KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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前日のNYは10-12月GDP改定値が速報値を下回ったことで3指数揃って小幅安。中でも個人消費は上ぶれたことで、早期利下げ期待感が後退。ただ長期金利は4.27%に微減。半導体株指数のSOX指数は1.1%の、中小型株指数のラッセル2000は0.8%のそれぞれ下落。WTI原油先物は78ドル台前半に小反落。ビットコインは連日の急騰で一気に6万ドル突破も乱高下。


投資判断は「売り」。まずは先週の指数の振り返りから。連休明けの上海が5%近い上昇でダントツですが、中国を除けばユーロ・ストックス50が2.2%でトップ。次いでS&Pの1.7%、そして日経平均が1.6%でした。まあ日本は金曜が祝日だったので、その分を加味すれば恐らくこれらに遜色ない上昇だったのだろうと思います。

先週の話題は何と言ってもNVIDIA。これに関しては、もうさすがとしか言いようがありません。普通に最高値を更新し、コールを買った人達の大勝利となりました。半導体に関連するどの会社が決算を出しても織り込まれず、エネルギーを飲み込んで増していく恐ろしい相場ですらあります。

買い方の理屈としてはそれでも尚過去の水準や他の半導体株に比べてPERが低いことが挙げられますが、高値を更新していること、それによって買いが買いを呼んでいること(特に外国人は順張り好き)、NVIDIAを持っていないファンドマネージャーは成績が指数に劣後するので持たざるを得ないこと、株価が上がればアナリストの目標株価引き上げが起こり、更に株価が上がっていくスパイラルが起きやすいことなどがあります。

ちなみにこれらは最高値更新した日経平均にも当てはまりますね。

ただ、まず木曜のアメリカ市場に関しては、決してNVIDIAだけではありませんでした。ラッセル2000なんかも上がり、もっと言えばあまり生成AIに関係しないヨーロッパ株も上がり、全世界を巻き込んだリスクオンを生み出したのがNVIDIAでした。勿論NVIDIAの決算だけが原因ではないでしょうけれど。

そこまでNVIDIAや生成AIの研究を深く理解しているわけではないのであくまで感想ですが、本当にNVIDIAはこのままばく進の成長を続けられるのでしょうか?今後NVIDIAのお客さんは本当に付いてこれるのか?1月にメタは「NVIDIAの最上位GPUであるH100を100億ドル相当の35万基購入」と伝わりました。1つ3万ドルするPCパーツを、実に1.5兆円相当買うと言っているのです。

繰り返しになりますがあくまで感想として、先に生成AIを研究し、シェアを握るためにはこれだけの巨額投資が必要だということです。それ以外はハッキリ言って研究しても追いつけないから、せいぜいニッチ分野の研究に費やすしかありません。となると、根幹の部分はマグニフィセント7による札束の殴り合いであり、これ以外のお客さん、スタートアップは競争意欲を失うのではないか、と思うのです。

勿論、NVIDIAは生成AI研究以外の分野にもお客さんはいるわけですが、今はこの分野に湯水のようにお金を使ってくれるところが最優良顧客。この限定的ながら超太客の設備投資計画に大きく左右されてしまう点は同社のリスクでもあるようです。

少なくとも次回5月の決算は、1年前の「始まり」のタイミングであり、今後はどんどん前年比でのハードルが上がっていくことになります。しかしそれまで3ヶ月の時間的猶予がありますし、3月には新製品発表も控えています。

そういうことで、今回の決算を無事通過できたことは、より買い方を勇気付けるものになったようにみられます。ネットでは三木道三のヒット曲に合わせて「一生一緒にNVIDIA」というワードが拡がってお祭りは拡大。日本人の保有比率も結構高いのでしょうね。

それ以外ではFOMC議事要旨や各FRB高官の発言もあり、利下げは6月に後ズレしたような感じではあります。その割に長期金利は下落して一服。単なるポジション調整なのかも知れませんが、債券も底堅さを見せています。

為替に関しては短期筋の円売りポジションが更に積み上がってきました。昨年11月以来の高水準ですが、その割には円安は進んでいないような感じもあります。
https://imm.gradefour.net/


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。グロース市場はなんだかんだでしっかり。先のAI、バイオ、そして本日はネットセキュリティというような具合で毎日テーマが変わっています。これまで散々蚊帳の外に置かれていたことで、火が付きやすい(付けられやすい)状態にあります。その他、低位株も仕手化し、おもちゃにされている感があります。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は昨日反発。昨日はライバルともいえる日本KFCHD(9873)三菱商事(8058)による株売却と伝わり急伸。モスフードサービス(8153)と合わせて、ファストフード界隈が熱いです。もっとも、日本KFCHDの株売却の行方次第では、同業種の株券流通量が増えてしまうので、ライバルの需給動向にもマイナス影響かも知れません。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日続落。昨日は純粋に中間配当落ちがあったので、他のアパレル同様に下落が目立ちました。ところで中国では節約志向の高まりが、UNIQLOには追い風だとか。日本ではUNIQLOは決して安いブランドではなくなりましたが、中国ではまだそうなんですかね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-02-28/S9JSECT0AFB400


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は2月の成績発表です。正直、ベンチマークに劣後しているであろうことは否めませんが、お楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。