KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

この胸ーにー♪突き刺さーるー♪

最近体の不調を訴え続けている私ですが、何か最近やけに肺が痛いのです(T_T)そこに丁度会社から人間ドッグの案内が来ていたので診て貰おうかと思い「あのー、来月末にいつでも良いので休みが欲しいのですが・・・」と会社に打診。

「何かあるの?」
「実はかくかくしかじかで・・・」
「あー、それは良いけど、多分それ肋間神経痛だから大した事ないと思うよ」
「なんですかそれ?」
「皆結構同じ症状持っているよ。急に心臓の方が痛くなったりして息が詰まる感じなんでしょ?」

・・・当たりだ(・・;)それだ、それ!え、皆そんなもんなんですか?こっちはアスベストで肺に針状の物が刺さってるんだと思ってたのに・・・(××)「それなら別に休みは結構です・・・」とあっさり解決して嬉しいのやら何やら・・・(-。−;)

そんな私の肺より深刻なのが日経平均。先日から書いているような展開とは逆に思いっきり下げています。すっかり総弱気な全体相場。あの年初の悪夢が再来というところです。

本日の下げの発端は新興市場と言われています。マザーズ、ヘラクレス共に7%近い下落で個人投資家を直撃しています。一体今年に入ってから何回目でしょうか?もう数える気にもなりませんし、皆さんもうんざりしていると思いますが。

本日の終わり方もほぼ安値圏の引けのため、明日も残念ながら大幅安となりそうです。そして反発するにしても明後日からで、下手をすると戻らずそのままGDPを受けて大きく下落→日経平均15000円、マザーズ、ヘラクレス共に年初来安値更新という事も有り得そうです。

上値を重くしているのが積み上がった信用買い残と言われています。本日発表の先週末時点での信用残高はまた増加していました。これが整理されないとなかなか上にはいけません。そして信用の評価損率は先月末時点で−7%とのことですが、これがやはり−20%程度まで行ってしがみつく個人投資家を振り落とさないと上に上がるつもりはないのかも知れません。

となるとどこで下げ止まるのかということに焦点が移ってきますが、はっきり言って「わからない」というのが本音です。このところ外しまくってるのですっかり自信喪失気味です(T△T)明日でマザーズ、ヘラクレス指数の安値更新は確定的であると思われますので、その次に節らしい節もありません。下手するとマザーズ指数で1000ポイントレベルまで中期的に下げてしまうかもという不安すら残ります。

一方、ヒストリカル的に冷静に分析をしてみると結構希望もあります。マザーズ指数のボリンジャーバンドでは過去1年位で見てみると−2σを下回って推移しても最大で50ポイント安程度でリバウンドが入っているのが見て取れます。本日−2σを下回ってしまったため、明日はおおよそ1450ポイント位で反発する可能性が高いとも取れます。あの2800ポイント→1500ポイントまで下がった時でさえボリンジャーバンドから大きく乖離することはなかったので、今回もその辺りを下値にリバウンドの買いが入ってくるのではないでしょうか。それ以外の指標もどれを見ても割安圏を示唆しています。

そして藁にもすがる思いでアノマリー(理論的に説明のできない現象)というものを信じれば、明日5月17日は2年連続安値をつけた日で、そこを起点として上昇相場に転じています。確かに明日で信用の振るい落としが終わり、下値で買い集めた大口が明後日から買い上げるというシナリオも雰囲気的には読みとれます。

ともあれ明日は厳しい→明後日から雲間から光りが漏れ出す、というような感じになろうかと思います。なので明日の後場辺りの動きには要注意というところですね。

突然何を言い出すんだと思われるかも知れないのですが、私は現物株長期投資に限ってのことで言えば「損切りしない勇気」も必要ではないかと思うのです。今みたいな需給相場の中では特に言える事かも知れないのですが、自分が信じて色々調べた上に今の水準が割安だと信じて買った株を一時の市場動向に振り回される事なく保有し続ける勇気も必要ではないでしょうか。

バフェットさんから村上さん、さわかみ投信の澤上さんまで色んな投資家さんがおられますが、成功している人達に共通して言えるのは「自分のスタンスを貫き通す」事だと思うのです。それはどんなに市場がデフレで低迷していても、金融不安があっても、自分が良いと思った物を信じて、ひいては自分を信じる。自分を信じないで何を信じるのか。「この株は上がる!」「この株は下がる!」と思う人ののパワーの駆け引きで株価は上下するわけですから、言い方を変えれば「思いの強い方向に株価は動く」と思うのです。

意外に当たり前の事を言っているのですが、こういう時にとかく自分を見失いがちになるものですから敢えて書いてみました。自分への戒めみたいなもんですね(;^_^A

そして今日は残念ながらどの推奨銘柄も値を下げており、どれを分析しても「まあもうちょっと様子を見てみて」としか書けないので、ショートコメントはお休みです。強いて言うなら芝浦電子(6957)ソニー(6758)押し目買いの良い水準、富士電機HD(6504)は300億のCBの発行があり、目先弱含むでしょうが、海外に工場を設立するための前向きなファイナンスのため、その後の株価には十分期待が持てそうです。

以下、推奨銘柄の動きです。

芝浦電子(6957) 12月26日推奨 1552円→1550円 第二目標2000円 第三目標3000円
そろそろ押し目狙い

A&D(7745) 10月29日推奨 1700円→2275円 目標3500円
地味に下げてます

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2770円 目標10000円

SCN(3789) 1月20日再推奨 390000円→314000円 目標75万円

ソニー(6758) 2月2日後場推奨 5800円→5180円 目標7000円
そろそろ押し目狙い

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2020円 目標3000円

日本オプティカル(2680) 5月1日推奨 1111円→1016円 目標1500円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→645円  目標800円 

※株式投資は自己責任でお願いします。