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日経平均は本日反落。前日のNYは小売売上高が予想を下回ったことや短期過熱感を背景に3指数揃って反落。個別ではAmazonがオンライン薬局立ち上げを発表し、ドラッグストア株が下落。またウォルマートやホーム・デポといった他の小売りも決算が良かったものの反落となりました。VIX指数は22.7ポイントに微増。長期金利は0.9%を割り込んでドル円は104円手前まで接近。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日安値も下回りましたが、5日線辺りで下げ止まる動き。前引けのTOPIXの下落率が△0.53%となったことで後場は日銀ETF買いが期待されます。売買代金は前引け時点で1.0兆円ちょっとと低調。
投資判断は「中立」。一昨日のアメリカ時間からの盛り上がりを考えると、終わってみれば案外普通の値動きに。確かに本質的なところを突き詰めると、ワクチンが完璧に完成したわけでも供給準備が整ったわけでもなく、まだそこまで浮かれて良いような材料ではありませんから。ただ欧州市場で再ロックダウンが始まって第三波の冷え込みから人々を解放するにはもってこいの材料ではありました。
しかし国内はコロナ感染者数がまた増えてきていますね。北半球は冬到来なので増えるのは避けられないとして、中国、韓国、台湾よりも日本の方が増えているのは残念です。まあ私は元々経済を回す方が優先だ、コロナ死者数よりも自殺者の方が多い方が問題だとしているタイプなので正しい施策と思っているのですが、各種「Go To」を実施することで「もうお上がコロナを気にしなくて良い」としているのと同然ですから増えないわけはないですね。
株式市場の方は個別ではコロナ患者数の増加を意識した展開になっているものの、全体的にはコロナを気にしている風ではありません。そもそもアメリカが日本の100倍近い感染者数になっているのに株価は気にしていないのですから、日本の方もロックダウンなどの動きにならない限りは気にしなくて良いのでしょう。ただこの辺りは菅政権に対する支持率にも響いていてくるので、難しい舵取りにはなりそうです。
ともあれ、日本には来年6月末まで6000万人分のワクチンが来ますから、6月末まで半分の3000万人が打つとして、まあ次の夏頃にはコロナがほとんど消えている計算になるとすると、来期下期からの業績改善シナリオを今後織り込んで行く形になります。ですから12月期決算銘柄が出す来年2月にかけて出てくる来期見通しは、より現実的な数字予想になります。
ワクチンが本当に効くかどうかは別としても、もうコロナによる勝ち組・負け組といった選別物色の流れは終了し、(勿論コロナ勝ち組の業績は現実的に良いのでしょうし、逆に負け組の需要で戻らないものも多いのでしょうけれど)一方通行だった流れを巻き戻すきっかけに繋がったのは確かです。
そして来年夏にはコロナが消えるという先が見えてきたので、企業は過剰にため込んだ現預金の使い道を探る段階になると思います。積極的な投資に使うところもあれば自社株買いやTOB、MBOに使うところも出て来やすいでしょうし、アナリストや投資家などから突き上げられやすくなります。これが目先の株価スタビライザー(株価が下がる時の下支え)になりそうです。
実際、それを予見した経営者はTOBやMBOを進めていて、今年は特に多い印象を受けます。逆にファンドの出口案件とした再上場なども多いのですが、総じて市場には資金が循環する方の量が多いように思われます。こういう現預金の多いところを狙っていくのも良い作戦になるかも知れません。
大口機関投資家の中でもGPIFは株高局面では逆張りの売りを粛々と入れるだけでしょう。先般公表された9月末のポートフォリオで日本株の割合は24%でした。そこからTOPIXは5%超上がってきているので、目標としている25%は超えているでしょう。
まあ±8%の猶予はあるので、GPIFが直ちに売るようなレベルではないはずではあります。ただ外債(アメリカ国債)が下落しているので、相対的なポートフォリオの割合はもう少し高まっているはずです。
先々週末時点の裁定残高は売り残が2兆円に対して買い残0.4兆円の差し引き1.6兆円の売り長。前週に比べて1127億円増えました。もうこの辺りの数字が、日本株高を牽引している一因であることは疑いようもありません。
また先々週の投資主体別売買動向では、外国人投資家が現物を3,572億円の買い越し。先物も5,905億円の買い越しと合わせて1兆円近い買い越しということで、先週の上げはやはり外国人投資家主導でした。それに売り向かう国内勢。先週もそんな感じでしょうね。外国人は買いなら買い、売りなら売りを始めたら、しばらくその傾向が続きますから。
ウォールストリートジャーナルでも「台湾や韓国を含めてアジア株に投資好機」という記事を書いていました。要約すれば「ドル安になるから外国人投資家にしてみれば利益になりやすい。米中対立の漁夫の利もあるし、コロナ感染影響も低い」という具合です。まあそれもあるでしょうね。
https://jp.wsj.com/articles/SB11969484842575224431004587091510951011178
不気味なのは最近皆「強気」になってきたこと。野村證券は鬼が高笑いする「来年の」年末の話ですが28000円予想を掲げてきました。
まあそれくらいは全然あり得るとは思うのですが、今まで散々「不景気なのに株高がおかしい」「トランプ大統領再選ならば株高、そうでなければ株安」などと言っていた識者のほとんどが、喉元過ぎれば熱さを忘れたかのようにコロッと宗旨替えしています。この辺りが余計に「そろそろ天井が近いんじゃないか」という気持ちを確信に変えてくれます。
新興市場は「やや買い」。本日は両指数揃って堅調。本日は東証1部が一服なので循環資金がしっかりと新興市場に回ってきました。アメリカの方は小型株指数の上昇の方が顕著なので、日本もそういった流れが来てくれると個人投資家にも恩恵があるのですが。
【ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は大幅続落。先週末高値からの下落率は30%を超えてきました。同業のヤーマン(6630)が今期見通しの大幅上方修正を発表。インバウンド消失やコロナ禍を受ける前の水準を上回る利益見通しを出してきました。
それを受けて東証1部値上がり率上位ですが、MTGの方は逆にマザーズ値下がり率トップ。美顔器のシェアが奪われているという判断になったか、時価総額もすっかり倍以上に差を付けられてしまいました。まあMTGに関してはもう美顔器の会社ではなくホームジムの会社なので、社長も決算説明会ではアメリカのペロトン社を意識しています。この辺りいつ評価が変わるのやら。
日本KFCHD(9873)は続伸。先週の好決算から、改めて同社を再評価する流れになってきています。また足元でコロナ感染拡大が増え、Go Toイートのポイント付与も終了となったことから、改めて同社のテイクアウト需要に光が当たってくる流れ。テイクアウトは一般的に一人当たりの購入単価が高い傾向があり、例年稼ぎ頭のクリスマス需要まで快走が続きそうです。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。