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日経平均は金曜続伸。前日のNYは新規失業保険申請件数の減少を背景に、ダウは96年以降最長の10連騰で史上最高値をまた更新。
それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。買い一巡後は中国株の軟調さや週末要因もあって一旦は上値の重い展開になったものの、後場からは再度買われる流れに。引けでのFTSEのリバランス買いを見越して、買いが集まってきた格好となりました。
そのままじり高となり、結局引けでしっかり買いが入ったことで高値引け。終値ベースで12500円台に乗せて引けました。売買高は38億株台、売買代金は3兆円弱と膨らみました。
投資判断は「やや買い」。やはり今週は先般「需給要因を当てはめれば、週央が売りのピークになり、週末にかけて上昇する流れも想定できます」とした通りの流れになりました。案外需給要因に左右される形になっており、必ずしも今の相場は「出来高が多いから多少の需給要因は関係無い」と言い切れるほど強くない印象を受けます。
それでも強いことは間違いないです。特に中国の株価が2月以降弱含んでいる中で、ほぼ影響を受けていません。習近平体制になったばかりの中国ですが、新政権になってもこんなに株価が弱いのは、格差是正に対する富裕層への風当たりが強く、株を売って他国に資金を逃避させているからとの見方が強いようです。
と言うわけで、中国の株安は本質的に中国の景気腰折れとは見られていないので、他国に波及しない様子。もっと言えば、その資金が他国に入り込んでくることで、一層株高が演出されているという面もあるようです。
金曜のNYは11営業日ぶりの反落となりましたが、利益確定売りを上手く吸収して幅は小さく収まりました。為替がやや円高に向いたこともあり、シカゴ225先物は12390円ということで、月曜の日本株も小幅安程度からスタートしそうな感じです。
ところで金曜は四季報が発売されましたが、ざっと見るとほとんどの銘柄で「業績回復」「急回復」、そして「最高益」という銘柄も結構目立ちます。明らかに来期の見込みは明るさを増してきており、賃金上昇報道も相次いで世の中の雰囲気も明るさが出てきた感じがします。
ただ、残念ながらバブルの頃に直接恩恵を受けたのは一部の人のみでした。今回も賃金の上昇は極々限定的に止まる恐れがあり、むしろ物価高から「実感無き景気回復」が総意で終わる可能性も否定できません。好景気は待っていても向こうから恩恵を与えにやってこないでしょう。
ですから、自分で恩恵を受けに行くために株式投資は非常に重要なツールになってきます。このブログを以前から読んでおられる方には全く余計な話ですが、ここに気付けるかどうかがまず第一段階です。
ただ、今から株式投資を思い立って今すぐ買うのが果たして賢いかどうかはまた別問題です。私も友人からやたら株の相談を受けるようになりました。昨年までに受けた場合は「誰が何を買っても儲かるんじゃないか」とザックリ言っていましたが、今は「もう少しは上がるだろうけど、これを気に勉強を始めて次の機会を待った方が良いんじゃないか?」と言うようにしています。
結局、勉強せずに週刊誌や他人の薦める煽り銘柄を買って儲けようというのは虫が良過ぎます。そういうのは「今買えば良い」というのはわかりますが、「出口」つまり売り時がわかりません。
色々自分で勉強や体験を繰り返し、一つずつ「もの」にしていくしかないですね。株式投資は決して楽して儲かるツールではありませんが、勉強した分は必ずリターンとなって返ってくるツールです(必ずしも金銭的なリターンになるとは限りませんが)。
将来に繋げるためにも、思い立ったうちから勉強を始めれば、その分将来のリターンを得る機会が早まると思うので、当ブログでもそのお手伝いができれば良いと考えています。
新興市場は「強気の買い」。金曜は両指数共に堅調。久しぶりにサイバーエージェント(4751)など主力ネット株が上昇し、指数を牽引しました。日経JASDAQ平均はまた07年12月以来の高値を更新。
マザーズでの4日連続IPOウォーターダイレクト(2588)は案の定初値付かず。いやー、ようやく新興バブル時の匂いがしてきたような感じです。しかも当時は確か初日の気配値はもっと低く抑えられた気がします。
