KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

12月の成績発表

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本日は12月の成績発表です。12月はアメリカ株が最高値更新波動を続ける中で、日本株円高が重石となりイマイチ伸びきれない月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
578円→543円(20営業日保有 下落率6.2%)

順調な月次動向が確認され、またアフラックが日本のペット保険から手を引くなど良い話が出たものの、損出し売りに押される形で下落した月となりました。年間でも下落となり、来年こそは3年ぶりの反発相場を期待したいところ。ペット保険はドアノック商品としても被買収価値が高いと思っているのですが。


巴川製紙(3878)
752円→1000円(20営業日保有 上昇率33.0%)

これが今月の大出世株となり、そして大納会の最後の最後で無事目標達成となりました。ラジオで某株式評論家が取り上げたことで加速した模様。そうでなくても紙パ系の中小型株は中越パルプ(3877)などを筆頭に買われており、円高メリットの他に低PBR修正、業界再編期待感が底流にあるとみられます。また下がってくるような場面があれば取り上げます。


北陸電力(9505)
736.1円→733.6円(20営業日保有 下落率0.3%)

柏崎刈羽原発を巡る報道が進む中で電力株はしっかり。ただ同社は9月以降元気がなくなってきました。まあ700円水準を下値に下げ渋り感も出て来ているので、来年は持ち直しの年にしたいところです。


アライドテレシスHD(6835)
99円→103円(20営業日保有 上昇率4.0%)

12月は年初来安値更新まで売り込まれましたが、年末に子会社からHDに配当金支払いという形で、過去の和解金を含む巨額の資金移動がありました。となると、次の一手がどうなるか期待感が高まるところ。最低でも復配、最大であればMBOも十分あり得そうです。またここは例年1月に突発高しやすい傾向があり、来月の動きに期待。


日本マクドナルドHD(2702)
6280円→6110円(20営業日保有 下落率2.7%)

好決算でドカンと買われた後が続きませんでした。12月は権利落ちもありましたが、キティちゃんハッピーセット大人気というのもあり、マクドナルドの強さは健在。更に好業績は続きそうですね。


フロイント産業(6312)
12/4より 842円→812円(20営業保有 下落率3.6%)

薬剤不足による政府の要請もあって、製薬会社は薬剤の生産拡大に動いています。その場合、製造装置メーカーの同社の需要が増えるだろうこと、またそれ以外にも全個体電池製造装置も扱っており、実は大きなテーマ性を持った株だと思っています。来年の動意に期待。


【売り銘柄】

寿スピリッツ(2222)
2310円→2161円(20営業日保有 下落率6.9%)

インバウンド需要は高止まりしていますが、訪日外国人観光客の伸びは中国の回復が見えない中で頭打ち。日本人の国内旅行は増えていますが、旅行費用そのものの高止まりもあり、お土産の支出額が更に伸びるのかどうか。原材料価格が落ち着いているのは確かにプラスだとは思いますけれど。


川崎汽船(9107)
5290円→6050円(20営業日保有 上昇率12.6%)

紅海におけるフーシ派の攻撃によって、ここにきて海運賃料が急速に高止まり。つい2週間前に株価が5000円以下だったところから、一気に最高値更新となりました。特に海運株は空売りが膨らんでおり、それによって需給相場が形成。しかしもうPBR1倍も達成してきて、今年で海運株はだいぶ達成感が出た感じ。来年は「開運」の正月が終われば、終わりなのではないでしょうか。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.08(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 12/1終値 33431円→33464円(20営業日 上昇率0.1%) 0.01(%/営業日) 
TOPIX  12/1終値 2382→2366 (20営業日 下落率0.7%) △0.03(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!今月もダメか・・・と思っていたのですが、巴川製紙所の奮起により救われました。長いこと燻っていた銘柄ですが、諦めずにホールドしておいて良かったです。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1470.8ポイント
最高値更新には遠く及びませんでしたが、まあ来年に繋がるところで終われました。まず1500ポイント奪還ですね。


最後に市場の投資判断ですが引き続き「売り」を堅持しています。ただここまで散々売り込まれたグロース市場は、いわゆるタックスロスセリングの終了で反発。このグロース市場の方がここまで散々売り込まれた分、新年にかけて反発の勢いは強そうな感じがしています。為替も気になりませんし。

先週末時点の裁定残高は買い残8,017億円に対して売り残897億円の差し引き7,120億円の買い長。前週に比べて200億円減りました。

日経平均はほぼ年末高で年足「陽の丸坊主」は13年以来ですが、更にさかのぼると05年や99年などが該当します。そしてその前はあの日経平均最高値となった89年は見事な大納会が最高値。ところが過去の「陽の丸坊主」の翌年、あるいは翌々年は大幅下落になっています。

この辺りはやはり肝に銘じておく必要はあるでしょう。ただ「下がるまで付いていく」姿勢の方が求められるかも知れません。来年は投資家の覚悟が求められる年になるのでしょうか。それでは皆様よいお年を!


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。