KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

2月の成績発表

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本日は2月の成績発表です。2月は遂に日経平均が過去最高値を更新する歴史的な月になりました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
575円→592円(18営業日保有 上昇率3.0%)

決算では利益率の悪化を嫌気して売り込まれたものの、その後は保険株の強含みで何とか売り一巡感を出し、値を保っている状況です。一方で上値は600円が重く、小型株受難の波にのまれているところ。ただ昨年8月の高値から半年期日も通過し、信用買い残も少しずつ改善しているので、もう少しの辛抱で上放れられるのではないかと思います。


アライドテレシスHD(6835)
112円→110円(18営業日保有 下落率1.8%)

決算で期待していた復配はたったの1円止まり。私も市場もがっかりでした。現在は正直売り場を探す段階になっています。足元低位株ブームが来ているのでもうワンチャンあるような気もしますが、今月中にタイミングを見て終わりにしようと思っています。


日本マクドナルドHD(2702)
6580円→6910円(18営業日保有 上昇率5.0%)

2月はライバルの日本KFCHD(9873)が三菱商事(8058)による株式売却を受けて急伸。株式売却で急伸というのもおかしな感じがしますが、一方でプライム昇格の可能性が出て来たのは日本KFCHDにとってはプラス材料ですね。しかし今年に入ってからやけに買われていたのがちょっと臭いですけれど・・・。同社にとってもこの件はプラスに影響してきたような感じでファストフード関連は強い月でした。


フロイント産業(6312)
787円→764円(18営業保有 下落率2.9%)

2月は全く横ばい推移で、配当落ち後にその分下落している感じ。この銘柄に関してはまだテーマ性もあって行けると思いますが、純粋に小型株市場の雰囲気が悪いので、一旦撤退を検討中。タイミングを見計らいます。


ブロードメディア(4347)
1259円→1249円(18営業日保有 下落率0.8%)

決算の下方修正で大きく売られたものの、一方で捨てる神あれば拾う神あり、アクティビストのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドの買いが下支え。この銘柄はやはりツボを抑えた成長性があると思います。今のポートフォリオの中では一番有望だと思っています。


【売り銘柄】

川崎汽船(9107)
6986円→7748円(18営業日保有 上昇率9.8%)

今月は半導体株の強さがあった裏側で、資金を取られた海運株はイマイチでしたが、金曜は海運株の中でも特に同社がやたら買われる動きで値上がり率ランキング上位にランクイン。昨年12月半ばまではなんてことない状態だったのに、紅海の混乱ですっかり居場所が変わってきました。昨年も3/15までは買われたので、今年もその辺りまでの上昇は覚悟しています。


ファーストリテイリング(9983)
38820円→44370円(18営業日保有 上昇率12.5%)

ウエートキャップを全く無視した買い上げにより、日経平均上昇の立役者となっています。同じ寄与率の高さでは、半導体系銘柄の方は買われる理由がよくわかるのですが、こちらは指数プレイに利用されているとしか言いようがありません。他のアパレル株との乖離は開くばかり。最後はどう落とし前をつけるのでしょうか。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
△0.17(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 2/2終値36158円→39910円(18営業日 上昇率10.4%) 0.55(%/営業日) 
TOPIX  2/2終値2539→2709 (18営業日 上昇率6.7%) 0.36(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北・・・。というより、最高値更新の歴史的な月にマイナスとは。大型株主体の売りポートフォリオが大打撃な上、小型株主体の買い銘柄が下落し股裂きでした。過去最大級にダメージを受けました・・・。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1464.9ポイント
最高値接近からの反落。完全に市場と逆を行ってしまい、きついです・・・。


最後に市場の投資判断ですが引き続き「売り」を堅持しています。

先月15日にFRBが今年の大手32行に対するストレステストのシナリオを公表しました。「もしこういう最悪な状況になっても大手行は耐えられるのか」というものですが、例えば「失業率が10%」「商業用不動産価格が40%下落」「VIX指数70以上、株価は55%下落」などと衝撃的な内容なので、今の状況からはかなり遠い最悪の悲観的なシナリオです。具体的には下記PDFのP5以降参照。シナリオ自体が作成されたのは昨年10月13日。
https://www.federalreserve.gov/publications/files/2024-stress-test-scenarios-20240215.pdf

ただその中で為替に関しては「このシナリオでは世界で景気後退が発生し、ドルが上昇する。ただし日本円を除いては」とあります。つまりFRBは日本円に関してはこの先景気後退が起きると、ドル安円高が発生すると想定しているのです。

これは中央銀行のスタンスの差(日銀が引き締め方向にある)に加え、あっという間にデフレに逆戻りするという前提となっています。FRBの見方が常に正しいものではないのであくまで参考ですが、アメリカの中央銀行はそう見ているということです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。