KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

久しぶりに100円以上の下落に

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7月の成績のうち主なものは
7/27 キヤノン(7751)       2535円→2790円   10.1%上昇
7/23 サンリオ(8136) 【売り】 2770円→2500円   9.7%下落
7/12 サイバーエージェント(4751) 208000円→234000円 12.5%上昇
7/5  ウエストHD(1407) 【売り】 1534円→1415円   8.8%下落
7/2  DeNA(2432)        2137円→2340円   9.5%上昇 

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日経平均は金曜反落。前日のNYは金融緩和への期待が膨らんだ議事録の内容に対して、セントルイス地区連銀総裁が「やや古い内容だ」と発言したことで一気に売られる流れに。それは確かに議事録ですから古い内容なわけですが、変なところに過剰反応しました。朝方発表の新規失業保険申請件数の増加もマイナス材料に。

それを受けた日経平均も朝方から売られる展開。昨日後場からスルスルと大きく上げた反動も出ました。ただ一段と売り込まれるような動きにはならず、寄値を挟んで一進一退の展開に。結局引けも寄値とほぼ同値。上下幅は45円で、売買高は11億株台、売買代金は7000億円台とまたまた閑散相場でした。


投資判断は「やや買い」。金曜のNYは朝方マイナススタートとなったものの、ECBが債券買い取りについて利回り目標の設定を検討と伝わり急反発。また、バーナンキ議長が追加緩和派であると伝わったことも追い風になりました。

ジブリが日テレ(9404)で放送されたら波乱が起こる「ジブリの法則」が、また何となく当てはまった感じもありました。ただ今回も商いの薄い中でそれぞれ市場の思惑や噂からの心理的な動きであり、これが今後もトレンドを決めるかというと、なかなか疑問も感じます。

為替はやや円高気味ですが、それでもシカゴ225先物は9110円となっていることから、とりあえず月曜は買い先行でスタートすると思います。また、前回も書いたように来週はとりあえず強いと見ているので、再度ゆっくり9200円を目指す流れになっていくと思います。結果、TOPIXも明確に200日線を越えれば、いよいよ上値の重さは取り除かれる形です。

とにかくアメリカが強いです。そしてその原動力はやはり時価総額最大のAppleの強さとも言えるでしょう。引け後にはカリフォルニアで行われたサムスンとの特許訴訟でApple側が勝利し、時間外でまた最高値を付けました。

iPhone3G発売当日に買いに行くほど超が付くApple派の私ですが、これでAppleが負けたら一体世の中の商品はどうやって守っていけば良いのか、と思います。細かい特許絡みの話を一つ一つは分析していませんから法的な判断はできないのですが、あくまで一消費者の感覚として。

サムスンの初代「GALAXY S」が発売された当時の感想は10年11月4日のブログを見ていただければわかるように、どんな新製品なんだろう、と期待していった私の新しい物好きの夢を激しく打ち砕いてくれました。ほぼコピー。そして最近知ったのですが、箱までほぼ真似ているんですよね。この辺りは特許云々の問題ではないような気がします。

ただ、最近は一足先に画面サイズの大きいものを出したり、ペンタイプで扱うものを出したり、ちょっとユーザーのニーズを先取りしている部分は公平に見て評価しています。事実として世界でのシェアが1位であり、好き嫌いは抜きにしてその販売戦略の巧みさは評価できるでしょう。

それでもよくもまあいけしゃあしゃあとAppleに対して特許侵害の訴えを出したりできるな、と思ったりします。結局、このサムスンのやり方に対する忌避感が他の韓国の良いところを台無しにしているのではないかとすら思います。

韓国はまたIMFに支援を要請しなければならないのではないかと言われるほど台所事情は苦しくなっています。結局勝っているのはウォン安の恩恵を一身に集めているサムスンやヒュンダイなど極一握りの輸出企業のみ。むしろ政府がウォン売り介入しないといけない程、国内では格差が広がっています。

そういった李政権の経済運営の失敗を、竹島で訳の分からない挽回をしようとして余計に事態がこじれています。どうせ自分の政権も最後だからと捨て身のパフォーマンスを行ったのでしょうが、本当に余計なことをやらかしてくれました。なんか私が物心付いてから、一番日韓関係がこじれた場面のような気がします。