IPO銘柄を買うのが良いのかどうかは別として、新興市場全体がかなりイケイケな感じです。こうなってくると勢いに任せて行くところまで行くしかないですから、新興バブルが弾けるまで黙って付いていく作戦が一番良いような気がします。
【ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は大幅続伸。相変わらず理由のわからないタイミングでトリッキーな値動きをしますが、金曜も引け間際に突如買われる動き。一応四季報の今期の見込みは順調な増収増益となっていることから、会社側の今期見通し非開示による急落に対し、一定の買い戻しが入ったとも説明できます。
ただ、昨年欧州危機の際に欧州から手を引いたものの、今年からまた欧州市場強化とのこと。うーん、その辺りが何かフワフワしています。もっとグローバル戦略に明確なビジョンを持ってもらいたいですね。
ソフトクリエイトHD(3371)は反発。金曜も順調に東証上場来高値更新。権利落ちに向けて着実な上昇を見せています。こちらも四季報では「提携先獲得交渉大詰め」とあり、近々IRでも出るのか期待が高まります。上場したての頃はとにかく色々な会社と提携していましたが、最近はすっかり大人しくなっていました。
以前エイジア(2352)との資本提携を試みたものの株価急騰で阻止された経緯もありましたが、あれが成っていたら今頃どうなっていたでしょうか?結局その話が出た09年2月がエイジアの株価最安値ゾーンでしたから、見る目はあったような気がしますね。
金曜より買いポートフォリオ入れとなった三井海洋開発(6269)は続落。この地合で軟化は残念でしたが「ベストタイミングかどうかは微妙」とした通り、基本は長い目で見ていく銘柄で。
需給バランスが崩れているのでちょっと上値の重さが気になりますが、今期は最高益圏を目指す計画で、裏付けとなる受注もブラジルなどの新興国でしっかり積み上がっています。業績が最高益なら、株価も最高値5070円をまず目指してもバチは当たりません。
また、国策という観点で見ると、今が一番材料の出やすい時期とも推察されます。何故なら今我が国が置かれている現状を考えてみると、原発停止によるエネルギー不足が日本全体の喫緊の課題です。特に資源の無い国ですから、その影響は大きく貿易赤字拡大の要因になっています。
一方、エネルギーの売り手側の事情を見ると、ロシアは原油を売りたくて日本に接近をしてきていますし、アメリカはシェールガスを売りたいけれども、TPP参加の切り札として出し惜しみをしています。
残念ながらメタンハイドレートの実用化にはまだ何年も時間を要します。ただ「実用化に向けた第一歩が開けた」という事実は、今後日本のエネルギー確保に向けた海外との交渉の大きなカードになります。
ということは、今実現するかどうかは別にして、政府は「実現化に向けて注力している」という姿勢を示さなければなりません。それがカードをより強くします。
であれば、今後メタンハイドレート実用化に向けたバックアップの確約(具体的には予算の増額)アナウンスが次々と出やすい環境にあると言えます。ですから、同社を含めたメタンハイドレート関連株には、材料が出やすい環境であると言えるわけです。
【注目銘柄】
サマンサタバサジャパンリミテッド(7829)は続伸で終値ベースでの高値を更新。こちらは6日に配信の有料メルマガにて買いで取り上げ。翌日は勢いよく上がってきましたが、その後はマザーズ市場の失速もあって一旦調整。しかしその後再度騰勢を強める流れとなっています。
基本、賃金上昇期待による高額消費関連株ということで、ここからの反撃が期待されるところです。不採算事業を切り離した分、今期の見込みは厳しいですが、来期以降の業績改善に期待ができます。
目標株価はまだまだ上なので、また目標達成になりましたら取り上げ根拠などを記載します。
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最近は成績も良くなってきたので、問い合わせも増えています。有料メルマガで相場観を身につけつつ、銘柄選びの参考にしていただければと思います。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。