち日。3、9月に次いで12月期決算銘柄は多いですから、影響度合いは高いです。受渡日ベースで実質新年相場入りということになり、税金面でもここからまた来年分として算出されることになります。つまり損出し売り銘柄の売りが一巡したということになります。

29日(金)は大納会。あと31日(日)は月末なので中国の国家統計局のPMI。2日(火)から世界の株式市場は動き出しますが、日本の大発会は4日(木)ということで、2日間ほどタイムラグがあります。

日経平均は今年の後半はずっと6、7、9月の高値を結ぶ上値抵抗線が意識されてきました。11月、12月には上抜きかける場面がありましたが、結局明確に抜け切れていません。ただ年末にかけて高値を取る、あるいは迫る形で「大発会安、大納会高」の年足「陽の丸坊主」という形になる可能性が高いと思います。

最近はずっと「ドル建て日経平均(=外国株の上下)×為替が円建て日経平均だ」と繰り返してきましたが、少なくとも日中の値動きに関してはあまり為替の変動を受けなくなってきた印象があります。先週辺りから影響力のある投資家が変わってきたのかも知れませんね。円高が狙われるとするならば、それは正月休みの間でしょうね。

アノマリー的には最終週は高いというものがあります。いわゆる掉尾の一振ですが、直近9年間は最終週2勝7敗と大きく負け越し。掉尾の一振は過去のものになっています。特に大納会の下落が大きめ。なので、アノマリーは過去のものになりつつあるように思います。

売り方にとって一番怖い突発的イベントは、岸田首相の辞意だと思います。先の管首相辞意発表で株価が急騰した経緯があるので、同じパターンになる可能性が高いでしょう。ただ足元で閣僚を入れ替えたばかりで続投意欲は高く、安部派はそれどころではないですし、支持率が低くて選挙の可能性も低いです。

何より岸田首相は粘るだけで支持率が上がりそうです。インフレ率は落ち着いてきましたし、来年の春闘でも賃金が上がるのは必至。そうなってくるとこれ以上支持率が下がりようのないところまで下がっているのですから、後は上がるだけに思われます。

来年は世界的に選挙イヤーですが、日本だけは違います。自民党の黄金の3年は25年まで効果があるので、時間もまだ余裕があります。なので岸田首相は時間が解決する作戦で大過無く過ごせば、ある程度回復することが可能です。

その他、気になるのはREITの弱さ。年末にかけてスルスルと下がっています。確かに去年の12月も後半からスルスルと値を消しましたが、保有している投資家側の年末ポジションに向けた調整の一環ということで良いのでしょうか。正直、REITが崩れて金融危機の引き金に・・・とはなかなかなりませんが、不動産会社としては魅力の落ちた物件の手早い換金手段が弱るのは痛いでしょうね。

今年の相場を振り返ってみると、ほぼほぼ大発会安→大納会高で年足は「陽の丸坊主」だった形です。近いところでは13年のアベノミクス相場がそれに当たりました。つまり同じく「前日銀総裁の退任、新日銀総裁の就任」の年であり、この変化を期待した相場だったとも言えるかも知れません。(まあ今年はそもそもS&PNASDAQの年足が「陽の丸坊主」なので、たまたま重なったのでしょうけれど)

先週末時点の信用倍率は前週4.1倍→4.2倍に上昇。買い残、売り残共に減少しました。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。今年の日経平均は結局年間で20%超上昇したけれど、グロース指数は6.1%下がっています。ただグロースCoreに絞ってみると、こちらは一応8.5%の上昇。やはり、銘柄のタイプ選定が勝敗を分けた一年でもありました。一応、年末の損出し売りが一巡すると、しばらく戻りのターンに入ると思っています。ちなみにREITも下落した年でした。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日反発。同社のように今年下落した銘柄は12月に入ってからタックスロスセリング(税金対策の損出し売り)に押されやすい地合でしたが、昨日でそれが事実上終了。あとは過剰に売られた分の戻りが期待できるターンになってきました。何とか少しでも戻して来年に繋げられれば良いですが。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日大幅反発。毎日ボラティリティの大きな相場が続いています。昨日の海運株の空売り比率は42.3%と平均並に落ち着いていたこと、またデンマーク海運大手マークスが紅海運行を計画と伝わっていることで、今日はさすがに反落でしょう。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は今年最後の12月の成績発表です。川崎汽船の急騰でやられているので、最後も厳しいですかね・・・。きっちり清算して来年に繋げますので、ともあれお楽しみに!


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。