KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NVIDIAは連日の最高値更新!

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前日のNYは高安マチマチ。朝方は3指数揃って安く始まったものの、引き続きNVIDIAが最高値更新と買われ、NASDAQは切り返し続伸。ただ市場の商いは閑散でした。VIX指数は12.8ポイントに低下。中小型株指数のラッセル2000は1%超の反落。WTI原油先物は72ドル台に上昇。ビットコインはSECのアカウントが乗っ取られETF承認のフェイクニュースで乱高下。


投資判断は「売り」。今年はアメリカで大統領選挙の年となります。まだ予備選挙も始まっていないですし、本当に選挙は最後の最後まで何がどうなるかわからないもの。なので現段階で予想のしようもないですが、過去の例では中間選挙、大統領選挙の年のパフォーマンスは相対的に悪いです。

それは前年盛り上がった分の反動があるからでしょうけれど、日本の選挙の時の株価推移とは違う点に留意しておく必要があります。なお、選挙スケジュールは以下のリンクの通り。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/schedule/

そもそも今年は世界的に選挙イヤー。11月のアメリカが最大の注目ですが、来週1/13は台湾の総統選挙。3月にはプーチン大統領再選でしょうけれど一応ロシアの大統領選挙があります。4月には韓国の総選挙、5月にはインド、6月にはEUの議会選挙、その他インドネシアやメキシコといったところもあります。これらが複雑に絡み合って、世界の勢力図に色々な変化が出てきそうです。

為替に関しては能登地震を受けてYCC解除タイミングが遠のいたとの見方から円売りの反応。これまでの大地震の時の反応とは異なります。ただ本筋としては、アメリカの方の長期金利が上昇してドルインデックスも上昇したので、そちら方の影響度合いが強いと言えます。短期筋の状況は円売りポジションが減り、為替の円高圧力に繋がっている格好。個人的には3月くらいまで円高圧力はまだ続くと見ています。
https://imm.gradefour.net/

商品市況に関してはドル高方向に振れたこともあり、年初は穀物、金、銅といったほぼ全ての商品価格が下落。一方でビットコインは上昇。ここはETFの承認や今年3月に半減期を迎えるという話もあり、独特の値動きになっています。

今年の日本株の特性としては、MBOTOBが増えていく年になるのだろうと思います。やはり東証の市場改革圧力が各企業に響いてくるでしょう。まだ今年は上場基準厳格適用までの経過措置の期間なのですが、昨年から既に企業は動き始めています。あまりもたもたしているとアクティビストに狙われるだけなので、その前に非上場化しようという企業は増えてくると思います。

また新NISAのスタートの年でもあります。年間の非課税投資額が従来の3倍になりました。これは勿論株式市場にとって大きなプラスです。ただ今から新たに始めようという人が毎月30万円の投資をいきなり始められるとは思えず、旧NISAが始まった時ほどのインパクトは無いと考えるのが自然です。資力があって元々投資をしていた人は、別にNISAで拡充しようがなかろうが投資していたでしょうし。

新NISAで日本株直接投資に使える分(成長投資枠)は120万円→240万円と倍化。ただ昨年に比べても株価位置も高くなったので、押し上げ効果もその分減じられることになります。この辺りは最低投資金額を引き下げた銘柄(旧NISAでは入れられなかった水準の銘柄)や、優待が魅力的なところに買いが向かいやすいのだろうと思います。

一方、積み立て投資枠は投信を通じて海外向けが人気化するのは必至でしょう。現状オールカントリー、いわゆるオルカンがトレンドとなって、世界株投信が一番資金を集めています。

ただ先にも書きましたけれど、レバナスがブームになった時のように「最初は良いけれど・・・」というパターンになるのがオチに思います。そりゃ積み立てなので何年もならして考えれば投資戦略としては間違っていないと思いますが、一時的にも含み損になると解約の誘因に駆られたりするもの。

今年一年というスパンで語る場合、私は案外中国株が盛り返すんじゃないかと思っています。電気自動車BYDの躍進や、シャオミなどのハイエンドスマホが世界的にウケそうです。そもそも最先端の半導体を必要とするのは生成AIや軍需の部分であり、そこまで必要としない汎用的で安価な製品は、インフレに苦しむ国にとっては魅力的に映ると思います。

地政学リスクは気になりますが、少なくとも今年台湾とドンパチやることはないでしょう。台湾で来週1/13に総統選挙がありますが、何よりアメリカの大統領選挙が11月にあります。まずこれらの行く末を見守り(あるいは裏で関与し)、動き出すにしても25年からと考えるのが自然。その間、国内経済の立て直しを図って地固めを優先するでしょう。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発。ただ先週末の下げ分を取り戻すには至らず。円安メリットも新NISA効果も期待できない上に、アメリカではラッセル2000が年末から弱まっていることもあり、仕方無いかなという部分はあります。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日反落。半導体株に資金が集中する中で、海運株からは短期資金が抜けました。ただ昨日の海運株の空売り比率が51.0%と高く、またエフィッシモによる保有比率上昇が公表されたことで、本日はまた買いに勢いが付きそうです。


火曜より買いポートフォリオ入れとなったブロードメディア(4347)は昨日反発。ただ一時昨年末の安値を割り込む動きがありました。昨日はウェルプレイド・ライゼスト(9565)やカヤック(3904)といったeスポーツ関連株が一斉反落し、一旦テーマ性が立ち消え。ただここの教育分野は順調に伸びていくと見ています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。