一応最後にフォローしておくと、私が知っている韓国人は皆良い人ばかりなので、あくまで政治や大企業といった「大組織病」がおかしくさせるのでしょう。人種的に差別を持ったり偏見を持ったりするのは短絡的発想。すぐに「だから公務員は・・・」というような人と同様に、自分で作った枠組みで判断するのは簡単ですが、それは本質を言い当てていないと思います。


新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。東証1部が弱い中で、個人投資家に受けの良い新興市場が買われました。売買代金も1ヶ月ぶりの高水準となり活況。ただ、主力は前日の反動もあって売られており、全般的に買いが入った格好。

これは意外に強い印象ですが、来週また東証1部の地合が良くなってくるとそちらに資金を奪われそうな感じ。それでも低位株や仕手株で潤った個人投資家が、値動きの良い新興市場銘柄を物色する流れはもう少し続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】
NEC(6701)は続落。前回「75日線は特に問題ない」としましたが、結果薄商いの中、しっかり上値を抑えられてしまいました。MACDなども暗転してきたことで、もうちょっと反転には時間がかかりそうな感じに。うーん、ちょっと苦しいですね。

その他の総合電機メーカーなども為替がイマイチすんなり円安に向かってくれない中で上値の重さが続いています。特に同社は信用買い残などが大量に溜まっていますから、もう少し市場に流動性が戻ってこないと反転のしようが無いですね。少なくとも8月は戻りの芽が無い感じです。


丸紅(8002)は反落。穀物取引大手ガビロンの買収完了が審査などが長引いているため11月以降にまで延びると伝わったことが嫌気されました。これでは折角の穀物高の恩恵を受けるのは来年以降ということで、非常にガッカリな感じ。

テクニカル的には日経平均などと同様に一目均衡表の雲上限に遅行線が引っかかっている格好。反転の流れが出るにしても、来週中盤以降になりそうです。


ソフトクリエイト(3371)は続伸。引き続き商いが薄い不人気株ですが、皆の気付かないうちにしれしれっと終値ベースでの高値更新に。5日線に乗ったままの強い動きが継続しています。来週は1220円の蓋を外して、また年初来高値更新といけそうです。


【注目銘柄】
シャープ(6753)は大幅続伸。前回も当欄で紹介しましたが、有料メルマガで21日に取り上げ。金曜の日経で「9月以降も主力2行による数千億円の金融支援策が用意され、その他の金融機関に対しても支援要請」と伝わって一段の安心感に繋がる格好に。

また昼には「鴻海の会長が来週来日し、堺工場を見学。その後に共同声明発表」と伝わったことも、出資に関する混乱の払拭に繋がりました。更に14時頃には「テレビ用大型液晶パネルをサムスンやビジオ、ソニー(6758)などに供給」と伝わると、工場稼働率の向上を好感して上げ幅が拡大しました。

何とか金融機関の力を借りて、目先の資金繰りは確保できそうですから、その間に立て直しを急ぐしかありません。鴻海からの出資を10%未満に固執するのであれば、ある程度出資してもらって金融機関に対して体面を取り繕いつつ、新株予約権を付すとかして、将来株価が戻ってきた時の増資を引き受けてもらう形にすれば良いでしょう。

一方、週末の報道などでは結局「出資枠は10%を堅持し、出資額を今の株価に対応させる」という形での合意が伝わってきています。出資額が当初予定よりも減ること、また金曜の大幅高の反動もあって、ADRでは少し反落の動きが出ており、さしあたって月曜はマイナススタートとなる感じのようです。

色々な報道が飛び交いますが、いずれにしてもハッキリしているのは同社に選択肢が少ないこと。今は残念ながら今はAppleなどの一部品屋として再出発するしか無く、経営が安定してきたところで手放した事業を取り戻すしかないですね。今は同社にとって我慢の時と言えましょう。

それはそれとして、テクニカル的には来週にもボリンジャーバンド−σが下げ止まりますから、また一つ下値不安が消える感じです。

一方、メリルリンチが投資判断を最下位にまで引き下げ、目標株価を180円としたことは特段材料視されず。引き続き同社にまつわる様々な好悪材料が流れやすい地合ですが、段々悪材料に不感症になっていることはチャートから読みとることができます。他方、好材料には反応しやすい。株価は先行指標であり、既に陰の極を過ぎたと言えましょう。

こういうところを掴めば、値動きの荒い銘柄を買うことも「投機」でなく「投資」に繋げることができます。今は同社に対して「投資」できる歴史的なタイミングと言えそうです。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。