KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均一時41000円突破!

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金曜の日経平均は続伸。前日のNYは3指数揃って買われ最高値更新。商いはやや低調。長期金利は4.27%に低下。ただスイス中銀の利下げを受けてユーロが売られ、ドルは買われました。マイクロンの好決算を受けて半導体株指数のSOX指数は2.3%の上昇となり、ハイテク株を牽引しました。一方、Apple独禁法違反疑いで司法省から提訴され4%超の下落。WTI原油先物は81ドル割れ。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が151円台後半まで円安が進んだことで、一気に41000円を突破する動きに。ただその後は買いが一巡し上値が重く。アメリカでインデックスファンドが中国株価指数連動型の一部商品に投資することを禁じる新法案が米議会に提出
され、人民元安が進んで中国株が大きめの下落となると、日本株も売りに押されました。

後場は一旦マイ転となりましたが、窓埋めを実現したこともあり、一転引けにかけて買い戻しが優勢に。引けにかけて41000円を回復しましたが、最後は力尽きて前引け近くまで押し戻されました。6営業日ぶりの陰線になりましたが、TOPIXは6営業日連続陽線。売買代金は5.3兆円台と活況。REIT指数は続伸で1月以来の高値水準に。


投資判断は「売り」。金曜のNYは高安マチマチ。長期金利は4.2%に低下し、ハイテク株に買いが入ってNASDAQは続伸で最高値更新。目標株価引き上げを受けたNVIDIAや、中国のiPhoneでBaiduの生成AI導入が報じられたAppleなどが買われ、マグニフィセント7銘柄が総じて買われました。それらを受けた日経平均先物は40500円となっており、週明けの日経平均軟調なスタートが見込まれます。

まず、NVIDIAがカンファレンスで発表した新製品「B200」は従来の「H100」に比べAI学習能力が4倍、推論時の性能が30倍、電力効率が25倍も改善するという驚愕の性能(※価格は現時点で未公表)・・・だったように思われますが、市場の反応は想定内。専門家に言わせれば「想定内」だったようです。また本格出荷は来年の話とのこと。

そして日銀金融政策決定会合は事前報道通りの結果になりました。植田さんも黒田さんの後始末といった大仕事を上手く乗り切ってくれた感じがありますが(まだ3発撃たれたバズーカの半分くらいしか回収できておらず、宿題はまだまだ山積ですけれど)、ともあれこれで少なくとも半年は大きな政策変更がないだろうということで全般的に出尽くし感の買いが出ました。

為替に関しては円安方向に振れやすいけれど、一方でこれまで通り神田ラインも意識され150円より上は重そうです。

先週の話題は春闘の結果として5%の賃上げでしたが、これは当然日本全体として喜ばしい結果である一方、企業側にしても社会保険料負担を考えるとそれ以上に支払わないといけないわけで、人件費コストの上昇が重石になります。

勿論、それ以上に値上げが通る企業は益々追い風ですが、競争が激しい企業の場合はより厳しくなってきて、二極化が進みそうです。一応、上場企業の場合は競争力もありかつ海外売上も大きいですから、総合的にプラスには働くでしょうけれど。

楽観的に考える人の中には「この賃上げ分を原資に益々資産運用に資金が回る→株式市場にお金が回る」と考える人も居るようですが、一体どの程度効果があるのでしょうか。私の経験則上、過去に株高になる度に「株をやってみようかと思う」という人の個人的な相談がちらほら来ていたのですが、今回の日経平均4万円超え局面に限ってはたった一人だけ(親戚)であり、熱はそれ程高くないのが実感です。(それ故、まだ過熱感が出ていないのかも知れませんけれど・・・)

一方、ようやく息を吹き返してきた感のあるREIT指数。先週後半以降の値動きを見る限り、期末を前に売りはもう出尽くしたのではないかと思っています。どうやら2月は外国人投資家による売りがあったようで、そして3月は恒例の地銀による期末に向けた売りが出やすい時期ですが、この持ち直しに期待しています。

商品市況に関しては、ここにきて原油が80ドルの節目を明確に突破。また銅も中国精錬大手の減産報道を受けて上がっており、これらがドル高が進んでも上がっている辺りに強さがあります。この辺りがまたインフレ圧力に繋がりかねませんね。

金はさすがに一服してきましたが、元々金ETFの残高が減り続けているところにここまで金価格が上がってきた=金自体の需要が強いということで、逆に言えば金は更に上がるポテンシャルがありそうです。ビットコインも一服。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反落。イベントや為替の影響を受け辛いグロース市場に関しては、上値の重い状況となっています。iSpace(9348)が公募をしたり、仕手化していた売れるネット広告社(9235)が赤字決算を出したりと、人気株ほど下げがきつくなっています。3月期末権利取りの動きも出にくい市場ですから、下支えも期待できません。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は反発。カサノバ会長が一身上の都合で退任(家族と一緒の時間を過ごすため)とのことでしたが、特段株価には影響なく。プロ経営者とされる原田氏の後を継いで日本のマクドナルドの立て直しを図り、最初は様々な問題噴出で大変でしたが、何とかここまで成長できる企業に大復活できました。お疲れ様でした。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続伸で連日の最高値更新。半導体株が相対的に弱い動きを見せる中で、同社がとにかく買われ指数を牽引するパターンになっています。寄与度は11.58%に。いくら胡散臭いとここで繰り返しても、上がるものは上がりますね。突然寒くなった気候の変化で春物の売れ行きは悪いと思うのですけれど、そういう問題じゃないのでしょうね・・・。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。