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日経平均は本日反落。前日のNYはロシアへの追加経済制裁を懸念してWTI原油先物は114ドルまで上昇したことで、インフレ懸念が高まり3指数揃って売られる展開に。エネルギー株は買われましたが、特に半導体株指数のSOX指数が2.5%、中小型株指数のラッセル2000が1.7%のそれぞれ下落と大きくなりました。長期金利は2.29%まで低下。VIX指数は23.6ポイントに上昇。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり27700円を割り込んで始まり、その後も次第に売りが続く形。ただ昨日安値を手前に踏み止まると、中国株が軟調スタートとなったところからアク抜け感が台頭。更に日銀片岡審議員が「国内経済下押し圧力が続く中で、より金融緩和姿勢を強める必要」と発言すると、ドル円が改めて121円台に反発。
個別では大手海運会社が共同保有するONE社の巨額投資が伝わったことで将来的な配当金減額懸念から海運株が大きく売られ、自社株買いが伝わったトヨタ(7203)が買われる展開に。売買代金は11時時点で1.3兆円台とそこそこ。
投資判断は「やや買い」。為替の円安が続いています。短期筋のポジションも確かに円売りに傾いてはいるものの、水準や増加幅を見るとそれ程極端に増えたわけでもありません。短期筋の仕掛けではなく、純粋に円が売られているという展開です。そして結構皆が皆「ここからは節があるので一段の円安は難しい」「円高反転する」と言っているので、どうも容易に止まらないんじゃないかという気がしています。
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アメリカの金利に関しては、3年債と10年債は既に逆転現象が生じ、逆イールドの状態になっています。2年債とのイールドスプレッドも0.19%にまで縮小。
一応先般も指摘したように、逆イールドに向けた流れは恐らく反転できないものの、逆イールド発生から株価大暴落まではタイムラグがありますから、日々気にする必要は無いでしょう。ただ景気先行指標として時々確認しておきたいところではあります。
とりあえず、利上げ初動部分さえ乗り切れば、過去を見ても利上げ局面はむしろ株高の局面。利上げできるだけ景気が良いという裏返しでもありますから、今から景気後退を心配するのは、さすがに鬼が大笑いする段階と言えるでしょう。
商品市況に関しては先週原油や銅も強い一週間だったので正に全面高。たださすがに改めて3月高値を付けるわけではなく、金や穀物はやや強いという程度だったので、相対的にはまずここまで安かったもの中心に買い戻しが先行したという感じです。
先週にFOMCなどのメインイベントを通過してしまったので、今週は目立ったイベントがほとんどありません。ただ通過した分、FRBの連中のコメントが解禁になり、毎日誰かのコメントが伝わるような日柄です。
本日は欧米のPMI。シカゴ連銀総裁の講演。あとEU首脳会議にバイデン大統領が参加します。
25日(金)は日本の消費者物価指数の発表。ドイツでIfo企業景況感指数が出ます。
過去アメリカのクアドルプルウイッチングデーの翌週初は、日本株がとにかく下がりやすいというアノマリーがありました。一昨年6月以降7回連続安で、特に昨年12/20が607円安、その前9/21が660円安、更に6/21の953円安、3/22が617円安・・・と下げ幅が大きくなっていました。そもそも昨年6月以降はアメリカ株自体がウイッチングデー前日から売られていた影響がそのまま出ていました。
一方、今回は逆に前日から買われる動きになっているので、アノマリーは破られました。その後どこかで反動安が出てくるのが自然でしょうけれど、余程プーチン大統領がまた変なことをしない限りは、外国人買いを中心とした巻き戻し相場を期待できそうです。
他のアノマリーとしては「3月はメジャーSQ以後9営業日は高い」というものがありますが、まあ既に十分強くなってしまったので、先行きを占えるようなものではないですね。ただその背景にある「3月権利取り」「信用空売りの名義戻しの買い戻し」「配当再投資買い」といったところは、やはり先週から強く意識されているように思われます。特に再投資買いは計1兆円規模の買い需要観測が出ています。
更に世界的に1Q(1-3月)で株価が下落した分、リバランスで「債券売り、株買い」の動きが出るという声もあります。日本ではGPIFが代表的ですが、各国毎に年金基金などが巨額運用をしています。どこも図体が大きいので一度にポジションを入れ替えるなんてことはまず不可能で、特に4月入りなどの四半期毎の節目で動き出しやすい組織構造があります。
また日本の場合は期末が近づくと、一旦自社株買いなどは封印されます。というのも、期末の株価操作になりかねないので自主規制が求められます。それが4月から改めて再開されるので、こちらの買い需要も期待されています。
何より円安が株価には何だかんだで効いていると思います。ただ3月中は良いとして、4月は為替動向にあまり季節性が無いのですが、直近2年は4月は円高基調。特に昨年は見事に3/31が円安のピークで、4/23まで円高に振れました。円高反転した時にまた株式市場が為替に影響を受けやすい地合となっているか否か。4/1には早速日銀短観が出てきますが、そこでまた企業の前提レートが推し量られることになります。
新興市場も「やや買い」。本日は両指数共に軟調。朝方マザーズはプラスに切り返す場面があったものの、結局マイナス圏に沈む流れ。アメリカでNASDAQが弱かったことやラッセル2000が弱かったことなどが買いの手を引っ込めさせる形になっています。あと一週間で終わってしまう市場ですが、有終の美を飾るのは難しそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
トヨタ(7203)は続伸。昨日は期末が近い中でまさかの自社株買いを発表。規模は同社にしては少なめですが、それでも「賃金も上げたんだから、自社株買いしても良いだろう」という岸田政権に対する気概を感じられ、さすがトヨタだという感じがします。足元の円安も当然追い風です。
今回初の試みでエントリーとしたアメリカ株のディア(DE)は続伸。特に昨日はアメリカ株が弱い中でもしっかりで5連騰となりました。小麦の穀倉地帯であるウクライナの半分で作付けができないという事態になっており、むしろ来年の小麦価格の上昇の方が深刻のようです。先進国で農家も増えるかも知れませんね。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。